看護研究概論

看護学研究科看護学専攻
科目コード
授業科目
101
1年
学 年
担当教員
看護研究概論
Introduction to Nursing Research
開講時期
前期
単位数
科目区分
共通科目
必修・選択別
必修
2単位
滝内 隆子(科目責任者)、前田 修子、坂井 恵子、
平松 知子
時間数
30時間
授業形態
講義
授業目的
看護研究の原理と方法に基づき、その遂行と発表方法及び論文作成について学修
し、社会に還元できる実践的な研究能力を修得する。さらに、研究者としての倫理観
を養う。
到達目標
1)看護研究の原理と看護研究の種類について理解できる。
2)看護研究のプロセスと研究論文作成及び発表方法について理解できる。
3)看護研究における倫理的配慮について理解できる。
授業の概要
看護研究の原理、看護研究の種類、看護研究プロセス(問題意識の明確化、
Evidence-Based Practice: EBP、PICO、PECO)、文献クリティーク、研究目的・意
義の明確化、研究方法と研究枠組みの明確化、データ収集方法と分析方法、考察)
と発表方法について学修する。また、看護研究における倫理的配慮について学修す
る。
成績評価
ディスカッションの参加状況20%、プレゼンテーションの内容(創造性・理解力)
40%、リポート内容40%
教科書等
【教科書】
・D.F.ポーリット、C.T.ベック著、近藤潤子監訳:看護研究-原理と方法(第2版)、医学
書院、2010.
【参考資料】
・ナンシー・バーンズ、スーザン・K・グローブ著,黒田裕子他監訳:バーンス&グロー
ブ看護研究入門-実施・評価・活用-、エンゼビア・ジャパン、2011.
・小笠原知枝、松木光子編:これからの看護研究(第2版)、ヌーベルヒロワ、2007.
事前事後学習
留意事項
実施回
・看護研究に関する研究論文を系統的に読み、基礎知識を得ておくこと。
・各授業で学習した内容を関連させて整理しておくこと。
・主体的な参加と取り組みを期待する。リポート提出厳守。
授業内容
担当教員
1
ガイダンス、看護研究の意義と活用
滝内 隆子
2
看護研究の種類、看護研究のプロセス1:問題意識の明確化、
EBP、PICO、PECO
滝内 隆子
3
看護研究のプロセス2:文献検討の方法(PICO、PECOを用いて
前田 修子
エビデンスを検索)
4
看護研究のプロセス3:文献クリティークの方法と実際
前田 修子
5
看護研究のプロセス4:文献クリティークのプレゼンテーションと
ディスカッション1
前田 修子
6
看護研究のプロセス5:文献クリティークのプレゼンテー
ションとディスカッション2
前田 修子
7
看護研究のプロセス6:研究目的と意義の明確化
坂井 恵子
8
看護研究のプロセス7:研究方法、調査方法
坂井 恵子
9
看護研究のプロセス8:概念枠組み
坂井 恵子
1
実施回
授業内容
担当教員
10
看護研究のプロセス9:質的研究の方法論
11
看護研究のプロセス10:質的研究におけるデータ収集方法と分
平松 知子
析方法
12
看護研究のプロセス11:研究結果の学術的検討
平松 知子
13
研究計画書の作成と論文作成
平松 知子
14
看護研究における倫理
滝内 隆子
15
研究成果の公表方法、まとめ
滝内 隆子
2
平松 知子