受賞者ギャラリー - 日本広告写真家協会

お仕事の貰い方
今回は2名のAPA 正会員の方にシミュレーションとして
貴方のプロフィールの作り方を我々に
プレゼンテーションをして欲しいとお願いしました。
作品の選択からレイアウト全てをお任せです。
お願いした条件
1.
2.
3.
4.
5.
5枚以上の掲載された広告写真を使用する事
レイアウト全てを考えて頂きたい
顔写真とプロフィールを載せる事
使用する写真の許可を関係者から頂く事
A4の2ページ
(A3)の中で収める事
PHOTOGRAPHER
4-5
YUKO SHINDO
進藤祐光
APAアワード2008 写真作品部門 文部科学大臣賞受賞
6-7
MASANOBU YOSHIMURA
吉村政伸
APAアワード2008 写真作品部門 奨励賞受賞
PHOTO BY HIDEAKI KANNO
3
進藤祐光
川部米応
APA(社)日本広告写真家協会正会員
APA(社)日本広告写真家協会正会員
広告主:glück
広告主:Chacott
2
5
4
吉村政伸
[email protected]
APA(社)
日本広告写真家協会正会員
白鳥真太郎氏に師事
2005 APA公募展奨励賞
2006 独立
JPA展グランプリ
2008 APAアワード2008
写真作品部門 奨励賞
7
『バナナ』
○APAをいつごろ知りましたか?
昨年専門学校へ入学し、授業でAPAアワードの募集
要項を頂いて知りました。
○応募は何回目ですか?
初めての応募になります。
SAITO, Tamaki
1980年東京生まれ。東京学芸大学大学院卒業
(教育心理学修士)
。日本写真芸術専門学校2部
在学。E-MAIL:[email protected]
9
○あなたの今の立場は?(写真学生、一般学生、広告
写真家、その他)
写真学生です。
○今回の受賞で何か変化はありましたか?
未知の広告写真業界で活躍されていらっしゃる大先生
方に実際にお会いでき、沢山のご指導を頂くことがで
きました。そのことが現在も大きな糧になっています。
○写真家活動の今後の目標は?
どんな形でも、写真を撮り続けられればと思います。
○あなた自身を売り込む為のコメント
実験と挑戦を怠らないよう、常に学び努力し続けてい
きたいと思います。まだまだ学習の途にあり、作品も
私自身も成長し続けておりますので、よろしくお願い
致します。
○APAに期待する事
私にとってAPAは憧れであり目標であるので、その
ような存在であり続けて頂ければと思います。
APAアワード2008
奨励賞受賞
井 基 次 郎 の﹁ 檸 檬 ﹂ を も と に、
私 が 日 常 風 景 に﹁ 爆 弾︵ サ プ
齋藤圭芸
梶
ライズ︶
﹂を仕掛けるとしたら、とい
うイメージを写真にしました。
Q&A
APAアワード2008
写真作品部門
APAアワード2008
金丸重嶺 賞 受 賞
守谷美峰
受賞者ギャラリー
揺
るぎ無い個性と存在感をもった彼女
達。出来上がった作品を見て、改め
て﹃美﹄とはそうゆうものなのだと感じま
した。
今回の作品は、見た人が、その先を想像
できるようにタイトルも含めて少しずつバ
ランスを崩して制作しました。楽しんでも
らえると嬉しいです。
Q&A
○APAをいつごろ知りましたか?
大学生の時。
『BEAUTIFUL LIFE』
○応募は何回目ですか?
初めて。
○あなたの今の立場は?
フォトグラファー。
○今回の受賞で何か変化はありましたか?
初対面の人にブックを見てもらう時に「これ…
見た事ある」と言っていだだける事。とても嬉
しいです。
○写真家活動の今後の目標は?
仕事以外で、作品を制作し続けていくこと。
○あなた自身を売り込む為のコメント
常に、遊び心を持ってモノを作る事です。
仕事の場合でも、慣れてしまわずに新鮮な視点
で撮影できると思っています。
仕事では、鮮明な描写や、オーソドックスな写
真を求められる事もありますが、それでも目を
引く写真を撮るのが、フォトグラファーの役目
だと思っています。
MORIYA, Mihou
日本大学芸術学部写真学科卒業後、現在フリー。
広告・雑誌などで活動中。
印刷物だけではなく、写真や動画などを用いて
舞台やイベントなどの映像制作も行っている。
2008年、
ミクロネシアにある無人島
「JEEP島」
をテーマにしたグループ展「CONTRAST's」
を開催。
8
○応募は何回目ですか?
初めてです。
○あなたの今の立場は?
「オッサン」ですが写真学生です。
○今回の受賞で何か変化はありましたか?
まだお仕事には直結はしていませんが、旧会社
やプライベートの仲間達がたくさん展示を見に
きて下さり、たくさんの祝勝会を開いてくれま
した。
○写真家活動の今後の目標は?
作品制作という観点では、人の心に優しさや気
持ちよさ、または光そのものをトリガーとして
撃ち込める作品を制作することです。また、現
実生活という観点ではお仕事としての写真活動
の足場を作ることを目標にしています。
○あなた自身を売り込む為のコメント
僕は国際通信ビジネスの最前線で約20年働い
てきました。そのおかげで世界中の通信キャリ
アや官公庁・大企業の方々とお付き合いさせて
いただく機会に恵まれました。一方、現代のビ
ジネス社会において人々がどれだけ悩み苦しみ
ながら生きているかを体感しています。そんな
僕にしかできない写真が絶対にあると考えてい
ます。
○APAに期待する事
現在活躍されている写真家の方々と僕のような
修行中の者が交流できる機会を与えていただけ
れば有難いです。
FUKUIE, Masataka
1967年香川県生まれ。KDDI(旧KDD)にて主
に官公庁・大口法人向け国際専用ネットワーク
のオペレーション業務に従事(2003年よりマ
ネージャー)
。2007年プロ写真家を目指し同
社を退職、バンタンデザイン研究所フォトグラ
フィ科に入学。
11
『Real Doll』
APAアワード2008
○APAをいつごろ知りましたか?
写真作品制作を始めた1997年頃に知りました。
学生賞受賞
は、 と あ る き っ か け か ら こ の
子︵ 人 形 ︶ と 出 会 い ま し た。
福家正高
僕
その瞬間物凄いリアルさと存在感に
驚きました。また、このような人形
を作る作家さん達がいて、子供に恵
まれない家庭の人々が人形達を待ち
続けているという実態を知り、深い
悲しみと愛を感じました。本作品の
真の目的はこのような世界の存在を
人々に伝えたいという想いです。今
回はその第一歩として、この子の持
つリアルさと透明感を表現し驚きを
伝えたかったのです。
Q&A
APAアワード2008
写真作品部門
受賞者ギャラリー
APAアワード2008
奨励賞受 賞
西村 恵
寒
い
とにかく寒い日でした。そんな
日にちょんまげズラにふんどし一丁
でシャッターを切っていた自分にサプライ
ズ ︵嘘です︶
この写真は、本当に多くの人の助けを借り
て完成しました。協力してくれた全ての人
に感謝の気持ちでいっぱいです。
I ♡NY
『Look at me』
!!
!!
Q&A
○APAをいつごろ知りましたか?
APAは、学生のころから知ってはいましたが
身近な存在としては感じたことはありませんで
した。あれから時間もたち広告写真家となり始
めて応募しました。
○今回の受賞で何か変化はありましたか?
今回、激励賞という賞を頂き、周りの方にも写
真見たよなどと言っていただき反響を感じまし
た。
今後は、広告作品部門での賞も受賞したいと思
います。
NISHIMURA, Satoshi
1978 千葉県生まれ
2000 アマナ入社
2005 Voile 入社
ボォワル
03-3470-4221
108-0022東京都港区海岸3-9-18
[email protected]
www.voile.jp
10
data
撮影場所:日光東照宮 ‐ 輪蔵
機 材:Sinar C
NIKKOR SW 75mm F4.5S
NIKKOR SW 120mm F8S
F I L M :Kodak Professional E100VS 4×5
13
ア ナ ロ グ カ メ ラ を 担 い で 旅 へ。
坂本隆志
4月下旬、まだ桜の残る日光に行く。東
照宮には子供の頃から何度も足を運んでい
る。今迄さほど気にも留めず、傍観してい
た建造物がきらびやかな色と存在感で輝い
ていた。
5月8日、余韻が醒めない内にと早朝、
日光に向かう。駐車場からレンズを入れた
リュックを背負い、ジナーを担ぎ、ホルダ
ーケースを持ち階段を上る、キツイ!少
し前まではこうやってよく出かけたものだ
が。フィルムの重さを感じる。カメラをセ
ット、アングルを決める、引き蓋を抜く、
気持ちを込めてシャッターを切る。ホルダ
ーの内に思いが写った気がした。途中、温
泉で疲れを癒しつつ帰路に着く。
翌日、現像が上がり、期待感と少し緊張
感が走る、フィルムをビュワーに並べる。
思い描いた仕上がりに満足、さすが、絵に
インパクトがあるなあ…!
仕事においても作品制作においてもデジ
タルに頼りがちになる今日この頃。たまに
は銀塩と遊んでみよう。心地良い疲労感に
浸れる事請け合い、しかし侮るなかれ、イ
ージーではないシビアさにしっぺ返しをく
らわぬようにご注意を、フィルターワーク
も大切に!
APA(社)日本広告写真家協会正会員
1951年大阪生まれ 森本菊夫氏に師事
1978年株式会社フォトマス設立に参加 その
後代表取締役
2006年コダックフォトサロンにてStill Life
2006 Vol.1個展開催
APAアワード2008『古都図鑑』で奨励賞
商品(時計・ジュエリー・OA機器・カメラ等)
を中心に撮影
最近は日本の風景を撮影する事に力を入れる
http://homepage.mac.com/photomas/
12
『もう少し右に!』と額縁をもっていてくれる友達に声をかけたり、思った通り
の写真にするために川を行き交う船がいい位置に来るのを待って撮影するなど、
額縁への風景の入れ方をよく工夫していた。
写真/城ノ下俊治・佐藤正樹
悩みながらつけた題名と文章でさらに表現が広がる。
メラを持って活動できた風景
ける
●写真に題名とコメントを付
ってもらったり、何かに引っ
課題としては、額縁越しに
撮影する時、額縁を友達に持
ての短い文章を付けました。
を選んで、題名と写真につい
も達は、そこからさらに1枚
にあふれたものでした。子ど
が、どの写真も、子ども達一
2Lサイズで2枚の写真を
プリントしていただきました
PAのご協力で一人一台のカ
を選ぶ楽しさ、撮影する楽し
さを十分味わうためにとても
かけてからおさえてもらった
人一人の造形的な表現の意図
りしなければならないことが
﹁桜の冬
﹁緑の中の音楽会﹂
ごし﹂﹁遠くまでの子犬の道﹂
有効でした。
挙げられます。しかし、これ
も見方を変えれば、友だちと
ものの見方を共有できる機会
てきました。また、文章から
で表したかったことが伝わっ
行く﹂など、題名からも写真
楽しくかかわり合い、互いの ﹁ぐんぐん光をたもちながら
ともなったので、よかったの
いました。
ーを切っている様子が表れて
神経を研ぎ澄ませてシャッタ
瞬の組み合わせや動きなどに
風景と人・生き物・物との一
面白さを意識していたこと、
とを通して、いつも光や影の
は、子ども達が写真を撮るこ
ではないかと思います。
●写真を選ぶ
学校に戻って、撮影した
枚ほどの写真の中から2枚を
選びました。子ども達は、﹁2
枚しか選べないの?いいのが
いっぱいあって迷っちゃう﹂
と苦労して選んでいました。
文・竹内とも子
形経験になったと考えます。
す他の学習内容でも生きる造
工夫するなど、絵や立体に表
は、光や影に着目して構成を
ではないでしょうか。さらに
性を感じる機会でもあったの
表現の楽しさを味わい、可能
また造形的なものの見方を
深めると同時に、写真による
りました。
さや面白さに気付く機会とな
ることや、身近な風景の美し
によって、多様な見え方があ
子ども達にとって本実践
撮影時に風景をどう切り取 るか選ぶことに続き、ここで は、視点の違いを感じ見る人
も
﹁選ぶ﹂
活動がありました。
見比べながらよりよいと感
じるものを選ぶものの見方・
考え方をはぐくむ上でも重要
な活動です。
授業後も何人もの子ども
が、
﹁楽しかった∼﹂
﹁写真い
つできる?﹂と声をかけてき
て、活動への満足感と次の活
動への期待をもっている様子
でした。
題名とコメントを付け
て友達と互いの作品を
見合う︵1時間︶
15
20
APA社団法人日本広告写真家協会
出版情報事業部
﹃美術授業にカメラ﹄の
実践記録です。
企画編集/鈴木英雄
見方を深める﹂ことにあります。
学習の展開としましては、風景を入
れる額縁づくりに2時間、カメラの
使い方・撮影・写真の選択に2時間、
事 後 の 鑑 賞 活 動 に 1 時 間 の 計5 時 間
扱いで次のように行いました。
写真/鈴木英雄 な風景を見つけ撮影するので
授業で、この額縁越しに素敵
縁づくりを行いました。次の
開全体の説明をしてから、額
本時の撮影の前に、活動の
見通しがもてるよう学習の展
して、
片方の手で額縁を持ち、 ●カメラに慣れよう
した。額縁の大きさを小さく
をもって楽しく表現していま
と夜のイメージなど、テーマ
いの森、海、乗り物、花、昼
た。子ども達は、自然いっぱ
りさらに絵を描いたりしまし
ールで飾りを付け、着彩した
適した材料でした。片面段ボ
た。
ある程度の大きさが必要でし
係の楽しさを生かすためには
ントが合い、風景と額縁の関
したが、風景と額縁両方にピ
用務、主事も子ども達の安全
APAの皆さん方や、担任、
同時に、こうした安全確保の
は、風景の造形的な好条件と
理由です。撮影場所の選択に
ここを撮影場所として選んだ
的安全な場所であることが、
額縁づくり︵2時間︶
す。額縁づくりの土台となる
シャッターの切り方、ズーム
が考えられます。
の方の協力を得るなどの方策
活動を行うためには、保護者
す。人的な配置では、今回は
条件を満たすことも重要で
枠は厚手の黄ボール紙です。
の仕方を講師の先生に教えて
点から撮ることによって、対
みつけて
●額縁越しにすてきな風景を
その他、現地で必要に応じ
てフラッシュの設定などを教
視点のよさを褒めてくださる
りました。しかし、撮影時の
撮ろうか迷っている様子もあ
カメラを手にした子ども達
は、はじめのうち、何をどう
わっただけで、子ども達はす
もち、授業後半には撮影にす
っかり慣れていました。
訪れている場所です。永代橋
時間、地域清掃などで何度も
く、社会科や総合的な学習の
歩 道 で す。 家 や 学 校 か ら 近
なり切っていました。
もまるでプロのカメラマンに
などと声を出し、撮影ポーズ
来い来い!いいね、
いいね!﹂
ンスを待ちながら、﹁よーし、
あること、視界が広がると同
ども達にとって身近な場所で
く、人々が行き交います。子
道には桜並木などの植物も多
られます。
の価値判断をしていると考え
考え方を総動員してたくさん
形的なものの見方・感じ方・
の間、子ども達は、自分の造
自動車が入ることのない比較
ある場所であること、また、 そうした価値判断の連続の
ような学習活動において、A
時に、近付いて撮る楽しさも
は船が行き来しますし、遊歩
ョン群が見えます。隅田川に 撮ろうかと迷い、試し、決
定してシャッターを切るまで
や佃大橋、佃島の高層マンシ
行き交う船やカモメを額縁
学校を出て、撮影場所へ移 動。 撮 影 は 隅 田 川 沿 い の 遊 に入れようとシャッターチャ
●撮影場所へ
影を楽しんでいる様子でした。 APAの方々の一言に自信を
ぐにカメラの扱いに慣れ、撮
いてのお話もありました。
象の見え方が異なることにつ
ました。また、さまざまな視
いただき、隣の友達を撮影し
カメラの使い方・撮影・
写真の選択︵2時間︶
扱いやすく子ども達にとって
一人で撮影する方法も考えま
な学習をささえてくださいま
まず教室で、デジカメの使
い方について、
電源の入れ方、 した。普段の授業で同じ学習
額縁越しに風景を見て、写真に撮る活動を通して、子どもたちは
身近な風景のよさや新たな見方を発見する。
美術
授
業
に
カメラ
平成 年2月
題
材
名
﹃
い
つ
も
の風景再発見
﹄
名
20
習のねらいは、
﹁写真を撮る
こ と を 通 し て、 視 点 の 違 い
を感じ見る人によって多様な見え方
があることや、身近な風景の美しさ
や面白さに気付き、造形的なものの
学
第3学年
竹内とも子教 諭 の 授 業
︵現・千代田区立九段小学校︶
東京都中央区立明正小学校
20
14
完成した作品を見ると見事に物語と画がマッチしている。
いろいろな角度からモデルを撮る様がほ
ほえましい。
写真/城ノ下俊治・佐藤正樹
●学校に戻り
した図画工作の実践をお勧め
担任の先生にこそ写真を生か
ぶという活動はその子どもな
3年生の実践同様、写真を選
通りに表現できたと感じる場
では、子ども達にとって思い
した本題材のような取り組み
本実践全体を通して新たに
気付いたことは、写真を生か
す。
層効果的に行えると思いま
します。他教科との関連を一
写真を4枚選ぶ
びました。どれを選択するか
撮影したものから、お話づ
くりを前提に4枚の写真を選
りの造形的な価値判断をはた
面が、どこかで必ずあるとい
かなり迷っていたようです。
らかせ、ものの見方・考え方
うことです。自分の分身を思
を深めるものです。
い通りに立体に表すことがで
きなかったと感じている子ど
もも、写真を撮る時に楽しい
選んだ4枚の写真を並べ、
子ども達は物語を考えまし
発想がすばらしくて、友達に
を使ってお話をつくるときの
ことができます。4枚の写真
4枚の写真を生かして
物語をつくる︵2時間︶
た。写真の順番を変えると、
発想をして撮り方を工夫する
先週まで考えていたものとは
ました。このような取り組み
も大満足と感じる表現もあり
違うストーリー展開になり、 ﹁面白い﹂と絶賛されて自分
迷うと同時に、楽しさもある
写真を操作し見る活動を通し
が思い浮かばない子どもも、
しょう﹂という提案ではお話
どちらにしても、ただ﹁起
承転結のあるお話をつくりま
す。
よさがここにもあると思いま
いう道具を造形表現に生かす
ことだと思います。カメラと
現のよろこびを促す、大切な
の特徴は、子ども達の造形表
様子でした。
て楽しく発想が広がります。
ちょうど国語でも﹁はじめ、 他にもすてきだなと感じた
ことは、撮影後、背中に分身
り、本題材のような取り組み
を書く学習を終えた頃でもあ
たがって、つくったものへの
す。子ども達は撮影するにし
る子どもの姿があったことで
をのせて休み時間に遊んでい
なか、おわり﹂を考えて文章
は、国語力を高めることにも
た。
愛着を増していたようでし
つながる可能性があります。
このことは、3年生の実践
でも言えることでした。写真
があるから、そこから表現し このような写真の楽しさや
可能性を、今後も造形的な表
現や鑑賞の活動に生かしてい
たかったことの説明ができた
り、詩が生まれたりしていま
きたいと思います。
文・竹内とも子
した。私は図工専科ですが、
17
美術授業
に
カメラ
企画編集/鈴木英雄
名
題材名﹃ここにいるよ
﹄
第4学年
本
年2月
時間扱いで次のような学習の展開で
行いました。
こにいるよ ﹄の活動内容です。全4
漫画のようなストーリー性のある表
現にしようとしたものが、本題材﹃こ
の中のさまざまな場所に置いて撮影
し た 後、4 枚 の 写 真 を 選 び、4 コ マ
実践のねらいは、
﹁写真を撮
ることを通して、多様なもの
の見方をはぐくみ、創造的な造形表
現を促す発想や構想の能力を高める﹂
ことにあります。
子 ど も 達 は、本 題 材 の 前 に、自 分 の
分身のような想像の生き物やキャラ
クターを考え、立体に表わす造形活
動を行っています。その作品を公園
竹内とも子 教 諭 の 授 業
︵現・千代田区立九段小学校︶
東京都中央区立明正小学校
平成
22
20
写真/鈴木英雄 子供たちは、まるでキャラ
クターの映える場所を知っ
ているかのような見事なフ
レーミングだ。
●カメラの基本的な
カメラの使い方・撮影・
写真の選択︵2時間︶
ると、まわりの物が大きく見
しました﹂
﹁人形の目線で撮
かったのでたくさんの発見を
な風にじっくり見たことがな
使い方を知る
した。なかには撮った写真を
ムやフラッシュも使い始めま
て、カメラを触りながらズー
いたりすることがわかりまし
形の向きで悲しんだり喜んで
ったり、
下から撮ったり﹂
﹁人
考えて写しました。上から撮
えた。
人形の気持ちになれた﹂
カメラの使い方について
は、3 年 生 同 様 す ぐ に 慣 れ ﹁ちゃんと物語になるように
気に入らないからと消去した
使い慣れている子どもも少な
ろかったです﹂
﹁友達と一緒
との出会いもあるのでおもし
がら点々と動き、友達の人形
﹁人形が場所を変わりな
り、
動画を撮ったりするほど、 た﹂
くありませんでした。
で表した﹁分身﹂の芯は、ア
変化のある公園です。前題材
水場や岩など、小さいながら
学校の前の公園で撮影。遊
具がカラフルで、
樹木や植物、
たです﹂
まった。とてもおもしろかっ
と勝手に手が動いて撮ってし
と思いました。ひましている
ーリーがつくりやすいんだな
に撮ると一人で撮るよりスト
●写真撮影
ルミ線と新聞紙でできていま
す。それに色紙を貼ってつく 本時での子ども達は、いろ
いろな場所でさまざまな撮
り、ぶら下げたり、水に映る
分身を遊具や木の枝に置いた
と﹁もの﹂の特徴を生かし、
ども達は、それらの﹁場所﹂
を変えることができます。子
いるので、さまざまにポーズ
こからいろいろ考えるんだ
A P Aの鈴木さんから、
﹁こ
を少し心配していたところ、
たかのようでした。そのこと
ども達は撮影に飽きてしまっ
た。一通り試してみると、子
り方を一気に試していまし
りました。アルミ線が入って
ように工夫したり、さまざま
そんな子どもの言葉には、次
しみを感じていたようです。
ことに気付き、写真を撮る楽
して、子ども達はさまざまな
そして、写真を撮る活動を通
工夫して撮影していました。
び活発に撮影を始めました。
になかった方法をみつけて再
うとしたりするなど、今まで
から滑らせてその一瞬を撮ろ
てたくさん並べたり、滑り台
は、友達の分身と組み合わせ
と、その言葉通り、子ども達
な方向から撮ったりするなど、 よ﹂との言葉。しばらくする
のようなものがありました。
撮ったところでどんどん手が
いただいた出来事でした。
いることに改めて気付かせて
一見活動が停滞している時
﹁最初はどこで写真を撮れ ばいいか迷いましたが、1枚 に、実は新しいことを考えて
動きだしました。公園をこん
16
思い出される。
来ると予測せざるを得なかった事が
その時多くの写真家は次は写真界に
ン作業をしている姿を見たときだ。
でとはまるで違うスタイルでデザイ
然コンピューターの前に座り、今ま
の作業をしていた彼らが、ある日突
ピンセット、トレースでの拡大縮小
デザイナーの制作現場はカッターや
これからもシャッターを押す行為は
する者としての自覚に変わりなく、
ルでも撮影優先に考え、写真を表現
する。今後も多くの写真家がデジタ
優先する為の写真制作は淋しい気が
でもあったが、事後の画像処理が最
ていた事が広告写真家としての誇り
は撮影の段階で多くの表現を卓越し
かは、個人の主観に委ねるが、本来
黒く変色しますね﹄この性質を利用
は﹃銀食器は素手でさわるとすぐに
例えば銀塩フイルムを説明する時に
も記録して残しておきたいものだ。
ておきたいし、多くのアナログの技
ポジフィルム撮影の話もここに書い
している。
に富士フイルムがフォトラマを発売
のポラロイドや日本では1981年
には必需品のインスタントフィルム
したのですよ。この話をするとだい
永遠に続くと信じる。
記憶媒体の移行
モニターで確認する。時代が変わっ
換して記憶媒体に送られ、そのまま
CMOS︶が光を受け電気信号に変
する。例えば、私の時代にはマグネ
た。今度その手の企画を考える事に
の精神を受け継いで欲しいと考え
書き記し、次世代に残す事で写真家
今回、今忘れられないうちに無く
なりつつ有る機材の知識や匠の技を
書に書いていないものだ。現実的に
ておく事は容易いが、匠の技は教科
えるレベルなら教科書として保存し
今は記憶の中に有る技も時間と共
に忘れられてしまう。写真学校で教
たい受ける。この辺の事も詳しい人
たと嘆いている間にさっさと次の時
今の
匠の技 アーカイブス
代にワープしてしまうから恐ろしい。
シュームは経験したことがないが、
代のカメラマンやアシスタ
にこれから書いて頂こう。
デジタル写真での仕事の割合は語る
フラッシュガンは何回か経験した。
デジタル写真撮影ではフィル
ム に 替 わ り、 受 光 体︵ C C D ,
までもなく伸び続け、何ら弊害にな
22
るものは無いが、撮影中の写真家だ
る、発光したら球を1回ずつ取り替
1950年代の映画によく登場す
珍しくない。匠が覚えている間にこ
ントは初めからデジタルオンリーも
こに書いておけばAPAの 年史や
えるタイプのものだ。プレス球の
Bと言う言い方をしてい
けに許されていたファインダーから
Bや
た。フラッシュメーターなんぞ無い
や
クターの気分になるのには善し悪し
時代だから撮影露出は距離で計算し
おそらく初めて人物が写った写真
(ダゲール撮影・1838年頃)
がある。現像の仕上がりまでの緊張
16
ていたのを思い出す。フィルム撮影
れ、立ち会い人のほとんどがディレ
の映像情報がモニターにて共有さ
20
に行くのだろうか?
広告写真家は、そしてAPAはどこ
出て来る。
まで責任を持つのか﹄と言う問題が
ロ写真家として﹃映像に対してどこ
通﹄であるからだ。そこで今後はプ
何故なら、アナログでは匠の技も
デジタルでは何の苦労もなくが﹃普
らの人が考えればいい事だ。
ば良しとする。役に立つかはこれか
を書き記し、残しておく事を考えれ
ないと姑息にも考えた。我々は歴史
るほど﹄と感心して貰えるかもしれ
100年史を作る方が見た時に﹃な
75
﹃写真の日﹄以外にも皆で考えたい。
19
11
感までが無くなったのを良しとする
ダゲレオタイプで撮影された写真
(ダゲール撮影・1837年)
年にオランダ人から長崎にもたら
上野彦馬に関する写真事暦に﹁天保
年上
︶年の松木弘安筆
され、島津斉彬を写した⋮﹂
および、
1907︵明治
の﹃寺島宗則自伝﹄に﹁天保
40
◎鈴木英雄
社団法人 日本広告写真家協会 副会長
これらの事柄が誤りであることが確
基に制定されたが、その後の調査で
津斉彬銀版写真﹄の複写した写真を
今回、幣誌の為に尚古集成館より
﹃島
文化庁より指定を受けた。
板写真が写真初の重要文化財として
の方法論に近いと確信している。
真の文化向上と芸術性を高める唯一
ら認識は持って貰いたい。それが写
術としての位置づけを児童のときか
芸術論を述べるつもりはないが、美
なったのかもしれない。ここで写真
認さている。しかしながら、当協会
お借りする事が出来た。
︶年4月、この銀
はこの6月1日を引き続き﹁写真の
常に不満の部分を改良に導いた結果
170年の間、映像を残す記憶媒
体の開発が常に行なわれた。それは
写真界に黒舟
日﹂として、表彰事業や﹁東京写真
大河ドラマ﹃篤姫﹄で高橋英樹が薩
摩藩主
﹃島津斉彬﹄を好演している。
是非、TVでも撮影風景を再現して
欲しいものだ。
であった。しかしその都度写真家は
イプ︵銀板写真︶の撮影が成功した
嘉永年間とされ、最初にダゲレオタ
なお、わが国に写真が渡来したのは
た。170年前の出来事である。
ンスの科学アカデミーで発表され
続いた。やがて芸術性の高い表現を
の機械と受け止められた時期が永く
為、始めの目的とは異なり情報伝達
り、多くの科学的知識が要求された
写真の表現には機械とケミカルが入
か美術と写真は乖離してしまった。
そもそも写真の生い立ちは画家が
考え出したものなのに、いつの間に
いちコンピューターが早く到達して
たのは広告デザイン界や雑誌編集に
である。この衝撃が走る前兆が見え
の普及とともにデジタル写真の出現
現の程度では無く、コンピューター
撃とか、インスタントフィルムの出
の現像が﹃E6﹄になった程度の衝
に近い衝撃である。何しろ﹃E4﹄
先に述べた﹃島津斉彬﹄時代の黒船
制作プロセスの移行を学んで来た。
の は、1 8 5 7︵ 安 政 4 ︶ 年 9 月
発表するが、再現性が優れているた
いたからである。1990年後半、
芸術家か科学者か
17日に、薩摩藩士の市来四郎、宇
めか、美術家の入る隙間は限られて
近年大きく記憶媒体が変化したのは
宿彦右衛門らが藩主島津斉彬を撮影
いた事が芸術的要素を否定する事に
館に保存されている。
したもので、現在鹿児島の尚古集成
ダゲールのダゲレオタイプ︵銀板
写真︶の写真発明が1839年フラ
日本で最古の
ダゲレオタイプ
※社団法人日本写真 協 会 H P よ り 引 用
いる。
また、2008年NHKにて放送の
1999︵平成
11
月間﹂などの各種の真行事を行って
日に島津斉彬を撮影⋮﹂との記述を
野俊之丞と鹿児島に同行し、6月1
12
重要文化財に指定された日本最古の
ダゲレオタイプ、島津斉彬銀板写真
(尚古集成館蔵)
﹃ 写 真 の 日 ﹄に 思 う
︶年4月6日から
写 真 の 日 と は﹃ 東 京 日 の 出 新 聞 ﹄
日まで19回にわたって連載され
1902︶明治
35
た鈴木天眼筆の﹁日本写真起源﹂で、
27
12
18
第37回 社団法人日本広告写真家協会公募展
応募要項概要発表
昨年同様「広告作品部門」と「写真作品部門」の2部門の募集となります。
応募要項はお近くのフォトサロン、
ラボ、APA事務局にてお求め下さい。
また、APAホームページからもダウンロードできます。
入賞入選作品は『年鑑 日本の広告写真2009』に収録、選抜作品に関しては展覧会にて展示されます。
広告作品部門
写真作品部門
■募集作品
■募集テーマ
2007年1月∼2008年8月31日までに新聞・雑誌・ポスター・
「活」
パンフレット・DM・レコードジャケットなどに制作・発表された
活気。活発。活躍。活力。快活。活性化。活路。活を入れる。
印刷物を対象とします。写真を中心とした作品を望みます。
…そんな「活」を活写して下さい。
■応募受付期間
■応募受付期間
2008年9月1日(月)∼9月29日(月)事務局必着
2008年9月1日(月)∼10月6日(月)事務局必着
※ただし9月28日(日)
・29日(月)の2日間、13時∼16時の
※ただし10月5日(日)11時∼15時のみAPA事務局にて直
みAPA事務局にて直接受付。
接受付。
■賞
■賞
経済産業大臣賞/1作品 賞状・記念品・賞金100万円
文部科学大臣賞/1作品 賞状・記念品・賞金100万円
特選賞/1作品 賞状・記念品・賞金20万円
金丸重嶺賞/1作品 賞状・記念品・賞金20万円
優秀作品賞(一般)/3作品 賞状・記念品・賞金5万円
奨励賞/4作品 賞状・記念品・賞金10万円
優秀作品賞(美しい日本※1)/
学生賞※2/1作品 賞状・記念品・賞金10万円
1作品 賞状・記念品・賞金5万円
入選/約60作品
入選/約100作品
※1 今回、日本各地の観光ポスター等を対象とした賞「美しい日本」を開設いたしました。詳しくは応募要項をご覧下さい。
※2 学生の中で最も優れた作品
解
し
て
い
た
だ
き
た
い
と
思
い
ま
す
。
21
活
動
を
通
じ
て
A
P
A
の
広
報
活
動
を
理
今
後
も
写
真
文
化
発
展
に
寄
与
し
た
ら
れ
ま
し
た
。
だ
き
た
い
﹂
と
閉
会
の
挨
拶
で
締
め
く
く
月
22
日
に
東
京
マ
ラ
ソ
ン
を
撮
影
し
て
い
た
ら
れ
る
大
会
に
し
て
い
き
た
い
。
来
年
も
3
者
、
応
援
す
る
方
々
と
の
一
体
感
を
感
じ
こ
れ
ま
で
な
か
っ
た
ラ
ン
ナ
ー
、
一
般
参
加
京
が
一
つ
に
な
る
日
﹂
の
ス
ロ
ー
ガ
ン
の
下
、
本
事
務
局
長
よ
り
﹁
東
京
マ
ラ
ソ
ン
は
﹁
東
終
わ
り
に
、
東
京
マ
ラ
ソ
ン
主
催
側
の
岸
し
た
。
﹂
と
感
想
を
述
べ
ら
れ
ま
し
た
。
的
瞬
間
が
捉
え
ら
れ
て
い
て
、
大
変
驚
き
ま
周
り
を
よ
く
見
渡
し
、
さ
ま
ざ
ま
な
決
定
と
ら
え
、
な
お
か
つ
ラ
ン
ナ
ー
だ
け
で
な
く
か
か
わ
ら
ず
、
躍
動
感
あ
ふ
れ
る
表
情
を
し
て
は
、
撮
影
場
所
の
規
制
が
あ
っ
た
に
も
ま
し
た
。
応
募
さ
れ
た
皆
様
に
お
か
れ
ま
な
鮮
や
か
な
色
彩
の
写
真
で
あ
ふ
れ
て
い
年
は
天
候
に
恵
ま
れ
、
目
も
く
ら
む
よ
う
し
て
﹁
昨
年
と
は
ガ
ラ
ッ
と
変
わ
っ
て
、
今
続
い
て
A
P
A
白
鳥
副
会
長
が
総
評
と
段
と
大
き
な
拍
手
を
頂
き
ま
し
た
。
藤
國
雄
さ
ん
に
渡
さ
れ
、
会
場
か
ら
は
一
安
逹
会
長
か
ら
﹃
栄
光
に
向
か
っ
て
﹄
の
遠
み
A
P
A
特
別
賞
の
授
賞
で
は
当
協
会
の
て
し 発 力 ォ い が 田 ん
表 た 展 を ト た で 専 の 財 表 2
コ
彰 。 さ 発 ン だ き 務 司 団 彰 0
せ 信 テ き 、
理 会 法 式 0
式
て す ス ま ま
は
た 事 進 人 が 8
い
し
が 行 東 行 年
金
き る ト て 、
昨 ﹁
わ
賞
た も を 大 年 二 で 京 れ 5
・
行 観
い の 、
マ
変
ま 月
の
回 わ
銀
﹂ と ラ
と し ソ う 倍 目 れ 光 し 19
賞
・
挨 て ン れ 以 を 、 財 た 日
銅
拶 、 と し 上 迎 同 団 。 東
賞
京
を ま 東 い の え 財 の
⋮
都
さ す 京 。
こ 応 る 団 江
と
上
ま
募
庁
の
の の
れ
こ
に
ま す 魅 フ を と 奥 さ
進
フ東
ォ京
ト大
コマ
ンラ
テソ
スン
ト祭
表り
彰
式
先
に
開
催
さ
れ
、
完
了
し
て
し
ま
う
イ
メ
深
い
感
銘
を
与
え
た
氏
の
作
品
の
力
に
は
ア
・
プ
ロ
を
問
わ
ず
、
聴
講
し
た
参
加
者
に
写
真
/
藤
山
武
関
西
か
ら
の
入
選
は
も
と
よ
り
、
応
募
が
阪
か
ら
も
﹂
と
の
声
が
聞
か
れ
た
。
こ
れ
は
者
数
は
1
1
8
2
名
。
開
催
に
あ
た
り
懇
区
︶
に
て
開
催
さ
れ
た
。
期
間
中
の
入
場
で
大
阪
市
立
美
術
館
︵
大
阪
市
天
王
寺
は
2
0
0
8
年
4
月
1
日
よ
り
6
日
ま
A
P
A
ア
ワ
ー
ド
2
0
0
8
関
西
展
写
真
/
宮
田
昌
彦
関
西
支
部
平
林
義
文
た 委 合 る 定
い 員 わ 。 着
。 各 せ 大 に
氏 て 阪 向
が 工 展 け
尽 夫 で て
力 す は の
し る 展 課
た な 示 題
事 ど の で
方
を 、
こ 展 法 あ
こ 覧 を る
に 会 会 と
記 担 場 言
し 当 に え
隔
年
開
催
に
な
っ
て
い
る
点
も
展
覧
会
の
た
、
関
西
展
が
現
在
、
京
都
と
大
阪
で
の
地
方
か
ら
の
力
を
求
め
ら
れ
て
い
る
。
ま
ー
ジ
に
な
ら
な
い
為
に
も
関
西
を
含
め
た
少
な
い
事
が
あ
る
。
公
募
展
は
東
京
展
が
35
名
。
席
上
、
﹁
公
募
展
の
盛
り
上
げ
を
大
市
天
王
寺
区
︶
に
て
あ
っ
た
。
出
席
者
は
親
会
が
レ
ス
ト
ラ
ン
モ
ノ
ク
ロ
ー
ム
︵
大
阪
若
い
学
生
か
ら
60
代
ま
で
男
女
、
ア
マ
チ
ュ
時
間
半
精
力
的
に
講
演
さ
れ
た
。
10
代
の
ほ
ど
の
参
加
者
の
熱
気
で
、
細
江
氏
は
2
か
ら
で
あ
っ
た
。
セ
ミ
ナ
ー
は
盛
況
で
50
人
機
会
を
つ
く
る
こ
と
が
で
き
る
と
思
っ
た
く
こ
と
は
、
氏
の
精
神
に
触
れ
る
貴
重
な
る
細
江
氏
に
作
品
に
つ
い
て
お
話
い
た
だ
精
力
的
に
作
家
活
動
を
続
け
て
お
ら
れ
世
界
的
な
写
真
家
で
あ
り
、
現
在
も
な
お
き
た
が
、
写
真
表
現
の
原
点
に
立
ち
返
り
、
昨
年
ま
で
デ
ジ
タ
ル
セ
ミ
ナ
ー
を
や
っ
て
で
は
写
真
表
現
研
究
セ
ミ
ナ
ー
と
し
て
は
ー
マ
で
講
演
し
て
い
た
だ
い
た
。
東
北
支
部
語
る
1
9
6
0
∼
2
0
0
7
﹂
と
い
う
テ
招
き
し
て
﹁
細
江
英
公
、
作
家
・
作
品
を
去
る
2
月
15
日
に
細
江
英
公
氏
を
お
東
北
支
部
支
部
長
佐
藤
浩
大
切
さ
を
学
ん
だ
よ
う
な
気
が
す
る
。
埋
没
し
な
い
気
概
を
持
ち
続
け
る
こ
と
の
認
識
し
、
写
真
家
と
し
て
日
々
の
仕
事
に
囚
わ
れ
な
い
写
真
の
力
と
い
う
も
の
を
再
行
に
眼
が
行
き
が
ち
で
あ
る
が
、
時
代
に
し
て
い
る
我
々
は
ど
う
し
て
も
技
術
や
流
く
れ
た
。
商
業
写
真
、
広
告
写
真
を
業
と
が
、
な
に
よ
り
我
々
の
精
神
を
鼓
舞
し
て
と
し
て
力
を
発
揮
さ
れ
て
お
ら
れ
る
こ
と
脅
威
で
あ
る
し
、
今
も
っ
て
一
線
の
現
役
ギ
ー
の
集
中
度
が
衰
え
て
い
な
い
こ
と
は
一
貫
し
て
そ
の
作
品
作
り
に
注
ぐ
エ
ネ
ル
昨
年
の
﹁
死
の
灰
﹂
に
至
る
ま
で
、
47
年
間
歳
で
﹁
お
と
こ
と
女
﹂
を
発
表
し
て
か
ら
、
今
更
な
が
ら
敬
服
さ
せ
ら
れ
る
。
若
干
27
﹁
細
江
英
公
、
作
家
・
作
品
を
語
る
1
9
6
0
∼
2
0
0
7
﹂
A
P
A
ア
ワ
ー
ド
2
0
0
8
関
西
展
東
北
支
部
写
真
表
現
研
究
セ
ミ
ナ
ー
20
広告:株式会社アスカネット Imaging World in ASIA 実行委員会よりお知らせ
安
洋
次
郎
会
長
の
開
会
宣
言
で
彦
氏
12
名
が
授
与
さ
れ
ま
し
た
。
馬
場
孝
治
氏
・
武
藤
義
氏
・
吉
野
富
士
誠
氏
・
中
野
順
夫
氏
・
橋
本
健
作
氏
・
沖
田
義
治
氏
・
島
田
笙
之
介
氏
・
下
村
島
浩
氏
・
飯
塚
武
教
氏
・
石
崎
治
氏
・
在
籍
40
年
顕
彰
者
に
秋
山
実
氏
・
飯
覧
会
事
業
部
部
長
︶
が
授
与
。
正
会
員
功
労
賞
は
柳
澤
俊
次
前
理
事
︵
展
ら
功
労
会
員
に
な
ら
れ
ま
し
た
。
宗
男
氏
2
名
が
今
期
よ
り
正
会
員
か
井
秀
樹
氏
の
3
名
の
顧
問
就
任
式
が
継 を ご
続 捧 冥 開
で げ 福 会
ま を 前
村 し お に
規 た 祈 会
氏 。 り 員
・ 続 し の
西 い
物
宮 て て
一 故
正 前
同
明 期 が 者
5
か
氏
・ ら 黙 名
藤 の 祷 の
催
さ
れ
ま
し
た
。
写
真
家
協
会
第
20
期
通
常
総
会
が
開
ヤ
ホ
テ
ル
﹂
に
て
社
団
法
人
日
本
広
告
静
岡
県
熱
海
市
﹁
熱
海
ニ
ュ
ー
フ
ジ
変
有
意
義
な
総
会
と
な
り
ま
し
た
。
が
行
わ
れ
、
一
年
ぶ
り
の
再
会
に
、
大
親
会
・
法
人
賛
助
会
員
と
の
交
流
会
紹
介
が
行
わ
れ
ま
し
た
。
そ
の
後
、
・
懇
正
会
員
43
名
の
う
ち
参
加
者
14
名
の
総
会
終
了
後
、
平
成
20
年
度
新
入
選
任
が
行
わ
れ
ま
し
た
。
会
長
を
始
め
と
し
た
新
役
員
12
名
の
熱
心
に
議
論
さ
れ
、
白
鳥
真
太
郎
新
始
ま
っ
た
通
常
総
会
は
各
議
案
と
も
ナ
・
進
藤
氏
等
多
彩
な
顔
ぶ
れ
で
す
。
写
金
澤
氏
を
中
心
に
電
通
・
渡
辺
氏
、
ア
マ
行
な
わ
れ
ま
し
た
。
発
起
人
は
資
生
堂
の
に
囲
ま
れ
、
お
祝
い
の
記
念
パ
ー
テ
ィ
ー
が
セ
ン
タ
ー
に
て
約
2
0
0
名
の
教
え
子
達
5
月
10
日
︵
土
︶
内
幸
町
の
日
本
プ
レ
ス
平
成
20
年
度
第
20
期
平通
成
20 常
年総
6
月会
7
日開
︵
土催
︶
新会長 白鳥真太郎
て
い
る
と
の
ご
挨
拶
を
頂
き
ま
し
た
。
APAホームページがリニューアルしました
APA
(社)
日本広告写真家協会 出版情報事業
部ではAPA本部サイトを刷新し、
デザインを一新
したサイトを立ち上げる運びとなりました。今回
のリニューアルは旧サイトで掲載されている各種
情報をより見やすくすることに注力いたしました。
今後とも、
コンテンツの充実に努め、皆様に役
立てていただけるサイトになるよう、一層努力を
重ねてゆきますので、
よろしくお願いいたします。
http://www.apa-japan.com/
編 編
集 集
| 長
P8
︵
シ
ン
ク
ロ
デ
ザ
イ
ン
・
ト
ウ
キ
ョ
ウ
︶
19
デ
ザ
イ
ン
︱
岡
優
太
郎
後
藤
由
里
子
︵
株
︶
レ
イ
ズ
佐
藤
正
樹
・
大
多
和
有
季
子
︵
事
務
局
員
︶
菅
野
秀
明
・
小
笠
原
貴
士
・
酒
井
孝
彦
・
椿
孝
・
本
間
日
呂
志
・
舞
山
秀
一
・
松
尾
成
美
・
城
ノ
下
俊
治
・
西
原
直
人
・
も
う
一
度
考
え
て
み
た
い
。
企 編 発 発
画 集 行 行
| 人 人 |
| 出 社 | | 社
善
本
喜
一
郎
版
情
報
事
業
部
団
法
人
日
本
広
告
写
真
家
協
会
鈴
木
英
雄
白
鳥
真
太
郎
団
法
人
日
本
広
告
写
真
家
協
会
鈴
木
英
雄
50
年
前
の
ビ
ジ
ョ
ン
は
何
だ
っ
た
の
か
。
A
P
A
は
も
う
じ
き
50
周
年
だ
。
40
周
年
を
前
に
達
成
し
た
ら
し
い
。
コ
ン
ビ
ニ
の
当
初
の
事
業
は
達
成
し
た
ら
し
い
。
善
本
喜
一
郎
開
を
考
え
て
み
た
い
、
よ
ろ
し
く
お
願
い
し
ま
す
。
み
を
活
か
し
、
A
P
A
の
ビ
ジ
ョ
ン
に
即
し
た
展
あ
り
と
誰
も
が
認
め
ま
す
。
e
b
と
こ
の
A
P
A
N
e
w
s
瞬
そ
れ
ぞ
れ
の
強
写
真
家
を
育
て
き
た
功
績
は
一
筆
の
価
値
W
e
b
リ
ニ
ュ
ア
ル
し
ま
し
た
、
こ
れ
か
ら
は
W
当
さ
れ
て
30
年
以
上
に
渡
り
多
く
の
広
告
大
多
和
有
季
子
︵
事
務
局
員
︶
職
さ
れ
ま
し
た
。
広
告
写
真
の
授
業
を
担
の
吉
村
剛
士
教
授
が
今
年
の
春
に
定
年
退
A
P
A
正
会
員
。
素
晴
ら
し
い
流
れ
で
す
。
に 写 験 学
参 真 し 校
加 学 た 授
生 か 業
A に っ の
P な た 記
A っ と 事
ア て 心 を
ワ ﹁ 底 読
ー 公 思 ん
ド 募 え で
に か ま い
応 ら し る
募 就 た と
職 。 、
入 を こ 自
賞 考 こ 分
し え か も
る
て ﹂ ら 体
A
P
A
の
学
術
会
員
の
東
京
工
芸
大
学
広
告
写
真
の
名
物
教
授
卒
業
お
知
ら
せ
→
社
団
法
人
日
本
広
告
2 写
1 真
家
17 協
会
事
務
局
真
家
の
細
江
英
公
氏
の
祝
辞
で
は
、
今
後
→
東
京
都
中
央
区
9 築
階 地
陽
光
築
地
ビ
ル
- -
2
0
0
8
ホ
ク
エ
ツ
印
刷
株
式
会
社
T
E
L
0
3
3
5
4
3
3
3
8
7
-
・
瞬
﹂
|
F
A
X
0
3
3
5
4
3
3
3
1
7
-
A
P
A
N
E
W
S
印
刷
-
禁
・
無
断
転
載
﹁
も
写
真
界
に
対
し
て
の
ご
活
躍
を
期
待
し
INFORMATION
行
わ
れ
、
ま
た
佐
々
木
照
男
氏
・
前
田
22