終了考査は試験にて実施するが、出題は過去3年間分の建築士試験問題(一級、二級、 木造)より、講義にて扱った内容の問題より出題する。 上記に含まれない講義にて扱った内容は、別途内容に応じて選択による○ 式、もしく は記述論文式により出題する。 夏を基本にした風通しのよい開放的な住まいが一般的 同じ日本でもそれぞれの地域の気候に合わせて住まいに工夫が見られる ex.雨が多い→板葺き、瓦屋根(さらに漆喰止め)など 昔に較べて平均気温が上昇して いるため、その当時の温熱環境 を考慮して住宅を考える必要が ある。 評価基準/方法等 試験60%、レポート40%(実習/宿題)で総合的に判断する。 レポートは各回の実習レポートの提出を出席と兼ねて評価する。 試験/レポートの名前のみの提出は得点にならない。 特に、産業革命以降の気温上昇 が著しい。 →冷房の使用、古民家再生 ・試験は60点満点 ・レポートは各回3点満点( 12回) ・宿題は4点満点 判定 合格 日本の平均気温は、1898年(明治31年)以降では 100年あたりおよそ1.1℃の割合で上昇している。 不合格 点数 100-90 89-80 79-70 69-60 59-0 評価対象外 評価 S A B C D * 注:実授業回数の2/3以上の出席が必須 取れる材料で建てる 丸太→加工木材 原石→加工石材 わら・茅 土→粘土→しっくい 葉・木皮・毛皮→天然スレート、粘土瓦 点数分布により評価比率のため配点調整 江戸時代後期まで P10∼13 積む/重ねる 縛る(蔓→ひもの登場) 留める(木棒を挿す) 組む(道具による仕口加工の登場) 留める(釘やかすがいの登場) 加工した材料で建てる 加工木材→集成材、積層材、合板(接着剤の登場) 加工石材→タイル わら・茅 土→粘土→しっくい→レンガ 天然スレート、粘土瓦→人工スレート、コンクリート瓦、アスファルト 積む/重ねる→コンクリートブロック(有筋) 縛る(蔓→ひもの登場)→ワイヤー 留める(木棒を挿す)→ねじ、ボルト 組む(道具による仕口加工の登場)→接合金物 留める(釘やかすがいの登場)→スクリュー釘、溶接 明治時代以降(産業革命以降)技術革新と設計者の登場 P22 雨が多く湿度が高い 日本は高温多湿の気候 P10,22 茅葺き屋根 ススキやチガヤ、麦藁などの茎を20∼30cmほどの厚さに積み重ねたもの。 茎は中に空気を含むため断熱性が高く、室内への外気温の影響を抑えることができる。 屋根から屋外の寒さを室内に侵入するのを防ぎ、かつ室内の温かさが外へ逃げるのを防ぐ ため、 夏だけでなく冬にも有効であった。 明治時代以降(産業革命以降)技術革新と設計者の登場 「近代建築の三大巨匠」 新しい建材と工法 コンクリート 鉄 ガラス ねじの発明 ドミノシステムから ラーメン構造 P16∼19 ル・コルビュジェ フランク・ロイド・ライト ミース・ファン・デル・ローエ→バウハウス3代目校長(201) (ヴァルター・グロピウスを加えて四大巨匠) →バウハウス初代校長 「近代建築の三大巨匠」 サヴォア邸 フランス・パリ近郊(1931年) 設計:ル・コルビュジェ ドミノ型住宅 近代建築の5原則 ピロティ 屋上庭園 国立西洋美術館本館 東京都(1959年) 設計: ル・コルビュジェ ユニテ・ダビタシオン フランス・マルセイユ(1952年) 設計:ル・コルビュジェ 中廊下型 メゾネット 高層集合住宅 公共施設等が含まれる 1959年 東京国立西洋美術館(基本設計) フランスからの松方コレクション返還に際して建設。 実施設計は弟子の前川國男・坂倉準三・吉阪隆正らが担当。 「近代建築の三大巨匠」 落水荘 レイクショアドライブ・アパートメント アメリカ・ペンシルベニア(1936年) 設計:フランク・ロイド・ライト 「日本の近代建築における建築家」 P16∼19 アメリカ・シカゴ(1951年) 設計:ミース・ファン・デル・ローエ 設計者:ジョサイア・コンドル 辰野金吾 小さな滝の上に建つ 鉄骨構造 片山東熊 組積造の外観 国際様式 妻木頼黄 ファンズワース邸 ロビー邸 アメリカ・シカゴ郊外(1950年) 設計:ミース・ファン・デル・ローエ プレーリーハウス 深く大きく張り出した緩やかな傾斜屋根 自由学園明日館(東京都1986年) 設計者:フランク・ロイド・ライト 川沿いの林の中に建てられた住宅 ユニバーサル・スペース 鉄とガラス 赤坂離宮(東宮御所) 現:赤坂迎賓館 横浜赤レンガ倉庫 妻木頼黄(大蔵省臨時建築部) 設計者: 片山東熊 本館改修: 村野藤吾 和風別館:谷口吉郎 ■改修・再生したストック活用事例 神奈川県立歴史博物館 1964年県立博物館として整備(神奈川県) 設計者:妻木頼黄(つまきよりなか) 関東大震災にてドーム部は焼失(骨組みのみ) 煉瓦造石張り ■1999∼2002年保存修理 平安時代∼貴族の家、寝殿造り 渡殿(わたどの) 平安時代の貴族の住宅:寝殿造 几帳、屏風、御簾などで間仕切り 障子はまだなく蔀戸 (閉めると真っ暗、通風難しい) 間仕切りがほとんどない 三菱一号館 設計者:ジョサイア・コンドル 明治37(1904)年に横浜正金銀行本店として建設 ■プレーリーハウス 東三条殿(ひがしのさんじょうどの) 京都府 約1043年頃∼1166年頃まで 設計者:辰野金吾 建築家という職能を成立させていった ガラスのカーテンウォール アメリカ・シカゴ(1909年) 設計:フランク・ロイド・ライト 東京駅丸の内駅舎 工部大学校で御雇外国人建築家として招かれた 有機的な建築 P16∼19 対(たい) 釣殿(つりどの) 塗籠(ぬりごめ) 池 箱木家は地元の豪族・別所氏に仕えたとされ、後に庄屋となった一族。 世界遺産 慈照寺東求堂(俗称:銀閣寺)(じしょうじとうぐどう) 京都府約1482年頃(15世紀後半) 引用:日本建築史図集 平安時代後期を代表する住宅建築。 寝殿造りの代表例であり、平安時代の貴族住宅の形式。基本的に左右対称。 壁のない吹きさらしの廊下。間仕切り壁は基本的になく屏風や衝立などで仕切る。 板の間(畳はあっても一部のみ。) 箱木家住宅(806年室町時代後期) 兵庫県神戸市 「箱木千年家」の通称で広く知られる日本最古と推定される民家の一つ。 室町時代建立の主屋、江戸時代建立の「離れ」の2棟が重要文化財に指定。 築山、中庭、納屋、土蔵等が現存。 国宝 足利義政による山荘。東山殿と呼ばれるいわゆる東山文化の代表。 義政の死後、寺となり慈照寺と呼ばれる。 東求堂の中に「同仁斎」と呼ばれる4畳半の部屋があり、違い棚と付け書院がある。 書院造りの源流と言われている。茶室の起こりとも言われている。 寝殿 中島 室町時代∼戦国時代 貴族の山荘 初期書院造り 引用:ウィキペディア 桂離宮 数寄屋造 八条宮の離宮 引用:ウィキペディア 国重要文化財 観音殿(銀閣寺) 東求堂 引用: http://www.thekyoto.net/kyoukyou/0210/021007_01/index.html ブルーノ・タウト(ドイツ)が世界に伝える 「泣きたくなるほど美しい」 古書院、中書院、新御殿からなる 雁行配置が特徴 京都府 1663年 桂離宮 古書院 岩崎家 東京都文京区と台東区 現都立庭園 三菱財閥を興した岩崎弥太郎の本邸 設計:ジョサイア・コンドル明治29年(1896) 洋館と撞球室(ビリヤードルーム)と和館からなる。 本格的な洋風建築と和風建築の融合された建築。 土浦亀城邸(つちうらかめきてい) 東京都(1935年) 設計: 土浦亀城 外壁白い防水セメント 4つのスキップフロア 立体的なワンルーム 1927年:東京都 バウハウス的なモダニズム住宅 設計:曽禰中條建築事務所 旧小倉藩藩主の伯爵小笠原長幹の邸宅。 当時流行のスパニッシュ様式で鉄筋コンクリート造の地上2階、地下1階建て。 あめりか屋 開設者:橋口信助 西洋式住宅を目指し開設した建築住宅会社 明治42年(1909年)東京虎ノ門 中廊下型住宅 各室のプライバシーが確保されている 明治から大正にかけて欧米から取り入れた 同潤会は、1924(大正13)年、震災で大量に焼失した住宅の供給を行なうため、 市民の義損金により設立。 建築作品の中で 過去最多出題 元東京市長であった後藤新平による東京市政要綱 (8億円計画)が、震災の際の復興プランの中核 となりその中に同潤会構想も用意されていた。 後藤新平は日本ではじめての都市計画法の制定の 中心人物。 日本ではじめての公的な住宅供給組織 ・仮設住宅→普通住宅 木造乾式工法、 箱状の外観 小笠原伯爵邸 戸建ての小規模 中廊下型住宅 木造建築の合理化を試みる 共用施設を持つ 中廊下型RC造アパート ・普通住宅一段落後、大半を占める ・診療所、共同浴場、社交室etc ・水洗便所などの最新設備 ・一部は日本の生活に合わせた 田の字プランに後退 立体最小限住宅 東京都(1950年) 設計: 池辺陽 合理主義・機能主義的立場から住宅の平面計画を再検討し,生活に必要最小限の要素 を抽出し,これによって設計した住宅をいう。 1929年,CIAM第2回テーマ「最小限住宅」 住宅は居住平面積,窓平面積,正規寝床数,最大寝床数という項目に分けて分析。 日本では第二次大戦後,機能主義による合理性の追求のなか工業化住宅の試みとして 発表された池辺陽による立体最小限住宅がある。 江戸川アパート 単身者向け住宅(最上階に設置)と多様な住戸を配置することで時間 的変化に応じた住み方の変化に対応 単身者向け→子供部屋、老人室として利用可能 大塚女子アパート 新しい住宅の需要者であった職業婦人のための共用の食事室などをもつ 青山アパート 都市活動を受け入れつつ居住しながら都心の景観に歴史的な影響を与え てきた 日本住宅公団∼1955年 食寝分離 就寝分離∼寝室を別にしてプライバシーを守る UR都市機構の前身 大量の住戸を供給するため様々な工法や設計の 標準化、規格部品の開発 食寝分離論を提唱 P106 西山夘三(にしやま うぞう) 住宅営団研究部での住み方調査・研究を基に住宅計画論と型計画による住宅供給論を提唱。 居住人数に対応する住宅基準を型系列として供給する方法を立案。 →公団住宅の標準設計に基づく全国一律の住宅供給方法として採用されていく。 (1951年) 公営住宅 51C型→DKの登場 設計: 東京大学吉武研究室 吉武 泰水(よしたけ やすみ) P91,91年表参照 1963年 ノーマライゼーションの提唱 老人福祉法の制定 1964年 経費老人ホームA型の開始 1971年 経費老人ホームB型の開始 1983年 老人保健法の制定 エレベーターなし 階段高さのバリアフリー配慮はまだない 1988年 シルバーハウジングの実施 1989年 ケアハウスの創設 建築家前川國男+構造家小野薫(1903-57)+山陰工業にて 「プレモス」(1946年) • • プレファブ住宅は当初は木造が中心 建築家浦辺鎮太郎(1909-91)+倉敷紡績にて 「クラケンC型」(1947年) 建築家前川國男+構造家小野薫(1903-57)+山陰工業にて 「プレモス」(1946年) 大和ハウス工業より「ミゼットハウス」(1959年)が発売される (住宅メーカーによる初めての供給開始) 徐々にバリエーションが増え、プレファブ住宅も住宅金融公庫の融資対象 にもなり、高度成長期にあっては、建て売り住宅と共に急速に普及 昭和 30 年(1955)に住宅建設10 ケ年計画 (計画 25 万戸) が発表される タウンハウス諏訪 東京都(1978年) 設計: 日本住宅公団 タウンハウス 大和ハウス工業より「ミゼットハウス」(1959年)が発売される (住宅メーカーによる初めての供給開始) 【当時のミゼットハウスのスペック】 タイプ 四畳半タイプ 六畳タイプ 引用写真文共:大和ハウス工業HPより • • 豊かな共用庭(コモンスペース)、広場 共用庭からのコモンアクセス 戸建て住宅のような独立性 ・プレハブの量産住宅 ・遊休状態になった軍需工場の技術を転用 ・パネルをトラックで運搬し現地で組み立て 参照書籍「昭和住宅物語」 藤森照信 当時の価格 108,000円 2.72m 2.72m 118,000円 2.73m 3.63m 工場生産住宅協会∼1946年 25社が参加 1947年に販売展示会開催 1951年 優良老人ホーム第一号の設置 基 礎 コンクリート敷 床 組 土台:ヒノキ・大引:杉 壁 体 柱、壁パネル 屋 根 屋根パネル、棟包鉄板 建 具 窓、出入口 塗 装 鉄部:OP仕上、木部:ニス仕上等 コートハウス:中庭と間違えやすいので注意 コモンスペースと呼ばれるオープンスペース(共用庭) プライバシーを確保するための緩衝スペース コモンアクセス形式 路地アクセス 天王洲ビュータワー 東京都(1995年) 設計: 住宅・都市整備公団 高階高住戸∼容積で評価 一般に床下や天井裏の収 納は床面積に参入されな いように1.4m以下にする 住戸の階高を一般の集合住宅の1.5倍程度 (4.5m程度)確保して豊かな居住空間と 豊富な収納スペースを確保 住戸内に段差が生じるためバリアフリー計画に配慮する必要がある 六甲の集合住宅 兵庫県(1952年) 設計: 安藤忠雄 マネジメントの範囲からは2問出題 広島市基町団地 広島県(1972年) 設計: 大高正人 千里ニュータウン(大阪1961年) 近隣住区理論を厳密に適用した日本ではじめての大規模なニュータウン。 戦災者用応急木造住宅の建替えによる高層集合住宅 「く」の字型住棟 オープンスペース、屋上を連結、遊歩道、広場 晴海高層アパート 東京都(1958年) 設計:前川国男、日本住宅公団 近隣住区理論 1929年 クラレンス・アーサー・ペリー (アメリカ) 事例:ラドバーン、レッチワース、 千里ニュータウンetc 芦屋浜高層住宅 兵庫県(1979年) 設計:ASTM 「工業化法による高層住宅団地」設計競技1位案 階段室を大きな柱、共用階(5層毎)を大きな梁 共用階は防災の拠点、子どもの遊び場、空中庭園 代官山ヒルサイドテラス 東京都(1969年) 設計:槙文彦 商業施設複合集合住宅 近隣住区理論の6項目 ①規 模 ②住 区 界 :小学校を日常生活圏の中心とした人口面積 :住区の外側に幹線道路を配置して、住区内の 通過交通を排除 ③空 地 :公園等のレクリエーション・スペースを住区 面積の10%以上確保 ④公共施設 :小学校、教会、コミュニティーセンター等を 住区の中心に配置 ⑤商業施設 :住区周辺の隣接住区の店舗群に接して配置 ⑥住区内道路:通過交通を排除できるような道路網を配置 マネジメントの範囲からは2問出題 コーポラティブハウス 一般解的なデザイン 協同組合運営方式の集合住宅 自ら居住のための住宅を建設しようとする者が協同組合を結成して、自ら事業 主体として企画・計画から建設・管理まで行う集合住宅 ■住戸計画は要望を反映しやすい ■建設までの期間がかかる ■賃貸用が目的ではない ユーコート Mポート 兵庫県(1997年) 設計: もやい住宅設計者集団 空間デザインの流れ 不特定の居住者が一定レベルの 生活ができる 封建社会の中では身分に応じて 水準の段階があった 作品というよりは商品 特殊解的なデザイン 特定の居住者に最適化された 生活ができる 明治以降の設計者の登場より現在 に至る100年あまりの潮流 設計者の作風を凝らした作品 プレファブメーカー 住宅メーカー 一般解的なデザイン 小学校の校区を標準とする 規模約64ha 人口8,000∼10,000人 建築家/建築デザイナー 建築設計事務所 平面的な空間の要請 特殊解的なデザイン 所要室ごとの最低面積から モジュール(間尺)にあわせる 所要室ごとに最低面積から要求に 合わせて個別の大きさを導き出す その時代・会社の定番の工法 要求を満たす工法を自由に選択 部屋の高さもモジュールで規定 テキストP13 木割り テキストP48 3.4.3 テキストP49 3.4.5 部屋の高さはプロポーション テキストP19 住吉の長屋 テキストP37 ぶるうぼっくす テキストP44,45 吹抜け、スキップフロアー 天井高さ 建築基準法による最低高さ2.1m(建基法令第21条第1項) 天井の高さは平均の高さとする(建基法令第21条第2項) 住吉の長屋 大阪府(1976年) 設計: 安藤忠雄 P19 外構とは 三軒長屋を切り取った コートハウス 光庭が面積の1/3を占める 吉田五十八賞の最終審査に「住吉の長屋」を訪れた村野藤吾 「賞は建築家より、勇気ある施主さんに与えるべきだ」 居住、生活する建物の外にある構造物全体を指す言葉 地:敷地 要素 門、車庫、カーポート、土間、アプローチ、塀、柵、垣根、 などの構造物、それに植栽、物置、その他関連品 図 地 図と地の関係 図:建物など 要素 主に建築物だが工作物でも占める割合が大きいと図の要素となり得る。 求心力、まとまったものと認識されるもの。 住宅地の規模でみた図と地の関係 図 狭いがゆえに、光庭から入り 込む<自然の移ろい>という 刺激を何より大切に考え、自 然に対して思い切り開くこと を選んだのです。 間口2間奥行8間の敷地 文章引用:住宅の射程(TOTO出版) ハレとケ P57 柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ 民俗学や文化人類学における「ハレとケ」 ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」 ケ(褻)はふだんの生活である「日常」 曖昧な場所も必要 地 図 要素 主に通りとなる。占める割合が大きいと図の要素となり得る。 要素 求心力、まとまったものと認識されるものとして、道路に面する敷地の境界際の連続が 意識される。 門、車庫、カーポート、土間、アプローチ、塀、柵、垣根、などの構造物や植栽の連続。 図と地の関係 建物の道路から見える部分、主に屋根の連続(スカイライン) スカイハウス 東京都(1958年) 設計:菊竹清訓 空間装置:居間、寝室、食堂 生活装置:台所、浴室(ムーブネット) 10mの正方形平面、HPシェル屋根、ピロティ メタボリズム お葬式ができる間取り∼ハレとケの共存が昔からの家 ハレとケ P57 柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ 民俗学や文化人類学における「ハレとケ」 ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」 ケ(褻)はふだんの生活である「日常」 曖昧な場所も必要 黄金比 黄金比はパルテノン神殿やピラミッドなどにみられる 三五の比 近似値は1:1.666 5 空間的要素、プロポーション、人体とスケール、人間工学、人体寸法と 動作空間、動作空間と単位空間、ひとの動きと視線の動き P58∼61 パーソナルスペース ソシオフーガルとソシオペタル 3 近似値は1:1.618、約5:8 白銀比 A判(A3、A4など)やB判(B3、B4など) の紙が白銀比 1.正方形を描く 2.左下角の点を中心にして円弧を描く 3.正方形の底辺を右方向に延長させていくと円弧の線とぶつかる このとき、正方形の底辺と延長した線の長さが白銀比の関係になる この長方形を「三分割法」で9つに分割すると、それぞれが白銀比の長方形になる どの比率も似ている比率 一番認識され やすい範囲 左60度右60度 上30度下30度 どちらの仕事をやりたい? 不動産にまつわるエトセトラ これまでの不動産 空間の質が不動産価値の指標 空間 空間 サービス サービス サービス 商品 商品 商品 WEBショップ WEBショップ 仮想空間 商店街 テナントビル 建物空間 周辺外部環境 景観 五感への訴求 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚 これからの不動産 まちの不動産屋のやってること まちづくりと絡んだ不動産のトレンド 内見 仲介手数料 R不動産 UR団地再生 花咲団地 オープン・エー 山崎亮 木下斉 広瀬郁 清水義次 コンサルタントのやってること 助成金 原則土地だけ 土地だけでなく建物や空間 一部しくみ 建築(住宅)計画+環境+しくみ ノーマライゼーション 不動産にまつわるエトセトラ 空間の質が不動産価値の指標 空間 バリアフリー 障がいを除去 サービス 空間 ユニバーサルデザイン だれでも使いやすい サービス サービス 体格の変化(時間軸) 五感の変化(時間軸) 商品 商品 商品 個体としての五感の感度および事故等による器官の喪失 病気等による等器官の機能低下や喪失 建物空間 周辺外部環境 景観 五感への訴求 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚 パーキンソン病 WEBショップ WEBショップ 商店街 進行性疾患である。病状としては前方突進や小刻み歩行がよく 仮想空間 テナントビル みられる。→スロープは身体のバランスを取りにくい。 マネジメントの範囲からは2問出題 ADL(日常生活動作)訓練室 患者の着脱衣、食事、入浴、用便などの 日常生活動作の訓練・評価、退院後の 住宅環境改善の検討をおこなう室 国連「国際障害者年行動計画」(1981年) 「障がい者は、その社会の他の者と異なったニーズを持つ特別な集団と考えられるべき ではなく、その通常の人間的なニーズを充たすのに特別の困難を持つ普通の人間と考え られるべきである」 障がい者が他の市民と同様に社会の一員として種々の分野の活動に参加することができ、 すべての人がノーマルな生活が送られる社会にしていこうとする考え方。 バリアフリーデザイン (物的障壁除去設計) ユニバーサルデザイン 建築家ロン・メイス提唱 小さな段差、階段、出入り口、通路、便所などが障壁となり、 高齢者や車いす使用者などのアクセスを妨げないようなデザイン 多くの人々が、特別に訓練を受けたり、特別な機器を使わ なくても利用できる製品、建物、環境をデザインすること ユニバーサルデザインの7原則 ① 誰でも公平に利用できる。 ② 使う上で自由度が高く、柔軟性がある。 ③ 簡単で直感的にわかる使用方法となっている。 ④ 必要な情報がすぐ理解できる。 ⑤ うっかりミスや危険につながらないデザインである。 ⑥ 自然な姿勢でも少ない力でも楽に使用できる。 ⑦ アクセスしやすく操作しやすい寸法とスペースを確保する。 P96,97 床の段差・スロープ(屋内) 床の段差は2cm以下 スロープ:屋内1/12以下 段差16cm以下は1/8以下にできる スロープの高さ75cm以下ごとに踏幅150cm以上の踊り場を設ける スロープの幅:120cm以上、手すりの設置 勾配1/12以下かつ高さ16cm以下で手すり設置免除 スロープの高さ:100cm超、手すり(両側)の設置 幅:3m超、中間にも手すり設置 QOL(生活の質) 物理的な豊かさやサービスの量、個々の身辺自立だけでなく、 精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念。 ADLのみに注目するのではなく、身辺自立ができなくても他者 の介助を利用して当事者の望む生活の質を確保すること テキストP90 建築基準法施工令 第25条、第26条 スロープ(屋外) スロープ:屋外1/12以下 段差16cm以下は1/8以下にできる スロープの高さ75cm以下ごとに踏幅150cm以上の踊り場を設ける スロープの幅:120cm以上、手すり設置 勾配1/12以下かつ高さ16cm以下、または1/20以下で手すり設置免除 視聴障害者誘導ブロック 線状ブロック:方向を案内する 点状ブロック:位置を案内する 通路壁面からは、1m以上離して敷設するのが望ましい 階段から20∼30cm程度はなれた位置に 警告用点状ブロックを設ける 誘導用ブロックの色彩は、原則として黄色だが周辺の床との対比で十分な輝度比が 確保できないときは黄色以外の誘導用ブロックを使用しても良い 通路等の寸法 P96,97 通路幅180cm以上(車いす同士のすれ違い) 通路幅120cm以上(車いす/人のすれ違い) 出入り口幅80cm以上(円滑化基準) 高さ35cm程度の幅木(キックプレート) 車いす目線110cmに注意 駐車スペース(普通自動車) 幅:2.3m 奥行き:6m 車いす使用者用は幅: 3.5m以上必要 階段 勾配は6/7以下、7/11が望ましい 2R+T 60cmとなる値が最も登りやすい 段鼻の出た踏面はさける 階段まわり部の踏面寸法は狭い側から30cmの位置で計る バリアフリー配慮 踏面:30cm以上 蹴上げ:16cm以下 蹴込み寸法3cm以下 最上段の通路等への食い込みや最下段の通路への突出を避ける 2R+T =2 11+41 63cm 昇りはじめと降りはじめの足下に照明を設置 産業革命 ・18世紀後半イギリスではじまる ・機械の普及による技術革新 ・農業社会から工業社会へと変化 ・工場近郊に人口集中し都市化が一気に進む ・蒸気機関の導入により工場の生産性が飛躍的に向上 ・鉄の登場は19世紀になってから ・水晶宮(クリスタルパレス)1851年万国博覧会 →鉄道技術などの発達から工業生産部品設計が進む ・エッフェル塔 1889年パリ万国博覧会 →鉄部材をリベットで固定するプレファブ化部材、エレベーターが導入された ドイツ工作連盟 ドイツ、ヘルマン・ムテジウスが設立(1907年) 産業革命による工芸と産業の新しい関係が表面化する中で、 日常の簡素な実用品の生産と品質向上の必要性を指摘。 両側手すりが望ましい 片側とする場合は下るときの利き手側に設けるのが望ましい バウハウス ドイツ、デッサウ(1926年) 設計: ワルター・グロピウス 産業デザインの振興の中で、品質向上と工業生産に合う 新しい造形原理の確立を目指した。 踊り場付き折れ階段が望ましい 回り段賭する場合は昇り始めの部分に設ける 蹴込み板がないとつまずいたり白杖が引っかかり危険 在宅サービスの種類 P98∼103 通所介護(デイサービス) 送迎バスなどを利用し、入浴、食事、日常動作訓練、 生活指導、健康診断などのサービスを提供する 通所介護を主目的とした施設 老人福祉法で定められる施設 特別養護老人ホーム 特別養護老人ホームは、常時介護を必要とし、自宅で介護を受けられない高齢者 (65歳以上)のための施設。 短期入所生活介護(ショートステイ) 介護保険制度上の短期入所生活介護(ショートステイ) や通所介護(デイサービス)などの拠点。 寝たきり老人等の介護者にかわって、特別養護老人ホーム等で 短期間(数日∼2週間程度)高齢者を預かる 居室は、グループホームのような家庭的なスケールに するように心掛けることが重要。 在宅介護支援センター 市町村の窓口にいかなくても、介護等のニーズに対応した各種の保険・福祉 サービスが総合的に受けられるように調整する施設 住宅の要介護高齢者や要介護の恐れのある高齢者、介護する人が介護の相 談・指導を受けることができる 小規模多機能型居宅介護 住み慣れた地域で生活が継続できるように支援することを目的としている。 通所(デイサービス)を中心として、随時訪問や宿泊を組み合わせた介護 サービスを提供する地域密着型サービス P96,97 介護保険法で定められる施設 介護老人保健施設 入院治療は必要でないが、機能訓練や看護・介護が必要な 要介護高齢者に対して、自立を支援し家庭への復帰を目指 して、医療ケアと日常サービスをあわせて提供する施設 特別養護老人ホームとの違いは家庭への復帰 を大きな目標として、重点をおいていること。 短期入所(ショートステイ)、通所リハビリテーション (デイ・ケア)、認知症高齢者ナイト・ケアなどの拠点 1983年 老人保健法の制定 認知症高齢者グループホーム P96,97 少人数による共同生活を営むことに支障のない認知症高齢者が、5∼9人程度 の小規模な生活の場において、食事の支援、掃除、洗濯等を介護従事者と共同 で行い、家庭的で落ち着いた雰囲気の中で、生活を送るための日常生活上の サービスを提供する居住・ケアの形態である。 サービス付き高齢者向け住宅 P96,97 高齢者の居住の安定確保に関する法律(H23) の改正により制度化された高齢者住宅。 60歳以上の高齢者、要介護、要支援認定を受けている高齢者を 対象とした住宅であり登録制 認知症状の進行を穏やかにし、家庭介護の負担を軽減することが目的 (リハビリテーションのための機能訓練室を設ける必要はない) 介護保険法上は「認知症対応型共同生活介護事業所」 軽費老人ホーム(ケアハウス) P96,97 1964年 経費老人ホームA型の開始 1971年 経費老人ホームB型の開始 60歳以上 身体機能の低下等により自立した日常生活を 営むことに不安がある 家族による援助を受けることが困難 食事の提供、入浴の準備等日常生活上 必要なサービスを低額で提供する施設 必要に応じて在宅福祉、保健サービスを受けられる 1988年 シルバーハウジングの実施 1989年 ケアハウスの創設 シルバーハウジング LSA(生活援助員)による日常生活支援サービスを 受けられる公営のバリアフリー住宅(集合住宅) 緊急通報システムを設置する マネジメントの範囲からは2問出題 住生活の変化と環境共生 (1)住生活の変化対応 身体障害者等に配慮した住宅・施設 コレクティブハウス アジャスタブルハウス 協同居住型の集合住宅 中高層住宅のリフォーム方法 可変間仕切り 住戸規模の変化に対応 上下可動の衛生設備等 2戸1、3戸2 隣接する住戸をあわせる (2)順応型プラン 住戸の規模は変えずに を備えた住宅 ハーフウェイハウス 病院治療終了後に日常生活に復帰するための 支援・訓練を受ける施設 生活の(経年的)変化に対応す るため可動間仕切りなどで間仕 切りを変更する モビリティハウス 玄関などへのアクセスが可能 通路幅の確保 段差の解消 の三条件を満たした住宅 居住者の相互扶助活動を生かして、共同の食事室や託児室などの 共用施設を住棟内に設けた集合住宅 住戸間のコミュニティーの形成に有効 ■「コレクティブ」とは集合的、集団的の意味 ■高齢者用コレクティブハウス(シルバーハウス) 専用ヘルパーつきのグループホームなど 真野ふれあい住宅 兵庫県(1997年)設計:神戸市 阪神淡路大震災の復興事業 コレクティブ・ハウジング バリアフリー化、協同の食堂や台所、談話室 シェアードハウス 個室以外の住宅機能(キッチン、バス、トイレなど)を共有して暮らす住宅 ライフ-ステージ(life stage) ・人間の一生における幼年期・児童期・青年期・壮年期・老年期などのそれぞれの段 階。家族については新婚期・育児期・教育期・子独立期・老夫婦期などに分けられ る。「―の変化」 ・人間の一生において節目となる出来事(出生、入学、卒業、就職、結婚、出産、子育 て、退職等)によって区分される生活環境の段階のことをいう。 ・それぞれの段階は連続性があるものの、節目によって、次の段階の生活環境や 生き 方 は大きく変容し、場合によっては、環境に適応するために生活スタイルや考え方、 仕事の仕方等、様々なものを変化させる必要が出てくる。 ・近年企業においても、従業員の多様な生き方を受容するためにライフステージに合 わせた雇用形態、勤務形態を選択できるような環境整備する、あるいはセカンドライ フ(退職後の人生)を考えるセミナー等を提供し始めている。 建設地の地域特性が影響する 1住宅地当たりの延べ面積→富山県がトップ 気候・風土 歴史・文化 産業・経済 生活・慣習 高断熱→北海道など∼冬場でも室内で半袖 暑い地域では外の風通しの良い所を探したりする 豪雪の地域では室内活動が多くなる 都市性と地域性 都市 地域性の希薄化とどの都市も共通の性格を持つようになる 利便性が高まると同じようになる 生産性が高く商品化が進むため規格化が進む 建築&不動産とライフスタイル・ライフステージ 顧客の期待している暮らしを予測するスキル どんな暮らしを望んでいるのか? どんな家族の環境であるのか? 経済的に実現可能なのか? 将来の経済状況の予測は? 住宅の地域性 P22,23 し好・家族の変化・経済状況などの 変化を分析予測して立地・場所・建 物を選定提案をする 生活・慣習 農村地域にいくほど続き間がみられる傾向がある 都市は都市型住宅の平面が存在する FP(ファイナンシャルプランナー)の知識もある方が良い 環境配慮型 建築デザイン 地球環境の保全の観点より考えられた住宅 環境共生住宅は、太陽光発電などを用いて、自然環境と調和し、健康で快適に 生活できるように工夫された住宅 手法の例 考慮すべきこと NEXT21 太陽光発電 風力発電 雨水利用 ビオトープ 屋上緑化 エネルギー資源の利用 廃棄物処理等への配慮 周辺の自然環境との調和 健康で快適な生活 大阪府(1993年) P112 スケルトン・インフィル方式、環境共生 二段階供給方式(SI) スケルトン 躯体部分、共用部分等 インフィル 間仕切り、内装、設備等 《環境共生住宅について》 下記サイト内「環境共生住宅とは」の各ページ http://www.kkj.or.jp/contents/intro_sh/intro_sh06.html 国土交通省サイト環境共生住宅とは http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/kyosei.html 神奈川県環境共生住宅 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6638/p20019.html = 環境共生住宅 その地域の自然環境や風土(気候)に適した 人間に快適な 建築デザイン 気候の要素 光 風 熱 水 (土 植物) これらの挙動を理解しながらデザインする その場所・地域のポテンシャルを落とさない POINT3 その場所・地域のポテンシャルを活かす =デザイン 都市別クリモグラフ http://www.tetens.co.jp/nihonku.htm 設計者: 岩村和夫 ビオトープ 都市の中に動物・植物・人間が共存できる 生息空間を造成または復元することをいう POINT2 これまではポテンシャルに関係なく力任せに (化石エネルギーに依存して)環境を作ってきた (破壊してきた) 世田谷区深沢環境共生住宅 http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/ 102/119/331/333/d00014459.html POINT1 その場所・地域のポテンシャルを見抜く 「パッシブソーラーポテンシャル」 カラーマップ 日射量を分析して太陽光から取得できる熱が どのくらいあるかを表した図 地域と風土に根ざした設計計画を行うには, 土地々々の気候条件をよく知っておく必要がある。 「地中冷熱ポテンシャル」 カラーマップ アメダスデータを分析して夏場に地中から 取り出せる冷熱がどのくらいあるかを気温と 地中の温度の差で表した図 《省エネルギー建築の手法》 昼光の利用 建築的手法(パッシブ的手法) アクティブな手法 エネルギー負荷 の低減 自然エネルギー の活用 ・目的 昼間の明るさを住宅室内に取り入れ、 人工照明の利用を減らすことができる。 ・効果 照明エネルギーを 2∼10% 程度削減できる。 エネルギーの 有効利用 重力差換気 ・目的 夏期夜間や中間期に外気を取り入れ、 室内を涼しく保つ。 ・効果 冷房エネルギーを 10∼30% 程度 削減できる。 自然風の利用 外構計画による空気温度の調節について 風上側に植栽や池を配置できれば、室内に流入する空気の温度が下がり、 快適な風として利用できる。 日射熱の利用 図a 流入空気の温度が上がる外構計画の例 図b 流入空気の温度が下がる外構計画の例 マネジメントの範囲からは2問出題 《省エネルギー基準》 一次エネルギー 自然のままのエネルギー源 化石燃料や水・風etc 《省エネルギー建築の手法》 コージェネレーション ひとつのエネルギー源から電力と 熱を取り出して利用 ↓ 二次エネルギー 住宅着工戸数 ダイレクトゲイン ・目的 冬期に開口部から日射熱を取得し、蓄熱して夜間に利用する。 ・効果 暖房エネルギーを 5∼40% 程度削減できる。 マネジメントの範囲からは2問出題 米国 約102万戸 約91万戸 人口 約1億2805万人 約3億1400万人 売買新築住宅割合 9割弱 2割 フランス:7割弱 日本 米国 英国 日本の温暖なモン 築30年 築55年 築77年 米国:約8割 英国:約9割 建て替え時期 木造が多い 電力、都市ガス、灯油etc 売買中古住宅割合 日本 住宅着工戸数 スーン気候により杉 レンガ 石 や檜などの針葉樹や レンガ コンクリート コンクリート 松、赤松など木材の 石 一次エネルギーを加工したもの 自然風の利用 木造 クリ、ヒバやカラ 木造 種類が豊富 昔から日本では巨木を「御神木」などと称して敬い、神格化 山国である日本にとって「木」は生活に密着し、文化的にも絶対に欠かせないもの 山を守り、川を守るために森林(雑木林)を守る日本独特の文化 https://eee.tokyo-gas.co.jp/industry/industrial/architecture/solution/case01/index.html 移築と曵家 建物の位置を移動する曳家や木造ならではの解体して別の場所で組み直す 移築が行われてきた。釘を使わない仕口継ぎ手の技法の発達も重要。 マネジメントの範囲からは2問出題 伊勢神宮内宮正殿 (三重県伊勢市) 国宝でない 正式には神宮 神社の中での最上位、国家神の性格をもつ 神明造り(しんめいづくり) 切妻平入り 神宮式年遷宮 神宮(伊勢神宮)において行われる式年遷宮(定期的に行われる遷宮)のこと。 原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の 正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷す。 このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・ 神宝、宇治橋なども造り替えられる。 出雲大社 国宝 • • • • これからの10年=みなさんの社会活動導入時期 2006年 「住生活基本法」 ストック(中古住宅)の重視 建築技術の向上 リフォームの浸透 中古住宅の価値が見直されている 全住宅の約13%が空き家 欧米諸国のように住宅市場の主役が新築から中古にシフトが予想される 出雲大社(いずもおおやしろ、いずもたいしゃ) 中古住宅の統一的な品質評価基準 の整備が急速に進んでいる 祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ) 縁結びの神様としても知られ、神在月(神無月) には全国から八百万の神々が集まり神議が行われる (神在祭 旧暦10月11日∼17日) 正式名称は「いずもおおやしろ」であるが、 一般には「いずもたいしゃ」と読まれる。 二拝四拍手一拝の作法 マンションデベロッパー→事業を縮小&中古市場へシフト ハウスメーカー→淘汰および中古市場へ事業シフト 仲介(中古)市場の規模→数倍に拡大 品確法 長期優良住宅 いえカルテ 瑕疵担保法
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