AP 2.5tガレージジャッキ 商品コード 2 0 0 6 0 0 0 0

AP 2.5t ガレージジャッキ
取扱い説明書
この度はアストロプロダクツ・2.5t ガレージジャッキをお買い上げいただき誠にあ
りがとうございます。ご使用前に本取扱い説明書をよくお読みになり安全にお使い下さ
いますようお願い致します。
製品仕様
AP 2.5tガレージジャッキ
商品コード
2 0 0 6 0 0 0 0 0 0 4 7 5
商品型番
AP 0 6 0 0 4 7
本体重量
29kg
耐荷重
2500kg
最低位
98mm
最高位
469mm
本体寸法(長/幅/高)
全長 595 ㎜ ×
警
幅 335 ㎜ ×
高さ 233mm
告
このジャッキは車両を持ち上げる事のみを目的として設計されています。ジャッキを用
いての車両の移動等は絶対に行わないでください。ジャッキアップ後は安全のため、必
ずリジットラックを使用して下さい。また、表記されている能力以上の負荷を掛けない
でください。重大な事故に繋がる可能性があります。
1.注意事項
 ジャッキのコンディションが良好であることを確認して下さい。故障部品がある場
合は、すぐに修理、交換してください。純正部品のみを使用し、他の不適切な部品
は使用しないでください。もし、不適切な部品を使用した場合は保証適用外となり
ます。
 作業を行う場所は危険を招く恐れがあるので、整理整頓してください。
 コンクリート等の固く平らな床面で使用して下さい。ジャッキが沈む恐れのある柔
らかい場所での使用は絶対に避けてください。
 エンジンのスイッチを切り、ギヤは抜いた状態にして下さい(オートマ車はニュー
トラル)。
 ジャッキアップする際に車両が傾きますので、ドアや壁、あるいは付近の既設物と
車両の間隔を、少なくとも0.5m以上設けてください。
 車両内に人が乗っていない事を確認して下さい。
 ジャッキアップポイントについては、メーカーが指定する場所のみにして下さい。
(ジャッキアップする車両のメーカーより付属されているマニュアル本を参照。
)
 受け皿の中心にジャッキアップポイントが乗り、安定している事を確認して下さい。
❐危険!:ジャッキは車両を持ち上げるためのみに使用し、決してジャッキを上げ
たまま保持する事はしないで下さい。
 ジャッキダウンする前に、必ず車両の下に人のいない事を確認して下さい。
 メンテナンス時に使用するジャッキオイルに関しては、推奨されるオイルのみを使
用して下さい。
 ジャッキに損傷がある場合は使用しないで下さい。
 能力以上の負荷をかける事は大変危険ですので、絶対にしないで下さい。
 ジャッキアップ中は車両が動かない様にして下さい。また、車両を動かす為にジャ
ッキを使用することは止めてください。
 車両より燃料、バッテリー液、もしくは他の危険な物質等が流れ出ている場合は、
ジャッキアップは止めてください。
 正しい位置にジャッキスタンドを立てるまで、車両の下で作業しないで下さい。
 当該目的以外でジャッキを使用しないで下さい。
 ブレーキオイルをジャッキオイルとして使用することは絶対に止めてください。
 セーフティオーバーロードバルブは調整しないで下さい。
2.操作前の準備(ハンドルベースストッパーの取り外し手順)
◎ハンドルスベーストッパーについて
初回、本体のハンドルベース部には、起き上がり防止用のストッパーが付いており
ます。取り外し手順を間違うとケガをする恐れがありますので、下記の手順に従っ
て、ハンドルベースストッパーを取り外して下さい。
手順
①本体が動かないようしっかりと固定して下さい。
②ハンドルベースにハンドルを差し込み、ハンドルベースを押し下げます。
③ハンドルベースストッパーの掛り具合が緩みますので、プライヤー等を使用しハン
ドルベースストッパーを取り外します。
④ハンドルベースストッパーを取り外したら、ハンドルベースをゆっくり戻して下さ
い。急激に戻すとハンドルベースが一気に戻り大変危険です。
ハンドルベース
❐警告!
必ず、作業手袋を着用してから作業を行って下さい。
ハンドルベースストッパー
3.操作手順
◎初期操作の前に
 ジャッキ使用前に油圧シリンダー部分の給油キャップを外し、ハンドルを半時計
回りに回しリリースバルブを開いてください。その状態で8~9回ポンピングし
て油圧回路内の混入物(エアー含む)を除去して下さい。その後給油キャップを
取り付けて元の状態に戻して下さい。
◎ジャッキアップ概略
 注意事項で述べたような水平で固い場所に車両を準備して下さい。
 車両メーカーの指定するジャッキアップポイントにジャッキの受け皿を当ててく
ださい。
◎ジャッキアップ
 リリースバルブが閉じるまでハンドルを右に回し、最大のストロークでハンドル
を上下にポンピングして車両を必要な高さまでジャッキアップして下さい。
 ジャッキの能力を超える負荷(重い車両)をジャッキアップしようとした場合、
安全弁が開きジャッキアップしません。
 ジャッキアップ後の作業時には必ずリジットラックで車両を固定して下さい。ま
た、1脚だけでのご使用は非常に危険ですのでリジットラックは左右2脚セット
でご使用下さい。
※ ジャッキのみでの車両の保持は大変危険ですので絶対に行わないで下さい。
◎ジャッキダウン
 リリースバルブを開く為、ハンドルをゆっくりと半時計回りに回してください。
ハンドルの回す量によって車両の下がるスピードがコントロールされます。不
意にリリースされる事が無いように、慎重に行ってください。
❐警告!車両の下、もしくは下降する軌道上に人が居ない事、支障が無い事を確認し
てから行ってください。
4.メンテナンス
※重要事項:メンテナンスについては、有資格者のみ行うようにして下さい。
❐危険!ブレーキフルード、もしくはジャッキ用以外のオイルを使用した場合、重大
な損害を引き起こしますので、絶対に使用しないで下さい。その場合は保証適用
外となります。
 使用前に、各パーツ及び他のボルト・ナット・溶接部を含む全ての部分に破損、
ヒビ等の傷等が無い事を確認して下さい。もし不具合箇所が見つかった場合は作
業を止め、不具合個所の修理に必要な処置を取ってください。もし過負荷での使
用、もしくは衝撃を与えたと思われる場合は、ジャッキを使用せず、検査し、適
切な処置を取ってください。
 3ヶ月毎に、全てのキャスターのロックリングを取り外し、ボールベアリングに
グリスを塗布して下さい。
 ジャッキオイルは、1年ごとに交換してください。
(使用頻度によって、交換時期
を調整して下さい)
 定期的にポンプピストンロッドに腐食が無いか確認して下さい。金属が剥き出し
の部分(未塗装)は、きれいなオイルを含んだ布で拭いてください。
5.ジャッキの処分について
 もしジャッキが完全に使用不能となり処理する場合は、オイルを承認された容器
に排出し、各自治体の規則に従ってジャッキ本体とオイルを処理して下さい。
6.作業上の注意点
 安全ゴーグル、安全手袋、安全帽、作業服を着用して下さい。
 塗装等、呼吸器系統に影響がある作業を行う場合は、防塵マスクを着用して下さ
い。
 サイズの極端に大きい衣服、ズボン等、巻き込みの恐れがある衣服や作業服は着
用しないで下さい。必ず体に合った作業服を着用して下さい。また、長髪の人は
髪が巻き込まれないようにして下さい。
 使用する工具の説明書をよく読み、注意事項を守って作業して下さい。
 作業前に、各部に傷、損傷、錆びなどが無いか良く確認して下さい。
 可動部・回転部分には、作業前もしくは定期的にグリスの塗布・注油を行って下
さい。
 誤った使用方法により商品が破損、人体への損傷、物品等の損害が生じた場合、
一切の保証、並びに責務は無効となります。
7.所有者・使用者責任
所有者、及び使用者は当該商品を使用する前に、メーカーからの説明書(警告文)
を良く読み、理解しなければなりません。資格を持ち、自動車の構造、及び構成して
いる部品等をよく理解し、十分な経験のある人が責任を持って当該商品を使用した作
業を行うようにして下さい。警告事項は特に良く理解するようにして下さい。
所有者、及び使用者は今後の作業の上で、メーカーからの推奨事項を常に把握し、
維持するように努めてください。また、警告ラベル、説明書等については、いつでも
読む事が出来るように良い状態で保管して下さい。
8.故障について
故障と思われる場合には、お手数ですがお買い上げいただいた販売店又は販売元まで
お問い合わせ下さい。
■お問合せ先
株式会社ワールドツール
〒361-0056
埼玉県行田市持田 2091-1
電話:048-564-6970(代)
FAX:048-564-6971
■カスタマーサービス
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