道路管理者と公安委員会又は警察署長との間における協議

道路管理者と公安委員会又は警察署長との間における協議及び意見聴取
(協議)事務の処理要領について
最終改正
平成14年2月徳交規甲第52号
徳島県警察本部長から各部(室)課(校)長、警察署長あて
道路交通法( 昭和35年法律第105号 )第79条及び第80条並びに道路法( 昭
和27年法律第180号)第32条第1項による道路占(使)用についての協議並
びに道路交通法第110条の2の2項及び道路法第95条の2の規定による意見の
聴取及び回答事務の処理については、道路の管理者と警察署長との道路の占(使)
用許可手続等に関する協定について(昭和36年3月27日徳交第176号)によ
り 、各警察署長と各道路管理者との間で協定を結び実施されていたところであるが 、
昭和50年4月1日から県下統一し次の要領により処理することとしたので遺憾の
ないようにされたい。
なお、道路の管理者と警察署長との道路占(使)用許可手続等に関する協定につ
いて(昭和36年3月27日徳交第176号)及び道路の管理者と警察署長との道
路の占(使)用許可手続等に関する協定(案)の解釈運用について(昭和36年4
月13日徳交第206号)は、廃止する。
記
1
趣旨
道路法の一部改正により、道路管理者の公安委員会に対する意見聴取事項に変
更があったこと及び徳島県警察本部事務専決規程(昭和46年徳島県警察本部訓
令第18号)の一部改正により道路管理者が公安委員会の意見を聴取すべき事項
のうち、区画線(車道中央線及び車道外側線)の設置又は通行の禁止若しくは制
限に関する事項については、警察署長の専決で処理できることとしたことなどの
ため、事務処理要領の整備、統一を図ることとした。
なお、この事務処理要領は、国土交通省及び徳島県の了承を得ているほか、市
町村に対しては、徳島県(道路保全課)から同様の方式で処理するよう指示ずみ
である。
2
道路管理者との協議要領
道路交通法第79条及び第80条並びに道路法第32条第5項の規定に基づ
き、道路管理者と警察署長との間で行われる道路占(使)用の協議事務の処理に
ついては、別添第1の「道路管理者と警察署長との道路占(使)用許可に関する
協議の処理要領について」により処理すること。
3
道路管理者との意見聴取要領
道路交通法第110条の2の2項及び道路法第95条の2の規定に基づく特定
の交通規制並びに区画線(車道中央線及び車道外側線)の設置又は道路における
通行の禁止若しくは制限に関する意見聴取事務の処理については 、別添第2の「 道
路管理者と公安委員会との通行の禁止、安全施設等の設置及び特定の交通規制実
施の際における意見聴取事務の処理要領について」により処理すること。
別添第1
道路管理者と警察署長との道路占(使)用許可に関する協議の処理要
領について
道路法第32条第5項並びに道路交通法第79条及び第80条の規定による道路
管理者と公安委員会の協議要領を次のとおり定める。
記
1
道路占(使)用許可の協議
(1)
道路法(昭和27年法律第180号)第32条第5項及び道路交通法(昭和
35年法律第150号)第79条による協議は、先に道路占(使)用許可申請
書を受理した道路管理者又は警察署長が別記様式第1号の協議書を送付して行
うものとする。ただし、急を要しあらかじめ文書による協議をするいとまがな
いときは口頭により協議することができる。
(2)
前項の協議書を受理した道路管理者又は警察署長は、別記様式第2号により
回答するものとする。
2
道路管理者からの特例協議
道路交通法第80条第1項の規定による道路管理者から警察署長への協議は、
別記様式第3号の特例に関する協議書を送付して行うものとし、協議を受理した
警察署長は 、別記様式第4号の特例の回答書により速やかに回答するものとする 。
3
事務の処理
道路法第32条第5項及び道路交通法第79条並びに第80条の規定に基づく
協議及びその回答の事務については 、国土交通省四国地方整備局徳島工事事務所 、
同国道出張所、徳島県土木事務所及び市町村と警察署長との間で処理するものと
する。
別記様式第1(別添第1の1の(1)関係)
第
号
年
月
日
殿
,
道路(
)用許可の協議書
みだしのことについて別添のとおり申請があったので、下記のとおり許可
したいと思いますので道路交通法第
申
(
請
)
氏
名
の
的
場
所
又
は
区
間
期
方
所
項の規定により協議します。
者
用
目
住
条第
間
法
年
月
日
時から
年
月
日
時迄
電話
局
番
又
別添のとおり
は
形
態
住所
現 場 責 任 者
氏名
備
考
(許 可 条 件)
別記様式第2(別添第1の1の(2)関係)
第
号
年
月
日
殿
警察署長
道路(
)用許可の協議に対する回答書
みだしのことについては、
年
月
日付第
号文書によつて
協議を受けましたが次のとおり回答します。なお使用許可申請書は確かに受け
取りました。
(
)用許可の
許
意
す
る
許
可
し
な
い
見
許
可
期
間
許
可
条
件
備
可
考
年
月
日
時から
年
月
日
時まで
別記様式第3(別添第1の2関係)
第
号
年
警 察 署 長
月
日
殿
印
道 路 使 用 の 特 例 に 関 す る 協 議 書
次のとおり工事等を行なおうと思いますので、道路交通法(昭和35年法律
第105号)第80条第1項並びに工事又は作業を行なう場合の道路管理者と
警察署長との協議に関する命令(昭和35年 総理府
建設省 令第2号)の規定により協
議します。
国
路
線
名
県
道
線
市町村
場
所
又は
区
間
期
郡
町
市
村
郡
町
市
村
間
(時
から
メートルの間
まで
年
月
日
時から
年
月
日
時まで
間) 工事・作業
※
終日工事
の 時 間 帯
※
時間工事
禁止又は制限
※ 全面通行禁止
※ 大型自動車以上通行禁止
※ 車両通行禁止
※ 片側通行
の対象者(車) ※ 軽三輪以上通行禁止
※ 普通自動車以上通行禁止
工事の方法の
概
う
要
回
路
無
道 路 標 識
信号人又は
信 号 措 置
備
注
日間
考
※印は○で囲んだもの。
有
路線は
※
トン以上重量制限
※ 通行規制なし
別記様式第4(別添第1の2関係)
第
号
年
月
日
殿
警
察
署
長
印
道路使用の特例の協議に対する回答書
みだしのことについて
年
月
文書によって協議を受けましたので次のとおり回答します。
希
望
又
は
意
見
備
考
日付第
号
別添第2
道路管理者と公安委員会との通行禁止安全施設等の設置及び特定の
交通規制実施の際における意見聴取事務の処理要領について
道路法第95条の2及び道路交通法第110条の2第2項の規定による道路管理
者及び公安委員会との事務処理要領を次のとおり定める。
記
第1
道路法(昭和27年法律第180号。以下「道路法」という 。)第95条の
2の関係
1
次の各号に掲げる場合について、道路の通行を禁止し、若しくは制限する場
合の意見聴取は、別記様式第1号及び別記様式第4号により国土交通省国道出
張所長 、徳島県土木事務所長又は市町村長( 以下「 国道出張所長等 」という 。)
と関係警察署長の間において処理することとする。
(1)
道路の破損、欠壊その他の事由に因り交通が危険であると認められる場合
(道路法第46条第1項第1号)
(2)
道路に関する工事のためやむを得ないと認められる場合(道路法第46条
第1項第2号)
(3)
トンネル、橋、高架の道路その他これらに類する構造の道路について、そ
の構造を保全し、又は交通の危険を防止するため、重量又は高さが構造計算
その他の計算又は試験によつて安全であると認められる限度を超える場合
(道路法第47条第3項)
(4)
道路占用が原因で道路交通法(昭和35年法律第105号。以下「道路交
通法」という 。)第77条第1項(道路の使用の許可)の規定の適用を受け
て道路に関する工事等を行う場合(道路法第32条第5項)
(5)
水底トンネル(水底トンネルに類するトンネルで国土交通省令で定めるも
のを含む 。)の構造を保全し、又は水底トンネルにおける交通の危険を防止
するため爆発性又は易燃性を有する物件その他の危険物を積載する場合
(道路法第46条第3項、道路法施行令第19条の5第19条の6及び第1
9条の7)
2
道路に次の区間線を設置する場合は、別記様式第2号及び別記様式第4号に
より国道出張所長等と関係警察署長との間において処理するものとする。
車道中央線及び車道外側線を設ける場合
3
道路に次の各号に掲げる交通安全施設等を設置する場合は、国土交通省四国
地方建設局徳島工事事務所、徳島県土木事務所関係各課又は市町村と徳島県警
察本部交通部交通規制課との間において別記様式第2号により処理するものと
する。
(1)
横断歩道橋の新設
(2)
道路の交差部分及びその附近の道路の部分の突角の切取り
(3)
道路の交差部分及びその附近の道路の部分の車道又は歩道の幅員の変更
(4)
道路の交差部分及びその附近の道路の部分の中央帯の設置
(5)
交通島の設置
第2
道路交通法第110条の2第2項関係
公安委員会及びその委任を受けた警察署長が行う交通規制に関する道路管理者
の意見聴取及びその回答は、次の区分により処理するものとする。
1
道路交通法第5条第1項の規定により権限を委任された警察署長が行う交通
規制については警察署長と国道出張所長等の間において処理するものとする。
2
その他の事項については、徳島県警察本部交通規制課と国土交通省四国地方
整備局徳島工事事務所、徳島県県土整備部道路保全課又は市町村との間におい
て処理するものとする。
別記様式第1号(別添第2の第1の1関係)
第
号
年
徳島県公安委員会
月
日
殿
印
道路の通行禁止等の意見について(照会)
次のとおり通行を禁止し、又は制限したいので、道路法(昭和27年法律第
180号)第95条の2の規定により意見を聴取します。
国
路
線
名
県
道
線
市町村
場
所
又は
区
間
期
郡
町
市
村
郡
町
市
村
間
(時
から
メートルの間
まで
年
月
日
時から
年
月
日
時まで
間) 通 行 禁 止
※
終日規制
の 時 間 帯
※
時間規制
禁止又は制限
※ 全面通行禁止
※ 大型自動車以上通行禁止
※ 車両通行禁止
※ 片側通行
の対象者( 車 ) ※ 軽三輪以上通行禁止
※ 普通自動車以上通行禁止
理
う
由
回
路
無
道 路 標 識
信号人又は
信 号 措 置
備
注
日間
考
※印は○で囲んだもの。
有
路線は
※
トン以上重量制限
別記様式第2号(別添第2の第1の2及び3関係)
第
号
年
徳島県公安委員会
月
日
殿
印
交通安全施設等の設置意見について(照会)
次のとおり交通安全施設等を設置したいから、道路法(昭和27年法律第
180号)第95条の2の規定により意見を聴取します。
図面対象番号
備
注
安全施設の種類
路
線
名
個
所
数
量
考
添付図面 (1)
(2)
平面図
縮尺
1/50,000
1/600(主要構造等のみ)
構造図(横断歩道橋等主要構造物の場合)
別記様式第3号(別添第2の第2関係)
第
年
徳島県公安委員会
殿
又 は 警 察 署 長
殿
号
月
日
交通規制に対する意見について
(
・
・
付け第
号に対する回答)
記載内容
1
支障の有無
2
条件(例)
ただし、図面対象番号
番の区画線については、・・・・・・・・・・・・・・・・
すること 。(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しなければならない 。)
別記様式第4号(別添第2の第1の1及び2関係)
徳
号
年
月
日
殿
徳島県公安委員会
(
通行を禁止し、若しくは制限し、又は区画線(車
道中央線又は車道外側線)設置の意見について
(
・
・
付第
号に対する回答)
記載内容
1
支障の有無
2
条件(例)
ただし、整理人を○名付されたい。
○○交差点の部分は設置しないこと。
警察署)