Windows 版アプリ 操作マニュアル 2016 年 7 月版 目次 目次 サービス内容 ..................................................................................................................... 2 どこでもキャビネットとは .................................................................................................... 2 Windows 版アプリの概要 ...................................................................................................... 2 お問い合わせ窓口 ................................................................................................................... 2 インストール/アンインストール .......................................................................................... 3 インストールする ................................................................................................................... 3 アカウントを設定する ............................................................................................................ 6 アンインストールする ............................................................................................................ 8 基本操作 ......................................................................................................................... 10 キャビネット・フォルダの種類 ........................................................................................... 10 ファイルを参照する ............................................................................................................. 11 ファイルをアップロードする ............................................................................................... 12 ファイルをダウンロードする ............................................................................................... 14 ファイル内容の変更 ............................................................................................................. 16 ファイルを削除する ............................................................................................................. 20 ごみ箱からデータを取り出す ............................................................................................... 21 変更履歴を確認する ............................................................................................................. 22 知っておくと便利な機能 .................................................................................................... 23 どこでもキャビネットアイコンでできること ..................................................................... 23 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 本書の内容の複製または改変などを当社の許可なく行うことは禁止されています。 本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。 本書で取り上げたソフトウェアの変更、ホームページの構成・デザイン・内容の変更、それに伴って発生す る損失、逸失利益に関し、当社はいかなる責任も負いかねます。 ‧ 本書に記載されている社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 ‧ 本書は、Windows7 の環境下で作成しています。OS によって、動作や画面の一部が異なる場合がありま すのでご了承ください。 ‧ ‧ ‧ ‧ 注意:本書について 本書は 2016 年 7 月時点での情報を元に作成しています。 会員サイトから、最新の「ご利用の手引き」をダウンロードできます。 http://dococab.tayoreru.com/ 1 サービス内容 サービス内容 どこでもキャビネットとは どこでもキャビネットは、社内・社外で使用するさまざまなファイルを、どこでもキャビネットサーバを介してデ ータ共有できるサービスです。どこでもキャビネットの登録ユーザーは、インターネットにアクセス可能な環境 から、いつでもどこからでも、どこでもキャビネットサーバ上のファイルにアクセスすることができます。 Windows 版アプリの概要 Windows 版アプリをインストールすると、どこでもキャビネットサーバと同期させたパソコン内のフォルダを使 用して、どこでもキャビネットのデータに対し参照や更新を実行したり、パソコン内のファイルをどこでもキャビ ネットへ登録できるようになります。ファイルの登録は、簡単なドラッグ&ドロップ操作で可能です。 注意:OS のユーザーアカウントを削除する場合 次の条件がすべて合致した状態で、回避手順を行わずに Windows OS のユーザーアカウントを削除すると、どこでもキャ ビネットで登録権がある全データが削除されます。 ‧ どこでもキャビネットフォルダが Windows OS のユーザーアカウントの「マイドキュメント」配下に設定されている。 ‧ Windows OS のユーザーアカウント削除時に「ファイル削除」を選択し、プロファイル関連のファイルを削除する、あるい は「システムのプロパティ」→「詳細設定」→「ユーザープロファイル」からユーザープロファイルを削除する。 回避手順等の詳細につきましては、会員サイトをご確認ください。 http://dococab.tayoreru.com/new/service/2013/0906_1254.html お問い合わせ窓口 サービスに関するご質問は、フリーダイヤルでのサポートの他、ホームページからも受け付けております。 ■ 電話・FAX でのお問い合わせ フリーダイヤルにて受け付けております。FAX のみ、24 時間受け付けます。 フリーダイヤルの番号につきましては、サービスご利用開始時のご案内をご確認ください。 ご不明な場合は、下記ホームページからお問い合わせください。 受付時間 平日 9:00~19:00(弊社休業日を除く) 土曜 9:00~12:00、13:00~17:15(弊社休業日を除く) ※対応時間終了後に受け付けたお問い合わせは、翌営業日以降の対応となります。 ■ ホームページからのお問い合わせ お客様専用フォームからお問い合わせください。 https://dococab.tayoreru.com/contact/ 対応時間 平日 9:00~19:00(弊社休業日を除く) 土曜 9:00~12:00、13:00~17:15 (弊社休業日を除く) ※対応時間終了後に受け付けたお問い合わせは、翌営業日以降の対応となります。 注意:お問い合わせの前に 会員サイトでは、お客様からのお問い合わせが多い質問とその回答を掲載しております。 お問い合わせの前に是非ご確認ください。 http://dococab.tayoreru.com/ 2 インストール/アンインストール インストール/アンインストール ここでは、Windows 版アプリのインストールおよびアンインストールの手順を説明します。 インストールする 会員サイトから、Windows 版アプリをダウンロードし、インストールを行います。 注意 インストール後に再起動が必要です。 他のアプリケーションで編集中のファイルがあれば、すべて閉じてから実施してください。 1 会員サイト(http://dococab.tayoreru.com/)に アクセスし、「Windows 版アプリ ダウンロード」 をクリックします。 2 ダウンロードした Windows 版アプリをダブルク リックします。 注意 OS の管理者権限がないアカウントでインストールする場 合、管理者のパスワード入力が求められます。 注意 Windows 版アプリを使用するには、「.NetFramework」や 「C++」が必要です。パソコンにインストールされていない 場合、手順 3 の前に以下画面が表示されます。ダウンロ ードサイトにアクセスし、画面に従ってインストールしてく ださい。 インストール終了後は、再度 Windows 版アプリをダブルク リックし、手順 3 に進んでください。 3 「はい」ボタンをクリックします。 4 「OK」ボタンをクリックします。 3 インストール/アンインストール 5 「次へ」ボタンをクリックします。 6 ライセンス条項を確認し、「同意する」を選択し て「次へ」ボタンをクリックします。 7 必要事項を入力し、「次へ」ボタンをクリックしま す。 フォルダ Windows 版アプリをインストー ルするフォルダを指定します。 8 「次へ」ボタンをクリックします。 4 インストール/アンインストール 9 「OK」ボタンをクリックします。 インストールが開始されます。 10 「閉じる」ボタンをクリックします。 注意 他のアプリケーションで編集中のファイルがあれば、すべ て閉じてから次の手順へ進んでください。 11 「はい」ボタンをクリックします。 Windows が再起動します。 引き続き、アカウントの設定を行ってください。 ※ アカウントの設定方法→「アカウントを設定する」(P.6) ポイント 再起動後、タスクバーに、どこでもキャビネットアイコンが 表示されるようになります。 ※どこでもキャビネットのアイコン ポイント Windows 版アプリは、Windows のスタートアップに登録さ れるので、アプリケーションを起動する必要はありませ ん。 5 インストール/アンインストール アカウントを設定する Windows 版アプリで使用する、どこでもキャビネットのユーザーID とパスワード、どこでもキャビネットと同期さ せるパソコン内のフォルダを設定します。 初回起動時、アカウント設定画面が自動的に表示されますので、設定を行ってください。 注意:アカウント設定画面が自動的に表示されない、またはアカウントを追加設定する場合 どこでもキャビネットアイコンを右クリックし、「アカウント設定」を選択してください。 ※アカウント設定→「どこでもキャビネットアイコンでできること」(P.23) 1 必要事項を入力し、「OK」ボタンをクリックしま す。 ログイン ID 管理者から割り当てられたログ イン ID を入力します。 パスワード 管理者から割り当てられたパス ワードを入力します。 どこでもキャビ ネットフォルダ どこでもキャビネットと同期さ せるフォルダ名を指定します。 ※マイドキュメント配下のフォルダ を指定する場合は、 「ユーザーフォル ダの...」をチェックします。 2 「はい」ボタンをクリックします。 ヒント 手順 1 で指定したフォルダが存在する場合、手順 2 の画 面は表示されません。手順 3 へ進んでください。 3 「OK」ボタンをクリックします。 設定が有効になります。 これで、Windows 版アプリを使用して、どこでもキャ ビネットにアクセスできるようになります。 4 デスクトップにショートカットを作成するか選択 します。 ※「はい」を選択されることをお勧めします。 6 インストール/アンインストール 5 「OK」ボタンをクリックします。 ヒント 手順 4 で「いいえ」を選択した場合、手順 5 の画面は表示 されません。 設定が有効になります。 これで、Windows 版アプリを使用して、どこでもキャ ビネットにアクセスできるようになります。 プロキシ認証が必要な場合 認証が必要なプロキシサーバ経由でどこでもキャビネットにアクセスする場合、あらかじめ、認証用のアカウ ントとパスワードを設定する必要があります。 1 タスクバーのどこでもキャビネットアイコンを右 クリックし、「全体設定」を選択します。 全体設定画面が表示されます。 2 「プロキシ設定」タブをクリックします。 必要事項を入力し、「OK」ボタンをクリックしま す。 プロキシサーバ ー プロキシサーバーを設定するか どうか選択します。 「個別に設定する」を選択した場 合、プロキシサーバーの情報を 「アドレス」 「ポート」に入力し ます。 プロキシ認証 プロキシ認証を設定するかどう か選択します。 「する」を選択した場合、プロキ シ認証用の情報を「アカウント 名」 「パスワード」に入力します。 3 「OK」ボタンをクリックします。 設定が有効になります。 7 インストール/アンインストール パスワードを変更する 管理者によって設定されたパスワードは、利用者個人が変更できます。 1 タスクバーのどこでもキャビネットアイコンを右 クリックし、「アカウント設定」を選択します。 アカウント設定画面が表示されます。 2 必要事項を入力し、「OK」ボタンをクリックしま す。 現在のパスワー ド 現在のパスワードを入力しま す。 新しいパスワー ド 新しいパスワードを入力しま す。 新しいパスワー ド(確認) 再度、新しいパスワードを入力 します。 3 「OK」ボタンをクリックします。 設定が有効になります。 アンインストールする Windows のコントロールパネルから、Windows 版アプリのアンインストールを行います。 注意 アンインストール後に再起動が必要です。 他のアプリケーションで編集中のファイルがあれば、すべて閉じてから実施してください。 1 コントロールパネル画面を開き、「プログラムの アンインストール」をクリックします。 8 インストール/アンインストール 2 「どこでもキャビネット」を選択して右クリックし、 「アンインストール」を選択します。 確認画面が表示されます。 3 「はい」ボタンをクリックします。 アンインストールが開始されます。 4 「OK」ボタンをクリックします。 注意 他のアプリケーションで編集中のファイルがあれば、すべ て閉じてから次の手順へ進んでください。 5 「はい」ボタンをクリックします。 Windows の再起動が開始され、アンインストールが 完了します。 9 基本操作 基本操作 ここでは、Windows 版アプリの基本的な操作方法について説明します。 キャビネット・フォルダの種類 Windows 版アプリでは、キャビネット・フォルダやファイルの状態を、表示されるアイコンで見分けることがで きます。 キャビネット・フォルダのアイコン どこでもキャビネットで利用できるキャビネットのトップです。 階層下に、どこでもキャビネットサーバにあるキャビネットやフォルダ、ファイルが表示さ れます。 ブラウザを利用して、どこでもキャビネットに作成されたキャビネットです。 キャビネットの名前変更や移動はできません。 Windows 版アプリで作成されたフォルダです。 フォルダの名前変更や移動が可能です。 Windows 版アプリでアップロードに失敗したファイルを保存する退避フォルダです。 登録権のないキャビネット・フォルダにファイルをアップロードした場合、該当ファイルは 退避フォルダに保存されます。 ファイルのアイコン お使いのパソコンに、ファイルの実体がコピーされた状態です。実ファイルサイズが表示さ れます。 詳しくは、 「自動ダウンロードファイルとは」 (P.11)を参照してください。 どこでもキャビネットサーバ上にのみ実体がある、仮想状態のファイルです。ファイルサイ ズが「0 バイト」と表示されます。 詳しくは、 「仮想ファイルとは」 (P.11)を参照してください。 どこでもキャビネットサーバと通信して同期を行っている状態です。 競合または管理外のファイルです。どこでもキャビネットサーバにはアップされていませ ん。詳しくは、 「競合ファイルとは」 (P.17) 、 「管理外ファイルとは」(P.17)を参照してく ださい。 10 基本操作 注意:アイコンがイラストで表示されない場合 別のアプリケーションでアイコン(オーバーレイアイコン)を一定数利用していると、どこでもキャビネットのアイコンがイラ ストで表示されません。 状態を確認するには、ツールバーの「表示」メニューで「詳細」を選択してください。 仮想ファイルと自動ダウンロードファイル ■ 仮想ファイルとは 仮想ファイルとは、パソコン内に実体はなく、どこでもキャビネットのサーバ上に実体があるファイルのことで す。ファイルサイズは、「0 バイト」と表示されます。 パソコンでは、仮想ファイルを他のフォルダやデスクトップなどにコピーすることができません。また、ネットワ ークに接続されていない場合、ファイルの参照ができません。 通常、どこでもキャビネット上のファイルは、すべて仮想ファイルとなります。 ■ 自動ダウンロードファイルとは 自動ダウンロードファイルとは、パソコン上のフォルダに、仮想ファイルの実体をダウンロードしたファイルのこ とです。ファイルサイズは、実ファイルサイズが表示されます。 パソコンの他のフォルダやデスクトップなどにファイルをコピーしたい場合、ファイルを自動ダウンロードファイ ルにする必要があります。ファイルのダウンロード方法については、「ファイルをダウンロードする」(P.14)を参 照してください。 ファイルを参照する 登録権または参照権のある、どこでもキャビネットの登録データを参照することができます。 注意:最新状態を参照するには どこでもキャビネットの情報は、10 分に 1 回、お使いのパソコンと自動的に同期されます。 最新状態を参照したい場合、該当のキャビネット・フォルダを選択して右クリックし、「サーバ最新状態確認」を選択してく ださい。 1 「どこでもキャビネット」と同期させたパソコン内 のフォルダを開きます。 2 参照するファイルが含まれているキャビネット・ フォルダ(以降、フォルダと表記)をクリックしま す。 11 基本操作 3 参照するファイルをダブルクリックします。 ファイルが開き、内容を参照することができます。 ファイルをアップロードする どこでもキャビネットへファイルをアップロードします。 1 アップロード先のフォルダを開きます。 2 アップロードするファイルを、該当フォルダにド ラッグ&ドロップ(またはコピー)します。 3 該当ファイルが、どこでもキャビネットへアップ ロードされます。 注意 フォルダに追加したファイルは、約 10 秒後、どこでもキャ ビネットサーバへアップロードされます。 注意 アップロード先のフォルダの登録権がなくなった場合、エ ラーが表示され、どこでもキャビネットへアップロードされ ません。 該当ファイルは、退避フォルダに保存されます。 12 基本操作 4 アップロードが完了します。 注意 ファイルの状態は、アップロード先のフォルダの状態に依 存します。 仮想ファイルのサイズを確認する 仮想ファイルのサイズは、次の手順で確認できます。 1 サイズを確認する仮想ファイルを右クリックし、 「プロパティ」を選択します。 プロパティ画面が表示されます。 2 「サーバ上のサイズ」欄で、ファイルサイズを確 認します。 ※ キャッシュが残っている場合、ディスク上のサイ ズも表示されます。 13 基本操作 ファイルをダウンロードする どこでもキャビネットサーバにあるファイルの実体を、パソコンにダウンロードすることができます。 フォルダ単位でダウンロードする場合、一括でダウンロードしてください。 ※操作方法→「フォルダを一括でダウンロードする」(P.14) 1 ダウンロードするファイルが保存されているフォ ルダを開きます。 2 ダウンロードするファイルを右クリックし、「自動 ダウンロード」を選択します。 3 パソコン上のフォルダにファイルの実体がダウ ンロードされます。 実ファイルサイズが表示されるようになります。 フォルダを一括でダウンロードする 1 一括でダウンロードするフォルダを右クリック し、「自動ダウンロード一括設定」を選択しま す。 確認画面が表示されます。 14 基本操作 2 注意事項とデータ量を確認し、「はい」ボタンを クリックします。 注意 自動ダウンロードに設定すると「自動ダウンロードに設定 されるファイルの容量」は、お使いのパソコンのディスク 容量を使用します。 3 「OK」ボタンをクリックします。 4 パソコン上のフォルダにフォルダの実体がダウ ンロードされます。 15 基本操作 ファイル内容の変更 ファイル内容を変更するには、以下の 2 つの方法があります。 ‧ 通常どおり、ファイル内容を変更する ※操作方法→「ファイル内容を変更する」(P.16) 変更中に他のユーザーから変更させたくない場合は、編集機能を利用してください。 ‧ 編集機能を使って、ファイルの内容を変更する ※操作方法→「編集機能を使って、ファイル内容を変更する」(P.17) ファイル内容を変更する 通常どおり、ファイル内容を変更する方法を説明します。 1 内容を変更するファイルをダブルクリックしま す。 一時ファイルとして、仮想状態でダウンロードされた ファイルが開きます。 2 内容を変更した後、ファイルを上書き保存して 閉じます。 注意 ファイルを上書き保存する際、他のユーザーとファイル更 新が競合してしまうと、どこでもキャビネットへアップロー ドされません。該当ファイルは、競合ファイルとしてパソコ ンのみに保存されます。 競合ファイルについては、「競合ファイルとは」(P.17)を参 照してください。 注意 アップロード先のフォルダの登録権がなくなった場合、エ ラーが表示され、どこでもキャビネットへアップロードされ ません。該当ファイルは、退避フォルダに保存されます。 3 該当ファイルが、どこでもキャビネットへアップ ロードされます。 注意 内容を変更したファイルは、変更終了の約 10 秒後、どこ でもキャビネットサーバへアップロードされます。 ポイント 仮想ファイルの状態で変更した場合、実サイズに関係な く、ファイルサイズは「0 バイト」と表示されます。 16 基本操作 ■ 競合ファイルとは 競合ファイルは、次のようなケースで発生します。 ‧ 同じファイルを複数のユーザーが変更し、先に他のユーザーが保存した場合 ‧ 変更中のファイルを他のユーザーが削除した場合 競合ファイルは、「 」アイコンが表示され、ファイ ル名に「年月日時分秒(_YYYYMMDDhhmmss)」が 付加されます。 ポイント:競合ファイルが発生した場合 データ紛失を防ぐため、競合ファイルは、どこでもキャビネットへアップロードされません。 競合ファイルが発生した場合は、ファイル名を変更するか、「サーバ最新状態確認」を行った後、変更したファイルを改め て変更し、上書き保存してください。 ■ 管理外ファイルとは 管理外ファイルは、次のようなケースで発生します。 ‧ ファイルサイズが「0 バイト」のファイルを Windows 版アプリにアップロードした場合 管理外ファイルは、「 」アイコンが表示され、ファ イル名に「年月日時分秒(_YYYYMMDDhhmmss)」 は付加されません。ファイルの中身は空です。 ポイント:管理外ファイルが発生した場合 データ紛失を防ぐため、管理外ファイルは、どこでもキャビネットへアップロードされません。 管理外ファイルが発生した場合は、ファイル名をどこでもキャビネットに存在しない名前に変更した後、Windows を再起 動します。再起動後、ファイル名を変更した管理外ファイルを Windows 版アプリから削除してください。 編集機能を使って、ファイル内容を変更する Windows 版アプリの編集機能を使って、ファイル内容を変更する方法を説明します。 編集機能を使って、「編集状態」にしたファイルは、他のユーザーからの上書き保存が禁止となるため、競 合を防ぐことができます。 1 内容を変更するファイルを右クリックし、「編集 を開始する」を選択します。 ファイルが編集状態となり、一時ファイルとしてダウ ンロードされたファイルが開きます。 ポイント 別ウィンドウで、編集中ファイル一覧画面が表示されま す。詳しくは、「編集中ファイル一覧とは」(P.20)を参照し てください。 17 基本操作 2 内容を変更した後、ファイルを上書き保存して 閉じます。 3 該当ファイルが、どこでもキャビネットへアップ ロードされます。 注意 内容を変更したファイルは、変更終了の約 10 秒後、どこ でもキャビネットサーバへアップロードされます。 ポイント 仮想ファイルの状態で変更した場合、実サイズに関係な く、ファイルサイズは「0 バイト」と表示されます。 4 ファイルを右クリックし、「編集を終了する」を選 択します。 注意 編集を終了しないと、他のユーザーが該当ファイルを変 更できません。ご注意ください。 ポイント 編集中ファイル一覧画面からも編集を終了することがで きます。詳しくは、「編集中ファイル一覧とは」(P.20)を参 照してください。 ■ 編集状態とは 編集状態のファイルは、ロック状態となり、編集者以外は上書き保存できないようになっています。 他のユーザーが編集状態のファイルを開くと、次のような画面が表示され、誰がそのファイルを編集中であ るかがわかります。 「はい」をクリックするとファイルは開きますが、編集 者が編集中のため、変更しても上書き保存できま せん。 18 基本操作 注意: 「はい」ボタンをクリックするとファイルは開きますが、編集者が編集中のため、編集者以外の人は上書き保存ができず、 アップロードエラーとなります。 該当ファイルは、競合ファイルとなり、ユーザーのパソコンにのみ保存されます。 19 基本操作 ■ 編集中ファイル一覧とは ファイルの編集を開始すると、編集中ファイル一覧画面が表示されます。一覧画面では、お使いのパソコン で編集状態となっているファイルが確認でき、編集を終了することもできます。 ① ② ③ ① 編集者のユーザーID、ファイル名、ファイルパスが表示されます。 ② ファイルを選択して「編集を終了する」ボタンをクリックすると、編集を終了することができます。 ③ 「一覧を更新する」ボタンをクリックすると、お使いのパソコンでの編集状態が更新されます。 ファイルを削除する ファイルの削除は、通常の操作方法と同じです。削除するファイルを右クリックし、「削除」を選択するなどし て、削除してください。 注意:ファイルの削除 削除したファイルは、ごみ箱キャビネットに保存され、削除日から 10 日間以上経過するとごみ箱キャビネットから自動的 に削除されます。Windows の「ごみ箱」には入りませんので、ご注意ください。 20 基本操作 ごみ箱からデータを取り出す 削除日から 10 日間以内であれば、ごみ箱キャビネットからデータを移動できます。 注意 ‧ 削除日から 10 日間以上経過すると、ごみ箱キャビネットから自動的に削除されます。 ‧ 変更履歴で削除した過去ファイルは、その時点で完全に削除されます。ごみ箱キャビネットには保存されません。 1 フォルダを右クリックし、「ごみ箱を表示する」を 選択します。 どこでもキャビネット(ブラウザ版)の画面が表示され ます。 2 取り出すデータを選択し、「戻す」ボタンをクリッ クします。 3 移動先のキャビネットを選択して「戻す」ボタン をクリックします。 正常に移動されると、次手順のような画面が表示さ れます。 4 「OK」ボタンをクリックします。 一覧が表示されます。 21 基本操作 変更履歴を確認する 注意 変更履歴は、ファイルの更新後、10 日間保存されます。保存期限を過ぎると、自動的に削除されます。 1 変更履歴を確認するファイルを右クリックし、 「ファイルバージョンを表示する」を選択します。 どこでもキャビネット(ブラウザ版)の画面が表示され ます。 2 変更履歴を確認します。 ファイル名 過去のファイルをダウンロード します。 復元 変更したファイルを、以前のフ ァイルに戻します。 削除 過去のファイルを削除します。 注意 変更履歴で削除した過去ファイルは、その時点で完全に 削除されます。ごみ箱キャビネットには保存されません。 22 知っておくと便利な機能 知っておくと便利な機能 ここでは、Windows 版アプリを使用するにあたって、知っておくと便利な機能を紹介します。 どこでもキャビネットアイコンでできること どこでもキャビネットアイコンを使って、次のような操作が可能です。タスクバーのどこでもキャビネットアイコ ンを右クリックし、操作項目を選択してください。 アカウント設定 どこでもキャビネットのアカウントを 追加・削除することができます。 またアカウントのパスワードを変更す ることができます。詳しくは「パスワー ドを変更する」 (P.8)を参照してくださ い。 キャビネットを 開く ログイン ID を選択すると、選択したロ グイン ID のフォルダが開きます。 全体設定 Windows 版アプリの各種設定を行うこ とができます。 詳しくは、 「全体設定で設定できること」 (P.24)を参照してください。 編集中ファイル 一覧 編集状態のファイルを確認したり、編集 を終了させたりすることができます。 エラーログ一覧 Windows 版アプリの使用中に発生した エラーを確認することができます。 競合ファイルや、退避フォルダに保管さ れたファイルについて、その原因を確認 できます。 通信状況の表示 アップロード、ダウンロード中に選択す ると、アップロード、ダウンロードが完 了していないファイル数が表示されま す。 通信の停止 どこでもキャビネットサーバとパソコ ン間の通信を停止します。停止すると、 どこでもキャビネットのアイコンがグ レーになります。 ※どこでもキャビネットの アイコン 停止中は、 「通信の開始」が選択できる ようになります。 最新版の確認 23 Windows 版アプリのアップデートがあ るかどうか確認できます。 知っておくと便利な機能 全体設定で設定できること 全体設定画面では、次のような項目を設定できます。 ■ 「基本設定」タブ エラーログファ イルの保存日数 エラーログファイルの保存期間を設定 します。 保存期間を過ぎたエラーログファイル は、自動的に削除されます。 ダウンロード停 止 HDD 空き容量 ダウンロードを停止する、パソコンのハ ードディスクの空き容量を設定します。 パソコンのハードディスクの空き容量 が設定値未満になると、自動的にダウン ロードが停止します。 仮想ファイルの キャッシュの保 存期間 仮想ファイルのキャッシュの保存期間 を設定します。 保存期間を過ぎた仮想ファイルのキャ ッシュは、自動的に削除されます。 仮想ファイルキ ャッシュの上限 仮想ファイルのキャッシュの上限値を 設定します。 仮想ファイルのキャッシュ合計量が設 定値を超えると、古いキャッシュから削 除されます。 バルーンの表示 時間 バルーンの表示時間を設定します。 自動監視 ファイルやフォルダのアップロード/ダ ウンロードを、自動的に行うかどうかを 設定します。 ■ 「プロキシ設定」タブ プロキシサーバ ー プロキシ認証 24 プロキシの設定が必要な場合、設定しま す。 詳しくは、 「プロキシ認証が必要な場合」 (P.7)を参照してください。 知っておくと便利な機能 ■ 「編集設定」タブ 編集中ファイル 一覧の自動表示 編集中ファイル一覧を自動的に表示さ せるかどうかを設定します。 編集中ファイル一覧については、 「編集 中ファイル一覧とは」 (P.20)を参照し てください。 編集中ファイル の自動解除 編集中ファイルを自動的に解除させる 場合、解除のタイミングをチェックしま す。 25 裏表紙
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