認定ソフトウェアアドバイザー契約

Microsoft Dynamics
認定ソフトウェア アドバイザー契約
[同意する] ボタンをクリックすることにより、貴社は、本 Microsoft Dynamics 認定ソフトウェア アドバイザー
(CSA) 契約に従う義務が生じることとなります。貴社は、本契約の条項を読み、理解したことを表明します。
個人が、当該個人の雇用主などの法人に代わって本契約を締結する場合、自らがかかる法人を代理する法
的権限を有していることを表明するものとします。
マイクロソフトは、要件を満たす会社に対し、Microsoft Dynamics 製品およびサービスの販売に関連する定
義された対象活動への取り組みを促すため、さまざまなインセンティブ (以下単純に「インセンティブ」といいま
す) を提供します。有効な MPN 契約を締結し、かつ有効な MPN ID を有している会社のみが、インセンティ
ブに参加する資格を有します。
本契約は、以下に定義するガイドに記載されている Microsoft Dynamics 製品およびサービスのみに適用さ
れる契約条件 (資格要件を含みます) を規定するものです (以下「本プログラム」といいます)。以下およびガイ
ドで説明するように、マイクロソフトが提供するインセンティブにはそれぞれ追加の要件およびガイドラインが
あります。
貴社が本契約の条項に同意した後、マイクロソフトが貴社に本契約を承諾すること (または拒否すること) を
通知します。マイクロソフトが本契約を承諾した場合、本契約はマイクロソフトが通知を行った日 (以下「発効
日」といいます) に発効します。
第 1 条 – 用語の定義
(a)
「対象活動」とは、ガイドに規定するインセンティブの要因となり、またはインセンティブに関連するも
のとして、貴社が実施しなければならない活動を意味します。
(b)
「関連会社」とは、貴社を所有し、貴社によって所有され、または貴社と共通の所有下にある法人を
意味します。「所有」とは、法人の 50% 超の持分、または経営を支配する権利を直接または間接に
有していることを意味します。
(c)
「貴社」とは、有効な MPN 契約を締結し、インセンティブの参加資格を有し、本契約の条項に同意し、
かつマイクロソフトから本契約を承諾する旨の確認を受けた企業を意味します。
(d)
「顧客ライセンス契約」とは、マイクロソフトまたはマイクロソフトの関連会社が対象製品およびサービ
スを顧客にライセンスするために使用する、マイクロソフト ライセンス契約の形態を意味します。
(e)
「顧客」とは、対象製品およびサービスについて顧客ライセンス契約を締結する、(貴社または貴社の
関連会社以外の) 法人または個人を意味します。
(f)
「ガイド」とは、実装ガイド、プログラムガイド、またはマイクロソフトが作成する資格要件、インセンテ
ィブの料率、対象となる製品、サービスおよび収益、プロセス、ポリシーならびに貴社によるインセン
ティブへの参加に関するその他の規則および要件を規定した他の同様の文書の総称を意味します。
(g)
「実装ガイド」とは、オンライン サービスに関するインセンティブのプロセス、ポリシー、コンプライアン
ス、要件、および測定について規定した文書を意味します。実装ガイドは Dynamics サービスに限
定されるものではなく、MPN Web サイトに掲示されます。
(h)
「インセンティブ支払規則」とは、インセンティブの支払に先立つ計算規則およびポリシー (コンプライ
アンスを含みます) であり、ガイドに詳細が定められています。
(i)
「インセンティブ支払」とは、該当するインセンティブの計算規則およびインセンティブ支払規則に基
づき貴社に対して行われる支払を意味します。
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(j)
「インセンティブ別紙」とは、インセンティブの料率、対象となる収益、およびインセンティブの計算に
ついて規定した文書を意味します。
(k)
「マイクロソフト」とは、MPN 契約に規定するマイクロソフトの契約締結法人を意味します。
(l)
「MPN 契約」とは、マイクロソフト パートナー ネットワーク契約を意味します。
(m)
「MPN ウェブサイト」とは、https://partner.microsoft.com/japan に所在する MPN ウェブサイト、また
はマイクロソフトが指定する後継サイトを意味します。MPN ウェブサイトは、MPN (インセンティブを
含みます) に関するツールおよび情報を提供します。
(n)
「MPN」とは、マイクロソフト パートナー ネットワークを意味します。
(o)
「プログラムガイド」とは、本プログラムの資格要件、トレーニング認定要件、最低収益条件、インセン
ティブの構造、支払スケジュール、および本プログラムのしくみを規定する業務規則について規定し
た文書を意味します。プログラムガイドは、CSA プログラムウェブサイトに掲示されるとおりとします。
プログラムガイドには以下の 2 つがあります。
(p)
(1)
Microsoft Dynamics オンライン ソリューション インセンティブ プログラムガイド
(2)
オンプレミスソリューション用 Microsoft Dynamics CSA プログラムガイド
「プログラムウェブサイト」とは、
https://mspartner.microsoft.com/en/us/pages/solutions/microsoft-dynamics-crm-softwareadvisor-fees.aspx に所在する CSA プログラムウェブサイト、またはマイクロソフトが指定する後継
サイトを意味します。CSA プログラムウェブサイトは、CSA プログラムに関するツールおよび情報を
提供します。
(q)
「対象製品およびサービス」とは、ガイドに詳細を記載するインセンティブを獲得することができるマイ
クロソフトの製品もしくはサービスまたはその両方であって、マイクロソフトまたはその関連会社が顧
客に提供するものを意味します。
第 2 条 – インセンティブ
(a)
インセンティブ支払条件 インセンティブ支払に関する具体的な条件 (インセンティブ支払規則ならび
にインセンティブを登録および獲得するためのその他の要件を含みます) は、インセンティブによって
異なり、インセンティブ別紙および適用されるガイドに規定するとおりとします。
(b)
租税 本契約、MPN 契約、適用されるガイドに別途規定されている場合を除き、貴社が受領するイ
ンセンティブ支払には、適用される物品税、サービス税、付加価値税、売上税、総収入税、または本
契約に基づく貴社が行う行為およびインセンティブの結果として適用されるその他の租税が含まれて
おり、貴社が受領するインセンティブに関して適用されるすべての租税を支払う責任は貴社が単独で
負うものとします。
(c)
請求書の提出 マイクロソフトが貴社にインセンティブ支払に関して請求書を書面で提出するよう要
請した場合、貴社はマイクロソフトが指示した所定の期間内に当該請求書を提出するものとします。
(d)
インセンティブの更新、変更、および解除 マイクロソフトは、インセンティブのいずれの部分も更新、
変更、または削除することができ、さらにインセンティブの全部を廃止することができます。マイクロソ
フトは、インセンティブ期間中にインセンティブについて行われる更新または変更について 30 日前ま
でに、およびインセンティブの廃止については 90 日前までに、貴社に通知するよう商業的に合理的
な努力を行います。貴社が、更新または変更後も引き続きインセンティブに参加した場合、貴社は当
該更新または変更を承諾したものとみなされます。
直接貴社に通知されない更新または変更について、マイクロソフトはプログラムウェブサイトにも更新
または変更を掲示する場合があります。かかる更新または変更について、プログラムウェブサイトを
確認する責任は、貴社が負うものとします。プログラムウェブサイトが更新または変更された場合、貴
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社は当該更新または変更が掲示された日をもって、当該更新または変更の内容に従う義務があるこ
とに同意します。変更および更新が遡及して適用されることはありません。
(e)
過払 理由にかかわらず、マイクロソフトが貴社に過払を行った場合には、マイクロソフトは将来の
インセンティブ支払から差し引くこと、貴社に過払額の返金を求めること、または別の回収措置を実施
することによって当該過払額を貴社から回収することができます。マイクロソフトが貴社に過払額の返
金を求めた場合、貴社は速やかに返金します。
(f)
インセンティブ支払に関する異議 インセンティブ支払に異議がある場合、貴社は、インセンティブ
ガイドに別の期間が定められている場合を除き、インセンティブ支払に関する請求の提出から 90 日
以内に、本契約第 9 条 (b) 項に従ってかかる異議についてマイクロソフトに通知しなければなりませ
ん。
(g)
資格基準への不適合 貴社が任意のインセンティブに関して資格基準を満たさなくなった場合、マイ
クロソフトは貴社にその旨を通知するものとし、貴社には資格の失効を是正するために 30 日間の猶
予が与えられるものとします。貴社が 30 日以内に資格の失効を是正した場合、貴社のインセンティ
ブ支払を受ける資格は中断されません。貴社が 30 日以内に資格の失効を是正しなかった場合、貴
社は当該 30 日間の終了後はインセンティブ支払を受ける資格を有さないものとします。資格を再度
取得するには、貴社は、貴社がすべての関連する資格基準に適合していることをマイクロソフトに証
明しなければなりません。すべての資格基準が満たされていることをマイクロソフトが確認した場合、
貴社には翌暦月の開始時に、インセンティブ支払を受ける資格が与えられるものとします。
(h)
第三者 マイクロソフトは、裁判所により命令された場合を除き、貴社に対して行うべきインセンティ
ブ支払を第三者に行う義務を負いません。
(i)
地域単位のキャンペーン、プロモーション、パイロットプログラム マイクロソフトは、インセンティブに
関連して、インセンティブ支払の対象となる別のまたは追加の対象活動を指定し、またはインセンティ
ブ支払額が一時的に変更される、地域単位のプロモーション、キャンペーン、またはプログラムを実施
する場合があります。かかる地域単位のプロモーション、キャンペーン、またはプログラムの条件およ
び義務 (資格要件を含みます) は別の文書に規定されるものとし、かかる地域単位のプロモーション、
キャンペーン、またはプログラムの条件および義務は、本契約の条件、義務、または規定を変更し、
またはこれらに優先するものではないものとします。
(j)
パブリック セクターの顧客 プログラムガイドに規定するとおり、貴社は、一定の国においては、パブ
リック セクター (政府を含みます) の顧客に対する販売についてインセンティブ支払を受ける資格を有
さないことがあります。
第 3 条 – コンプライアンス
(a)
違法コピー対策 MPN 契約に規定される違法コピー対策に関する規定 (関連するすべての条項を
含みます) は、本契約の一部として適用されます。
(b)
利害の対立 貴社は、(i) 貴社の関連会社である顧客に関連して、(ii) 契約によると法令によるとを
問わず貴社が代理人もしくは受託者としての信認義務を有する顧客に関連して、または (iii) 貴社が
インセンティブ支払を受けようとしている販売前の助言サービスについて顧客に報酬を請求している
場合には、インセンティブ支払を受けることはできません。貴社が本条項を遵守しない場合、本契約
全体に対する違反となります。
(c)
法令およびマイクロソフト腐敗防止規定の遵守 MPN 契約に規定される「法令およびマイクロソフ
ト腐敗防止規定の遵守」の規定 (関連するすべての条項を含みます) は、本契約の一部として適用さ
れます。
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マイクロソフトは、貴社によるまたは貴社に関する、本契約第 3 条 (c) 項に違反する行為を認識した
場合には、貴社に書面で通知することにより、(i) 1 つもしくは全部のインセンティブへの貴社の参加
を拒否、中断、もしくは終了し、または (ii) 本契約第 4 条 (c) 項に従い解除事由に基づいて本契約を
解除することができます。マイクロソフトが本契約第 3 条 (c) 項に基づき貴社の参加を中断した場合、
マイクロソフトは当該中断期間中においてインセンティブ支払を保留することができます。
(d)
遵守状況の確認 貴社は、本契約の履行に関連する通常の業務における適切な記録をすべて保
存します。貴社は、これらの文書を MPN 契約第 13 条 (a)(2) 項に定める期間中保存します。当該
期間中、貴社の本契約に対する遵守状況を確認することを唯一の目的として、マイクロソフトの監査
チーム (かかるチームには第三者である監査人を含めることができます) は、貴社の帳簿、記録、業
務、プロセスおよび施設を監査することができます。5 営業日前の通知があった場合、貴社は記録
の監査を受け入れるものとします。ただし、偽造製品に関連する監査については、事前の通知は必
要ないものとします。監査は、貴社の通常の業務時間内に、貴社の通常の業務を不当に妨げること
のない方法によって実施されます。貴社は、監査人に対して、監査人が徹底的な監査を実施するた
めに必要な帳簿、記録、業務、プロセス、および施設へのアクセスを提供します。マイクロソフトが事
前に通知した場合、貴社は監査開始の時点で、該当するすべての帳簿、記録、および業務を監査人
に提供できるようにします。マイクロソフトおよび第三者による監査チームは、貴社の従業員の立ち
会いの下ですべての調査を実施します。監査の結果、本契約の是正不能な違反が判明した場合、
貴社はマイクロソフトに監査費用を支払うものとします。
監査の結果、貴社が詐欺的なもしくは虚偽の情報、またはマイクロソフトに損害を与える情報を提出
したことが判明した場合、マイクロソフトは書面をもって貴社に通知し、貴社による MPN または全部
もしくは一部のインセンティブへの参加を直ちに中断または終了し、誤って行われた貴社へのインセ
ンティブ支払を回収することができます。監査の結果、貴社が不完全な情報または軽微な誤りを含
む情報を提出したことが判明した場合、マイクロソフトは書面をもって貴社に通知し、貴社は 1 週間
以内に不完全または不正確な情報を是正するものとします。貴社が不完全または不正確な情報を
是正した場合、インセンティブまたはインセンティブ支払が中断または解除されることはありません。
貴社が不完全または不正確な情報を是正しなかった場合、マイクロソフトは貴社による MPN または
全部もしくは一部のインセンティブへの参加を中断または終了し、当該情報に関連して貴社に対して
行われたインセンティブ支払を回収することができます。インセンティブに関する貴社の実績の審査
において計算を行ううえでは、マイクロソフトの記録およびシステムが正当性を有し、かつ確定的なも
のであるものとします。
第 4 条 – 期間および契約解除
(a)
期間 本契約は発効日をもって有効となります。マイクロソフトにより中途解除されない限り、本契
約は発効日の 24 か月後に自動的に満了します (以下「満了日」といいます)。マイクロソフトは、本契
約を更新すること、または貴社と新規の本契約を締結することを確約しません。
(b)
解除事由に基づかない終了 貴社は、書面によりマイクロソフトに解除を通知することにより、理由
の如何を問わずいつでも本契約を解除することができます。貴社が本第 4 条 (b) 項に基づき本契約
を解除した場合、貴社は直ちにすべてのインセンティブから除外され、マイクロソフトは、マイクロソフ
トが貴社の解除通知を受領した後に完了した対象活動について、貴社にインセンティブ支払を行う
義務を負いません。
マイクロソフトは、貴社に 30 日前までに解除を通知することにより、理由の如何を問わず、12 か月
間貴社が本プログラムの対象活動を行わなかったことを理由として、いつでも本契約を解除すること
ができます。マイクロソフトが本第 4 条 (b) 項に基づき本契約を解除した場合、貴社は直ちにすべて
のインセンティブから除外され、マイクロソフトは、解除通知の受領後 30 日以内に完了しなかった対
象活動について、貴社にインセンティブ支払を行う義務を負いません。
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いずれの当事者も、解除事由に基づかない契約解除から生じる費用または損害について、相手方
当事者に対し何ら責任を負いません。
(c)
解除事由に基づく終了 一方の当事者が本契約に違反し、当該違反が是正可能とみなされる場合
には、違反していない当事者は当該相手方当事者に書面で通知します。本契約に違反したと主張さ
れた当事者が、違反の通知を受領してから 30 日以内に当該違反を是正しない場合、本契約は解除
され、貴社はすべてのインセンティブから除外され、マイクロソフトは当該是正期間が終了した後で
完了した対象活動について、貴社にインセンティブ支払を行う義務を負いません。
解除事由が是正できないものである場合は、違反していない当事者からの通知によって直ちに本契
約が解除されます。是正できない違反の場合、マイクロソフトは特定のインセンティブまたはすべて
のインセンティブから貴社を除外することができ、マイクロソフトは解除通知の後に完了した対象活
動について、貴社にインセンティブ支払を行う義務を負いません。マイクロソフトは、是正できない違
反に関する他のすべての権利 (誤って行われた貴社に対するインセンティブ支払を回収する権利を
含みます) を失いません。
以下は、貴社による「是正不能な違反」の例であり、マイクロソフトは書面による通知をもって直ちに
本契約を解除する権利を有します。






貴社の MPN 契約が、解除事由の有無にかかわらず、MPN 契約の解除規定に従って終了した
場合。
貴社の MPN 契約が満了し、貴社が 30 日以内に更新または新規の MPN 契約を締結しなかっ
た場合。
何らかの理由で Microsoft Dynamics CSA 契約が終了した後 12 か月以内に貴社が (名義を
問わず) 本プログラムに再登録した場合。
ガイドで要求される対象活動を実施した証拠を貴社が提供できない場合。
貴社が裏付けのないまたは誤った対象活動を実施したことが判明した場合。
貴社がインセンティブ支払を受けようとする際に誠意をもって活動していなかったと結論付ける
に足る合理的な根拠がマイクロソフトにある場合。誠意をもって行動しない例には、正当な根拠
なしに見積依頼またはその他の調達プロセスに異議を申し立てることにより、貴社の利益のた
めに顧客の発注を遅延させること、が含まれますが、これに限定されません。
(d)
対象活動の完了 上記の解除規定において対象活動が完了したとみなされるためには、貴社が当
該対象活動に関与してこれを完了し、すべての関連する報告義務を果たし、かつプログラムガイドの
条件に従いインセンティブ支払を要請していなければなりません。
(e)
インセンティブ支払の調整 貴社が本契約の条件もしくはいずれかのガイドに違反し、またはインセ
ンティブ支払を受けようとする際に誠意をもって行動しなかった場合には、マイクロソフトは、その他の
権利に加えて、当該行為に関連するインセンティブ支払および貴社に対して支払う可能性のあるすべ
てのインセンティブ支払を減額、取消、または保留することができます。マイクロソフトは、本第 4 条
(e) 項に基づいてインセンティブ支払を減額、取消、または保留する場合、貴社にその旨を書面をもっ
て通知します。本第 4 条 (e) 項に基づくインセンティブ支払の減額、取消、または保留に関するマイク
ロソフトの決定に異議がある場合、貴社は、当該措置に関する通知を受領してから 30 日以内に書面
でマイクロソフトに連絡するものとし、この期限を過ぎると、貴社はマイクロソフトの決定に異議を申し
立てる権利を放棄することになります。
(f)
必要な承認の放棄 本契約の解除規定を実施するために必要な範囲において、各当事者は、適用
されるあらゆる法令に基づいて、本契約を解除するために裁判所の許可、命令、決定または判決を
要求または取得し、または本契約の変更もしくは解除のために法定の書式を使用する現在または将
来の自らの権利を放棄し、または自らが現在または将来負う可能性のある義務を免れるものとします。
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(g)
規定の存続 以下の条項は本契約の解除または満了後も有効に存続します。第 2 条 (b) 項 (租税)、
第 2 条 (g) 項 (第三者)、第 2 条 (e) 項 (過払)、第 3 条 (a) 項 (違法コピー対策)、第 3 条 (c) 項 (法
令およびマイクロソフト腐敗防止規定の遵守)、第 5 条 (補償)、第 6 条 (責任の制限)、第 7 条 (秘密
保持)、第 9 条 (雑則)、およびガイドにおいて満了または解除後も存続することが明示的に規定され
ている条項。
第 5 条 – 第三者の請求に対する補償
マイクロソフトの関連会社ではない第三者からの請求への対応において、貴社は、本契約の不履行もしくは
違反 (またはそれらが存在したとの主張)、または本契約に関係する貴社のその他の作為もしくは不作為に関
連する、請求、訴訟、要求、コスト、責任、費用、損害 (合理的な弁護士のコストおよび料金を含みます) およ
び賠償金 (または貴社が同意した和解金) の一切について、マイクロソフト、ならびにその役員、取締役、従
業員、請負業者、関連会社および代理人を防御し、それらの者に補償し、損害が及ばないようにします。マイ
クロソフトは、自らの裁量および費用負担により、本条の対象となる請求について弁護人の選定、防御、およ
び和解に参加することができ、この場合貴社とマイクロソフトは互いに誠意をもって協力します。貴社は、本条
の対象となる請求について和解を行うときは、あらかじめマイクロソフトの書面による同意を得る必要があり、
マイクロソフトは合理的な理由なしにかかる同意を拒否しません。
第 6 条 – 責任制限
法令により認められる最大限の範囲において、いずれの当事者も、本契約または本契約の履行行為に起因
し、または何らかの態様でこれらに関係する間接損害、付随的損害、派生的損害、懲罰的損害または特別損
害について、相手方当事者に対して一切責任を負わないものとします。この除外は、損害賠償請求の根拠と
なる法理、また当事者がかかる損害の可能性について知らされていたか否か、かかる損害が合理的に予見
可能であったか否か、またはこの除外の適用により賠償請求がその本来の目的を達することができなくなる
か否かにかかわらず適用されます。この除外は、各当事者の秘密保持義務の違反、相手方当事者の知的財
産権の侵害、または害意もしくは重過失による利益、データ、または期待された事業上の節減効果の直接的
もしくは間接的な逸失または損失に対しては適用されないものとします。
第 7 条 – 秘密保持
各当事者は、本契約に基づき交換される秘密情報 (MPN 契約の定義によります) に関して、MPN 契約に規
定された秘密保持義務 (本契約の一部として適用されます) を遵守します。貴社は、本契約がマイクロソフト
の秘密情報であることを了解します。
第 8 条 – 非独占性
本契約は非独占的な契約であり、いかなる意味においても貴社がマイクロソフト以外のソフトウェア、ハード
ウェア、またはサービスを使用許諾し、使用し、推奨し、またはサポートすることを禁止するものではありませ
ん。
第 9 条 – 雑則
(a)
当事者の関係 「パートナー」という用語は参照目的でのみ使用されます。各当事者は独立の契約
当事者です。本契約は、雇用者対被雇用者の関係、パートナーシップ、合弁事業、代理店関係、また
はフランチャイズを形成するものではありません。貴社または貴社の代理人は、マイクロソフトを代理
していかなる表明、保証、約定も行うことはできず、その他マイクロソフトを拘束することもできません。
(b)
通知 明確に本契約に関連する通知は、電子メールにより、またはプログラムウェブサイトもしくは
他の指定されたウェブサイトへの掲示により行うことができます。VOICE でパートナー インセンティブ
マネージャーに指定された連絡先担当者に対し、貴社が指定した宛先に通知が送付されます。マイク
ロソフトに対する通知および要請は、MPN 契約に規定された該当するマイクロソフトの契約締結法人
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に対して送付するものとします。各当事者は他方当事者に通知することによって、通知の宛先となる
担当者を変更することができます。
インセンティブに関する通知については、マイクロソフトは電子メールにより、または MPN ウェブサイ
トもしくは他の指定されたウェブサイトに更新情報を掲示することによって行うことができます。
(c)
優先順位 MPN 契約、本契約の条項、またはガイドの間に直接的な不一致があり、これらの文書
において明示的に解決されていない場合は、以下の優先順位が適用されます。
 MPN 契約が他の文書に優先するものとします。
 本契約の条項がガイドに優先するものとします。
(d)
可分性 管轄裁判所が本契約のいずれかの条項を違法、無効、または執行不能と判断した場合で
も、他の条項は引き続き完全に効力を有するものとし、また当事者は問題となった条項が可能な限り
有効になるよう本契約を修正するものとします。
(e)
統合および変更
i.
ii.
完全合意 本契約 (インセンティブ別紙、ガイド、プログラムウェブサイト、MPN ウェブサイト、
および本契約の一部として適用される MPN 契約の条件を含みます) は、インセンティブに関す
る当事者間の完全なる合意を構成するものです。本契約は、両当事者間でインセンティブに関
連して締結された従前のすべての契約、ならびに従前に行われたすべての連絡および表明に
取って代わるものです。
本契約の改定 マイクロソフトは、第 9 条 (b) 項に従い 30 日前までに貴社に通知することに
よって本契約を変更することができます。貴社は、改定された条件に同意しない場合、インセン
ティブへの参加を中止し、本契約の規定に従い本契約を解除する必要があります。貴社は、か
かる変更が発効した日の後にインセンティブへの参加を継続することにより、改定された条件を
承諾したものとみなされます。
(f) 準拠法 MPN 契約に適用される準拠法、管轄権、および裁判地が本契約にも適用されます。裁判管
轄および裁判地の選択は、いずれかの当事者が知的財産権侵害または秘密保持義務違反に対する差
止命令による救済、または判決もしくは命令の承認執行を求めることを妨げません。差止命令による救
済または承認もしくは執行は適切な裁判管轄地で申し立てることができます。1980 年国際物品売買契
約に関する国連条約は、本契約には適用されません。
(g) 弁護士費用 マイクロソフトまたは貴社が、弁護士を雇って、本契約に起因するかまたは関連する権利
の強制履行を求める法的手続きを採る場合には、勝訴当事者は合理的な弁護士報酬、費用、その他の
経費 (上訴、破産、または同様の手続きに関して発生する費用および報酬を含みます) を回収する権利
を有するものとします。
(h) 権利の放棄 本契約に別段の規定がない限り、当事者による権利の行使が遅れるかまたは行使され
なかった場合でも、その権利または別の権利を放棄したとはみなされません。
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