FJBL610Q793-02 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル ML610Q793 評価キット 第2版 2015 年 1 月 22 日 ご 注 意 本資料の一部または全部をラピスセミコンダクタの許可なく、転載・複写することを堅くお断りします。 本資料の記載内容は改良などのため予告なく変更することがあります。 本資料に記載されております応用回路例やその定数などの情報につきましては、本製品の標準的な動作や使 い方を説明するものです。したがいまして、量産設計をされる場合には、外部諸条件を考慮していただきます ようお願いいたします。 本資料に記載されております情報は、正確を期すため慎重に作成したものですが、万が一、当該情報の誤り・ 誤植に起因する損害がお客様に生じた場合においても、ラピスセミコンダクタはその責任を負うものではありま せん。 本資料に記載されております技術情報は、製品の代表的動作および応用回路例などを示したものであり、ラピ スセミコンダクタまたは他社の知的財産権その他のあらゆる権利について明示的にも黙示的にも、その実施ま たは利用を許諾するものではありません。上記技術情報の使用に起因して紛争が発生した場合、ラピスセミコ ンダクタはその責任を負うものではありません。 本資料に掲載されております製品は、一般的な電子機器(AV 機器、OA 機器、通信機器、家電製品、アミュー ズメント機器など)への使用を意図しています。 本資料に掲載されております製品は、「耐放射線設計」はなされておりません。 ラピスセミコンダクタは常に品質・信頼性の向上に取り組んでおりますが、種々の要因で故障することもあり得ま す。 ラピスセミコンダクタ製品が故障した際、その影響により人身事故、火災損害等が起こらないようご使用機器で のディレーティング、冗長設計、延焼防止、フェイルセーフ等の安全確保をお願いします。定格を超えたご 使用や使用上の注意書が守られていない場合、いかなる責任もラピスセミコンダクタは負うものではありませ ん。極めて高度な信頼性が要求され、その製品の故障や誤動作が直接人命を脅かしあるいは人体に危害を 及ぼすおそれのある機器・装置・システム(医療機器、輸送機器、航空宇宙機、原子力制御、燃料制御、各種 安全装置など)へのご使用を意図して設計・製造されたものではありません。上記特定用途に使用された場 合、いかなる責任もラピスセミコンダクタは負うものではありません。上記特定用途への使用を検討される際 は、事前にローム営業窓口までご相談願います。 本資料に記載されております製品および技術のうち「外国為替及び外国貿易法」に該当する製品または技術 を輸出する場合、または国外に提供する場合には、同法に基づく許可が必要です。 Copyright 2013-2015 LAPIS Semiconductor Co., Ltd. 〒222-8575 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-4-8 http://www.lapis-semi.com 目次 1 必ずお読みください ............................................................................................................... 1-1 1.1 安全に正しくお使いいただくために .............................................................................. 1-1 1.2 安全上のご注意 ............................................................................................................... 1-2 1.3 記号について................................................................................................................... 1-4 1.4 製品に関するお問い合わせ............................................................................................. 1-4 2 概要 ........................................................................................................................................ 2-1 2.1 ML610Q793 SDK ボードの概要 .................................................................................... 2-1 2.2 外観 ................................................................................................................................. 2-2 2.3 システム接続例 ............................................................................................................... 2-4 2.4 ブロック図 ...................................................................................................................... 2-5 3 設定 ........................................................................................................................................ 3-1 3.1 ML610Q793 SDK ボードの設定 .................................................................................... 3-1 3.1.1 HOST IF スイッチ ................................................................................................. 3-1 3.1.2 UPDATE スイッチ.................................................................................................. 3-1 3.2 ML610Q793 SDK ボードのスイッチ ............................................................................ 3-2 3.2.1 リセット .................................................................................................................. 3-2 4 コネクタ ................................................................................................................................. 4-1 4.1 コネクタピン配置 ........................................................................................................... 4-1 4.1.1 uEASE コネクタ ..................................................................................................... 4-1 4.1.2 SIO コネクタ ........................................................................................................... 4-1 4.1.3 DEBUG IF ボードコネクタ(DEBUG IF ボード)............................................. 4-2 4.1.4 DEBUG IF ボードコネクタ(SDK ボード)........................................................ 4-2 5 注意事項 ................................................................................................................................. 5-1 5.1 ハードウェア設定変更について ..................................................................................... 5-1 6 改版履歴 ................................................................................................................................. 6-1 6.1 改版履歴について ........................................................................................................... 6-1 1 必ずお読みください この章では、ML610Q793 SDK ボードがお手元 に届いた後、最初に行ってほしいことについて説明 しています。 ML610Q793 SDK ボードの電源を入れる前に、 必ずこの章で説明する事柄について確認を行って ください。 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 1 章 必ずお読みください 1.1 安全に正しくお使いいただくために 本ユーザーズガイドでは、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人への危害や財 産の損害を未然に防止する為に、色々な用語や絵表示を使用しています。その表示と意味は、次 のようになっています。 用語の意味 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死 亡又は重傷を負う危険性が想定されている内容を示してい ます。 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷 害を負う可能性が想定される内容及び、物的損害のみの発 生が想定される内容を示しています。 絵表示の例 △記号は危険性の存在を知らせ、注意を促す内容があることを告げるも のです。 図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれていま す。 ●記号は行為を強制したり、指示する内容を告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから 抜いて下さい)が描かれています。 ○記号は禁止の行為であることを告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は分解禁止)が描かれていま す。 FJBL610Q793 1-1 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 1 章 必ずお読みください 1.2 安全上のご注意 製品をご使用になる前にこのページを必ずお読み下さい。 警告 ●指定された電圧以外の電圧で使用しないで下さい。 火災や感電の原因になります。 ●万が一、煙が出ている、異臭がするなどの異常な状態の時は、すぐに、 ML610Q793 SDK ボード の電源プラグ及び、各外部電源の電源プラグを コンセントから抜いて下さい。そのまま使用すると、火災や感電の原因 となります。 ●水滴のかかる場所や高湿度の場所には設置しないで下さい。 火災や感電の原因となります。 ●製品の上に物を乗せないで下さい。 火災や感電の原因となります。 ●故障にお気づきのときは、無理な使用はやめ、すぐに、ML610Q793 SDK ボード の電源プラグ及び、各外部電源の電源プラグをコンセントから 抜いて下さい。 そのまま使用すると、火災や感電の原因となります。 FJBL610Q793 1-2 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 1 章 必ずお読みください 製品をご使用になる前にこのページを必ずお読み下さい。 注意 ●不安定な場所や、傾斜のある場所において使用しないで下さい。 倒れたりして、けがの原因となります。 ●極端な振動、電磁界、腐食性ガスが発生する場所では使用しないで下さ い。 各種ケーブルの接続にゆるみ、あるいははずれが発生する恐れがあり、故 障の原因となることがあります。 ●動作温度範囲外の場所、直射日光の当たる場所、あるいは誇りの多い場所 で使用しないで下さい。 火災あるいは、故障の原因となることがあります。 ●ケーブル類、アクセサリ類は必ず添付の物をお使い下さい。 異なる物を使用すると、火災や故障の原因となることがあります。 ●電源のON/OFFの順序には特に注意して下さい。 順序を誤ると、火災や故障の原因となることがあります。 ●添付のケーブル類、アクセサリ類を本システム以外で使用しないで下さ い。 火災の原因となることがあります。 ●各種ケーブル類、アクセサリ類の脱着は、必ず電源が切られている状態で 行ってください。 火災や故障の原因となることがあります。 FJBL610Q793 1-3 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 1 章 必ずお読みください 1.3 記号について 本ユーザーズガイドでは、説明の便宜上以下の記号を用います。 ■注意■ 本ユーザーズガイド中に述べた事柄に関係して、注意を要する事を 説明している部分です。 ■参照■ 本ユーザーズガイド中に述べている事柄に関係して、参照して 頂きたい項の番号を示している部分です。 ■実行例■ 本ユーザーズガイド中に述べている事柄に関係して、 その実行例を示している部分です。 注× 本ユーザーズガイド中の言葉で特に注意を要するものに対する 補足説明があることを示す記号です。×は番号で、■注×■の記号を つけて補足説明が述べられます。 ■注×■ 注×の記号でマークされた言葉の補足説明を述べている部分です。 注×の記号と×の番号によって対応付けられます。 1.4 製品に関するお問い合わせ この度は ML610Q793 SDK ボードをお買い上げいただきありがとうございます。 本製品に関するご意見、ご質問は、お買い上げ代理店もしくは弊社営業までご連絡ください。 FJBL610Q793 1-4 2 概要 この章では、ML610Q793 SDK ボードの概要に ついて説明しています。 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 2.1 ML610Q793 SDK ボードの概要 ML610Q793 SDK ボードは、センサ制御向けマイクロコントローラ ML610Q793、加速度セン サや気圧センサをはじめとする各種センサを搭載しています。 ML610Q793 は、ラピスセミコンダクタ株式会社製の低消費電力な 8 ビット CPU コア nX-U8/100 を搭載し、64K バイトのフラッシュメモリ、4K バイトの RAM、および I2C と SPI のインタフェース等の周辺機 能を集積した高性能 CMOS マイクロコントローラです。高温時のリーク電流を抑制したプロセスを採用し、 低速クロック/高速クロックのデュアルクロックシステム、HALT の動作モードといった強力なパワーマネー ジメント機構を実装しているため、スマートフォンをはじめとするモバイル端末向けアプリケーションに最適 です。近年、ユーザインタフェース用に各種センサ機能の要求が高まっております。ML610Q793 は各種 センサ IC 制御用マイクロコントローラにお使いいただけます。 ML610Q793 SDK ボードをご使用になる際は、下記の LSI マニュアルを合わせて参照してくだ さい。 ML610Q793 ユーザーズマニュアル FJBL610Q793 2-1 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 2.2 外観 ML610Q793 SDK は、センサハブマイクロコントローラ SDK ボード、DEBUG IF ボードの 2 枚のボードから構成されています。これらボードの外観、および各部の説明を図 2-1-図 2-2、 表 2-1-表 2-2 に記載します。 ① 照度・近接センサ ⑦ 温湿度センサ ② 加速度センサ ⑧ HOST IF スイッチ ③ 加速度センサ ④ ホールセンサ ⑨ UPDATE スイッチ ⑤ ML610Q793 ⑩ リセットスイッチ ⑥*1 UV センサ ⑪ ホスト IF ジャンパ ボード表面 ⑭*1 地磁気センサ ⑫ DEBUG IF ボード ⑮*1 ジャイロスコープ コネクタ ⑯ 気圧センサ ⑬ USB コネクタ ボード裏面 図 2-1 FJBL610Q793 センサハブマイクロコントローラ SDK ボード 外観図 2-2 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 表 2-1 センサハブマイクロコントローラ SDK ボード 各部説明 名称 Number 機能 1 照度・近接センサ 照度・近接センサ(ROHM 製 BH1772GLC) 2 加速度センサ 加速度センサ(Kionix 製 KXTF9) 3 加速度センサ 加速度センサ(BOSH 製 BMA250E) 4 ホールセンサ ホールセンサ(ROHM 製 BU52061NVX) 5 ML610Q793 センサ制御マイコン 6 UV センサ UV センサ(LAPIS 製 ML8511HA)*1 7 温湿度センサ 温湿度センサ(SENSIRION 製 SHT20) 8 HOST IF スイッチ ホスト IF の通信経路選択用のスイッチ 9 UPDATE スイッチ ファームウェアアップデート用のスイッチ 10 リセットスイッチ ML610Q793 をリセットするスイッチ 11 ホスト IF ジャンパ SDK のホストを使用するように設定しています。 他の製品のホストと接続して、使用する場合は、ジャンパをはずして、接続 してください。詳細は、SDK の回路図を参照してください。 12 DEBUG IF ボードコネクタ DEBUG IF ボードと 10 ピン FFC ケーブルで接続するコネクタ 13 USB コネクタ 電源を供給する USB コネクタ 14 地磁気センサ 地磁気センサ(AsahiKASEI Elec 製 AK8975B)*1 15 ジャイロスコープ ジャイロスコープ(STMicro 製 L3G4200D、または、Kionix 製 KGY13)*1 16 気圧センサ 気圧センサ(BOSH 製 BMP280) *1 未実装だが搭載可能センサ ②SIO コネクタ ① DEBUG IF ボードコネクタ ③uEASE コネクタ DEBUG IF ボード表面 図 2-2 表 2-2 DEBUG IF ボード裏面 DEBUG IF ボード 外観図 DEBUG IF ボード 各部説明 名称 Number 機能 1 DEBUG IF ボードコネクタ LSI ボードと 10 ピン FFC ケーブルで接続するコネクタ 2 SIO コネクタ UART インタフェース用コネクタ 3 uEASE コネクタ uEASE 接続用コネクタ FJBL610Q793 2-3 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 2.3 システム接続例 ML610Q793 SDK のシステム接続例を図 2-3 に記載します。 リセット スイッチ 発振器 FFCコネクタ μEASEコネクタ UARTコネクタ レギュレータ FFC センサ群 ML610Q793 DEBUG IF ボード センサハブマイクロコントローラ SDK ボード PC RS232C Convertor USB VBUS μEASE 図 2-3 FJBL610Q793 システム接続図 2-4 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 2.4 ブロック図 ML610Q793 のブロック図を図 2-4 に、SDK ボードのブロック図を図 2-5-図 2-7 に記載し ます。 DVDD DGND AVDD AGND VDDL CPU PA0_EXI00*1, PA1_EXI01*1, PA2_EXI02*1, PA3_EXI03*1, PA4_EXI04*1, PA5_EXI05*1, PA6_EXI06*1, PA7_EXI07*1, PB0_EXI08*1, PB1_EXI09*1, PB2_EXI10*1, PB3_EXI11*1, PB4_EXI12*1, PB5_EXI13*1, PB6_EXI14*1, PB7_EXI15*1 プログラムメモリ (Flash) 64KB PA0_EXI00*1, PA1_EXI01*1, PA2_EXI02*1, PA3_EXI03*1, PA4_EXI04*1, PA5_EXI05*1, PA6_EXI06*1, PA7_EXI07*1, PB0_EXI08*1, PB1_EXI09*1, PB2_EXI10*1, PB3_EXI11*1, PB4_EXI12*1, PB5_EXI13*1, PB6_EXI14*1, PB7_EXI15*1 PC0_INT_S*2, PC1, PC2_RXD0*3, PC3_TXD0*3, PC4 汎用 IO ポート 8 ビット 2ch 5 ビット 1ch XT PB3_EXI11 RESET_N コプロセッサ (uX-U8/100) HOST IF (RAM8KB) (SPI / I2C) RAM 4KB 割込み SPI (Master) コントローラ I2C_SPISEL SDO_SDA_S SDI_SA1_S SCS_SA0_S SCLK_SCL_S PC0_INT_S*2 SDO_M SDI_M SCS_M SCLK_M I2C (Master) SDA_M SCL_M 逐次型 ADC ADC_IN0 ADC_IN1 ADC_IN2 VREF タイマ 8-bit 6ch 12 ビット 3ch 演算器 非同期 SIO 1ch PC2_RXD0*3 PC3_TXD0*3 WDT UART 1ch PB6_EXI14*3 PB7_EXI15*3 クロック コントローラ リセット コントローラ On Chip ICE PLL VDDX*4 XTN*4 テスト VPP*4 TEST1 TEST0 *1 割込み端子と汎用 IO ポートを共用 *2 ホストインタフェースの割込み出力端子と汎用 IO ポートを共用 *3 UART / SIO の送受信端子と汎用 IO ポートを共用 *4 本端子はオープンにしてください。 図 2-4 FJBL610Q793 ML610Q793 ブロック図 2-5 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 ML610Q793 SDK ボード OSC1 ML610Q793 XT UPDATE スイッチ HSTIF RESET(1) リセットスイッチ ADC(3) DVDD TEST0 DEBUG IF ボードコネクタ OSC2 TEST1 USB +FT232H HOSTIF(4) I2C0_M(2) SDA_M I2C INT SCL_M SPI_M(4) PC2_RXD0 PC3 TXD0 HOST IF スイッチ SPI INT1 DRDY SDO_M SDI_M SCS_M SCLK_M BMA250E 加速度センサ L3G4200D, KGY13 ジャイロスコープ*1 KXTF9 加速度センサ I2C INT IO ポート(21) DVDD GND I2C_SPISEL I2C DRDY AK8975B 地磁気センサ*1 図 2-5 FJBL610Q793 PIO I2C0_M *1 未実装だが搭載可能センサ SPI_M I2C INT LED BH1772GLC 照度センサ I2C BMP280 気圧センサ I2C SHT20 温湿度センサ OUT BU52061NVX ホールセンサ OUT ML8511HA UV センサ*1 ML610Q793 SDK ボード ブロック図(1) 2-6 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 D50V USB コネクタ D18V REGU1 AVDD DVDD ML610Q793 AGND Vo:1.8V Io:150mA D28V REGU2 Vo:2.8V Io:150mA GND AGND HST IF DVDD AVDD DGND BMA250E 排他で使用 FPC DGND VDD、VDDIO KXTF9 VDD、VDDIO AK8975B VDD VDDIO L4G4200DorKGY13 (*) ML8511HA (*) VDD、VDDIO VDD BMP280 BU52061NVX VDD VDDIO VDD SHT20 VDD BH1772GLC (*) 未実装だが搭載可能センサ 図 2-6 FJBL610Q793 VDD ML610Q793 SDK ボード ブロック図(2) 2-7 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 2 章 概要 TEST0 TEST1 RXD レベル PC2_RXD0 TXD シフタ PC3_TXD0 図 2-7 FJBL610Q793 DEBUG IF ボードコネクタ SIO コネクタ uEASE コネクタ DEBUG IF ボード DEBUG IF ボード ブロック図 2-8 3 設定 この章では、ML610Q793 SDK ボードを実際に 使用する際の設定について説明しています。 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 3 章 設定 3.1 ML610Q793 SDK ボードの設定 3.1.1 HOST IF スイッチ ML610Q793 SDK ボードは、SDK ボード上に配置した HOST IF スイッチにより、ホストプ ロセッサとマイコンのインタフェースを切り替える事ができます。図 3-1 に外観図、表 3-1 に設 定値を記載します。 SW3 3 2 1 図 3-1 HOST IF スイッチ外観 表 3-1 HOST IF スイッチ 設定 説明 1-2 ホストプロセッサとマイコンのインタフェースを I2C とします 2–3 ホストプロセッサとマイコンのインタフェースを SPI とします 3.1.2 UPDATE スイッチ ML610Q793 SDK ボードは、SDK ボード上に配置した UPDATE スイッチにより、マイコン のファームウェアアップデートする機能を実現している。 図 3-2 に外観図、表 3-2 に設定値を 記載します。 SW2 3 図 3-2 1 UPDATE スイッチ外観図 表 3-2 設定 2 UPDATE スイッチ 説明 1-2 ファームウェアアップデートのために、TEST0 端子に DVDD を印加 2–3 通常動作及びデバッガとの接続のために、TEST0 端子を uEASE コネク タに接続 FJBL610Q793 3-1 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 3 章 設定 3.2 ML610Q793 SDK ボードのスイッチ 3.2.1 リセット ML610Q793 の RESETN 端子になります。押下すると、CPU コアおよび周辺 IO 回路にリセ ットがアサートされます。 ■注意■ デバッガと接続中にリセットをアサートしますと、デバッガの接続が切断されます。デバッグ 中は、デバッガよりリセットをアサートしてください。 図 3-3 FJBL610Q793 リセットの外観図 3-2 4 コネクタ この章では、ML610Q793 SDK ボードのコネク タについて説明しています。 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 4 章 コネクタ 4.1 コネクタピン配置 4.1.1 uEASE コネクタ 表 4-1 ピン 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 uEASE コネクタ端子表 信号名 I/O 接続先 VTref GND Vpp GND RESET_N GND TEST0 GND VDDL GND N.C. GND UVDD_O TESTMODE O I I I/O I I O DVDD GND test1 test0 GND GND GND - 13 14 1 2 4.1.2 SIO コネクタ 表 4-2 ピン 番号 1 信号名 I/O SIO コネクタ端子表 接続先 5V - D50V 2 TXD O PC3_TXD0 3 RXD I PC2_RXD0 4 GND FLBL610Q793 - 4 1 GND 4-1 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 4 章 コネクタ 4.1.3 DEBUG IF ボードコネクタ(DEBUG IF ボード) 表 4-3 DEBUG IF ボードコネクタ端子表 ピン 番号 信号名 I/O 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 D50V DVDD DVDD TEST0 TEST1 OPEN TXD RXD GND GND I/O I/O I O - 10 1 4.1.4 DEBUG IF ボードコネクタ(SDK ボード) 表 4-4 FLBL610Q793 DEBUG IF ボードコネクタ端子表 ピン 番号 信号名 I/O 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 D50V DVDD DVDD TEST0 TEST1 OPEN PC3_TXD0 PC2_RXD0 GND GND I/O I/O O I - 1 10 4-2 5 注意事項 この章では、ML610Q793 SDK ボード使用時 の注意事項について説明しています。 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 5 章 注意事項 5.1 ハードウェア設定変更について ML610Q793 SDK ボード上でスイッチ等の設定変更を行う場合は、誤動作・故障を避ける ため、必ず電源を OFF にした状態で行ってください。 FLBL610Q793 5-1 6 改版履歴 ML610Q793 SDK ボード ハードウェアマニュアル 第 6 章 改版履歴 6.1 改版履歴について ページ ドキュメント No. 発行日 FJBL610Q793-01 FJBL610Q793-02 FJBL610Q793 変更内容 改版前 改版後 2013.6.12 - - 初版発行 2015.1.22 - - 誤記修正 6-1
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