加古川市広告掲載基準 (趣旨) 第1条 こ の 基 準 は 、加 古 川 市 広 告 掲 載 要 綱( 平 成 26 年 10 月 29 日 )第 5 条第 2 項に規定する基準として定めるものであり、広告媒体への広告掲 載の可否は、この基準に基づき判断を行うものとする。 (広告全般に関する基本的な考え方) 第2条 市の広告媒体に掲載する広告は、社会的に信用度の高い情報でな ければならないため、広告内容及び表現は、それにふさわしい信用性と 信頼性を持てるものでなければならない。 (広告媒体ごとの基準) 第3条 この基準に規定するもののほか、広告媒体の性質に応じて、広告 内容及びデザイン等に関する個別の基準が必要な場合は、別途基準を作 成することができる。 (規制業種又は事業者) 第4条 次の各号に定める業種又は事業者の広告は掲載しない。 (1 ) 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 23 年 7 月 10 日 法 律 第 122 号 ) で 、 風 俗 営 業 と 規 定 さ れ る 業 種 (2 ) 風 俗 営 業 類 似 の 業 種 (3 ) 消 費 者 金 融 (4 ) た ば こ (5 ) ギ ャ ン ブ ル に か か る も の (6 ) 規 制 対 象 と な っ て い な い 業 種 に お い て も 、 社 会 問 題 を 起 こ し て い る 1 業種や事業者 (7 ) 法 律 の 定 め の な い 医 療 類 似 行 為 を 行 う 施 設 (8 ) 占 い 、 運 勢 判 断 に 関 す る も の (9 ) 興 信 所 ・ 探 偵 事 務 所 等 (10) 債 権 取 立 て 、 示 談 引 受 け な ど を う た っ た も の (11) 法 令 等 に 基 づ く 必 要 な 許 可 等 を 受 け る こ と な く 業 を 行 う も の 例:廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律( 昭 和 45 年 12 月 25 日 法 律 第 137 号 ) に 基 づ く 県 知 事 又 は 市 長 の 許 可 を 取 得 せ ず 、 違 法 に 廃 棄 物の処理を行うもの(不用品を買い取る又は無料で引き取るとし ている場合において、別途輸送費・作業代などを要求し、実質的 に処理料金を徴収するものも該当する) (12) 民 事 再 生 法 ( 平 成 11 年 12 月 22 日 法 律 第 225 号 ) 及 び 会 社 更 生 法 ( 平 成 14 年 12 月 13 日 法 律 第 154 号 ) に よ る 再 生 ・ 更 生 手 続 中 の 事 業者 (13) 各 種 法 令 に 違 反 し て い る も の (14) 行 政 機 関 か ら の 行 政 指 導 を 受 け 、 改 善 が な さ れ て い な い も の (15) 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 ( 昭 和 37 年 5 月 15 日 法 律 第 134 号)に違反しているもの (16) 特 定 商 取 引 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 51 年 6 月 4 日 法 律 第 57 号 ) で 、 連鎖販売取引と規定される業種 (掲載基準) 第5条 次の各号に定めるものは、広告媒体に掲載しない。 (1 ) 次 の い ず れ か に 該 当 す る も の ア 人権侵害、差別、名誉毀損のおそれがあるもの イ 法律で禁止されている商品、無認可商品及び粗悪品などの不適切 な商品又はサービスを提供するもの 2 ウ 他をひぼう、中傷又は排斥するもの エ 市の広告事業の円滑な運営に支障をきたすもの オ 公の選挙又は投票の事前運動に該当するもの カ 宗教団体による布教推進を主目的とするもの キ 非科学的又は迷信に類するもので、利用者を惑わせたり、不安を 与えるおそれのあるもの ク 社会的に不適切なもの ケ 国内世論が大きく分かれているもの (2 ) 消 費 者 被 害 の 未 然 予 防 及 び 拡 大 防 止 の 観 点 か ら 適 切 で な い も の と し て、次のいずれかに該当するもの ア 誇大な表現(誇大広告)及び根拠のない表示や誤認を招くような 表現 根拠のない表示や誤認を招くような表現 例:「世界一」「一番安い」 等 (掲載に際しては、根拠となる資料を要する。) イ 射幸心を著しくあおる表現 例:「今が・これが最後のチャンス(今購入しないと次はないとい う意味)」 ウ 等 人 材 募 集 広 告 に つ い て は 労 働 基 準 法 ( 昭 和 22 年 4 月 7 日 法 律 49 号)等関係法令を遵守していないもの エ 虚偽の内容を表示するもの オ 法令等で認められていない業種・商法・商品 カ 国家資格等に基づかない者が行う療法等 キ 責任の所在が明確でないもの ク 広告の内容が明確でないもの ケ 国、地方公共団体、その他公共の機関が、広告主又はその商品や サービスなどを推奨、保証、指定等をしているかのような表現のも 3 の (3 ) 青 少 年 保 護 及 び 健 全 育 成 の 観 点 か ら 適 切 で な い も の と し て 、 次 の い ずれかに該当するもの ア 水着姿及び裸体姿等で広告内容に無関係で必然性のないもの。た だし、出品作品の一例または広告内容に関連する等、表示する必然 性がある場合は、その都度適否を検討するものとする。 イ 暴力や犯罪を肯定し助長するような表現 ウ 残酷な描写など、善良な風俗に反するような表現 エ 暴力又はわいせつ性を連想・想起させるもの オ ギャンブル等を肯定するもの カ 青少年の人体・精神・教育に有害なもの (WEBページに関する基準) 第6条 広告主のWEBページにリンクする広告(バナー広告等)に関し ては、市のWEBページに掲載する広告だけでなく、当該広告のリンク 先である広告主のWEBページの内容についても、WEBページの性質 上可能な範囲かつ社会通念上合理的な範囲で、この基準の全部又は一部 を準用することができる。 2 他のWEBページを集合し、情報提供することを主たる目的とするW EBページで、加古川市広告掲載要綱及びこの基準、その他市の定める 広告に関する規定に反する内容を取り扱うWEBページを閲覧者に斡旋 又は紹介しているWEBページの広告は掲載しない。 3 広告の規格は、次のとおりとする。 (1 ) 縦 60 ピ ク セ ル 、 横 150 ピ ク セ ル と す る こ と 。 (2 ) デ ー タ が G I F 、 J P E G 又 は P N G の い ず れ か の フ ァ イ ル 形 式 で あること。 (3 ) ア ニ メ ー シ ョ ン 、 ロ ー ル オ ー バ ー 等 の 画 像 が 変 化 す る も の で は な い 4 こと。 (4 ) デ ー タ 容 量 が 4 キ ロ バ イ ト 以 下 で あ る こ と 。 4 市ホームページにバナー広告を掲載するに当たり、その広告表現につ いて、ページデザイン及び使いやすさを保持するために、次に定める事 項を遵守しなければならない。 (1 ) 禁 止 す る 表 現 次の表現を含んだバナー広告は、利用者の意思に反した動きをした り、利用者に誤解を与えたりするおそれがあるため、禁止とする。 ア 「閉じる」「いいえ」「キャンセル」などのボタン イ アラートマーク(「警告」「注意」など警告を発しているかのよ うな誤解を与えるもの) ウ ラジオボタン(選択ができるような誤解を与えるもの) エ テキストボックス(入力可能な領域があるかのような誤解を与え るもの) オ プルダウンメニュー(下に選択肢があるかのような誤解を与える もの) (2 ) G I F ア ニ メ 等 GIFアニメ及びFLASH等の動的な表現のバナー画像は、禁止 とする。 (3 ) 市 ホ ー ム ペ ー ジ と の 区 別 次の表現については、利用者が市ホームページのコンテンツの一部 であるかのように混同する恐れがあるため、禁止とする。 ア 市ホームページと類似の色調及び字体を使用するもの イ 「法律相談」など市政を連想させる分野において一般的な表現を 用いるなど、利用者が加古川市の事業であると誤認しやすいもの (4 ) 色 調 文字色と背景色のコントラスト(明度差)は十分にとり、また、背 5 景に模様のある画面や写真などを使用する場合は文字の周りを縁取る などして、文字を読みやすくするように配慮しなければならない。 (5 ) 解 像 度 文字やイラスト等の解像度について適正な処理を行い、鮮明に見え るようにしなければならない。 (業種ごとの基準) 第7条 広告媒体所管課は、掲載の都度、次の各号に定める業種ごとの基 準に基づき、掲載の可否及び表示内容等を審査する。 (1 ) 人 材 募 集 広 告 ア 人材募集に見せかけて、売春等の勧誘や斡旋の疑いのあるものは 認めない。 イ 人材募集に見せかけて、商品、材料及び機材の売りつけや資金集 めを目的としているものは掲載しない。 (2 ) 語 学 教 室 等 安易さや授業料・受講料の安価さを強調する表現は使用しない。 例:一か月で確実にマスターできる 等 (3 ) 学 習 塾 ・ 予 備 校 等 ( 専 門 学 校 を 含 む 。 ) ア 合格率など実績を載せる場合は、事実や客観的な根拠に基づいた ものとし、実績年も併せて表示する。 イ 通信教育、講習会、塾又は学校類似の名称を用いたもので、その 実態、内容及び施設が不明確なものは掲載しない。 (4 ) 外 国 大 学 の 日 本 校 下記の主旨を明確に表示すること。 「この大学は、日本の学校教育法に定める大学ではありません。」 (5 ) 資 格 講 座 ア 民間の講習業者が「労務管理士」などの名称で資格講座を設け、 6 それがあたかも国家資格であり、各企業は労務管理士を置かなけれ ばならないという誤解を招くような表現は使用しない。下記の主旨 を明確に表示すること。 「この資格は国家資格ではありません。」 イ 「行政書士講座」などの講座には、その講座だけで国家資格が取 れるというような紛らわしい表現は使用しない。下記の主旨を明確 に表示すること。 「資格取得には、別に国家試験を受ける必要があります。」 ウ 資格講座の募集に見せかけて、商品、材料及び機材の売りつけや 資金集めを目的としているものは掲載しない。 エ 受講費用がすべて公的給付で賄えるかのように誤認される表示は しない。 (6 ) 病 院 、 診 療 所 、 助 産 所 ア 広 告 で き る 事 項 は 、 医 療 法 ( 昭 和 23 年 7 月 30 日 法 律 第 205 号 ) 第 6 条 の 5 及 び 第 6 条 の 7、 関 連 法 令 、 厚 生 労 働 省 の 告 示 、 同 省 の 医 療 広 告 ガ イ ド ラ イ ン ( 平 成 19 年 3 月 30 日 付 け 医 政 発 第 0330014 号)に定める広告規制等の関連規定に反しないこと。 イ バナー広告のリンク先である病院等のホームページの内容は、医 療法の規制がかかる広告にはあたらないため、アの規定は適用しな い。 (7 ) 施 術 所 ( あ ん 摩 マ ッ サ ー ジ 指 圧 ・ は り ・ き ゅ う ・ 柔 道 整 復 ) ア あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭 和 22 年 12 月 20 日 法 律 第 217 号 ) 第 7 条 又 は 柔 道 整 復 師 法 ( 昭 和 45 年 4 月 14 日 法 律 第 19 号 ) 第 24 条 の 規 定 に よ り 広 告 で き る 事 項 以外は、一切広告できない。 イ 施術者の技能、施術方法又は経歴に関する事項は広告できない。 ウ 法定の施術所以外の医療類似行為を行う施設(整体院、カイロプ 7 ラクティック、エステティック等)の広告は掲載できないため、業 務内容の確認は必ず行う。 (8 ) 薬 局 、 薬 店 、 医 薬 品 、 医 薬 部 外 品 、 化 粧 品 、 医 療 用 具 ( 健 康 器 具 、 コンタクトレンズ等) ア 薬 事 法 ( 昭 和 35 年 8 月 10 日 法 律 第 145 号 ) 第 66 条 か ら 第 68 条 の 規 定 及 び 厚 生 労 働 省 の 医 薬 品 等 適 正 広 告 基 準 ( 昭 和 55 年 10 月 9 日 付 け 薬 発 第 1339 号 )の 規 定 並 び に 各 法 令 所 管 省 庁 の 通 知 等 に 定 め られた規定に反しないこと。 イ 医療機器については、厚生労働省の承認番号を記載すること。 ウ 広告を掲載する事業者が、事業者所在地を所管する地方自治体の 薬務担当部署において広告内容が適法・適正であることについて確 認をとっていること。 (9 ) 健 康 食 品 、 保 健 機 能 食 品 、 特 別 用 途 食 品 ア 健 康 増 進 法 ( 平 成 14 年 8 月 2 日 法 律 第 103 号 ) 第 32 条 の 2、 薬 事 法 第 68 条 、 食 品 衛 生 法 ( 昭 和 22 年 12 月 24 日 法 律 第 233 号 ) 第 20 条 及 び 各 法 令 の 所 管 行 政 庁 の 通 知 等 に 定 め ら れ た 規 定 に 反 し ないこと。 イ 健康食品は、医薬品と誤認されるような効能・効果について表示 できない。 ウ 保健機能食品及び特別用途食品については、広告内容が国及び法 令 に よ り 認 め ら れ て い る 表 示 事 項 の 範 囲 を 超 え て い な い こ と 。か つ 、 法令等により定められている表示すべき事項が記載されていること。 エ 広告を掲載する事業者が、事業者所在地を所管する地方自治体の 薬務担当部署及び食品担当部署において広告内容が適法・適正であ ることについて確認をとっていること。 (10) 介 護 保 険 法 ( 平 成 9 年 12 月 17 日 法 律 第 123 号 ) に 規 定 す る サ ー ビ ス・その他高齢者福祉サービス等 8 ア サービス全般(老人保健施設を除く) (ア ) 介 護 保 険 の 保 険 給 付 対 象 と な る サ ー ビ ス と そ れ 以 外 の サ ー ビ ス を明確に区別し、誤解を招く表現を用いないこと。 (イ ) 広 告 掲 載 主 体 に 関 す る 表 示 は 、 法 人 名 、 代 表 者 名 、 所 在 地 、 連 絡先、担当者名等に限る。 (ウ ) そ の 他 、 サ ー ビ ス を 利 用 す る に 当 た っ て 、 有 利 で あ る と 誤 解 を 招くような表示はできない。 例:加古川市事業受託事業者 イ 等 有料老人ホーム アに規定するもののほか、 (ア ) 厚 生 労 働 省 「 有 料 老 人 ホ ー ム 設 置 運 営 標 準 指 導 指 針 ( 平 成 14 年 7 月 18 日 付 け 老 発 第 0718003 号 ) 」 に 規 定 す る 事 項 を 遵 守 し 、 同指針別表「有料老人ホームの類型及び表示事項」の各類型の表 示事項はすべて表示すること。 (イ ) 所 管 都 道 府 県 の 指 導 に 基 づ い た も の で あ る こ と 。 (ウ ) 公 正 取 引 委 員 会 の 「 有 料 老 人 ホ ー ム 等 に 関 す る 不 当 な 表 示 ( 平 成 16 年 4 月 2 日 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 3 号 )」及 び 同 表 示 の 運 用 基準に抵触しないこと。 ウ 有料老人ホーム等の紹介業 (ア ) 広 告 掲 載 主 体 に 関 す る 表 示 は 、 法 人 名 、 代 表 者 名 、 所 在 地 、 連 絡先、担当者名等一般的なものとする。 (イ ) そ の 他 利 用 に 当 た っ て 有 利 で あ る と 誤 解 を 招 く よ う な 表 示 は で きない。 エ 介護老人保健施設 介 護 保 険 法 第 98 条 の 規 定 に よ り 広 告 で き る 事 項 以 外 は 広 告 で き ない。 (11) 墓 地 等 9 都道府県知事又は市長の許可を取得し、許可年月日、許可番号及び 経営者名を明記すること。 (12) 不 動 産 事 業 ア 不動産事業者の広告の場合は、名称、所在地、電話番号、認可免 許証番号等を明記する。 イ 不動産の取引に関する広告の場合は、取引様態、物件所在地、面 積、建築月日、価格、賃料、取引条件の有効期限を明記する。 ウ 「 不 動 産 の 表 示 に 関 す る 公 正 競 争 規 約 ( 平 成 15 年 1 月 14 日 公 正 取引委員会告示第 2 号)」による表示規制に従うものとする。 エ 契約を急がせる表示は掲載しない。 例:早い者勝ち、残り戸数あとわずか 等 (13) 弁 護 士 ・ 司 法 書 士 ・ 行 政 書 士 ・ 税 理 士 ・ 公 認 会 計 士 等 各業に関する法令及び監督団体等の定める広告規制に抵触する内容 ではないこと。 (14) 旅 行 業 ア 登録番号、所在地、補償の内容を明記する。ただし、補償につい ては、広告内にすべて記載してある必要はなく、詳細内容が掲載さ れているホームページ等への誘導等があればよいものとする。 イ 不当表示に注意する。 ウ そ の 他 広 告 表 示 に つ い て 、 旅 行 業 法 ( 昭 和 27 年 7 月 18 日 法 律 第 239 号 ) 第 12 条 の 7 及 び 第 12 条 の 8 並 び に 旅 行 業 公 正 取 引 協 議 会 の公正競争規約に反しないこと。 (15) 通 信 販 売 業 特 定 商 取 引 に 関 す る 法 律 第 11 条 及 び 第 12 条 並 び に 同 法 施 行 規 則( 昭 和 51 年 11 月 24 日 通 商 産 業 省 令 第 89 号 )第 8 条 か ら 第 11 条 ま で の 規 定に反しないこと。 (16) 雑 誌 ・ 週 刊 誌 等 10 ア 適正な品位を保った広告であること。 イ 見出しや写真の性的表現などは、青少年保護等の点で適正なもの であること及び不快感を与えないものであること。 ウ 性犯罪を誘発・助長するような表現(文言、写真)がないもので あること。 エ 犯罪被害者(特に性犯罪や殺人事件の被害者)の人権・プライバ シーを不当に侵害するような表現がないものであること。 オ タレントなど有名人の個人的行動に関しても、プライバシーを尊 重し節度を持った配慮のある表現であること。 カ 犯罪事実の報道の見出しについて、残虐な言葉やセンセーショナ ルな言い回しを避け、不快の念を与えないものであること。 キ 未成年、心神喪失者などの犯罪に関連した広告では、氏名及び写 真は原則として表示しない。 ク 公の秩序や善良な風俗に反する表現のないものであること。 (17) 映 画 ・ 興 業 等 ア 暴力、とばく、麻薬及び売春などの行為を容認するような内容の ものは掲載しない。 イ 性に関する表現で、扇情的、露骨及びわいせつなものは掲載しな い。 ウ いたずらに好奇心に訴えるものは掲載しない。 エ 内容を極端にゆがめたり、一部分のみを誇張した表現等は使用し ない。 オ ショッキングなデザインは使用しない。 カ その他青少年に悪影響を与えるおそれのあるものは掲載しない。 キ 年齢制限等、一部規制を受けるものはその内容を表示する。 (18) 古 物 商 ・ リ サ イ ク ル シ ョ ッ プ 等 ア 営業形態に応じて、必要な法令等に基づく許可等を受けているこ 11 と。 イ 一般廃棄物処理業に係る県知事又は市長の許可を取得していない 場合は、廃棄物を処理できる旨の表示はできない。 例:回収、引取り、処理、処分、撤去、廃棄 など (19) 結 婚 相 談 所 ・ 交 際 紹 介 業 ア 業界団体に加盟していること。 イ 掲 載 内 容 は 、名 称 、所 在 地 及 び 一 般 的 な 事 業 案 内 等 を 原 則 と す る 。 ウ 公的機関に認められた個人情報の保護体制(一般財団法人日本情 報経済社会推進協会のプライバシーマークを取得している等)を整 えていること。 (20) 労 働 組 合 等 一 定 の 社 会 的 立 場 と 主 張 を 持 っ た 組 織 ア 掲載内容は、名称、所在地及び一般的な事業案内等に限定する。 イ 出版物の広告は、主張の展開及び他の団体に対して言及(批判、 中傷等)するものは掲載しない。 (21) 募 金 等 ア 厚生労働大臣又は都道府県知事の許可を受けていること。 イ 下記の主旨を明確に表示すること。 「○○募金は、○○知事の許可を受けた募金活動です。」 (22) 質 屋 ・ チ ケ ッ ト 等 再 販 売 業 ア 個々の相場、金額等の表示はしない。 例 : ○ ○ ○ の バ ッ グ 50,000 円 、 航 空 券 イ 東 京 ~ 福 岡 15,000 円 等 有利さを誤認させるような表示はしない。 (23) ト ラ ン ク ル ー ム 及 び 貸 し 収 納 業 者 ア 「トランクルーム」は国土交通省の規制に基づく適正業者(マル 適マーク付き)であることが必要。 イ 「貸し収納業者」は会社名以外に「トランクルーム」の名称は使 用しない。また、下記の主旨を明確に表示すること。 12 「 当 社 の ○ ○ は 、 倉 庫 業 法 に 基 づ く "ト ラ ン ク ル ー ム "で は あ り ま せ ん。」 等 (24) ダ イ ヤ ル サ ー ビ ス “ダイヤルQ2”のほか各種のダイヤルサービスは内容を確認のう え判断する。 (25) ウ イ ー ク リ ー マ ン シ ョ ン 等 営 業 形 態 に 応 じ て 、必 要 な 法 令 等 に 基 づ く 許 可 等 を 受 け て い る こ と 。 (26) 規 制 業 種 の 企 業 に よ る 規 制 業 種 に 関 す る も の 以 外 の 内 容 の 広 告 本基準第 4 条で定める規制業種に該当する企業による、規制業種に 関連するもの以外の内容の広告は、本基準に定められた規制の範囲内 でその掲載を認める。 例:たばこ製造・販売事業者の「喫煙マナー向上のための広告」 等 (27) 金 融 商 品 ア 投資信託等 (ア ) 将 来 の 利 益 が 確 実 ・ 保 証 さ れ て い る よ う な 表 現 が な い こ と 。 ま た、利益について記載する場合は必ず予想に基づくものであるこ とを明示すること。 (イ ) 元 本 保 証 が な い 旨 等 の リ ス ク を 、 目 立 つ よ う に わ か り や す く 表 示すること。 イ 商品先物取引及び外国為替証拠金取引(FX)等 (ア ) 監 督 行 政 庁 等 の 許 可 ・ 登 録 等 の 商 品 取 扱 い に 必 要 な 資 格 を 持 っ た事業者であること。なお、名称や登録番号、業界団体会員であ ることは必ず明記すること。 (イ ) 安 全 ・ 確 実 性 や 有 利 性 等 を 強 調 し 、 投 機 心 を い た ず ら に あ お る ものでないこと。 (ウ ) 利 益 保 障 が な い こ と 及 び 損 失 が 生 じ る 可 能 性 が あ る こ と 等 の リ スクを、目立つようにわかりやすく表示すること。 13 ウ その他金融商品 当該金融商品の内容に応じ、ア及びイの規定を準用する。 (28) そ の 他 、 表 示 に つ い て 注 意 を 要 す る こ と ア 割引価格の表示 割引価格を表示する場合、対象となる元の価格の根拠を明示する こと。 例 : 「 メ ー カ ー 希 望 小 売 価 格 の 30% 引 き 」 イ 等 比較広告(根拠となる資料が必要) 主張する内容が客観的に実証されていること。 ウ 無料で参加・体験できるもの 費用がかかる場合がある場合には、その旨明示すること。 例:「昼食代は実費負担」、「入会金は別途かかります」 エ 等 責任の所在、内容及び目的が不明確な広告 広告主の法人格を明示し、法人名を明記する。また、広告主の所 在地、連絡先の両方を明示する。連絡先については固定電話とし、 携帯電話、PHSのみは認めない。また、法人格を有しない団体の 場 合 に は 、責 任 の 所 在 を 明 ら か に す る た め に 、代 表 者 名 を 明 記 す る 。 オ 肖像権・著作権 無断使用がないか確認をする。 カ 宝石の販売 虚偽の表現に注意(公正取引委員会に確認の必要あり。) 例 : 「 メ ー カ ー 希 望 小 売 価 格 の 50% 引 き 」 (宝 石 に は 通 常 、 メ ー カ ー希望小売価格はない) キ 等 個人輸入代行業等の個人営業広告 必要な資格の取得状況や事務所の所在地等の実態を確認すること。 ク アルコール飲料 (ア ) 未 成 年 者 の 飲 酒 禁 止 の 文 言 を 明 確 に 表 示 す る こ と 14 例 : 「 お 酒 は 20 歳 を 過 ぎ て か ら 」 等 (イ ) 飲 酒 を 誘 発 す る よ う な 表 現 の 禁 止 例:お酒を飲んでいるまたは飲もうとしている姿 2 等 各業種や商品・サービスについて、必要な許可・免許等の有無、業界 団体等への加盟状況、広告表示関連法令等の違反の有無等について不明 な点は、広告を掲載する事業者又は広告を取扱う広告代理店に確認をす るものとする。 3 医療、老人保健施設、選挙、墓地、古物商・リサイクルショップ等に 関するもの又は消費者関連法に抵触するおそれのあるものについては、 直接、別表に掲げる相談窓口又はその他の関連法令所管行政庁に相談す るものとする。 附 則 (施行期日) 1 こ の 基 準 は 、 平 成 26 年 10 月 29 日 か ら 施 行 す る 。 (旧基準の廃止) 2 加 古 川 市 広 告 掲 載 基 準 ( 平 成 19 年 9 月 13 日 企 画 部 長 決 定 ) は 廃 止 す る。 別 表 (第 7 条 関 係 ) 医療関係 老人保健施設関係 窓 口 東播磨県民局 加古川健康福祉事務所 健康管理課 食品薬務衛生課 東播磨県民局 加古川健康福祉事務所 監査指導課 選挙関係 選挙管理委員会事務局 墓地関係 環境政策課 15 電話番号 (0 7 9 ) 422-0002 422-0184 (0 7 9 ) 421-9296 (0 7 9 ) 427-9359 (0 7 9 ) 427-9199 古物商・リサイクル ショップ等関係 加古川警察署 生活安全第一課 市民生活あんしん課 消費者関連法関係 加古川市消費生活センター 16 (0 7 9 ) 427-0110 (0 7 9 ) 427-9120 (0 7 9 ) 427-9179
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