Carpesol Shonan Sports Club カルペソール湘南各年代の指導方針ジュニア（U-8～U-12） ■U-8（Pre-GoldenAge）神経系の発達が著しい年代でまざまな神経回路が形成されていきます。発達する神経回路にさまざまな刺激を与え、その回路を張り巡らせること、多種多様な動きを経験させることが大切です。運動に必要な動きの基礎の構築を行い、自分の動きを理解し、サッカーの基本動作をゲーム形式や遊びの要素を含んだＴＲで競争しながら培っていく。サッカーが好きという状態で“次のステージへ”と送り出します。また、社会の一歩として、あいさつやルールを守ること、仲間と協力することを習得します。 ■U-10（GoldenAge）神経系機能の発達がほぼ完成に近づき、形態的にもやや安定した時期で、一生に一度だけ訪れる「即座の習得」を備えた特異な時期です。動作習得にとってもっとも有利なこの時期に、クリエイティブな選手になるために必要な要素を習慣づけておくことが大切です。このことが、将来大きく成長するための重要な鍵となります。また、下の年代で培ってきた経験をより深いものに掘り下げていき、グループまたは仲間と相互に影響を受けあい、グループ内で競争と協力の関係を作り、課題に取り組むように導く。ゲームの全体像を理解し、ゲームに必要な個人戦術やグループ戦術、原理原則を理解させます。 ■U-12（GoldenAge～Post-GoldenAge） U-10 年代までに培ってきたものの精度を上げ、ゲームの中で相手選手のプレッシャーがある中で生きる『状況判断を伴ったテクニック』の土台を作る時期です。また、より深くサッカーの全体像を理解させ,スピードを求め、徹底して原理原則の理解を深めさせていくことが課題です。ゲームの中で状況に応じたプレーの選択を個人だけでなくチームで行います。ジュニアユース（U-13～U-15） ■U-13～U-14（Post-GoldenAge）発育のスパート期（思春期スパート）を迎えるために、骨格の急激な成長が見られます。骨格の急激な成長により、新たな技術を習得するには不利な時期“クラムジー（Clumsy）”となり、今までできていた技術が一時的にできなくなったりする事があります。同時に、男性ホルモンの分泌が著しくなり、これは速筋線維の発達を促し、これまで身につけた技術をより速くより強く発揮することが可能になる。新しい技術の獲得よりは、「今まで身につけた技術・習慣を実戦状況の中でも発揮」ということが課題となります。大人のサッカーの入口にむけての準備期間の最終段階と考え、U14 年代までに、限りなく準備を完了に近づけておく必要があります。チームコンセプトを理解し、組織の中での個として、役割や責任を果たすこと、規律を守ることが求められます。また、より専門的にかつ論理的にサッカーの理解を深めることが重要視されます。 ■U-14～U-15（Post-GoldenAge ～IndependentAge）クラムジーが終わると、自立のための準備期が訪れます。それまで身につけたサッカーの基本を実戦の中でも発揮し、その上に個性を発揮できるようになります。チームコンセプトの上に、状況に応じたゲームコンセプト・チーム戦術を理解することが求められます。厳しいプレッシャーの中でタフに闘い、チームの勝利のためにハードワークすることがより強く求められ、チーム内での競争も厳しくなっていきます。大人のサッカーの入口であり、ポジションの専門性も高める必要があり、カルペソール湘南スタイルの完成を目指します。将来の目標や夢をより現実的に考え、自分自身の目的を持って進路を選ぶ時期です。 Copyright(C) Carpesol Shonan Sports Club Co.,Ltd. All rights reserved.