Arup Newsletter 2013-03-15 アラップ東京事務所・発行 アンダルシア建築の過去と現在 － アベンゴア社、パルマス・アルタス・キャンパス スペインのアンダルシア州は、闘牛やフラメンコの発祥の地で、イスラムの影響を受けたアルハンブラ宮殿など が有名です。その州都・セビリアに、アベンゴア社の本社が完成しました。アベンゴア社は、サステイナブル・エ ネルギー技術に関する製造とコンサルティングをしている会社です。 夏は気温 40 度に達するセビリアですが、本建物では伝統的な建築構成要素であるパティオ（中庭）にヒントを 得て、快適空間を作っています。また、本業を生かしてトリ・ジェネレーション・システムやスターリングエンジン による発電などを行っています。 あまり「環境」のイメージが無いスペインかもしれませんが、その広い国土は、様々な気候を含み、各地の特性 を生かした試みがされ、特に暑さ対策では注目に値します。 ケンプラッツでは日本語・写真付きで紹介しています（コラム連載5回目）▼ http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20130309/606369/ アラップのプロジェクトページに日本語にて「パルマス・アルタス・キャンパス」を掲載しています▼ http://www.arup.com/Home/Projects/Centro_Tecnologico_Palmas_Altas.aspx?sc_lang=ja-JP 2016 年 リオデジャネイロ・オリンピック施設 2008 年北京オリンピックのメインスタジアム“鳥の巣”、2012 年ロンドンオリンピックの競泳場など、アラップはこ れまで数多くのオリンピック競技施設に関与してきました。2016 年リオ大会でも、オリンピック・トレーニング・セ ンターと競輪場、2 つの施設の設計に携わることが決まりました。 リオ大会で最大の競技施設となるオリンピック・トレーニング・センターについては、構造・設備のエンジニアリン グと、サステイナビリティ・コンサルティグを担当します。競輪場については、屋根の構造解析とサステイナビリテ ィ・コンサルティグを行います。 オリンピックとワールドカップを見据え、昨年、アラップはブラジル国内 2 か所に事務所を開設しました。現地 パートナーと共に素晴らしい建築を作っていく所存です▼ http://www.arup.com/Home/News/2013_02_February/15_Feb_Rio_2016_venues%20appointment.aspx アラップの描く 2050 年 近未来建築 アラップには、研究と調査を行っているグループ“Foresight + Innovation”があり、気候変動、都市化、食糧問 題など、建築を超えて我々の生活に影響を与えるであろう広義のテーマについて日夜研究しています。 アラップの考える近未来の都市と建築を描いたレポート”It’s Alive”がリリースされました。2050 年に世界人口 は 90 億人に達し、うち 75%が都市部に集中すると言われています。飽和した都市と変化する環境の中で求め られる建築とは何か。藻でできた建築ファサードが生物燃料を生成することができるのか？建築が食糧を作る ということが論理的に可能なのか？ アーティストの描いたイラストとともに、環境と呼応する近未来建築の姿を解説します。レポートのダウンロードは こちらから▼ http://www.arup.com/Home/News/2013_02_February/4_Feb_New_report_predicts_the_future_of_buildings_in _2050.aspx ドイツの建築雑誌 DETAIL アラップ特集 ドイツの建築雑誌で日本でも人気のある、「DETAIL」の増刊号 DETAIL Engineering の 2 号がアラップ特集と なっています。 OMA の中国中央テレビ局、過去のサーペンタイン・ギャラリー、ザハ・ハディドのロンドンオリンピック 競泳場 など、話題になったプロジェクトの詳細が数多く掲載されています。 巻末のプロジェクトリスト(Catalogue of selected recent projects)には、モード学園コクーンタワー、ニコラス・G・ ハイエックセンター（スウォッチグループジャパン本社ビル）と日本からも 2 プロジェクトが掲載されています▼ http://www.arup.com/Home/News/2013_02_February/11_Feb_DETAIL_celebrates_building_design_at_Arup.a spx 本ニュースレターは月 1 回、E メールにて配信しています。受信をご希望の方は、下記（2）のリンクより、メール アドレスをご登録下さい。 これからも、アラップがたずさわった世界各地のプロジェクト情報をご紹介していきますので、気になるデザイン、 技術等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 (1) お問合せ・ご意見 → [email protected] (2) ニュースレター配信登録 → https://a.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=arup (3)本ニュースレターのバックナンバー (PDF データ版)は、arup.com 日本語トップページの『トピックス』から ご覧下さい → http://www.arup.com/japan 編集・発行： Arup 東京事務所 松延晋 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町 24-4 東武 富士ビル 3F 電話 03-3461-1155（代） ホームページ http://www.arup.com/japan 本ニュースレターは、arup.com の内容を中心に要訳・ご紹介しています。 Copyright(c) 2013 Arup / 本メールに掲載された内容の無断複製・転載を禁じます。
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