連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 株式会社オージス総研 ソリューション開発本部 蒔田 修一 『第 3 回 主要 OSS ライセンスと留意すべき事柄』 ※ 本稿は、財団法人経済産業調査会発行 「特許ニュース」 No.12980 (2011 年 5 月 10 日発行)への寄稿記事です。 1. はじめに 当連載ではこれまで、OSS の利用実態や OSS をめぐる訴訟例などを紹介してきた。OSS を 利用する際には、それらに適用されるライセンスの特性をよく理解した上で利用することが大切 だと思われた方も多いだろう。本稿では改めて、主要な OSS ライセンスを紹介し、それらライセ ンスの留意すべき事柄を解説する。 2. OSS ライセンスの3類型 OSS ライセンスのほとんどは、「コピーレフト(copyleft)」という概念を基準に分類することがで きる。コピーレフトとは、米国法で著作権を意味する「copyright」を元にした造語(left ⇔ right) で、著作権者が著作権を留保したまま、頒布先の人々に対し、その著作物を自由に利用し、 再頒布できる権利を与えるものである。また、再頒布する際には、頒布先の人々にも同様の権 利を与えることを(利用者に)義務付けるものでもある。このようなコピーレフトに関する条項を持 つライセンスを「コピーレフト型ライセンス」、限定的なコピーレフト条項を持つライセンスを「準コ ピーレフト型ライセンス」、コピーレフト条項を持たないライセンスを「非コピーレフト型ライセン ス」と呼び、以上を OSS ライセンスの 3 類型とする。 3. 主要 OSS ライセンスの紹介 ここでは主要な OSS ライセンスの特徴について解説するとともに、各ライセンスが策定される までの経緯や背景など、沿革部分にも焦点を当てて紹介する。解釈が難しく取っ付きにくいと される OSS ライセンスを少しでも身近に感じていただければ幸いである。ここでは OSS ライセン スの 3 類型として、代表的な GPL・MPL・BSD License を紹介する。 表 1: ライセンスの 3 類型 類型 代表的な OSS ライセンス コピーレフト型ライセンス GPL 準コピーレフト型ライセンス MPL 非コピーレフト型ライセンス BSD License 1/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 (1) コピーレフト型ライセンス「GPL(GNU General Public License)」 利用率の高い GPL OSS のライセンスとしてまず思い浮かぶのは GPL(GNU 一般公衆利用許諾書) だろ う。最近では、Apache License や BSD License のシェアが増えつつあるが、未だに利用 率の一番高いライセンスである。下図は米国を中心に Professional Services を行って いる PALAMIDA 社(http://www.palamida.com/)の 2010 年の診断結果の統計である ( Professional Services とは、企業などが開発したソフトウェアに他企業の商用ソフトウェア や OSS が含まれていないか等を明らかにするサービスである)。グラフからは、GPL だけ でも全体の 25%以上を占めていることが読み取れる。 図 1:2010 年度の統計(PALAMIDA 社より入手) 2/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 GPL の成立ち GPL を策定・発行するフリーソフトウェア財団(FSF:Free Software Foundation)の創設者 Richard Matthew Stallman は、1953 年米国ニューヨーク市に生まれた。彼がコンピュータ プログラミングに出会ったのはハイスクール時代で、1971 年にハーバード大学に入学、同 校在籍中にマサチューセッツ工科大学人工知能(AI:Artificial Intelligence)研究所(以下、 AI 研)でプログラミングの仕事に従事するうち、優れたプログラマとして有名となる。 Stallman はテキストエディタ「GNU Emacs」や C 言語のコンパイラ「GCC:GNU Compiler Collection」を開発し、利用許諾書としてそれぞれ「GNU Emacs GPL」、「GCC GPL」を適用 した。これらの利用許諾書は、その名称を見ても分かるとおり、もともとソフトウェアごとに作 成されていたが、これでは非効率で不便であると考えた。一方、Stallman のプログラミング スタイルは時間を節約し、効率よく作り上げることを信条としていた。プログラムを効率よく 作成するためには、「サブルーチン」化する、という手法があるが、Stallman はそれを許諾 書の設計に応用した。こうして、「サブルーチン型の利用許諾書」とも呼ばれる汎用的な 1 つの許諾書、「GPL」が誕生したのである。 GPL を最も特徴付ける「コピーレフト」 1980 年代に Stallman が起こしたフリーソフトウェア運動「GNU プロジェクト」の推進力と なったのが、「コピーレフト」という概念である。 Stallman が在籍した AI 研では、何かソフトウェアに改良を加えた場合はそれをみんなで 共有し合おうとする考えが定着していた。Stallman 自身も元来から人々のために貢献した いという信念が強く、ソフトウェアを共有し合う AI 研での日々はこの上なく楽しいものだった に違いない。しかしながら 1980 年代に入ってすぐ、AI 研の仲間たちは次々と(営利を目的 とする)ソフトウェア企業に就職してしまい、これにより AI 研で広まっていた「みんなで共有 し合おう」という考えは崩壊することになる。 このような経緯を辿ると、AI 研での日々を取り戻したいという Stallman の一心が「コピー レフト」に強く表れていると言える。 3/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 ライセンス文の構成 GPL は、1989 年に初版が公開され、2011 年 5 月現在の最新は GPL Version 3 である (以下、GPLv3 とする。原文 http://www.gnu.org/licenses/gpl-3.0.html)。GPLv3 は大き く 3 つの部分で構成される。 ①はじめに ②利用条件 ③以上の条項をあなたの新しいプログラムに適用する方法 以下、紙面の都合上、ライセンス文のごく一部を取り上げて解説することにする。なお、 以降に記載する GPLv3 の日本語訳は、http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/183 (IPA 独立 行政法人情報処理推進機構発行)より引用した。 「はじめに」の部の内、第 5 パラグラフは、いわゆる「伝播性」に関連する記述である。 「たとえば、本許諾書が適用されるプログラムの複製物を配付する場合、無償・有償に関わ らず、あなたは複製物の受領者に、あなたが受け取ったのと同じ自由を承継しなければなり ません。」 (以上、GPLv3 日本語訳より引用) 「伝播性」(もしくは「伝播」)というキーワードは、「コピーレフト」というキーワードともに、 OSS ライセンス、特に GPL について言及する場合によく使われる表現である。伝播性と は、ライセンス条件が、ソフトウェアの著作者(上流)から再頒布先(下流)へと次々に承継 されていくことを表した言葉である。 続いて「利用条件」の部を見てみよう。利用条件の部は全 18 条(0 条∼17 条)から成る。 第 0 条第 4 パラグラフは、「改変」についての記述である。 「著作物の「改変」(modify)とは、著作権の許諾を受けることを要する態様で著作物の全体 または一部を複製又は翻案する行為をいう。ただし、完全に同一の複製物を作成する行為 は除く。改変後の著作物は、元の著作物の「改変バージョン」(modified version)、または、 元の著作物に「基づく」(based on)著作物という。」 (以上、GPLv3 日本語訳より引用) 著作物の改変行為としては、たとえばソースコードの一部を書き換えたり、追記する行為 4/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 が該当すると解釈される。 ちなみに GPL Version 2(以下 GPLv2)においては、「改変後の著作物」のことを 「derivative work」(派生物)と表現していた。また、「derivative work」は、米国法の用語とし て定義されていた。ところが GPLv3 では、「特定の国の法律用語に依拠しない」という策 定方針があったため、これに抵触しない形で「改変バージョン」(modified version)、または、 元の著作物に「基づく」(based on)著作物」という表現に置き換えられた。 第 9 条の冒頭は、GPL に対する承諾が不要となる行為についての記述である。 「本プログラムの受領又は実行については、本許諾書の承諾を必要としない。」 (以上、 GPLv3 日本語訳より引用) GPL に対する承諾が不要となる行為、つまり「本プログラムの受領又は実行」の例として は、「GPL が適用されているテキストエディタをダウンロードして入手し、文書を作成する」、 といった行為があげられる。用語として使い分ける場合、このような行為は「GPL のテキスト エディタを使用する」というように、「使用」という言葉で表現されることがある。これとは逆に、 GPL に対する承諾が必要となる行為としては、たとえば「GPL が適用されているテキスト エディタをダウンロードして入手し、ソースコードの一部を改変して機能拡張し、他者に販 売する」、といった行為があげられる。こちらは「GPL のテキストエディタを利用する」というよ うに、「利用」という言葉で表現されることがある。「使用」/「利用」の使い分けに意味を持 たせていることがあるため、ぜひ念頭に置いていただきたい。なお、GPLv3 においては、 (プログラムの)使用者は「recipients(受領者)」、(プログラムの)利用者は「Licensee(ライセ ンシ)」という用語で表現されている。 GPLv2 と GPLv3 の差異 GPLv3 では、旧版にあたる GPLv2 の表現の曖昧さや説明不十分な部分が改善され た。また、前述の「特定の国の法律用語に依拠しない」という策定方針の下、米国法用語 である「derivative work」(派生物)などいくつかの用語が中立的な用語に置き換えられた。 その他、GPLv2 からの主な変更点としては、追加的許諾条項(第 7 条)の新設、ソフトウェ ア特許条項(第 11 条)の新設などがあげられる。詳しくは割愛するが、これらの条項の新設 により、他の OSS ライセンスとの両立性の問題が一部解消された。 5/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 GPL を利用する際の留意点 GPL のコピーレフト性について、他の OSS ライセンスと比較する際にはその強さを強調 し、「Strong Copyleft」と表現されることもある。GPL の OSS と他のソフトウェアとを組み合 わせて 1 つのプログラムとして頒布すると、プログラム全体が GPL の対象となると解釈さ れ、プログラムの頒布先に対して他のソフトウェア部分のソースコードの開示が求められる ことがある。従って、たとえば自身が作成したソフトウェアを非公開にしたい場合、GPL の OSS の利用判断は慎重に行う必要がある。 その他のコピーレフト型ライセンス コピーレフト型ライセンスとしては他に AGPL(GNU Affero General Public License)、 EUPL(European Union Public License)などがある。また、Berkeley DB に適用されている Sleepycat License は、そのライセンス文の形式こそ後述の BSD License に類似している ものの、コピーレフト条項が追加されており、留意が必要である(Berkeley DB は現在 Oracle に買収されている)。 (2) 準コピーレフト型ライセンス「MPL(Mozilla Public License)」 GPL の一部条件を修正したライセンス MPL は、GPL に比べるとコピーレフト性が若干弱くなっている。GPL と対比し、「Weak Copyleft」と表現されるこ とも ある。MPL は Web ブラウザの Firefox や 、メーラーの Thunderbird な ど に 適 用 さ れ て い る ラ イ セ ン ス で あ る ( MPLv1.1 原 文 http://www.mozilla.org/MPL/MPL-1.1.txt 、 日 本 語 訳 http://www.mozilla-japan.org/MPL/MPL-1.1J.html )。MPL のベースは、1995 年当時 Netscape Communications の弁護士 だっ た Mitchell Baker により 作成さ れ、その後 Mozilla Foundation により MPLv1.1 が策定された。Mozilla Foundation は、基本的には GPLv2 をベースにするが、一部の条件を修正すべきと考えた。その修正すべき部分は、 以下 2 点である。 ・ コピーレフト性が強すぎること。 ・ 特許に関する記載がないこと。 Mozilla Foundation は、GPL のコピーレフトは強すぎると考えた。GPL のコピーレフト は前述のとおり、組み合わせたソフトウェアにまで及ぶと解釈されることがあるが、MPL の コピーレフトは、組み合わせたソフトウェアまでは及ばない。また、当時最新だった GPLv2 には特許に関する記載がなく、これでは利用者を特許係争から十分に保護できないと判 6/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 断し、特許に関する条項を追加した。MPL の特徴は、GPLv2 の修正すべき部分の裏返 しとなるが、コピーレフト性を弱めたこと、特許条項を明記したことがあげられる。 準拠法が明記されているライセンス MPL ではまた、準拠法が明記されていることも特徴の 1 つである。準拠法は米国 California 州法であると記載されている。裁判所の管轄に関する記載もあり、MPL に関す る訴訟は California 州 Santa Clara 郡を裁判地とする、と明記されている。この他、MPL に関する裁判が発生した場合の敗訴側が負う賠償内容までが記載されている。 利便性を考慮した「トリプルライセンスモデル」 前述では MPL が適用されるソフトウェアとして、Firefox や Thunderbird を紹介したが、 これらは正確には、MPL、GPL、LGPL(GNU Lesser GPL)の 3 つのライセンスが適用される。 利用者自身に、適用するライセンスを選択させることで、ライセンス同士の両立性の問題を 回避することができ、利便性を向上させている。このモデルを Mozilla Foundation は「トリ プルライセンスモデル」と呼んでいる。 MPL を利用する際の留意点 MPL のコピーレフト性は GPL と比べると弱くなっているものの、MPL の OSS を改変し た場合、その改変部分のソースコードは開示する必要がある。しかしながら、ソースコード の開示範囲が局所化できる、と捉えるならば、利点として考えてもよいだろう。 その他の準コピーレフト型ライセンス 準 コ ピ ー レ フ ト 型 ラ イ セ ン ス と し て は 他 に 、 CDDL ( Common Development and Distribution License)、CPL(Common Public License)、EPL(Eclipse Public License)など があげられる。 (3) 非コピーレフト型ライセンス「BSD License(Berkeley Software Distribution License)」 幅広く利用されているライセンス 最後に、BSD License を紹介する。BSD License は、米国カリフォルニア大学バークレ ー 校 が Unix 互 換 OS 用 に 作 成 し た ラ イ セ ン ス で あ る ( BSD License 原 文 http://www.opensource.org/licenses/bsd-license.php 、 日 本 語 http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2Fnew_BSD_license )。 7/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 訳 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 コピーレフト性が全くないため、「Without Copyleft」とも呼ばれる。このライセンス文は短 く、要求事項も少ない。OSS への適用率も高く、幅広く利用されているライセンスである。 3 種類の BSD License BSD License はライセンス文がシンプルである一方、種類が 3 つあり、利用する際には どの種類の BSD License であるかを見分ける必要がある。最初に策定された 4-Clause BSD License には、宣伝条項(下記③)があったが、その後宣伝条項部分が削除され、 3-Clause BSD License となった。さらに記名に関する制約条項(下記④)部分を削除した ものが 2-Clause BSD License である。 ・ 4-Clause BSD License・・・四条項 BSD License。Original BSD License、Old BSD License とも呼ばれる。下記①②③④全て含む。 ・ 3-Clause BSD License・・・三条項 BSD License。New BSD License、Modified(修正) BSD License とも呼ばれる。下記①②④を含む。 ・ 2-Clause BSD License・・・二条項 BSD License。Simplified BSD License、FreeBSD License とも呼ばれる。下記①②を含む。 以下は 4-Clause BSD License 文書の一部である(便宜上、番号①∼④を付記した)。 ①Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer. ②Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution. ③All advertising materials mentioning features or use of this software must display the following acknowledgement: This product includes software developed by the <organization>. ④Neither the name of the <organization> nor the names of its contributors may be used to endorse or promote products derived from this software without specific prior written permission. 8/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 BSD License を利用する際の留意点 4-Clause BSD License には宣伝条項があり、たとえば GPL など宣伝条項を認めない ライセンスが適用される OSS と組み合わせて利用する場合、ライセンス同士の両立性の 問題が発生する。また、BSD License は要求事項が少なく、ソースコードを公開する必要が ないことから、BSD License が適用された OSS は商用利用もされやすい。そのため、自身 のソフトウェアを BSD License の OSS として公開した場合、意図しない利用のされ方を することもあるので、この点留意されたい。 その他の非コピーレフト型ライセンス 非コピーレフト型ライセンスとしては他に、Apache License、MIT License などがあげられ る。また、「BSD License」とは呼ばないが、BSD License 文書の雛型を使って独自のライセ ンス名を付けている場合は「BSD Style License」と呼ばれ、それらもこの類型に含まれる。 ここで、近年台頭著しい Android にも簡単に触れておこう。Android は、スマートフォン やタブレット PC など携帯情報端末用に開発されたオペレーティングシステム(OS)であり、 基本的に Apache License v2.0 の下、ソースコードが公開されている。高機能で開発環境 が整備されているなどの理由から一躍注目され、最近では携帯情報端末だけでなく、テレ ビなどの家電にも応用が進められており、今後もますます利用が増えるだろう。なお、 Android のパッケージ内部は GPL の Linux カーネル、LGPL の WebKit、BSD License の Libc など各種ライセンスの OSS で構成される。GPL や LGPL のコピーレフト性は依 然として残るので、その点留意いただきたい。 4. ライセンスの両立性 GPL と他のライセンスの両立性 各種 OSS ライセンスは、それぞれ独自の条項を設けるため、お互いに記載内容の矛盾 が生じることがある。複数の OSS を組み合わせて 1 つのソフトウェアを作成しようとする場合、 それら OSS に適用されるライセンス間の両立性の問題が発生することになる。 両立性の問題が発生するケースとしては、たとえば GPLv2 と Apache License v2.0 の OSS を組み合わせた場合があげられる。理由としては、それぞれのライセンスにおいて、 特許に関する考え方が異なるためである。また、4-Clause BSD License には宣伝条項が あるため、GPLv2 との両立性の問題が発生する。その他、GPL と他のライセンスの両立 性に関しては、以下の FSF のサイトに記載されているので、合わせて参照されたい (http://www.gnu.org/licenses/license-list.html)。 9/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved. 連載企画:オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題 5. おわりに 本稿では、主要な OSS を紹介し、それらを利用する際の留意点などを説明した。次号で は、『OSS ライセンスの特徴とその解釈の違いから発生する諸問題』と題して、OSS ライセ ンスに見られる特徴と解釈を取り上げ、それに起因する様々な問題を詳しく解説する。 10/10 Copyright(C) 2011 OGIS-RI All rights reserved.
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