コンピュータアーキテクチャ・ コンピ タア キテクチャ コ ンパイラ・システムソフトウェア イラ シ テ ソ ウ ア 作業部会 主催: 文部科学省 2011/07/26 アジェンダ • 文科省ご挨拶 • 戦略的高性能計算システム開発(SDHPC)に関するワー クショップと作業部会の関係 • アプリ側に対するシステムイメージの提示項目 • 今後のスケジュール • スパコン運用に資した従来研究開発体制紹介(パネル 討論形式) – 全てを紹介できるわけではないが、まずは幾つかを紹介し、今 後の体制案作りの参考にする 2011/07/26 15 SDHPCと作業部会の関係 • 企業からのコミットメントはどの程度ありうるのか? • 戦略的高性能計算システム開発に関するワークショップ – 若手中心によるロードマップ作成 – 参加&議論はオープン 参加&議論はオ プン • 作業部会 – ワークショップで取りまとめた内容に対する助言を通して ワークショップで取りまとめた内容に対する助言を通して、HPCI計画推進委 HPCI計画推進委 員会報告資料を取りまとめる – 開発体制は作業部会が作成し、SDHPCでも議論 – 参加&議論はオープン • 報告書は状況によっては、ワークショップ報告書、作業部会報告 書と2本建 になるか 書と2本建てになるか? 2011/07/26 16 コメントのまとめ • ワークショップと作業部会の関係 – ワークショップは、若手研究者主導のFeasibility Study、ロード マップ、開発戦略策定 – 作業部会は、ワークショップから出てくるロードマップ&開発戦 略をもとに、大所高所から助言し、プロジェクトとしてまとめる – 体制案作成はアプリケーション作業部会とも連携し、別途議論 体制案作成 プ 作業部会とも連携 途議論 していくべき • サイ サイエンスドリブンで進める体制を敷くべき ンスドリブンで進める体制を敷くべき • エクサに向けたハードウェア開発において2014~15年 頃のプロトタイプマシン開発があるのでは – 2014~15年 • エクサという名前に捕らわれる必要性があるのか 2011/07/26 17 今後のスケジュール • 8月26日(金) 午後@東大 – 取りまとめ役と調整議論 • 9月29日(木) 月 ( ) 午後@東大 後 東 – 取りまとめ役と調整議論 • 10月15日(土)@秋葉原 – 研究課題&ロードマップ案議論 • 12月8日(木)@秋葉原 – 意見交換@PCクラスタシンポジウム • 12月末 – White Paper発刊 2011/07/26 18 スパコン運用に資した従来研究開発体制紹介 • 筑波大におけるPACS-CS体制 – 朴泰祐 泰祐 • 東工大におけるTSUBAME – 松岡聡 • T2K体制 – 石川裕 • RWCPにおけるSCore開発体制 – 石川裕 • 米国での公募&開発体制 – 佐藤三久 佐藤 久 • ヨーロッパでの公募&開発体制 – 松岡聡 2011/07/26 19 T2Kオープンスパコン体制 経緯 – – – – – – – – ‘06/05: ‘06/09: ‘06/10: ‘07/03: ‘07/10: ‘07/11: 07/11: ‘07/12: ‘08/06: T2K 最初の打合せ 記者会見&公開シンポジウム 資料招請&調達手続開 仕様書案公表 最終仕様書&入札手続開始 応札締切 開札 納入&運用開始 3つのオ プン性に基づく基本仕様策定 3つのオープン性に基づく基本仕様策定 アーキテクチャ – コモディティ部品ベース • 技術市場から入手可能な最先端・高性能デ 技術 能な 端 高性能デ バイスによる構成 e.g. x86, IB/Myri-10G • ソフトウェア – オープンソースの標準OS/ミドルウェア オ プンソ スの標準OS/ミドルウ ア • e.g. Linux, MPI, Globus • ユーザ – 計算科学分野の伝統的な数値計算 ユーザだ ザだ けでなく.PC クラスタを使っている非数値計算 ユーザも考慮 • 2011/07/26 総理論演算性能 (TFlops) ノード数 ノ ド数 総主記憶容量(GByte) 単体理論演算性能 (GFlops) 主記憶容量 (GByte) ファイルシステム (TByte) 東京大学 140.1344 筑波大学 京都大学 95.3856 61.2352 952 32000 147.2 648 20736 147.2 416 13312 147.2 32 1500 32 960 32 883 ‘08/06 08/06 31st TOP500 16位 東大(国内1位) 20位 筑波大 24位 東工大 34位 位 京大 何をしたか? • マルチコア&MPI通信機能の Feasibility Studyに基づく仕様策定 何をしなかったか? • • 開発そのもの 企業との共同研究 20 RWCP (新情報処理開発機構) • • 1992年~2001年に行なわれた通産省 (現経産省)プロジェクト – 実世界の情報を処理する革新的な情 報処理技術体系の開発 企業が出資して技術研究組合を組織し 企業が出資して技術研究組合を組織し、 集中研(つくば)と分散研(企業に設置)で 研究開発 – 柔らかな情報処理 • 理論・新機能、超並列システム、光シ ステム、基礎研究 – 次世代情報処理基盤技術 • 実世界知能技術、並列分散技術、光 技術 • 2011/07/26 • • 何をしたか? – 発足時企業からは若手(30歳前半)が 集まり、アクティブな研究ができた – 研究者が開発したシステムソフトウェ アは使えるソフトウェアとして普及 • 通信ライブラリ、グローバルスケ ジューラ(MPC++MTTLで記述)、 チ ックポイント リスタ ト チェックポイント・リスタート • OpenMPコンパイラ 何が出来なかったか? – 開発に関して企業の協力得られず 集中研で開発したSCore (エスコア)& Omni OpenMPは、プロジェクト終了後も 残る。理研情報基盤センターや筑波大計 算科学センタ の大規模クラスタで使わ 算科学センターの大規模クラスタで使わ れる。現在、三菱プレシジョンの手術シ ミュレータ製品で使われている 21
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