遺伝性腫瘍を抽出するための家族歴問診票の研究利用についてのお知らせ

2016/07/06 ver.1.0
遺伝性腫瘍を抽出するための
家族歴問診票の研究利用についてのお知らせ
この度、国立病院機構東京医療センターでは、「家族歴問診
票を用いた遺伝性腫瘍拾い上げの取り組み」に関する研究を行
うことになりました。
この研究の目的は、当院で診断され治療を受けられているが
ん患者さんの中で、遺伝性腫瘍を疑われるような家族歴を抽出
し、必要に応じて遺伝カウンセリング部門をご紹介し、発症を
未然に防ぐ方策などについて検討する事です。
この研究のため、2016 年 7 月より 2021 年 3 月末までにがん
と診断された方に家族歴問診票をお配りし、調査を行います。
調査項目は患者さんならびにご家族の病歴に関するものであ
り、患者さんのお名前や住所などのプライバシーに関する情報
が外部に漏れることは一切ありませんのでご安心ください。
調査したデータは、本研究の責任者のものとで厳重に管理さ
れます。また今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な
専門学会や専門雑誌などで報告されることがあります。
また、ご自身のデータを研究に利用することを承諾されない
方は下記にご連絡ください。その場合も、診療上何ら不利な扱
いを受けることはありません。この件に関しましてご質問がご
ざいましたら、ご遠慮なくお尋ねください。
2016 年 7 月
東京医療センター 産婦人科
研究責任者 植木有紗
連絡先 03-3411-0111