サンプルプログラム サンプルプログラム mr32r

サンプルプログラム mr32r
2003.2 Rev 0.80
1.はじめに
OAKS32R のシリアルポートから"Hello world"を出力するプログラム(mr32r
mr32r)を用いてコン
mr32r
パイル、リンク、ダウンロードの一連の手順を示します。CDROM にある OAKS32R 対応ソフト
ウエア開発キットがインストールされていることを前提としますので、OAKS32R
ディレクトリ
ウエア開発キット
にあるドキュメントに従ってインストールしておいてください。
このドキュメントは OAKS32R 対応ソフト ウエア開 発キット がドキュメントに沿って
C:\MTOOL 以下にあってパスを通しているものとします。これ以外の場合は、makefile 等を書
き直す必要があります。
プログラムをダウンロードする際には通信ソフトが必要になります。ここではフリーソフトの
Tera Term を使用しています。必要な方はインターネット、雑誌等で入手してください。
Windows に搭載されている Hiper Termnal では Windows2000、WindowsXP では転送速度も
遅く、元々入っているファームを壊すこともありましたので注意が必要です。ファームウエアの
書き込みは三菱の純正のデバッガが必要となります。
2.必要な機材
サンプルプログラムは、基板、PC の他、次のケーブルを必要とします。
(変換器等)
RS232C クロスケーブル
5V スイッチング電源
接続
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3.ファイル
インストールした C:\MTOOL\oaks32r\smp32rg\mr32r ディレクトリにある次の 4 ファイル
をハードディスクの任意のディレクトリにコピーしてください。プログラムの内容についてはソ
フトウエアマニュアル、ドキュメント等を見てください。
ファイル名
makefile
m32r.cmd
main.c
lowlib.c
内容
make 用ファイル
リンカ用テンプレート
メインルーチン
低水準出力ルーチン
参考:C:\MTOOL\oaks32r\smp32rg\mr32r にはコンパイルした結果も入っています。
4.make
DOS 窓にて make を実行します。
ディレクトリは C:\MTOOL\oaks32r\smp32rg\mr32r としています。
次の場合は、すでにコンパイルができています。
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図のようなファイルが生成されます。
smp.mot がダウンロード用 S フォーマットファイルです。
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5.ダウンロード
smp.mot をダウンロードします。
(1)キットの電源を切り、OAKS32R-M32102S6FP(CPU 基板)の JP1 をオープンします。
(2)キットの電源を入れ、Tera Term を起動します。次のウインドウが立ち上がります。
接続している COM を選択します。(この場合は COM1)OK をクリックして下さい。
図のように通信条件を設定します。
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図のウインドウが立ち上がります。
(3)テキストファイルとして、smp.mot
smp.mot を転送します。
File から Send file を選択します。
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smp.mon を選択します。
次のような送信中のウインドウが提示されます。
ボードでは LED0、LED1 が交互に点灯します。
終了しますと、上記ウインドウが閉じられ、ボードでは LED0、LED1 が同時に瞬きます。
●Tera Termでのダウンロード時の注意事項
ダウンロードファイル(".mot"ファイル:テキストファイル)は、ダウンロード時に「改行
コード」がUNIX形式に変換された場合、正常にダウンロードできません。("\r\n"形式の改
行コードでダウンロードする必要があります。)
「Tera Term」のターミナルの設定によっては、ダウンロード時に「Binary」モードにする
必要があります。
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6.実行
キットの電源を切り、OAKS32R-M32102S6FP(CPU 基板)の JP1 をクローズします。
電源を入れる(リセットを行う)と Tera Term 上に"Hello world"等の表示が行われます。
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