形状記憶合金を用いた鋼製機器(PDF:141KB)

カテゴリー
医療関連機器
試作化
○
商品化
形状記憶合金を用いた鋼製機器
補足等
※ 薬事法未承認機器(15 年 11 月時点)
● 医療現場で、現在使用されている、
さまざまな医療機器に、形状記憶合
金を使用した製品群になります。
● 現在、試作開発しているものは、
「吸引管」
、
「消息子」
、
「剥離子」な
どですが、ほかの機器にも幅広く応
用が可能です。
<形状記憶合金の特徴>
● 使用時(常温下)に、手で任意形状
に曲げられる。
● 温水、蒸気などで、高温にすると、
元の形状に戻る。
※特許出願中
概 要
製造販売元:
治療時に、
「変形させて使用することがあるが、元に戻らない」とい
う現場の声を聞き、形状記憶合金の特性である、
「温度を加えると元
の形状にもどる」を活かした、鋼製機器になります。
上記の写真は、代表例として吸引管を示します。
*茅野市新技術・新製品研究開発事業補助金(平成 26 年度)
*複数の大学・病院と共同開発中。
特 徴
● 各種の鋼製機器に形状記憶合金を使用しました。
● そのため、
「任意に変形させて使用」
、かつ、
「使用後に温水・高
温蒸気など加熱することで元の形状に戻す」ことができます。
● 使用している形状記憶合金は、
「ステント」などの医療機器に用
いられている素材と同等です。
こんな方に
●
既存の鋼製機器の形状に満足いた
だけない方(医師)
● 変形した機器を元に戻すのが大変
という方(看護師、ME)
高島産業株式会社
住
所
T
E
L
F A X
U R L
E - m a il
窓口担当
職 ・氏 名
長野県茅野市金沢 5695-6
0266-72-8825
0266-72-1286
http://www.takashima.co.jp/
[email protected]
開発部開発課 大和 淳司
主 な事 業
内
容
・各種精密金属部品加工、
卓上型加工装置の設計製造
・医療機器製造業許可 あり
医療機器
承認番号等
なし
こんなシーンで
● 患部の奥深くへ、機器を挿入したい場合。特に既存の機器
では届かない場合に、任意に変形させて使用。
● 治療時に機器を変形させて使用する機会が多く、元に戻す
のが大変・・・という場合。
● 「曲げて/戻せる」という、特徴を生かせば、さまざまな
用途が考えられます。