平成26年度 学校改革プロジェクト支援事業実施要項 1 趣 旨 この要項

平成26年度
1
学校改革プロジェクト支援事業実施要項
趣 旨
この要項は、学校改革プロジェクト支援事業(以下、「事業」という。)の実施に関し
て、必要な事項を定めるものとする。
2 事業目的
学校の様々な課題を解決するためには、教職員が児童生徒と向き合う時間を確保し、
より教育効果を高めるための学校改革の推進が不可欠である。この事業は、本県におけ
る学校改革を推進するため、学校改革に主体的に取り組む学校を支援することを目的と
する。
3 事業主体
熊本県教育委員会
4 支援対象
(1)学校改革に主体的に取り組む学校を対象とする。対象校は年度ごとに募集し、応募
した学校の中から、モデル校を指定して支援する。
(2)モデル校は、19校程度とする。
(3)市町村教育委員会が管内の複数の学校を一括してモデル校としたい場合は、当該複
数の学校をモデル校グループ(以下、モデル校とモデル校グループを合わせて「モデ
ル校」という。)として、1つのモデル校とみなして指定できるものとする。
5 支援体制
モデル校を支援するため、学校改革支援チーム(以下「支援チーム」という。)を設置
する。支援チームの設置要項は、別に定める。
支援チームは、教育庁内関係課、関係教育事務所及び関係市町村教育委員会と連携・
協力してモデル校を支援する。
6 モデル校の支援期間
支援期間は、指定年度及びその翌年度の2年間とする。
7 モデル校の取組み
モデル校は、支援チームの支援を受け、実態調査及び教職員の意識調査を実施し、学
校の実態把握を行うとともに、それぞれの実情に合わせた学校改革プランを作成して、
プランに沿う学校改革に主体的に取り組む。
8 支援内容
支援チームは、モデル校ごとに担当者を定め、以下の事柄について、支援を行う。
(1)モデル校の実態調査・意識調査の実施及び調査結果の分析。
(2)モデル校への学校改革メニューの作成。
(3)モデル校への学校訪問等による支援。
モデル校のプランの取組みを支援するために、学校訪問等による支援を行う。
(4)モデル校の学校改革のための研修会の実施。
(5)その他学校改革に関して、支援チームが必要と認めること。
※ モデル校グループ支援は、当該市町村教育委員会とともに行うこととし、具体的な
支援方法は別に協議して定める。
※ モデル校は、県立教育センター研究協力校及び研究協力員設置規程に基づく、研究
協力校として位置付ける。
9 事業説明会及び成果(中間)報告会の開催
(1)指定 1 年目のモデル校を対象に事業説明会を行う。
(2)成果(中間)報告会を行う。
10 成果の検証と普及・還元
(1)モデル校の成果の検証
モデル校は、支援チームと連携・協力して、年度ごとに成果の検証を行う。
(2)成果の普及・還元
支援チームは、モデル校の学校改革の取組み成果を、県下の各学校に対して普及
し、学校改革の取組みを全県に広げる。
11 経費の負担
県教育委員会が開催する各会議、各研修会に参加するモデル校からの出席者につい
ての旅費は、県で負担する。
12 その他
この要項に定めるほか、必要な事項は別に定める。
学校改革支援チーム 設置要項
1
趣 旨
この要項は、学校改革支援チームの設置及び運営に関して、必要な事項を定めるもの
とする。
2 設 置
学校改革プロジェクト支援事業における学校改革を支援するために、学校改革支援チ
ーム(以下「支援チーム」という。)を設置する。
3 業務内容(支援内容)
支援チームは、次に掲げる事項についての検討及び業務を行う。
(1)モデル校の募集・選定に関すること。
(2)モデル校への支援に関すること。
ア モデル校の実態調査・意識調査の実施及び調査結果の分析。
イ モデル校への学校改革メニューの提示。
ウ モデル校への学校訪問等によるプラン策定の支援及び学校改革進行管理の支援。
(3)学校改革における成果の普及・還元に関すること。
(4)事業説明会及び成果(中間)報告会の開催に関すること。
(5)その他学校改革に関する事項で、支援チームが必要であると認めるもの。
4 支援チームのリーダー及びサブリーダー
支援チームを総括するリーダーを置き、リーダーは教育政策課長をもってあてる。ま
た、リーダーを補佐するためにサブリーダーをおき、サブリーダーは県立教育センター
所長をもってあてる。
5 支援チームのメンバー
メンバーの選出は、事業実施年度ごとにリーダーが行う。メンバーは、教育政策課及
び県立教育センターの指導主事等とする。
6 支援チームの会議
支援チームの会議は、リーダーが招集し、リーダーが議事を運営する。
7 事務局
支援チームの事務局は、教育政策課に置く。
8 その他
この要項に定めるもののほか、支援チームに関し必要な事項は、リーダーが別に定め
る。