秋 田 県 立 秋 田 中 央 高 等 学 校 第21号(2005 年夏号)2005.7.19

秋 田 県 立 秋 田 中 央 高 等 学 校
第21号(2005 年夏号)2005.7.19
中学3年生の皆さん、こんにちは!
「FORWARD(フォワード)」は中学生の皆さんに秋田中央高校を紹介する広報誌です
。
勉強に、部活動に、意欲的に取り組む中央高校生の姿をどうぞご覧ください。
毎年恒例の中央祭が6月24・25日の2日間にわたって行われました(一般公開
は25日)。今年のテーマは「百花繚乱~咲き乱れる中央の花~」、文化部の展示や
壁新聞・学級旗コンクール、吹奏楽部の演奏や演劇部の発表、そして模擬店など、ま
さに“百花繚乱”でしたが、今年の中央祭で特に目を引いたのは、生徒会執行部によ
る特別企画「戦後60年
土崎空襲展」でした。
みなさんは「土崎空襲」を知っていますか?
終戦直前の昭和20年8月14日午
後10時すぎから翌15日未明にかけて、秋田市土崎にある日本石油秋田製油所とそ
の周辺地域がアメリカ軍の爆撃機によって空襲され、従業員や家族、そして住民など
に250人を超える犠牲者を出したものです。秋田には日本でも有数の油田があり、
その原油を精製するための施設が攻撃されたのでした。
当時、本校の前身の一つである秋田市立高等女学校(旧・土崎高女)では、生徒が
看護婦見習いとしての教育を受けていました。そして、空襲の際には学校が臨時の救
護所となり、大勢の負傷者を収容しましたが、医師も医薬品も不足しており、手当ら
しい手当はできませんでした。
このような“縁”にある本校の生徒として、「土崎空襲を風化させまい」と思い、
平和を願うのは当然のことかもしれません。生徒会執行部では、4月から特別企画の
準備に取りかかりました。土崎図書館での資料
調べ、校内での学習会、国土交通省秋田港湾事
務所の資料室見学、そして市民団体「土崎港被
爆市民会議」の事務局長である高橋茂さんから
は、ご自身の体験談や空襲の被害調査について
のお話をうかがいました。特別企画の代表を務
めた吉田優香さん(泉中出身)は、「空襲を知
らない若い人たちに訴えるような企画にした
かった」と話しています。
この意欲的な取り組みは中央祭前から注目を
集め、いくつもの新聞社や放送局から取材を受
けました。
写真のパネルや当時の着衣、投下された爆弾
の破片などの展示資料は、土崎港被爆市民会議
からお借りしました。展示品の前で無言のまま
たたずむ年配の方、爆弾の破片に目を丸くする
高校生……、それぞれに戦争の悲惨さと平和の
尊さに思いをはせているようでした。
土崎港被爆市民会議が開催してきた土崎空襲の追悼式典は、今年で最後になるそう
です。悲しい過去を忘れないために、そして、あやまちを繰り返さないために、私た
ちにできることを改めて考えたいと思います。
秋田県高校総合体育大会も終了し、3年生はいよいよ受験体制に入りました。秋田
中央高校では、月曜日から金曜日までの平日も放課後補習を行っていますが、この時
期(第Ⅱ期)より65分2コマとなります。
勝負の夏を迎えた7月1日の平日補習に
は、野球部など大会を控えた部活動の生徒以
外の、進学希望者132名が参加して、意欲
的に学習に取り組んでいました。
例年この補習を受講して、秋田中央高校の
生徒は受験に向かっていきます。今春の卒業
生は、東北大学医学部・北海道大学工学部な
どの国公立大学や、私立大学では早稲田大学
(第一文)をはじめとする高い進学実績をあ
げました。今年度の3年生の頑張りも期待さ
れます。また、1年生は夏季休業中に鳥海高原で2泊3日の勉強合宿を行います。爽
やかな自然の中で育まれ
た力が、2年後に実を結んでいき
ま
▲ 大教室での英語の補習風景
す
。
-平成 17 年 3 月卒業生-
北海道大(1)、東北大(1)、新潟大(4)、秋田大(29)、秋田県立大(9)、
弘前大(5)、山形大(3)、岩手大(2)、北海道教育大(2)、福島大(2)、
東京海洋大(1)、東京学芸大(1)、埼玉大(1)、宇都宮大(1)、早稲田大(1)、
青山学院大(1)、中央大(2)、東北学院大(17)、神奈川県立外語短大(1)、
青山学院短大(1)、赤十字秋田短大(13)、聖霊女子短大(8)、聖園学園短大
(5)、秋田公立美工短大(2)、岩手県立盛岡短大(2)他
5月27日から開催された全県総体を前に、本校では激励のための壮行会を行いま
した。今年度は県北地区を主会場に開催され、陸上競技部女子総合、新体操団体がそ
れぞれ優勝を果たしたほか、女子バスケットボール部が2位になるなど大活躍をみせ
てくれました。また、陸上競技部、弓道部、女子ソフトテニス部、新体操同好会から
それぞれインターハイ出場者が出ました。
以下、全県総体の結果を東北大会、インターハイ出場権と併せて紹介します。
陸上競技
<全県総体> ※東北大会出場権獲得者のみ記載します
男子 5000m
1位 尾崎貴宏(土崎中) 3位 小松尚平(桜中)
3000m障害
2位 山崎好聡(泉中)
800m
2位 石川和久(城南中)
1500m
2位 石川和久(城南中) 3位 尾崎貴宏(土崎中)
6位 佐藤陽平(城東中)
走高跳
2位 河本聖也(御野場中)
女子 総合
優勝(二連覇)
フィールド総合
優勝
100m
3位 菅原麻莉(秋田西中) 6位 石川南(秋田西中)
200m
6位 菅原麻莉(秋田西中)
800m
5位 佐々木亜美(下浜中) 6位 田中一穂(城東中)
4×400mリレー 2位(大会新)
4×100mリレー 2位
1500m
2位 佐々木亜美(下浜中) 6位 田中一穂(城東中)
100mハードル
4位 小野由衣子(秋田北中)
400mハードル
2位 小野由衣子(秋田北中)
走高跳
2位 渡辺麻友(土崎中) 3位 豊巻さおり(飯島中)
走幅跳
3位 高村麻里(秋田東中) 6位 佐々木菜々子(城東中)
<東北大会>
男子 800m
5位 石川和久(城南中) インターハイ出場
1500m
5位 石川和久(城南中) インターハイ出場
女子 4×100mリレー 6位 インターハイ出場
菅原麻莉(秋田西中)・佐々木菜々子(城東中)・石川南(秋田西中)・
小野由衣子(秋田北中)・高田結(桜中)・佐藤晴香(秋田西中)
女子個人
5位 加瀬愛佳(土崎中)・花岡真美(桜中) インターハイ出場
ソフトテニス
男子個人
1位 加藤敏樹(将軍野中) インターハイ出場
弓 道
2位 東北大会出場
バスケットボール(女子)
3位 東北大会出場
ラグビー
90㎏級
3位 高橋義弘(泉中)
東北大会出場
柔 道
ボクシング バンタム級(2部) 大内義将(外旭川中) 東北大会出場
女子団体
1位 東北大会出場
新体操
高橋明日香(城東中)・鈴木綾香(秋田東中)・千葉麻姫子(泉中)・
後藤芙実(桜中)・三浦夢生(泉中)
女子個人総合
1位 後藤芙実(桜中) インターハイ出場・東北大会出場
3位 千葉麻姫子(泉中) 東北大会出場
種目別(リボン) 1位 後藤芙実(桜中) インターハイ出場・東北大会出場
2位 千葉麻姫子(泉中) 東北大会出場
種目別(ロープ) 1位 後藤芙実(桜中) インターハイ出場・東北大会出場
6月24日(金)、中央祭に先立って合唱コンクールが開催されました。
各学年で金賞・銀賞・銅賞が1クラスずつ選ばれ、更に全校で1クラスだけが最優秀
賞となります。毎年、最後の合唱コンクールとなる3年生がもっとも燃えますが、今
年も3年F組が見事栄冠を勝ち取りました。また、1・2年生の健闘も光りました。
3年F組(最優秀賞)合唱チーフ
佐々木絵理さん(御野場中出身)の話
私のクラスは「最優秀賞」ただそれだけに向かって、B’zの「Calling」
を歌いました。曲の難易度が高いうえに練習時間が短く、曲が完成したのは三日前。
問題点はたくさんありましたが、それを簡単に乗り越えられるほどのやる気と団結力
が3年F組にはありました。クラスが一つになっていくのを感じながら迎えた本番。
そして結果発表。この短い文章では書き表すことができないほどの喜びと感動を味わ
うことが出来ました。
A組 コスモス 小出健介
▼こんな歌を歌いました
(1 年生の曲目・指揮者・伴奏者)
B組 春の歌
畑田雅衣
中川翔太 木田紗恵子
C組 チェリー 清水川旭
川上元気
D組 手紙
木村翔平
佐藤悠花
E組 いつか
若松信彦
中嶋尚也
F組 思い出がいっぱ
石塚天真 菅原葉月実
い
来る8月19日(金)、本校の学校説明会が開催されます。 学校紹介ビデオや歓迎ア
トラクションなど、楽しく充実した内容で中学生の皆さんをお待ちしています。中央
高校に興味を持っている皆さん、ぜひ参加してください。
左の校章をご覧ください。この校章は昭和 23 年、当時の
高校 2 年生がデザインしたものをもとに作成されたもので
す。中央部分の三角は矢留城を表し、三方に配された蜜蜂の
腹は「協同・勤勉」を、ペンは「学問」を象徴したもの、と
言われています。また一方で、蜜蜂の腹の部分は柏の葉を表
すとも考えられており、かつての旧制一高・二高・三高の校
章のデザインが「柏」「蜜蜂」であったことを考えると、旧制高等学校の伝統を継ご
うとする当時の意気込みを感じ取ることができます。