AUTOMATION i Scalar 6000 エンタープライズ向け アーカイブおよび長期データ保存用 インテリジェント・テープライブラリー 1 ~ 96 ドライブ 100 ~ 7,224 カートリッジ 統合 iLAYER 管理ソフトウェア キャパシティ・オン・デマンド デュアル・ロボット ライブラリーによって管理されるデータの メディア整合性チェック 特長と利点 データの保護や保存には、多くの課題があります。急速で予想不可能なデー タ量の増加には、コスト的にも時間的にも効率的な対応が求められ、IT 担 当者には大きな負担となっています。長期にわたって、データがセキュア で使用可能であることを確実にすることが、さらなる課題となっています。 Scalar® i6000 テープライブラリーは、これらの問題を解決し、ユーザー の運用環境を簡略化するように設計されています。 i6000 は最大約 21PB のデータまで拡張可能であり、大規模エンタープラ イズ・ストレージ環境をサポートしています。キャパシティ・オン・デマンド 方式によって、システムを停止せずに、迅速で、柔軟に容量の増加が可能 になり、頻繁に変化するストレージ要件を管理する煩わしさが軽減されます。 クアンタムのお客様は、iLayer 管理ソフトウェアのインテリジェントでプロ アクティブな機能によって、管理に費やす時間を大幅に短縮(他のライブラ リーと比較して最大 75%)できます。デュアル・ロボットやパス・フェイルオー バーなどの高可用性機能によって、ライブラリーは障害が発生した場合でも 動作を継続できます。Extended Data Life Management 機能によって、 アーカイブしたメディアに問題がないことが確実になるため、必要な場合に いつでもデータが使用できる状態にあります。データがライブラリー内に格 納されている場合やエクスポート されてオフサイトに格納されてい る場合、アクセス制御や FIPS 準 拠の暗号キー管理などのセキュ リティ機能によって、データは 保護されます。 Scalar i6000では、19インチ・ラック・フォーム・ファクタを採用。超高密度な設置面 積あたりの記憶容量、および100~7,224本のカートリッジまで拡張性を実現 ~ iLayer インテリジェント・ソフトウェア – 高度なソフト ウェアによって、i6000 の管理が容易になり、他のテー プ・ライブラリー製品と比較して管理に費やす時間を最 大 75% 短縮 ~ デュアル・ロボット – 高可用性を実現するためにセカン ド・ロボットをライブラリーに追加。これによって、ラ イブラリーは片方のロボットで障害が発生した場合でも 動作の継続が可能。ロボットは、アプリケーションへの 非中断のサービスを提供 ~ Extended Data Life Management – 長期間の格 納、アーカイブ、またはディザスター・リカバリー(DR) 用に保存されているデータが使用可能であることを確 実にするために使用される、他に類のない iLayer 機能。 StorNext® Storage Manager との統合によるアー カイブ・データの保護の自動化 ~ アクティブ・ボールト – アーカイブ・テープをライブラリー 内にボールとすると同時にセキュリティとデータ保護を 強化。ボールトされたテープの手動での管理を排除 ~ Advanced Reporting – メディア、ドライブ、および セキュリティに関するレポートによるライブラリーの使 用率やパフォーマンスの報告機能の強化。レポートの スケジュールと配布の自動化によるコストの節約 ~ ネイティブ・ストレージ・ネットワーキング – 制御パスと データ・パスのファイルオーバーによるダウンタイムの 短縮と LUN マッピング機能によるセキュリティの強化 ~ テープの統合 – ライブラリー容量、高可用性機能、お よびパーティショニングによって、テープの統合がサ ポートされ、ROI を大きく向上 ~ カートリッジの一括インポート / エクスポート – 拡張 I/E 機能によって、ライブラリー内に論理的 / 仮想的な I/E ステーションが作成され、迅速なインポートとエク スポートが可能。新しい 72 スロットのメールボックス は、業界で最大となるインポート / エクスポートのスロッ ト数 ~ ノンストップ・ロボット機構を備えたモジュラー・アーキ テクチャ – 信頼性を犠牲にすることなく、標準的な 19 インチ・ラックのフォーム・ファクターにおける柔軟な 拡張性を提供 ~ キャパシティ・オン・デマンドのスロット拡張 – システ ムを停止することなく、迅速かつ簡単に拡張できるた め、データ増加に容易に対応 ~ Quantum Vision® 管理ソフトウェア対応 – 複数装置 設置環境下の管理時間の短縮、またクアンタムのディ スク・バックアップ・ソリューションとの容易な統合 ~ Scalar Key Manager 対応 – FIPS 検証済みのソリュー ションによって、キーの管理が容易になり、データ漏 洩のリスクを軽減。 LTO-4 および LTO-5 ドライブの AES 256 ビット暗号機能によって、最高レベルのセキュ リティが実現 ~ Scalar LTFS – テープを NAS ストレージとして使用す るアプライアンス。この機能によって今までにない方 法でアーカイブ・ファイルの管理およびアクセスが可能 www.quantum.com/jp/ scalar i 6000 製品仕様 容量構成 規格・認証 安全規格: ドライブ数、カートリッジ本数、容量 テクノロジー ドライブ カートリッジ 容量(TB)1 LTO-52 1 ~ 96 100 ~ 7,224 21,672 LTO-42 1 ~ 96 100 ~ 7,224 11,558 LTO-32 1 ~ 96 100 ~ 7,224 5,779 1 2:1の圧縮を想定 2 IBMモデルまたはHPモデルを選択 電磁波放射基準: 電磁耐性基準: 国際認証: 外形寸法 モジュール・タイプ キャパシティ・オン・デマンド 開始スロット数 *: TUV IEC-60950-1:2006 CB Scheme、 EN60950-1 2nd Edition Class A: FCC CFR-47 Part 15、CISPR 22、EN55022、 KN22、ICES-003 EN55024、KN24 CE、cTUVus、KCC(MIC)、GOST、VCCI、C-Tick 高さ×幅×奥行き コントロール・モジュール: 196.6cm×61.7cm×97.4cm 196.6cm×59.9cm×97.4cm 196.6cm×59.9cm×97.4cm 拡張モジュール: パーキング・モジュール: 100、200、400、700、1500、3000*、5000*、7000* ドライブ容量と性能 *LTO でのみ有効 動作 ドライブ ・タイプ 2 ドライブ・インターフェース : ライブラリ・インターフェース: インベントリ速度: 構成: ネイティブ・ストレージ・ネットワーキング 8Gb FC、 ネイティブ 8Gb FC、ストレージ・ネットワーキング 4Gb FC ドライブ経由の 8Gb FC によるブリッジ、 または統合 I/O ブレード経由の 4Gb FC によるブリッジ 100 スロット /20 秒 設置されたコンポーネント(モジュール、テープ、ドライブ、 マガジンなど)に対する自動検出と自動キャリブレーション 容量 ドライブのスループット 暗号化 非圧縮時/ 圧縮時1 (GB) 非圧縮時/ 圧縮時1 (MB/ 秒) 2 LTO-5 LTO-42 LTO-32 1,500 / 3,000 800 / 1600 400 / 800 140 / 280 120 / 240 80 / 160 対応 対応 非対応 LTFS 対応 非対応 非対応 ドライブの仕様に関してはwww.quantum.comをご覧ください。 1 2:1の圧縮を想定 2 IBMモデルまたはHPモデルを選択 2 IBMモデルまたはHPモデルを選択 インポート / エクスポート(I/E)・オプション * 24 LTOスロットのI/E ステーション I/E なし、24 LTOスロット I/E ステーション、 72 LTOスロット I/E ステーション I/E ステーション最大スロット数: 528 LTOスロット 拡張 I/E: ライセンス購入したストレージ・スロットを I/E 用スロット 高度な機能 Advanced Reporting: メディア整合性解析レポート、メディア使用率レポート、 ドライブ使用状況レポート、セキュリティ・レポート、 メディア取り出し通知、レポート自動作成と配布リストへの 配信機能を備えたレポート・スケジュール アクティブ・ボールト: アーカイブ・テープをライブラリー内にボールト - ソフトウェアとハードウェアのコストを削減 - 管理時間の削減 - ポリシーに基づいたテープのエクスポート - データのセキュリティの向上 Extended Data Life Management: 長期保存されているアーカイブまたは DR 用のカートリッジ に関するメディア診断レポート。通常のバックアップ・ リストア動作の時間外に情報を収集 テープ・スキャンのスケジュール自動化 - テスト結果の通知 - ポリシーに基づいた新しいカートリッジへのデータの移動 (StorNext Storage Manager を搭載している場合の み使用可能) デュアル・ロボット: 高可用性を実現するためにセカンド・ロボットをライブラ リーに追加 ネイティブ・ストレージ・ ネットワーキング: 制御パスとデータ・パスのフェイルオーバー、LUN マッピ ング、 ドライブ・ファームウェア・レベルの自動設定 コントロール・モジュール: 拡張モジュール: として使用可能 *論理パーティションあたり最大240のI/E用スロット数に対応 使用環境 電源: 温度: 湿度: 100 ~ 240 VAC、2 ~ 24 kVA 15 ~ 35°C(動作時) 10 ~ 90%(動作時、結露なし) 信頼性 MSBF: MTTR: 電源: 診断機能: 2,000,000 回以上 20 分、デュアル・ロボットの交換は 10 分 すべてのモジュールで 2N 冗長構成の電源オプション 主要なサブシステムのモニタリング、自己診断、システム 管理者またはクアンタムのサービス・チームへのポリシー ベースの電子メールまたはポケットベル通知 ライブラリー・パーティショニング: テープ統合用に最大 16 のパーティショニングが可能 互換性 Scalar i6000 と互換性のあるソフトウェアとプラットフォームの一覧は、www.quantum. com で最新のソフトウェア互換性ガイドを参照してください。 当製品の販売に関するお問い合わせは右の販売代理店または取扱店までお願いします。 正規販売代理店及び取扱店 http://www.quantum.com/jp/ 日本クアンタムストレージ株式会社 〒170–0005 東京都豊島区南大塚2-25-15 TEL. 03–5978–0070 Quantum、Quantumロゴ、DXi、Scalar、StorNextおよびVisionはクアンタム社の登録商標です。その他すべての名称 またはロゴは、それぞれの所有者の商標または登録商標です。本カタログに記載の仕様については予告なく変更することが あります。 ©2012 Quantum Corporation. All rights reserved. DS00349-v03 Mar 2009 DS00417J-v05 Jun 2012
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