“Passive Enhancement” (Sunlight Readable LCD) 2010年1月 ディサイン株式会社 Passive Enhancement – 製品について – 高度な半透過型フィルム処理をベースとした光学特性を向上させる革新的な技術です。屋外 はもちろん、室内においても同じ液晶ディスプレイの輝度を大幅にアップさせ、鮮明でクリアな イメージを提供します。 屋外晴天時、8万LUXの環境光下でのディスプレイイメージ PE加工 2 Passive Enhancement – 光学特性の改良 – Passive Enhancement これまでのLCDパネルでは太陽光下での画面イメージの視認性において困難な原因が2つありま す。 1つは環境光の明るさと比較し、TFT-LCDが低輝度であるということ、もう1つは、TFT-LCDの 表面で極めて大きな外光反射によるものです。 屋外での視認性を高める方法としてバックライトの強化があります。これはCCFLやLEDを追加す ることで高輝度を実現しますが、一方で消費電力の増大、発熱の増大といった問題を抱えること になります。 Passive Enhancement技術は、太陽光を活用する省エネ技術であり、電気的になんら変更を加 えないため、より安全かつ効率的な技術といえます。 3 Passive Enhancement – 光学特性の改良 – 反射による高輝度化 LCD表面に照射される太陽光もしくは環境光はLCDセルを通り抜けながら特殊な半透過フィ ルムによりLCD内部でその光は効率的に反射されます。同時に半透過フィルムを通り抜けた バックライトモジュールからの光と合わさり、LCDセルを照らす光として高輝度の光を作り出し ます。そのため、直接的に太陽光が当たらない室内においても環境光が明るければ、オリジ ナルの液晶よりも輝度をアップさせることが可能です。 反射防止処理 LCDの表面における太陽光の反射は、その眩しさからイメージの視認性を大きく損なうことに なります。優れたARコーティング(反射防止処理)により、表面反射を最小2%以下に抑える ことで視認性を改善します。加えて、その下層にあるUVコーティングは、常に太陽光にさらさ れているLDパネルを紫外線から守り、ダメージを防ぐ工夫が施されています。 低消費電力と高発熱によるリスク回避 Passive Enhancement技術はそのLCDが持つ光学特性を大きく高めることにより高輝度を実 現するため、CCFLやLEDバックライトを追加するなど電気的に改造を加えるものではないた め、オリジナルの寿命や消費電力を維持し、結果的には高輝度を実現しながら省エネル ギーを提供する技術です。 4 Passive Enhancement – LCDラインナップ – SunnyView ecoシリーズ P/N サイズ Brightnes s (cd/m2 ) 屋内 屋外( 80K lux ) Dis play Res olution W32OFL20-SVSB2 32インチ 850 1400 1366x768 W42OFL20-SVLB3 42インチ 1340 2000 1366x768 W46OFL20-SVSD1 46インチ 950 1400 1920x1080 W46OFL20-SVSB1 46インチ 2400 3000 1366x768 W47OFL20-SVLC1 47インチ 1400 2000 1920x1080 W52OFL20-SVSA1 52インチ 1340 2000 1920x1080 共通仕様 アナログRGB及びDVI入力 オープンフレーム(標準)、全天候型シャーシタイプオプション AC100V IN SMPS内蔵 5
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