タイトル 7.特許庁報道資料 サブタイトル 出所・掲載日 特許庁/2009.12.4 デジタルフォトフレームの全盛時代到来 -デジタルフォトフレームの特許出願動向- LCDを利用したデジタルフォトフレームが既存の写真の額縁を代替している。 デジタルフォトフレームはデジタルカメラなで撮影した映像を、LCDフォトフレームで内容を 順に表示するという製品である。最近、隙間市場として浮上しているデジタルフォトフレーム 市場が今後大きく成長するという予測があり、大手企業はもちろん中小企業も先を争ってデジ タルフォトフレームを発売している。そのため、デジタルフォトフレームに関する特許出願も 増加し続けている。 特許庁(庁長、高・ジョンシク)の資料によると、デジタルフォトフレームに関する特許出 願は1999年の7件から2000年には20件に、2008年には233件までに急増した(添付1参照)。こ れはフィルムカメラがデジタルカメラに代わり、カメラフォンが大衆化されるようになり、撮 影した映像を保管・鑑賞できる技術の必要性が増大しているからである。 特許出願の出願人別の状況を調べてみると、2008年末までは個人出願が全体の37%、中小企 業の出願が36%を占め、大手企業は27%に留まっていた(添付2参照)。個人・中小企業の出 願比重が高いのは、デジタルフォトフレーム技術が基盤技術の分野というよりは、ディスプレ イの応用技術であり、IT技術のコンバージェンス分野に近いからであると分析される。 技術別の出願動向を調べてみると、初期には映像のディスプレイ方法やテレビジョン・携帯 などにフォトフレームを実現する方法などが出願されている。最近ではネットワークを利用し た映像の転送・管理機能の追加や、MP3及び映像再生などのマルチメディア機能を追加したデジ タルフォトフレームに対する技術が出願されている。 このような傾向を反映するかのように、最近のIT関連展示会では無線LAN、DMB視聴、MP3再生 などの機能を付加したデジタルフォトフレームが展示されている(添付3参照)。 今後もネットワークやマルチメディア機能を付加し、デジタルフォトフレームのコンバージ ェンスを拡大する出願は増加し続けると予想される。このようなデジタルフォトフレーム市場 を先占するためには、単純な機能の付加を超え、創意性とチャレンジ精神に基づく技術革新と ともに良質の特許を獲得し、知的財産権ポートフォリオを形成する必要がある。 特許庁でも主要技術の発掘や基盤特許獲得のためのさまざまな支援政策を実施しているため、 韓国企業がこれを上手に活用し、デジタルフォトフレーム市場を先導することを期待している。 「添付」 1.デジタルフォトフレームの年度別出願動向 2.デジタルフォトフレームの出願人別分布 3.GITEX2009韓国館に展示されるデジタルフォトフレーム関連リンク 添付1.デジタルフォトフレームの年度別出願動向 出願件数(1999年~2008年) 出 願 件 数 出願年度 添付2.デジタルフォトフレームの出願人別分布 全体分布 2006年 大手企業 「 個人 大手企業 中小企業 中小企業 「 「 2007年 個人 「 個人 2008年 大手企業 大手企業 「 「 個人 中小企業 中小企業 「 「 添付3.GITEX2009韓国館に展示されるデジタルフォトフレーム関連資料 => http://kr.aving.net/news/view.php?articleId=138441 => http://www.human-rh.com/
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