2月14日はバレンタインデーです。愛の告白や贈り物をする日として、日本では 主に女性から男性へチョコレートを渡す習慣があります。 「バレンタイン」とは、3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の名で、当時の ローマ皇帝が兵士達の戦意に支障をきたすとして若者の結婚を禁じていたのを バレンタインは哀れに思い、密かに結婚をさせていました。皇帝がそれを知り、 バレンタインにローマ国教への改宗を迫りましたが、承諾しなかった為 処刑された日、それが2月14日です。後に勢力を増したキリスト教は、 バレンタインを聖人と認定しました。ローマでは毎年2月14日に未婚の女性たちの 名前が書かれた紙を集め、翌日に未婚の男性がその紙をひき、紙に書かれた 女性と付き合うという伝統的な行事がありましたが、これは風紀が乱れるとして、 キリスト教の聖人を奉る行事になり、約200年前に殉教した聖人バレンタインを 行事の守護聖人としました。その後、キリスト教ではカードや花束を互いに贈りあう 行事になりました。これがバレンタインデーの始まりと言われています。 イギリスのチョコレート会社カドバリー社が、ギフト用にチョコレートボックスを製造し バレンタインにチョコレートを贈る習慣が広まりました。 日本では森永が最初の量産に成功しましたが、始まりは粉のココアでした。 1936年に神戸モロゾフ洋菓子店がバレンタインチョコの広告をだしましたが 当時は広まらず、チョコレート消費量増加に伴い、1970年頃から日本でも バレンタインデーにチョコを贈る習慣が広まりました。 チョコレートは栄養価が高く、ポリフェノールやカフェインを多く含み、最近になって いくつかの成分が健康パワーとして注目されています。 動脈硬化を引き起こす原因である血中の悪玉コレステロールを除去したり、 活性酸素による動脈硬化の進行を防ぐ作用があります。また、抗酸化作用に よって、細胞がガンになるのを防いだり、ガン細胞の増殖を防いだり、 免疫力を強化します。 身体的ストレスにうまく適応したり、ストレスによって増加するホルモンの分泌を 抑えたり、精神的ストレスに対する抵抗力を強める作用があります。また、 チョコレートの甘い香りには集中力や記憶力を高める効果があることが いろいろな実験から明らかになっています。 現代病といわれるアトピーや花粉症などのアレルギー症状を引き起こす活性酸素 の過剰な発生を抑えたり、抗体や炎症を起こす物質を作らない作用があります。 チョコレートの原料でもあるカカオ豆にはカルシウム、鉄分、マグネシウム、 亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれています。女性に不足しがちな 鉄分、食物繊維が手軽に食べることで補うことができます。 いくら健康パワーのあるチョコレートでも、高脂肪、高カロリー食品です。 いつでも好きなだけ食べていいというものではありません。 チョコレートと上手く付き合うためには、どれだけどう食べたのかが大切です。 チョコレートに豊富に含まれているビタミンやミネラル、食物繊維には 代謝を高める効果があり、ポリフェノールには脂肪燃焼を促進させる働きが あるといわれています。また、ポリフェノールの抗酸化作用にはアンチエイジング 効果があることでも知られていて、美肌に大きな効果があると言われています。 上手に食べればダイエットにも美容にも効果が期待できます。 ○種類と 種類と量 ビターチョコレートと言うものがダイエットには適しています。具体的には カカオ含有量が70%以上のチョコレートを1日50g(板チョコ1枚の半分)を 一日数回に分けて食べます。 ○食べる べるタイミング タイミング チョコレートには血糖値の上昇を抑え、空腹感を抑制する効果があります。 食事のちょっと前にチョコレートをとると食欲自体が低下するので食べすぎを 抑えることができます。 ○効果的に 効果的に チョコレートに含まれている食物繊維。食物繊維は腸内にある排出物を掃除してく れる効果があります。この食物繊維は水分と組み合わさることによって大きな力を 発揮します。このときの水分は糖分やカロリーのない、水や紅茶、コーヒーに しましょう。また、紅茶を飲む場合はレモンティーにすると細胞の機能を高める 効果のあるビタミンCをとることができるので代謝力をアップさせることができます。 代謝力がアップするということは消費されるエネルギーの量が大きくなり、やせやす い体質になることを意味しています。さらに、かまずに舌で転がして解けるのを待つ 食べ方をすると血糖値の上昇のペースがよりゆっくりとなり、食欲を抑制する効果 がチョコレートの食べすぎを防いでくれます。 【保存料・ 無添加】 】 保存料・着色料 着色料 無添加 沖縄産黒糖を使用した上品でリッチな味わいです。 ココアパウダーを練りこんだ黒糖菓子。 お茶菓子やおやつにどうぞ。 20×20角型1個分 ミルクチョコレート 3枚(174g) 無塩バター 90g 卵 2個 上白糖 50g 薄力粉 60g くるみ 80g (1)チョコレートは細かく刻み、バターと一緒にボウルに 入れ、約50~55℃のお湯で湯せんにかけておく。 (2)卵は溶きほぐしておく。薄力粉はふるっておく。くるみ は刻んでおく。オーブンは180℃に予熱しておく。 (3)(1)に溶いた卵を入れ、泡だて器でよく混ぜる。 (4)上白糖を入れて混ぜ、ふるった薄力粉も入れてゴム べらで軽く混ぜる。 (5)(4)に刻んだくるみを加えて軽くまぜ、オーブンシー トを敷いた型に流し、オーブンで25~30分焼く。 (6)あら熱がとれたら型からはずし、好みの大きさに カットする。 調理時間:50分 (あら熱を取る時間はのぞく)
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