第49回SCCJセミナー開催案内

2016年12月19日
日本化粧品技術者会
事務局
第 49 回 SCCJ セミナー開催のご案内
化粧品開発における視点と「コツ」
~ 今すぐ活かせるノウハウとトレンド ~
本セミナーは化粧品を創るためのさまざまな分野からテーマ選定をしてまいりましたが、 今回は
「化粧品開発における視点と 「コツ」 ~ 今すぐ活かせるノウハウとトレンド ~」と題し、 化粧品の
開発に関する基礎的情報とともに、 製剤を検討する上で重要と考えられる情報収集方法や
規制、 さらに最新の製剤技術の紹介まで幅広い内容を取り上げました。 今回のセミナーでは
業界内を中心に 7 名の方々を講師としてお招きし、 さまざまな関連した基礎研究や技術動向
について広くお話いただきます。 また本セミナーの特色でもある、 講演後の講師と意見交換
ができるフリーディスカッションの場もご用意いたします。 講師の皆様と直接議論する事で、
聴講するだけでは得られない新たなヒントも見つけられるものと思います。 こちらにも奮って
ご参加ください。
日 時
2 0 1 7 年 2 月 2 3 日 (木) 10 : 00~18 : 05 (受付開始 9 : 30予定)
会 場
セミナー : 大阪国際交流セン タ ー 大 ホー ル
フリーディスカッション : 同会場 さ くら の間 東 西
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町 8-2-6
http://www.ih-osaka.or.jp
参 加 費
会員 (正 ・ 準 ・ シニア)
13,000 円
代理参加 (注1)
13,000 円
一般
19,000 円
当日参加 (会員 ・ 一般共に)
19,000 円
(注1) 正会員が不参加の場合は代理の方 1 名が代理参加を利用できます。
申込方法
申込用紙に必要事項をご記入の上、下記の番号までFAXを送信願います。
FAX ⇒ 045-590-6093
申込を頂きましたら確認のFAXを事務局から返信致します。3~4日以内に
届かない場合は、事務局までご連絡をください。なお、参加証は発行しており
ません。
<申込締切日 2017 年 2月 9 日(木)>
<振込締切日 2017 年 2月16日(木)>
お振込みの際、振込人氏名(御社名)の前に 49をご記入願います。
振 込 先
みずほ銀行 銀座支店 普通 1 7 9 7 9 3 2
「日本化粧品技術者会 代表 鴫原 靖宏(シギハラ ヤスヒロ)」
キャンセルおよび複数でのお振込みの詳細は最終ページをご覧下さい。
化粧品開発における視点と「コツ」
~ 今すぐ活かせるノウハウとトレンド~
< ス ケ ジ ュ ー ル >
< 総合司会 早瀬基 (花王㈱)>
時 間
10:00-10:05
題 目 ・ 講 師
開会の挨拶 セミナー委員長 植田光一
< 座長 石田一弘 ( ㈱コーセー)>
10:05-10:55
処方設計の参考書として他社品の全成分リストを活用する例
㈲久光工房 代表取締役 久光一誠氏
10:55-11:35
化粧品を作る上で知っていていただきたいこと
― 化粧品の規制の変遷と化粧品による有害事象を中心に ―
日本化粧品工業連合会 高野勝弘氏
11:35-12:40
昼 食 休 憩
< 座長 里中研哉 ( 岩瀬コスファ㈱)>
12:40-13:30
化粧品の防腐技術について
微生物技術アドバイザー 浅賀良雄氏
13:30-14:10
化粧品製剤と容器とのマッチングの基本について
㈱トキワ 井上 隆氏
14:10-14:50
機能性化粧品の開発 ~ 抗シワ医薬部外品の事例を中心に ~
ポーラ化成工業㈱ 肌科学研究部 皮膚科学研究室 楊 一幸氏
14:50-15:00
休 憩
< 座長 久留戸真奈美 ( ㈱エフシージー総合研究所)>
15:00-15:40
ナチュラルメイクの変遷について 《~ BB ・ CC アイテムを例に~》
㈱コーセー 研究所 メイク製品研究室 富田由利子氏
15:40-16:30
アットコスメから見る美容トレンドの変遷とこれから
㈱アイスタイル 取締役 兼 CCO 山田メユミ氏
< 総合司会 早瀬基 ( 花王㈱)>
16:40-18:00
18:00-18:05
フリーディスカッション
閉会の挨拶 セミナー副委員長 栗山健一
演題 ①「処方設計の参考書として他社品の全成分リストを活用する例」
㈲久光工房 代表取締役 久光一誠氏
要旨 : 消費者の自分に合った化粧品選びに資する情報として全成分リストが公開されているが、 これは処方
設計者にとって他社の処方設計者がどのような考えのもとでどのような成分をどれくらい使っているのか
をうかがい知ることができる貴重な情報源にもなる。
処方設計にあたりどんな他社の全成分リストが参考になるのか、 安定性を重視した乳化物処方の設計、
防腐剤不使用処方の設計など、 その活用事例を 2 、 3 紹介する。
演題 ② 化粧品を作る上で知っていていただきたいこと
― 化粧品の規制の変遷と化粧品による有害事象を中心に ―
日本化粧品工業連合会 高野勝弘氏
要旨 : 化粧品は、 安全なもの、 安全であるはずのものだが、 時としてヒトの健康に悪影響を及ぼすことがある
ために薬事法の規制を受ける。 薬事法に基づく化粧品規制の変遷及び化粧品 ・ 医薬部外品による
有害事象に対して厚生労働省及び日本化粧品工業連合会が対応した案件について紹介することによ
り、 有害事象の再発防止につなげていただくことはもとより、 薬事法における化粧品の捉えられ方につ
いて理解を深めていただける説明を行う。
演題 ③ 化粧品の防腐技術について
微生物技術アドバイザー 浅賀良雄氏
要旨 : お客様に使用される化粧品は毎回、 外部からの微生物汚染にさらされている。 この外部から汚染した
微生物が化粧品の中で増えて劣化を起こさないように、 適量の防腐剤を配合する必要がある。 防腐剤
を必要以上に入れ過ぎれば皮膚刺激を起こし兼ねないため必要最少量の防腐剤を選択する技術が
求められるが、 その基本を理解して配合している研究者は意外と少ない。 今回は防腐技術の基本と
実務に役立つ情報をお話しする。
演題 ④ 化粧品製剤と容器とのマッチングの基本について
㈱トキワ 井上 隆氏
要旨 : 化粧品容器は、 食品業界で開発されてきた素材や成形方法に付加価値をつけながら進化してきた。
近年、 中味製剤の高機能化と共に容器(意匠)も新素材や新成形技術を駆使しながら進化し続けて
いる。 また、 経済のグローバル化に伴い商品開発においても欧米を中心に韓国、 中国も強力な競争
国となりボーダレス化が進みバリアフリー、 グローバルスタンダードであることがより求められている。
本セミナーでは容器と中味製剤とのミスマッチングを回避するために商品設計段階で確認すべき基本
的な内容についてお話しする。
演題 ⑤ 機能性化粧品の開発 ~ 抗シワ医薬部外品の事例を中心に ~
ポーラ化成工業㈱ 肌科学研究部 皮膚科学研究室 楊 一幸氏
要旨 : 肌悩みケアは薬用化粧品の機能的価値の一つである。 しかし、 多くのお客様が悩む「シワ」への
効能訴求は認められていなかった。 抗シワ有効成分開発には客観的なヒト有効性評価法が必要とな
り、 2006 年に業界の統一基準として化粧品機能評価法ガイドラインが策定された。 本基準により抗シワ
有効成分の開発手法が著しく進歩し、 2016 年には抗シワ医薬部外品が承認された。 今回、 抗シワ
医薬部外品の開発事例を中心に、 有効性評価全般と有効成分の作用機序について概説する。
演題 ⑥ ナチュラルメイクの変遷について 《~ BB・CC アイテムを例に~》
㈱コーセー 研究所 メイク製品研究室 富田由利子氏
要旨 : 現在確固たる地位を築きつつある BB ・ CC アイテムに見られるような、 時短メイク ・ ナチュラルメイク
嗜好は常にいつの時代も存在してきた。 近年 BB ・ CC クリームが特に受け入れられた背景を、 メイクの
歴史やトレンド、 海外 ・ 日本の女性の特徴等から推測し、 品質位置の変化やアイテムの広がりや使い
方、 製剤技術、 配合素材、 販促情報から見た傾向を事例を交えて紹介する。
演題 ⑦ アットコスメから見る美容トレンドの変遷とこれから
㈱アイスタイル 取締役 兼 CCO 山田メユミ氏
要旨 : 目まぐるしく変化する女性たちの消費動向。 とくに昨今はインスタグラム、 youtube のような CGM プラット
フォームを介した情報伝搬も一般的になり、 それらがビューティトレンドに与える影響も小さくない。
ベストコスメアワード 2016 を解析しつつ、 日本最大の美容総合サイト「アットコスメ」の設立から運営に
17 年間携わってきた筆者から見る、 女性達に支持される商品の変遷やトレンドの動向についてご紹介
するとともに、 ニーズや志向が多様化する現代の生活者から選ばれる商品に必要なことはなにか?を
考察していく。
< お願い事項 >
●
キャンセルされる場合は、
2017年2月16日 ( 木 ) までにご連絡をお願い致します。
参加費納入済みの場合には、 後日返金致します。2017年2月17日 ( 金 ) 以降にキャンセル
されたときは、 ご返金できません。
●
申込書に記入された振込金額と異なる場合は、
必ず事務局まで FAX( 045-590-6093 )にて
お知らせ願います。 入金確認業務の円滑化にご協力をお願い致します。
< お問合せ ・ お申し込み先 >
日本化粧品技術者会 事務局 (森、 千葉)
〒 224-8558
神奈川県横浜市都筑区早渕2-2-1 ㈱資生堂 リサーチセンター内
TEL : 045-590-6025 FAX : 045-590-6093
< 会場地図 >
■交通アクセス
「谷町九丁目」
下車徒歩 10 分
● 地下鉄梅田方面からお越しの方:
●
「四天王寺前」
下車徒歩 10 分
地下鉄天王寺方面からお越しの方:
「上本町」
下車徒歩 5 分
● 近鉄利用の場合: