株式会社マックスサポート - 物流人材派遣・業務請負のマックスサポート

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御社、物流業務アウトソーシングに関するご提案
Proposal about physical distribution operating outsourcing
Version Presentation
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アウトソーシングのご提案にあたって
1. 運 営 組 織 図
(1) 長期物流センター業務一括請負の場合
(2) 短期(スポット)業務請負の場合
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1-(1). 運 営 組 織 図– 長期物流センター一括請負の場合
お 客様
MXS株式会社マックスサポート
副 統 括 責 任 者
統 括 責 任 者
統括責任者のサポート・代行
荷主様への報告・連絡・交渉
生産性・安全コスト削除プログラムの実行
生産性・安全コスト削減プログラムの実行
各リーダー、全体への指示・命令・管理
各リーダー、全体への指示・命令・管理
全体人員調整
全体人員調整
センター業務
責任者
ピッキング人員管理
ピッキング進捗管理
伝票・リスト管理
高額商品の管理
マルチP
担当リーダー
集合P
担当リーダー
外箱出荷
担当リーダー
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出荷責任者
梱包作業人
梱包作業進捗管理
引越し・残荷確認
各ドライバーとの連絡
出荷場
担当リーダー
廃材エリア
担当リーダー
事務管理責任者
人員手配・新人入職
日報・勤怠管理
帳票入出力管理
送迎バス運行管理
セキュリティ担当管理
入荷・検査
責任者
入荷・検品人員管理
入荷・検品進捗管理
格納進捗管理
ファニチャ入出庫管理
セキュリティ
担当
各派遣
会社
入荷
担当リーダー
ファニチャ
担当リーダー
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1-(2). 運 営 組 織 図– 短期(スポット)業務請負の場合
国交省の『公共工事標準請負契約約款』の制度を基に
監督員(お客様)
現 場 責 任 者
常駐又は巡回
監督員への報告・連絡・交渉
現場責任者に対する業務の指示、承諾又
は協議
生産性・安全コスト削減プログラムの実行
作業終了時の検収
センター業務
責任者
ピッキング人員管理
ピッキング進捗管理
伝票・リスト管理
高額商品の管理
各リーダー、全体への指示・命令・管理
全体人員調整
マルチP
担当リーダー
集合P
担当リーダー
外箱出荷
担当リーダー
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出荷責任者
梱包作業人
梱包作業進捗管理
引越し・残荷確認
各ドライバーとの連絡
出荷場
担当リーダー
廃材エリア
担当リーダー
入荷・検査
責任者
入荷・検品人員管理
入荷・検品進捗管理
格納進捗管理
ファニチャ入出庫管理
入荷
担当リーダー
ファニチャ
担当リーダー
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2. 計画と遂行
ヒューマンリソース
プログラム
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2. 計画と遂行 – ヒューマンリソースプログラム①
独自の活動はもちろん、アライアンスの企業からのネットワークなど、多彩な側面からスタッフの調整を図り、適材
適所の人員配置を実現します。生産性をアップし、コストパフォーマンスを高める。課題解決へ人材管理の観点
からサポートします。
将来のリーダー・管理者の育成
弊社で採用したスタッフを将来のリーダー・管理者への教育を行い、オペレーションマネージメン
トスタッフとして各クライアント様に配属することで、”質”を向上させアウトソーサーとしての付加
価値を提供します。
JLO
日本物流アウト
ソー
日本物流アウトソー
サー実務教育協会
モチベーションアップへの施策
「物流実務管理者1~3級」などモチベーションアップのためのさまざまな制度を導入し、キャリアア
ップ、スキルアップへの効果的な施策を実施しております。
フレキシブルな配置転換・実績ある有能な人材の配属
新規現場の立ち上げの際、リーダークラスの配属については経験・適正を最優先します。また、
スキルワーカーとナレッジワーカーの役割を明確にすることでより効率的な運営が可能となりま
す。導入の時点からその効果を最大限発揮します。
スタッフの採用から配置
新規採用・通勤圏内での効率的採用活動
面 接
採用選考
スタッフ
管理者の育成
人材のキャリアスキルのほか、コミュニケーションの能力なども評価します
スタッフ一人一人の個別の生産性・品質をデータ化し、その結果によりそれぞれ個人の処理を変化さ
せることで、個々に競争意識を持たせ、スタッフの能力・生産性。品質・安全面の向上に役立てます
安全衛生管理者・物流実務管理者
JLOによる教育やその他内外部の技術講師達による徹底した教育により人材育成を行っています
オペレーションマネジメントスタッフ
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2. 計画と遂行 – ヒューマンリソースプログラム②
ヒューマンリソースプログラム
移動・還元システムを導入し、週間・月間・年間での増減に対しフレキシブルな要員確保が可能です。また、単に
移動させるだけでなく予め予備人員を作ることにより繁忙期には経験者をより多く配置することができます。
繁忙期
閑散期
A 社
年 間
月 間
B 社
物流スタッフの流動化を
図り、品質・生産性・コス
トの向上を目指します。
週 間
スムーズな増減員の対応と、期間でのスタッフの再配置を行います。
物流センターにおいて、効率的・合理的な作業を遂行するためには、物流全般に関する知識を習得することが
望まれます。弊社では専門性を磨き、業務知識レベルの向上を目的としたJLOによる教育を通し、業界内で不
足している現場におけるマネジメントの人材育成を行い現場管理のプロフェッショナルを育成しております。
カリキュラム例
労務管理
・ビジネスマナーとコーチング
・パート・アルバイト管理
コンプライアンス・労働安全衛生管理
・派遣・請負の法知識
・労働安全衛生と関連法令
・危険予知と事故事例
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実務研修
・センター運営と輸配送業務
・在庫管理のしかたとロケーション管理
・ピッキングミス撲滅と商品破損事故現象対策
マネージメント
・物流コスト管理
・物流センターの運用と物流情報システム
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3. 改善活動
品質・安全・コスト改善
プログラム
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3. 改善活動
品質・安全・コスト改善プログラム
過去、弊社の物流請負では、各現場/各現場管理者毎に管理内容が異なり、管理レベルにバラつきが生じてい
ました。各現場管理者間の情報交換(コミュニケーション)が稀少なことから、各請負現場で同様の問題が発生した
り、効果的な改善施策の共有化がなされてませんでした。
現在、弊社では安全・品質・コスト改善プログラムを導入することにより、基準となる管理フォーマット、管理指標、
標準値などを設定し、問題点、取り組み課題を的確にすることが可能となり、また本社⇔請負現場間の運用ルー
ルを統一し、各請負現場の責任者が対面してコミュニケーションを図ることで、情報伝達を高め、取り組み意欲の
強化が可能となりました。
コスト水準
現状
コスト
現状
コスト
業務量と
分散した
業務量と
コスト構造
分散した
コスト構造
PLAN
改善案作成
DO
CHECK
PLANと
PLANとDOと
DOとCHECKの一体化
CHECKの一体化
標準
コスト
標準
業務量と
コスト
運動した
コスト構造
業務量と
運動した
コスト構造
改善案作成
改善
コスト
改善
業務責任と
コスト
連動した
コスト構造
業務責任と
クライアント
に対して安定した
物流品質を提供
連動した
コスト構造
改善案作成
効率性
(生産性、コスト)
実行力
検証
正確性
品質
納期
検証
安全性
検証
改善ステップ
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4. リスク対策/環境整備
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4. リスク対策/環境整備
人々の働く意識が低下し、有効求人倍率が高まる中、より良い人材をより多く確保することがファーストステップと
なります。誰もが「働きやすい」環境をつくり、経験者を増やします。
その中からスキルやキャリアアップを推奨し、「やりがい」を感じる職場にしていきます。
更に一定基準による評価制度などを用い、全体が「やらされている」から「やる!」に意識を変え、高いモチベーショ
ンを保つことにより生産性向上や破損・盗難の減少等様々な効果をもたらしていきます。
1. 働き易い職場作り
人員動員力
門戸を広げ、誰でも働ける職
場を作ることを目指し、
待遇や雇用条件、入職時の
指導やその後のフォロー等で
他の職場との差別化を図る。
--------------------------------現場日払い制度
社会保険・労災等
待遇面での差別化
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2. 魅力的な職場作り
人員の固定化
3. 参加する職場作り
人員のスキルアップ
スタッフが向上心を高め、職
場に対し魅力を感じる様、
さまざまな制度を設けていく。
スタッフ自らの率先して職場
作りを行う様、責任を担わせ、
一定の評価基準を作り、それ
に基づき評価を行う。
--------------------------------インセンティブ制度
キャリア・スキルアップ制度
--------------------------------規定評価制度
生産性の向上
破損・盗難の現状
誤出荷・在庫差異の減少
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5. お取引までの流れ
(1)長期物流センター業務一括請負の場合
(2)短期(スポット)業務請負の場合
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5-(1). お取引までの流れ 長期物流センター業務一括請負の場合①
下記の方法にてお見積りのご提案させて戴きたく考えております。
改善をお考えであるならば、御社より詳細な工数データ・現行の詳細のコスト構造の資料をご提供いただいた上で、
弊社でそれを掌握し、改善や削減などをご提案するべきと考えております。
各担当者のアクティビティ別工数データ
各エリアごとの時間帯別作業フロー、
作業員と作業形態の人数などのご提示
検 証
現状の処理工数
ギャップ
現 状
算 出
検 証
現状コスト
ギャップ
現 状
算出工数
算出コスト
算 出
ギャップやプレに対しての比較と検証が必要で、検証により理由を踏まえ正確なご提案が必要です。
10ページの品質・安全・コスト改善プログラムより
アクティビティや人員などから人員採算性により
的確にできるかの比較検証が必要です。
又個々の作業が正しいかを机上論以外でも検証する
必要がありますが、先ずはデータや情報を個々作業
単位につきまして把握をして正しいコストを算出しなけれ
ば決定的な要素にならないと考えております。
現状
コスト
業務量と
分散した
コスト構造
標準
コスト
業務量と
運動した
コスト構造
改善
コスト
業務責任と
連動した
コスト構造
改善ステップ
本書ご提案に示します通り、現状をしっかりと把握させて戴きました上で、
御社の目標コストにより近づけて参る為の課題抽出や仕組みを改善に取り組んで参りたいと考えております。
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5-(1). お取引までの流れ 長期物流センター業務一括請負の場合②
案としまして
現 場 稼 動
現行の業者様
調査・プログラム立案
改善活動・引継ぎ
派遣人員からの詳細吸い上げと
進捗状態の確認と活動
計画・方法の立案
弊社
調査段階
社員数名が
調査現場入り
改善活動・引継ぎ
引継ぎ改善
プログラム稼動
初回
社員数名は調査にて残り
派遣として作業員を
導入し作業させ、
業務の引継ぎ目的と
レクチャーをかね稼動
引継ぎ改善
プログラム稼動
2段階移行
引継ぎ改善
プログラム稼動
終了
改善の詳細をご提案と
各部署・カテゴリー
単位にて入れ替え作業
すべての作業が終了
本稼動する。
※ 並行稼動の為、課金対象になります。
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5-(2). お取引までの流れ 短期(スポット)業務請負の場合
案としまして
現 場 稼 動
人員の配置・教育研修
実業務
検収・終了報告
計画・方法の立案
調査段階
作業工程立案
社員数名が
現場調査入り
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お見積提示
請負基本契約書締結
覚書・仕様書作成
実稼動
作業進行状況検証
随時改善
作業終了
監督員による検収
終了報告
請負代金確定後、
作業進行の過程の中で
作業効率・正確性を随時
検証しながら改善
すべての作業が終了
各種必要書類作成
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6. 補 足 資 料
(1)請負における発注者側の監督員・管理員の現場駐在制度
(2)偽装請負と判断されなかった事例
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6-(1). 請負における発注者側の監督員・管理員の現場駐在制度
※国交省『公共工事標準請負契約約款より』
発注者
検 収
監督員(監理員)の明確化(選任)
↓
発注者の監督員(監理員)による
検収・立会
請負現場
業務上の細部協議
契約管理の要請
センター業務
責任者
監督員
◎公共工事標準請負約款より、監督員によって行われる現場検
収・立会いは、管理行為であり、指揮・命令ではない。
公共工事標準請負契約約款
1.甲は、監督員を置いたときは、その氏名を乙に通知しなければならない。
監督員を変更したときも同様とする。
2.監督員は、この約款の他に条項に定めるもの及びこの約款に基づく甲の権限とされる事項のうち甲が
必要と認めて監督員に委任したもののほか、設計図書に定めるところにより、次に掲げる権限を有する。
一 契約の履行についての乙又は乙の現場代理人に対する指示、承諾又は協議
常駐でなく巡回でもよ
い 。(請負人側を指
揮監督してはいけない。
建設標準約款と同様に
現場での検収・立会・
注文細部・協議などは、
管理行為であり、指揮
命令ではない。)
作業責任者
二 設計図書に基づく工事の施工のための詳細図等の作成及び交付又は乙が作成した詳細図等の承諾
三 設計図書に基づく工程の管理、立会い、工事の施工状況の検査又は工事材料の試験若しくは検査
(確認を含む。)
3.甲は、2名以上の監督員を置き、前項の権限を分担させたときにあってはそれぞれの監督員の有する
リーダー
権限の内容を、監督員にこの約款に基づく甲の権限の一部を委任したときにあっては当該委任した権
限の内容を、乙に通知しなければならない。
4.第2項の規定に基づく監督員の指示又は承諾は、原則として、書面により行わなければならない。
5.甲が監督員を置いたときは、この約款に定める請求、通知、報告、申出、承諾及び解除については、
設計図書に定めるものを除き、監督員を経由して行うものとする。この場合においては、監督員に到達
した日をもって甲に到達したものとみなす。(以下省略)
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6-(2). 偽装請負と判断されなかった事例①
※1
労働者派遣法違反・・・違法な委託契約
原告の訴え
本件委託が労働者派遣法に反すること
・本件委託が「労働者派遣」に該当すること
本件各契約に基づく業務委託をみると、以下のとおり、
派遣先である杉並区が学校長又は学校栄養士を通じて派
遣労働者たる調理員を指揮監督しているので適正な「請
負」には該当せず、労働者派遣法4条3項及び同法附則
4項によって禁じられた「労働者派遣」に当たるもので
あって、違法である。
原告である杉並区住民は、杉並区が平
成13年7月に給食業者との間で、それぞ
れ締結した学校給食調理業務委託契約に
ついて労働者派遣法 ※1 及び職業安定法
44条 ※2 に違反していると訴えた。
・杉並区の指示する献立表、「仕様書」に従う義務。
・業者の健康管理及び衛生管理について、栄養士又は
学校長から指示があれば従う義務。
・調理に手直し及びやり直しがあれば従う義務。
※2
原告
被告
訴え
杉並区の住民
杉並区政策部経理課長
職業安定法違反・・・違法な労働者供給
本件委託が職業安定法に反すること
・委託契約から生じた全ての法律上の責任を負うわけではない。
・杉並区が実質的に指揮監督権を有すること。
・杉並区が使用者責任を問われる場合があり得ること。
・設備機材は全て杉並区の財産
・職員が作成した、献立に従って調理するのは給食調理員として
の経験のないパート職員である。
仕様書
学
調
理
員
指
示
校
長
学校栄養士
本件委託は、違法な労働者供給であって職業安定法44条
に違反する。すなわち、本件委託が職業安定法で規制され
る「労働者供給」か、又はその対象ではない「請負」(又
は委託)に当たるかは、職業安定法施行規則4条各号の要
件に該当するか否かによって決せられるところである。
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6-(2). 偽装請負と判断されなかった事例②
平成16年5月19日
東京地方裁判所、判決。
判決理由
判決理由
・作業手順、指示書等は受託業者に対する指示であって、個々の調理員に対するものと解されない。
・調理現場において、栄養士が直接調理員を指示することがあっても、それが恒常的でない。
・受託業者が業務処理における法律上の責任を自ら独立して処理している。
・調理員のうち最低2名は調理師の資格を有し、4年以上の集団給食調理業務の経験、2年以上
の給食管理業務の経験を有する者を配置していることから、
受託業務は各給食業者の「専門的な技術若しくは経験」に基づいて行われていると
いうことができ、発注者からの独立性が欠けているものと認められない。
原告側は控訴するが棄却され、判決が確定する。
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