Vol. 1 NXT入門編

Vol. 1 NXT入門編
もくじ
I. NXTソフトウェア概要
2
1. NXTソフトウェアの起動
3
2. ユーザーインターフェイス
7
3. ロボットエデュケーター
9
II. プログラミング概要
11
ア) 新しいプログラムを開く
イ) ブロックを置く
ウ) ブロックの設定
エ) プログラムの編集
11
LE
1. プログラム作成の流れ
11
12
13
14
14
ブロックの移動
15
MP
ブロックの選択・複数ブロックの選択
ブロックの削除(クリア)
15
コピー / 切り取り / 貼り付け
16
取り消し / 再試行
18
ポインターツール / 手のひらツール / コメントツール
20
ワークエリアマップ
21
23
カ) プログラム(ファイル)の保存と印刷
24
SA
オ) プログラムのダウンロードと実行
プログラムの保存
24
プログラムの印刷
25
2. プログラミングパレット
27
共通パレット
27
完全パレット
29
カスタムパレット
31
3. コントローラー
32
ダウンロード
32
NXTウィンドウ
33
Ⅱ. プログラミング概要
この章では、NXTソフトウェアでプログラムを作成する流れや、基本的な操作方法について
説明します。
1.プログラム作成の流れ
LE
ア) 新しいプログラムを開く
クリック
SA
MP
ワークエリアが開きます。
左のプログラミングパレットから、コマンドブロックをワークエリア(シーケンスビームの上)に置いていき、プロ
グラムを作ります。
ワークエリア
開始点
プログラミングパレット
パレットの切り替えタブ
パレットは、下の切り替えタブで、「共通」、「完全」、「カスタム」の各パレットに切り替えることができます。
入門編では、「共通」パレットだけを使いますので、「共通」パレットに切り替えて置きましょう。
クリック
11
イ) ブロックを置く
マーカー
LE
プログラミングパレットから、使いたいコマンドブロックを取り出し、ワークエリアにあるシーケンスビームの上
に、順番に置いていきプログラムを作成します。シーケンスビームの上に置かれていないブロックは無視され
ます(場合によってはエラーの原因になりますので注意してください)。
シーケンスビームが無いところ
でも、自動的に伸びてきます。
マーカー
SA
MP
パレットから、使いたいコマンドブ
ロックを選びます。
ブロック をクリックす る と、手 でブ
ロックをつかんだ状態になります。
シーケンスビーム
シーケンスビーム
マウスを動かして、おきたい場所ま
で移動します。
ブロックがおかれる場所は、白い
マーカーで示されます。
マ ー カ ー が、白 い 棒(シ ー ケ ン ス
ビーム)の上に表示されたら、クリッ
クして、ブロックをおきます。
ブロックがシーケンスビーム上に置かれていない場合は、ブロックが薄く半透明な形で
表示されます。
この場合、ブロックをドラッグ(マウスのボタンを押しながら移動)して、正しい場所に移
動してあげましょう。
もし、このブロックが必要ない、使いたくない場合は消してしまいましょう。
消し方はこの後説明します。
12
間違えた!
ブロックを間違えて選んだ場合
ワークエリアに置く前ならば・・・
キーボードの左上にある[Esc]キー(エスケープキー)
を押します。すると、一度つかんだブロックが消えて、
選びなおす事ができます。
[Esc]キー押して
ワークエリアにおいた後ならば・・・
置いたブロックを消して、もう一度やり直します。
選びなおし
LE
ウ) ブロックの設定
SA
MP
コマンドブロックを置いたら、そのブロックの動作設定をします。
ブロックの動作設定は、画面下の設定パネルで行います。
コマンドブロック設定パネル
上の例は、「音」ブロックの設定パネルです。
表示される内容は、ブロックごとに異なります。
13
エ) プログラムの編集
ブロックを並べてプログラムを作っていく途中で、ブロックの場所を入れ替えたり、間違えたブロックを消し
たりといった編集操作が必要になります。ここからは、プログラムの編集方法を説明します。
ブロックの選択・複数ブロックの選択
LE
編集の対象とするブロックを選択する事がまず基本となります。
1つのブロックを選択するには、選びたいブロックをクリックします。
選択されたブロックは、水色の枠で囲まれます。
複数のブロックを選択したい場合は、選択したいブロックを囲むように、ドラッグします。
選択されたブロックは、同じように水色の枠で囲まれた状態になります。
ここから
SA
MP
選択したいブロックを囲むようにドラッグ
ここまで
こんな時には・・・
PCの操作(マウス操作)が不慣れな場合、ブロックをドラッグするつもりでも全く違う所をクリックしてしま
い、予期していなかったことが起こり、あわててしまうことがあります。
例えば、一度置いたブロックを移動しようとしてドラッグ操作をしたら・・・
「シーケンスビームが伸びてきた!」
あわてずに、キーボードの左上側にある[Esc](エスケープ)
キーを押しましょう。伸びてしまったシーケンスビームは消え
て、元に戻ります。
このような操作ミスは、ノートPCを使っていて、タッチパッドで操作しているときに良く起こるようです。最
近のタッチパッドには「タップ機能」という、使い方によっては便利な機能が付いています。パッドをタップ
(指でトンとたたく事)するとクリックの代わりになったり、そのままドラッグできたりする機能ですが、その
機能を知らずに使っていると予期せぬ操作ミスになりやすくなります。
PC操作に慣れていない場合は、タップ機能をOFFにしておくか、外付けのマウスを使うとよいでしょう。
機能OFFの仕方は、ご使用のPCの説明書を参照してください。
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オ) プログラムのダウンロードと実行
プログラムの編集が終了したら、NXTインテリジェントブロック(NXT)にプログラムをダウンロードして実行し
ましょう。
① NXTの電源を入れます(真中のオレンジ色のボタンを一回押します)。
NXTボタン(電源を入れたり、項目の選択をします)
LE
② PCとNXTをUSBケーブルで接続します(または、ブルートゥースで接続します)。
Bluetoothを使用する場合は、ユーザーガイドCDから、「テクノロジ」→「Bluetoothを使用する」を開いて
参照してください。
③ ワークエリア右下にあるコントローラーの「ダウンロード」
ボタンをクリックして、プログラムをNXTへダウンロードしま
す。
ダウンロードボタン
MP
④ NXTのボタン(オレンジ色のNXTボタンと、左右の三角ボタン)を押して、NXTの画面を見ながら、下記
の手順で、ダウンロードされたプログラムをさがして選択します。
My Files
Software Files
押す
ダウンロードしたプログラムの名前
Program-1
押す
SA
押す
Program-1
Run
ダウンロードしたプログラムの名前が出て
くるまで、左右の三角ボタンで探します
⑤ NXTボタンを押してプログラムを実行します。
Program-1
Run
Program-1
Run
プログラム実行中は
アニメーションでグルグル回転します
押す
⑥ プログラムを止める時は、NXTキャンセルボタンを押します。
押す
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