公益財団法人 ⽴松財団 2015 年 6 月 17 日 公益財団法人 立松財団 第 23 回(平成 27 年度)研究助成対象を決定 ~助成総額は 2,370 万円、助成累計は 5 億 691 万円~ 公益財団法人 立松財団(理事長:立松憲親、事務局:トヨタ車体株式会社)は、第 23 回(平成 27 年度)研 究助成対象を決定しました。応募総数 83 件の中から助成対象として 36 件を選定。今回の助成総額は 2,370 万円で、助成額の累計は 5 億 691 万円となりました。 1.助成の対象 愛知県内の大学、工業高等専門学校、短期大学および研究機関が行なう基礎工学分野の研究を対象とし、 助成内容は以下のとおりです 。 ➀特別研究助成: 機械装置などで高額の費用を要する高度な研究(助成額 200 万円×3 件) 研究テーマ 蛍光性ナノ粒子を用いた深部超解像イメージング 新規の並列化液滴エレクトロポレーションを 用いた iPS 細胞作製 ホイスラー合金系 CPP-GMR 素子の高性能化を 目指したホイスラー合金/非磁性金属界面の 磁性評価 所属 名古屋大学 大学院 工学研究科 量子工学専攻 助教・博士(工学) 豊橋技術科学大学 エレクトロニクス先端融合研究所 テニュアトラック准教授 名古屋工業大学 電気電子工学科 助教・博士(理学) 山中 氏名 真仁 沼野 利佳 田中 雅章 ➁一般研究助成: 機械装置などで費用を要する研究(助成額 100 万円×14 件) テーマ:高出力空気電池を実現するための新規 3 次元グラフェン電極の創製 など ➂海外調査研究助成: 海外での研究発表、情報収集(助成額 15 万円×2 件、20 万円×17 件) テーマ:遷移金属触媒を用いる新規反応の開発及びその反応機構の研究に関する技術習得・情報調査など 2.助成対象の選考 本財団より委任された愛知県内の大学教授 7 名による選考委員会で審査、決定しております。 (第 24 回研究助成の募集は平成 28 年 4 月~を予定) 【公益財団法人 立松財団とは】 立松 巖(故人・元トヨタ車体社長)が満90歳を迎えるにあたり、私財(累計20億円)を拠出して 1993年9月20日に設立しました。本財団は、基礎工学に関する研究開発に対し助成を行なうこと により、科学技術の振興を図り、広く社会の発展に寄与することを目的にしています。 トヨタ車体株式会社が運営を委託され、事務局を社内に設置しています。 以上
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