✽ᢥㆮ〔⟲ࡠࠧࡑࠢࠟࠗ࠼ ࠞг Ichinohe Public Relations 岩手・いちのへ 一戸町 岩手・いちのへ 観光天文台 いちのへ 総合運動公園 い わ て 銀 河鉄 道 ききのつりはしを渡 る 風 に も、 暖 か さ を 今年は、暖かい日が早く訪 れたせいか、御所野縄文公 園でも3月に入り、マンサ クやフクジュソウ、アズマ イチゲが咲き始めました。 春 を 迎 え た 公 園 で、 下 の写真のような作業をご サ 観光天文台 い わ て 銀 河鉄 道 こつなぎ ࠍ⸳ߌࠆߎ おくなかやま 高森高原 岩手町 を繰り返し、やわらかく乾 燥した状態になってしまい ます。そのままでは雨漏り などの原因になってしまう ため、屋根にのせている土 年の歴史の最後 今月の特集のテーマは小 鳥 谷 中 学 校 の 閉 校。 小 鳥 谷 中学校の を 飾 る べ く、 輝 か し い 年 に しようとする生徒や地域住 民の最後の1年をまとめま し た。 昨 年 度 中 は 小 鳥 谷 中 学校と一戸中学校の生徒た ちは合同で交流行事を何度 を叩きしめる「屋根たたき」 を行っています。 人は今年から一戸中 学 校 に 通 っ て い ま す。 桜 が 咲 く こ ろ、 多 く の 仲 間 と と もに学ぶ一戸中学生たちに 笑顔の輪が広がることで し ょ う。 ▼ 所 変 わ っ て 役 場 で も 人 事 異 動 が 発 表 さ れ、 私も広報担当を卒業するこ と に な り ま し た。 担 当 と し て 3 年 間、 色 々 な 人 と 関 わ りを持つことができました。 広報作成にご協力いただき、 ま た、 お 読 み い た だ き、 あ り が と う ご ざ い ま し た。 今 後とも広報いちのへをよろ まちづくり課 松本 成康 しくお願いします。 ■メ [email protected] ール ■ホ http://www.town.ichinohe.iwate.jp ームページ 年の歴史に幕 ■編集・発行 一戸町・一戸町広報編集委員会 〒028 5311 岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24 9 も 開 催 し て 交 流 を 深 め、 在 校生 御所野縄文博物館 学芸員 菅野紀子 ません。 れを感じていたのかもしれ を見つけ、新たな季節の訪 き始めた花や木々の芽吹き 縄文時代の人々も、屋根 をたたく音が響くなか、咲 「春のクリーンデー」参加者募集 総合運動公園 車道八戸 I G R いちのへ ࡑгࠢ㗔ၞߩ 雪どけのころになると表 面の土が凍ったり融けたり b 線 二戸市 感 じ る 季 節 に な り ま し た。 き 青森 覧になったことはありま せんか? ਔߦ10㧑 旧朴 奥中山高原スキー場 奥中山高原温泉 a 4733人が通った学び舎で最後の卒業式 32 広報い ちのへ 広報いちのへは、環境に配慮し、植物油インキとFSC森林認証紙を使用しています。 69 ࡠࠧࡑгࠢ 至安代JCT 公園内に顔を出したアズマイチゲ http://www.natur a b 10 至盛岡 1 10 b 1 10 ਇนଚ㗔ၞ 御所野縄文公園 1 東北自動 宮城 一戸I.C Ichinohe 23 コミュニティーセンター こ れ は 春 に 行 っ て い る、 復元した土屋根住居の手入 例年より早く春が訪れた御所野縄文公園。さっそ く、見学のご予約やお問い合わせをいただき、あり がとうございます。 恒例「春のクリーンデー」では、公園内の落ち葉 や枯れ枝集めなどの清掃活動を行います。どなたで もご参加できます。 ■日時 4 月 23 日㈯ 9:00 ~ 12:00 ※小雨決行、荒天中止(翌日実施します) ■集合場所 御所野縄文公園 ■服装 汚れてもよい服装でお越しください。軍手 や飲み物はご持参ください。 | ࠕࠗ࠰࡚ࠪࡦ㧔ਇนଚ㗔ၞ㧕 れ作業の一つです。 広報いちのへ 土屋根を叩いて雨漏りを防ぎます 岩手 裏面2 裏面1 ᢥሼㇱಽ C0+M0+Y0+K100 R0 G0 B0 ࠬࡒ ᢥሼㇱಽ 小鳥谷中 学 校、 集 特 | おくなかやま a 一戸町 http://www.natural-essay.jp/ 至盛岡 宮城 1 I G R 10 秋田 岩手町 山形 山形 高森高原 C27+M90+Y85+K15 R158 G20 B20 DIC 305 ࠣ࠺࡚ࠪࡦ ᦨ ޓޓᥧㇱ ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓᥧㇱ ࠣ࠺࡚ࠪࡦ ᦨ ޓޓㇱ C14+M71+Y77+K3 R211 G68 B38 DIC 302 秋田 こずや サラダボウル 奥中山高原スキー場 奥中山高原温泉 御所野遺 ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓㇱ 岩手 ࡠࠧࡑࠢ㗔ၞ 旧朴舘家住宅 巻町 こつなぎ 青森 線 車道八戸 馬淵川 九戸村 東北自動 至八戸I.C 二戸市 一戸インター 工業団地 至安代JCT 世界遺産を目 御所野遺跡 Apr.2016.4.No.645 第 36 回 4 Apr. 2016 No.645 ◉広報いちのへ 4 月号の印刷経費は 1 部 62.2 円(税込)です 一戸町での開催まであと 6 カ月!町はなぎなた 競技(正式競技) 、ターゲットバードゴルフ(デ モ競技) 、ペタンク(障がい者競技)の会場です。 いわて国体 2016 希望郷 表面1 世界遺産を目指す! 公園の春を探しに ࠣࠬࠤ࡞ 表面2 ࡈ࡞ࠞߩ႐ว 広報いちのへ Public Relations 69 ※御所野遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産登録を目指しています。 ★「個が光る調和のまち・一戸」の創造を目指して 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(1) Contents _ 目次 2 - 13 特集 小鳥谷中学校 14 - 21 22 - 23 まちの話題とお知らせ 特集 元気なまちづくり事業報告会 奥中山高原ブランド認定審査会 高屋敷町内が大船渡市を慰問 御所野遺跡調査成果発表会 いただいた寄付にお礼の言葉 二戸地域健康川柳に2作品入賞 食生活改善推進協議会が研修会 小鳥谷中学校 28 小鳥谷中学校で最後の卒業式 15 平成 年3月、小鳥谷中学校が統合し、4月に一戸 中学校に統合されました。 3月 日、小鳥谷中学校で最後の卒業式が行われま した。神妙な面持ちで、あふれ出る感情を押さえなが 19 人の卒業生。 23 ら式に臨む それを明るく送り出した 人の在校生は、今年度か ら統合により一戸中学校で学んでいます。 減少を続ける児童・生徒数。全国的な少子高齢化の 波が一戸町にも押し寄せています。 今月号では、小鳥谷中学校の統合の背景を垣間見る とともに 年の歴史を振り返り、統合を巡る関係者た ちの思いを聞き取りました。 ~ 6 9 年 の 歴 史 に 幕 ~ 69 2016 年のまちづくり 24 - 25 元気に活動中。一緒に活動しませんか? なぎなた「シニア教室」 短歌・俳句 一戸町文化協会短歌・俳句部会 いちのへ いいモノ いい仕事(第 25 回) 上手にできたよ(一戸幼稚園) 26 - 27 たより 総合保健福祉センター / 運動公園 水環境課 / 図書館 一戸交番 / 二戸消防署 28 平成 28 年度 人事異動 29 - 31 まちのお知らせひろば 広報クイズ ✽ᢥㆮ〔⟲ࡠࠧࡑࠢࠟࠗ࠼ ࠞг 表面1 32 表面2 ࡈ࡞ࠞߩ႐ว 第 36 回 新しい季節を迎えて ◀真剣な表情で卒業式に臨む卒 業生たち 世界遺産を目指す! 世界遺産を目指す 御所野遺跡 御所野遺跡 ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓㇱ C14+M71+Y77+K3 R211 G68 B38 DIC 302 ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓᥧㇱ C27+M90+Y85+K15 R158 G20 B20 DIC 305 裏面1 岩手・いちのへ ᢥሼㇱಽ 裏面2 動車道 観光天文台 奥中山高原スキー場 奥中山高原温泉 青森 1 G R 10 い わ て 銀 河鉄 道 I 岩手 九戸村 御所野縄文公園 1 馬淵川 旧朴舘家住宅 高森高原 こつなぎ 一戸町 一戸インター 工業団地 10 こずや サラダボウル おくなかやま 秋田 至八戸I.C 一戸I.C 八戸線 東北自 a b ਇนଚ㗔ၞ 1 10 青森 b 秋田 山形 宮城 コミュニ 岩手町 山形 二戸市 http://www.natural-essay.jp/ 至盛岡 一戸I.C 八戸線 動車道 東北自 総合運動公園 宮城 一戸町 岩手 ࡠࠧࡑࠢ㗔ၞ 巻町 岩手・いちのへ コミュニティーセンター 二戸市 至安代JCT いちのへ 一戸イ 工業団 ࡠࠧࡑгࠢ␜ߩ 至安代JCT いちのへ 御 馬 ࡑгࠢ㗔ၞߩ❑ᮮ a 奥中山高原スキー場 奥中山高原温泉 観光天文台 こずや サラダボウル ਔߦ10㧑ߩਇน 旧朴舘家住宅 高森高原 こつなぎ ࠍ⸳ߌࠆߎߣߣߔ おくなかやま い わ て 銀 河鉄 道 2016 年 4 月号 ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓᥧㇱ ࠕࠗ࠰࡚ࠪࡦ㧔ਇนଚ㗔ၞ㧕 今月の表紙 総合運動公園 3 ࠣ࠺࡚ࠪࡦㇱಽ ᦨ ޓޓㇱ C0+M0+Y0+K100 R0 G0 B0 ࠬࡒ ᢥሼㇱಽ 【校章の由来】 九戸城戦乱の当時、仁昌寺の 境内に大きな柱があり、蒲生軍 が放った火で炎上した。しかし、 柱に巻き付いていたフジは焼け ずに残り、見事な花を咲かせた。 古代から人々に愛されたフジ と、廃墟でもなおたくましく生 きぬいてきたフジを限りない前 進のシンボルにしたという。教 諭の川越敬一氏のデザイン。 ࠣࠬࠤ࡞㧔ࡕ G R I 岩手町 1 10 至盛岡 http://www.natural-ess a b (小鳥谷中学校卒業式 _3/15) 広報い ちのへ 2 H31 H32 H33 一戸小学校 967 904 777 580 454 368 300 275 207 176 169 176 172 173 168 159 鳥越小学校 246 189 157 110 102 53 46 47 36 25 16 11 10 11 9 10 一戸南小学校 361 363 294 307 287 221 160 136 120 83 90 92 91 84 84 77 S43 西法寺小から校名変更 S43 岩舘小と統合 S55 女鹿小と統合 S57 根反小と統合 鳥海小学校 162 167 146 59 55 136 116 59 53 49 29 23 21 21 24 26 H4 小友小、中里小、出ル町小、旧鳥 海小と統合 小鳥谷小学校 482 512 430 245 163 104 78 115 90 74 56 54 46 41 47 40 H7 面岸小と統合 H12 姉帯小と統合 H13 小繋小(旧田中分校含む)と統合 H19 平糠小(旧落合分校含む)と統合 奥中山小学校 311 389 311 226 210 183 164 118 144 131 127 133 124 122 117 105 (統合した学校分) 1811 2089 1896 960 507 275 171 75 - - - - - - - 4613 4011 2487 1778 1340 1035 825 650 538 487 489 464 452 449 417 219 191 190 189 186 179 分の1に (38) (35) (41) (35) (31) (24) 264 411 448 277 151 122 82 73 68 47 奥中山中学校 216 332 378 272 204 168 137 133 83 73 62 57 66 67 70 70 (統合した学校分) 831 422 504 293 131 102 80 57 30 - - - - - - 1753 2275 2388 1465 998 782 606 497 380 330 281 248 256 256 256 249 小中学校合計 6093 6888 6399 3952 2776 2122 1641 1322 1030 868 768 737 720 706 706 666 24 中学校計 小規模校の良い点・悪い点 域 住 民 な ど が 意 見 交 換 会 を 重 ね、 平成 年7月には統合問題等検討 委 員 会( 後 藤 敦 委 員 長 ) を 設 立。 学 区 や 通 学 方 法、 地 域 と の 関 わ り 方などの諸課題について話し合い が行われました。 その結果、平成 年6月の町議 会で「地域から学校がなくなるこ とは非常に残念ですが、将来を担 う子どもたちが活力をもって多く の同級生の中で切磋琢磨し、多様 な 可 能 性 の 中 か ら 目 標 を 見 つ け、 挑 戦 で き る 環 境 を 整 え る こ と は、 保護者のみならず地域住民の役割 であり、統合はやむを得ない」と して請願を提出。全会一致で可決 されました。 その後も諸課題の解決に向けた 話し合いや2校の交流行事、閉校 事業(逢坂雅博実行委員長)など が行われ、今年4月、一戸中学校 と統合しました。 27 コラム1 鳥越小学校 平成 年に策定した町学校統合 計画では、統合適否の判断材料の 一つとして、全校児童・生徒数を 小学校は 人、中学校は 人と定 めています。鳥越小学校では、平 成 年にPTAが保護者を対象と してアンケートを実施。 %が統 合の必要性を大変感じている・ま たは感じているという結果となり ました。その後、保護者や教育関 係 者 と と も に 話 し 合 い が 行 わ れ、 よりよい教育環境を確保するた め、平成 年4月に一戸小学校と 統合することとなっています。 コラム2 一戸高校 県内の中学校卒業者数は、平成 元年から平成 年までの 年間で 約8800人減少し、今後も減少 する見通しです。これを踏まえ県 教育委員会では平成 年3月に 「新たな県立高等学校再編計画」 を策定。二戸地域の3高校(伊保 内、福岡、一戸)についてそれぞ れ学級数を減少させることとして います。 一戸高校では現在は3学級4系 列(人文・自然系列、情報・ビジ ネス系列、生活・文科系列、介護・ 福祉系列)としている所、平成 年度を目途に系列を見直し、2学 級となる見込みです。 32 210 199 234 307 390 512 30 町 全 体 の 児 童・ 生 徒 数 は 最 大 時 の H30 623 65 子どもたちにとって より良い学習環境とは H29 1058 20 28 小鳥谷中学校の生徒数の推移 H28 ▼ 1 年生は 1 クラス 10 人で、体育は 5 人チーム同士の対戦しかできず、他チームの動 きを見て学ぶことが難しい状況でした 町内全体で子どもたちが減少 し、学校が小規模化すると、どう いう良い点(メリット) ・悪い点(デ メリット)があるのでしょうか。 まず、良い点としては先生が児 童生徒一人ひとりに目が行き届 き、きめ細かな指導ができること などが挙げられます。 一方で悪い点は、幼いころから 顔なじみのため、競争心が薄れて たくましさに欠ける傾向が出るこ とです。また、部活動などの団体 種目が難しく、選択肢が少ないこ と、複式学級になると授業効率が 低下することなどがあります。 学校は子どもたちが社会生活や 学習の基礎を学ぶ場であることを 考えると、できるだけ多くの友達 と の 集 団 生 活 の 中 で、 互 い に 競 争 心を持って勉強やスポーツなどに 取り組み、切磋琢磨することが必 要なのではないでしょうか。 また、地域にとって学校は単に 教 育 の 場 と い う だ け で は な く、 大 きな拠り所となっています。 児童・生徒数が減少を続ける中、 地域の現状と学習環境について考 える時が来ているようです。子ど もたちが卒業後も社会の中で強く たくましく生きる力を身につけら れるよう、学習環境について一緒 に考えていきましょう。 20 統合 の 背 景 H25 1110 16 小鳥谷中学校は昭和 年、小鳥 谷 村 立 小 鳥 谷 中 学 校 と し て 創 立。 昭和 年には姉帯中学校、昭和 年には面岸中学校、平成 年には 平糠中学校と統合しました。 昭和 年度には校史上最多とな る471人の生徒数がありました が、平成 年度には全校で 人と、 最大時の 分の1以下の生徒数と なり、今後も減少すると見込まれ ています(左に詳細) 。 H20 442 20 55 教育環境改善のため、やむなく統合 H15 一戸中学校 29 22 これらのことを踏まえ、平成 年度から保護者や教育関係者、地 H10 4 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 5 H5 11 S60 4340 S34 姉帯中と統合 S55 面岸中と統合 H12 平糠中と統合 小鳥谷中学校 中 学 校 32 S50 37 S40 小学校計 24 10 27 12 42 34 39 S34 浪打中、楢山中、岩舘中、西法 寺中と統合 H28 小鳥谷中と統合 ※下段( )内は統合しなかった場合の小鳥谷中学校の生徒 数で、上段には下段の生徒数を含む。 S47 袖ヶ沢分校と統合 H7 中山分校と統合 H18 摺糠小、宇別小と統合 32 28 H6 楢山小、来田小と統合 S37 小 学 校 年度 (平成 28 年度以降は推計値) 備考 S32 学校名 26 10 全 国 的 な 少 子 化 の 進 行 に 伴 い、 町 で も 児 童・ 生 徒 数 が 減 少 し て い ま す。 左 の 表 は 昭 和 年 か ら の 町 内 各 小 中 学 校 の 児 童・ 生 徒 数 を ま とめ た も の で す 。 昭 和 年、 旧 一 戸 町・ 鳥 海 村・ 浪 打 村・ 小 鳥 谷 村・ 姉 帯 村 の 1 町 4 ヵ 村 が 合 併 し、 現 在 の 一 戸 町 が 成 立 し ま し た。 こ の 年 の 児 童・ 生 徒 数 は 6 0 9 3 人。 そ の 後 は 一 時 増 加 し ま し た が 昭 和 年 度( 小 中 学校の合計6888人)をピーク に 減 少 の 一 途 を た ど っ て い ま す。 平成 年度には最大時の約 %で ある 7 6 8 人 と な っ て い ま す 。 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(2) 11 月に校歌、12 月に校章が制定されました。 の最後には一戸中学校生徒が小鳥谷中学校生徒にエールを送り、激励しました。 成し、給食を食べている様子。当時と この年「生徒像」 (右ページ下)が校舎前に して最新の設備が整い、全校生徒 449 建てられ、生徒たちを見守り続けています。 人のお腹を満たしました。 昭和 年の開校以来、地域とともに 歩んできた小鳥谷中学校。 69 旧小鳥谷村仁昌寺 - に開校 年 初代校長に平野金一氏着任。旧平糠小学校 内に小鳥谷中学校平糠分室設置 3 山村総合教育計画学級公開を実施。以降、 年 幾度となく研究指定学校となり、研究の 成果を広く公開した。 年 校舎が旧小鳥谷村野里7 2 - (現在地)に移転 年 第3代校長三ケ尻誠氏着任 28 27 23 年 町村合併により町立小鳥谷中学校となる。 30 年 姉帯中学校と統合 年 第4代校長簗田喜一郎氏着任 年 校歌・校章制定 年 第5代校長藤田廣氏着任 年 第6代校長藤原栄一氏着任 年 県中総体バレー女子3位 年 現校舎・体育館・校門完成 年 第7代校長山火正一氏着任 年 県中総体バレー女子3位 年 第8代校長川守田浩氏着任 代校長野里廣氏着任、県防犯ポスター第1位~3位入賞 年 面岸中学校と統合。県中総体野球準優勝、バレー男子3位 年 第 年 県中総体バレー男子準優勝(東北大会出場) 県中総体剣道女子個人ベスト8(東北大会出場)。読売教育賞優秀賞(算数・ 数学教育)受賞。発達科学研究教育奨励賞受賞 年 剣道女子個人戦東北大会出場。県自然保護作品コンクールポスター最優秀賞 年 代校長中島貞夫氏着任 代校長小原喜夫氏着任。県中総体剣道女子個人ベスト8(東北大会出場) 第 代校長川内弘二氏着任。県中学校陸上競技大会男子800m優勝(東北 大会出場) 年 平糠中と統合。第 県合唱小アンサンブルコンテスト銀賞。県下児童生徒創作コンクール作曲自 由創作部門金賞、奨励賞受賞 代校長佐藤邦男氏着任 代校長畠山博明氏着任 代校長狩原雅裕氏着任 年 一戸中学校と統合 年 二戸地区新人戦剣道男女優勝、県大会個人3位 年 県中学校総合体育大会剣道競技個人1位(東北・全国大会出場) 年 第 年 県中学校総合文化祭 小鳥谷七ツ踊りステージ発表 年 県中学校新人大会剣道個人戦1年生の部3位 年 第 年 第 年 青少年読書感想文岩手県コンクールIBC岩手放送社長賞 年 第 代校長加藤章氏着任 年 県合唱小アンサンブルコンテスト金賞。県下児童生徒作曲コンクール金賞受賞 年 代校長清川泰氏着任。全国書画展覧会学校団体賞受賞 年 青少年読書感想文コンクールIBC岩手放送社長賞 8年 6年 第 4年 全国納税貯蓄組合連合会感謝状授与 3年 第 平成元年 読売教育賞最優秀賞 昭和 その 年間の主な歴史を年表で振り 返ってみましょう。 22 69 22 年 第2代校長小野寺一二氏着任 58 14 ▼昭和 38 年 10 月 学校に給食室が完 で紅組と黄組の女子が綱引きを行う場面。 6 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 7 10 11 13 12 15 17 16 18 ▲昭和 39 年度 校史上最多となる 471 人が在学(写真は卒業生の一部)。同年 ▲平成 28 年 2 月 「団結の会」が開催され、ミニゲームなどで交流を深めました。会 53 51 49 48 47 44 40 39 35 34 32 62 60 59 55 63 12 10 13 28 27 25 24 23 22 21 18 17 15 14 ▼昭和 52 年 5 月 2 大行事の一つ「体育祭」 小鳥谷中学校 年の歴史 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(3) ◀平成 28 年 3 月 15 日 小鳥谷中学校の最 後の卒業式が行われました。この日は卒業 生 19 人に卒業証書が手渡され、新たな生 活に向けて旅立ちました。 慣れ親しんだ校舎を惜しみながら巣立つ 卒業生に向かって、在校生たちはエールを 送り、賑やかに見送りました。 小鳥谷中学校はこれまで行われた 69 回 の卒業式で、合わせて 4710 人を送り出し ました。 5 月 16 日 体育祭▶ いつもは仲の良いクラスも、この日ば かりはライバルになり、徒競走や綱引き で競いました。最後の体育祭にかける思 いは紅組も白組も大きく、ともに同点優 勝となりましたが、参加者にとって永遠 に思い出に残る一日となったでしょう。 すべてが最後―― 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(4) 最後の1年 統合を目前に控えた平成 27 年度。全てが最後とな るこの年を輝かしい一年にしようとする動きがありま した。その一部をご紹介します。 4 月 4 日 入学式▶ 最後の新入生 10 人が入学。 ◀ 4 月 7 ~ 9 日 修学旅行 2 泊 3 日の東京の旅。国 会議事堂や東京スカイツ リーなどを訪れたほか、岩 手県のアンテナショップ「い わて銀河プラザ」(東京都中 央区銀座)で町産品の販売 体験などを行いました。 10 月 9 日 保育所訪問▶ 同地域にある小鳥谷保育所に 3 年生が訪問しました。 ◀ 10 月 25 日 生徒祭 弁論大会や演劇「真夏のサンタ クロース」のほか、閉校企画とし て各種行事の写真をモザイク画(小 さな紙を貼りあわせた絵)で表し た全校生徒の思いがこもった作品 が披露されました。 ▲各種交流行事 平成 27 年 7 月から平成 28 年 2 月にかけて、行 事や部活動で 2 校の交流が行われました。 生徒たちは初めは緊張と不安を抱いていました が、回を重ねるごとに親密になり、だんだん不安 は消えて行きました。 「生活を楽しむ!」▶ 小鳥谷中学校の生徒会連絡板に書かれた「小鳥 谷中の生活を楽しむ!」という言葉から、残り少 ない小鳥谷中学校での生活を明るく過ごそうとし た姿がうかがえます。 9 2016 年 4 月号 輝かしい一年に 部活動・各種大会の記録 二戸地区新人戦では剣道団体で男 女ともに優勝、個人でも 6 人が県大 会に進み、うち 1 人が 3 位となるな ど、めざましい活躍を見せました。 小鳥谷中学校の最後を飾るがごと く、1 年間で獲得した賞状が正面玄 関前の廊下を埋め尽くしました。 広報い ちのへ 8 校長 合は致し方ないかもしれません。 平成 年、生徒たちは「最後の 一年を素晴らしいものに」という 熱意をもって、全員で協力し、一 つ一つの行事をしっかり行ってき ました。新年度から小鳥谷中学校 の良さと一戸中学校の良さを合わ せて、より良い学校を創っていっ て欲しいと思います。 団結して取り組んだ最後の一年 小鳥谷地域は登下校中、地域住 民と「行ってらっしゃい」などと あいさつを交わすような心温まる 地域です。 平成 年度は全てが最後の年と いうことを意識し、全校で団結し て取り組みました。二大行事であ それぞれの思いと 今後に向けた願い 新たな仲間と絆を深めたい 一戸中学校と小鳥谷中学校が統 合するという話を聞いて、最初は 不安が半分、楽しみが半分でした が、今は不安はありません。 平成 年度は小鳥谷中学校の皆 さんと何度か交流する機会があ り、回を重ねるごとに交流が深ま さん る体育祭、生徒祭は生徒が自らの 手で作り上げてきました。準備か ら片付けまでを協力し「一人がみ んなのために、みんなが一人のた めに」なるよう進めてきました。 一戸中学校とは交流行事を重ね るごとに不安はなくなり、気持ち がわくわくしてきて、新たな仲間 とともに学校生活を送るのが楽し みになりました。たくさん友達を 作って、早く一戸中学校に慣れた いです。 小 鳥 谷 中 学 校 は 統 合 し ま す が、 私たちが持つ「明るさ、思いやり」 などの良い所を変えずに後輩にも 伝えていきたいです。 りました。 また、部活動や各種行事などで も顔を合わせるようになり、だん だんに仲良くなっていきました。 私自身は海外派遣で小鳥谷中学 校の生徒と知り合い、ともにアメ リカに旅立ったことで交流が深ま りました。 これからは一戸中学校で、新た な仲間たちとともにつながりを深 めたいと思います。 友人としての仲を深めることに 留まらず、部活動や委員会活動な どでも協力して活動を行い、より 良い学校を一緒に創り上げていき たいです。 10 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 11 27 これからも周りの皆さんに感謝 の気持ちを忘れず、どんなことが あっても諦めない強い意志と、ど んなことにも果敢に挑戦する意欲 を持ち続けてください。 今後、小鳥谷地域を離れること があっても、生まれ育った小鳥谷 のことを忘れず、できればいつか 帰ってきて欲しいと思います。 27 峠 帆華 峠 楓音 さん ▼小鳥谷中学校と一戸中学 校の交流会では、自己紹 介やミニゲームなどで親 睦を深めました 小鳥谷中学校 平成 27 年度後期生徒会長 ほのか 一戸中学校 平成 27 年度後期生徒会長 かのん 27 ▼写真は体育祭でテントの 準備を行う様子。学校行 事は全校で協力して準備 してきました。 小鳥谷中学校 ▲郷土芸能保存活動にも携 わり、地域からたくさん のことを学びました 2校の良さを合わせ、より良い学校に 27 狩原 雅裕 櫻田 正一 さん 4 年 前、 小 鳥 谷 中 学 校 に 赴 任 し た 時、 生 徒 た ち が と て も 上 品 で 大 人 び た 印 象 を 受 け ま し た。 小 鳥 谷 地 域 の 住 民 に 温 か く 支 え ら れ、 ま た、 生 徒 た ち 自 身 も 郷 土 芸 能 な ど 地 域 の 中 で 学 ぶ 意 欲 が あ り、 素 直 で あ り な が ら、 や る べ き こ と は や る素 晴 ら し い 生 徒 た ち で し た 。 生 徒 数 が 減 少 す る 中、 統 合 を 迎 え る た め、 話 し 合 い を 重 ね て き ま した 。 中学校の3年間という限られた 時間に生徒たちが主体的に学べる 充実した環境を整えるためには統 69 ▲後輩たちのエールを受け、 卒業生たちは感謝の気持 ちを胸にして、旅立ちま した 小鳥谷中学校 第 23 代PTA会長 小鳥谷を離れても地域を大切に 平 成 年 度、 小 鳥 谷 中 学 校 の 生 徒 た ち は 各 種 行 事 な ど で「 最 後 の 一年」ということを意識して取り 組ん で い る よ う で し た 。 それをプレッシャーに感じてい た場面もあったかもしれません が、 大 き く 成 長 し 、 す べ て を 見 事 に や り 遂 げ、 小 鳥 谷 中 学 校 の 年 の歴史の最後を飾るようながんば りを 見 せ て く れ ま し た 。 し か し、 そ れ ら は 自 分 一 人 だ け で で き た 訳 で は な く、 ど ん な 時 も 家 族 や 仲 間、 先 生 や 地 域 の 皆 さ ん の支 え が あ っ た こ と で し ょ う 。 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(5) 『共に生きる』 大切な仲間がいた 一緒に笑ったり 一緒に泣いたり 友と共に生きることを 教えてくれた小鳥谷中学校 胸の中にこだまする明るい声 心に刻まれた思い出 その彩りは いつまでも消えない さよならの風が吹いても 年度小鳥谷中学校生徒会 小鳥谷中学校 年の歴史に幕 続いて行われた生徒会主催の「旅立ちの会」では、生徒た ちが作詞した旅立ちの詩『共に生きる』(上に掲載)を披露。 川寛治教育委員長に返還されました。 校歌が歌われ、惜しまれながら校旗が狩原雅裕校長から春日 地域住民など約390人が参加。式の最後には参加者全員で すっかり雪が解けた3月 日、小鳥谷中学校閉校式が同校 で開催されました。生徒をはじめPTAや卒業生、元教員や 20 春めくさわやかな晴天の中、生徒たちの思いが詰まった詩 が刻まれた記念碑の除幕が行われ、小鳥谷中学校は 年の歴 史に幕をおろしました。 特集を終えて ▼参加者全員で校歌を合唱。歌声が会場内に大きく響いた 69 12 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 13 69 学校は学業やスポーツなどと と も に 集 団 生 活 の 中 で「 共 に 生 きる」ことを学ぶ場であると思 います。 郷 土 芸 能 保 存 活 動、 福 祉 体 験、 保 育 所 訪 問、 奉 仕 活 動 ―― こ う した地域から学ぶ体験を小鳥谷 中学校の生徒が続けてこられた のは、学校が地域と「共に生きて」 きたからです。 生徒たちが地域から学んだ さ ま ざ ま な 経 験 は、 今 後 の人生に大きな影 響をもたらす でしょう。 所属する 学校が変わって も、 地 域 住 民 が 生 徒 た ちを愛する気持ちを忘れな け れ ば、 生 徒 た ち も ま た 地 域 を 愛してくれることでしょう。 地 域 と 学 校 が「 共 に 生 き る 」 か ら こ そ、 教 科 書 で は 学 べ な い ことを地域から学ぶことができ るのです。 全国的に進む少子化の波は当 町 を も 包 み 込 み、 そ れ に 伴 う 学 校の統合は避けられないことな の か も し れ ま せ ん。 未 来 を 担 う 子 ど も た ち に と っ て、 よ り 良 い 学 習 環 境 と は ど う あ る べ き か、 一緒に考えていきましょう。 ▲旅立ちの詩『共に生きる』が刻まれた碑が校舎前に建てられた 写真提供:小鳥谷中学校(一部卒業アルバムの写真を転載) 慣れ親しんだ校舎からの旅立ちに際し、全 校生徒によるエールが体育館にこだました この絆は永遠 平成 27 ▲記念碑の除幕に立ち会う生徒たち 思い出の写真を背景に、全校合唱を行う▲ 共に生きる 小鳥谷中学校 69 年の歴史に幕(6) ▼特定不妊治療費、風しん など混合ワクチン接種費用 の 助 成、 児 童 生 徒 等 医 療 費 助成も継続します。 ▼県単独医療費助成事業 で、8月1日から未就学児、 妊産婦への現物給付を導入 す る こ と か ら、 町 で も 未 就 学 児、 妊 産 婦 に つ い て 現 物 給付を導入します。 ▼ 発 達 障 が い へ の 支 援 は、 幼児教室や発達相談、育児 支援教室などを継続しま す。 他 市 町 村 に 先 駆 け た 5 歳児健診は重点施策として 行います。また、早期の相 談・支援を行うため、乳幼 児健診の事後フォロー体制 を強化します。 ▼成人の健康対策は、特定 健 診、 各 が ん 検 診 の 無 料 化 を 継 続 し、 受 診 率 の 向 上 に 努めます。 ▼ 保 健 師、 看 護 師 を 増 員 し て個別の保健指導を増や し、 特 定 健 診 の 事 後 指 導 会 を 実 施 し、 内 臓 脂 肪 症 候 群 などの減少に向けた取組み を強化します。 ▼要精密検査の未受診者に は、 早 期 受 診 勧 奨 を 行 い、 疾病の重症化予防に取り組 みます。 ▼ 食 育 は 保 健、 農 業、 商 業、 教 育 の 分 野 が 連 携 し た 年度 町長施政方針 ▼保健・医療は、健康教育 や健康診査、予防接種など、 町民の健康づくりにより一 層積極的に取り組みます。 ▼母子保健は、妊婦の無料 検診、乳幼児の各種健診や 育児支援教室を継続し、母 子の健全育成に努めます。 生活基盤 その主な内容をお知らせします。 ▼就学前児童の保育・教育 ニーズに対し、保育・教育 の量・質の向上に努めます。 ▼放課後児童クラブは、小 学校6年生までの受入れ ができるよう準備を進めま す。小学校の余裕教室の利 用や既存施設を改修し、全 ての学童クラブで可能とな る見込みです。 ▼町子ども・子育て会議な どからの提言を基に、子育 てに対する新たなニーズや 課題を掘り起こし、さらな る支援を検討します。 89 保健・医療・福祉分野 63 食育推進ネットワーク会議 で「健脳食弁当コンテスト」 や「食育フェスタ」を実施 しました。今後もさまざま な視点から取り組みます。 ▼歯科保健対策では、幼児 歯科健診のほか、妊婦、節 目歯科健診、さらに後期高 齢歯科健診を継続します。 ▼予防接種は、インフルエ ンザ予防接種に対する公費 助成額を増額します。 ▼心の健康づくりにも積極 的に取り組みます。自殺防 止対策を進めるため、ゲー トキーパーの養成や傾聴ボ ランティア活動などを強化 します。 ▼ 医 療 体 制 の 維 持 充 実 は、 医師確保対策が急務であ り、関係機関への働き掛け を続けます。 ▼小鳥谷診療所は、通常の 診療活動に加え、住民の保 健指導や学校保健を通じて します。 ▼橋梁、道地下橋の修繕工 事を行い、長寿命化を図り ます。 ▼ い ち の へ 花 の 丘 公 園 は、 協働による公園管理を進 め、公園利用の促進と管理 の効率化を図ります。また、 園内駐車場を整備し、安全 で利用しやすい公園づくり を進めます。 ▼住宅事業は、空き家実態 調査を実施します。 産業振興 ▼農業は、地域資源を活用 する可能性を秘めた産業で あると考え、力強く前進さ せます。 年度は、 年ぶ りに販売額 億円を超えた レタスを筆頭に奥中山地区 での園芸作物販売が好調で した。その流れを継続でき る よ う 支 援 す る と と も に、 他の地区でも新しい形の振 興策を検討・挑戦していき 11 平成 生活環境 ▼ 道路などの生活基盤は予 防 保 全 的 な 取 組 み を 進 め、 町 の 活 性 化 や 産 業 開 発、 安 全・ 安 心 な 地 域 を つ く る た めに必要な整備を進めます。 ▼国道は中山地区の登坂車 線工事の調査設計が予定さ れています。 ▼県道は一戸浄法寺線・中 里地区改良工事に係る補償 が 進 み ま す。 都 市 計 画 街 路上野西法寺線第三期整備 は、 鉄 道 と 平 面 交 差 す る 計画がIGRの承諾を得ら れ、平成 年度の事業採択 に向け、進めます。 ▼県が事業主体となるその 他の道路は、新規路線とし て仮称林道朴舘線の工事着 手に向け、関係機関に働き 掛けます。森林基幹道安孫・ 平糠線は、順調に工事が進 んでいます。農道上野線二 期事業は、大沢から一期事 業路線まで接続する工事を 促進するため、関係機関と 協議します。 ▼町道、道路ストック総点 検の結果を基に、幹線町道 の路面補修工事を実施しま す。道路改良工事では、摺 糠平糠線の改良工事を継続 27 10 3月の町議会定例会で、稲葉暉町長と春日川寛治教育委員長が今年度の まちづくりの指針となる施政方針演説を行いました。 小水力発電や、 年度完成 予定の高森高原風力発電な どを合わせると、町内の需 要を十分に超える電力が生 み出されます。 ▼地域情報化は、これまで 整備した無線LAN環境を 観光客向けに開放し、全国 から訪れる国体選手団に町 をPRするとともに訪日外 国人の誘客につなげます。 ▼御所野遺跡の世界文化遺 産登録に向けては、町の玄 関口となる一戸駅舎の改修 や遺跡案内など来訪者の受 入体制の整備を進めます。 ▼子育て支援住宅(大越田 住 宅 ) は、 年 度 中 に 6 世 帯 人が入居し、子どもの 数は 人となりました。新 たに整備した大川鉢住宅6 戸にも子育て世帯 人が入 居 し、 子 ど も の 数 は 8 人 と な り ま し た。 さ ら な る 支 援 住宅の建設に着手します。 ▼ごみ減量化は、小鳥谷地 区、奥中山地区の生ごみ処 理の取組みを検討します。 ▼町営火葬場は、老朽化が 進んでいるため、1炉増設 した2炉体制での運営方法 を検討します。 ▼ 公 共 下 水 道 全 体 計 画 は、 計画区域のうち事業認可を 受けていない区域について は浄化槽区域に変更し、水 洗化を望む住民にとって は、早期に水洗化が可能と なります。 ▼公共下水道供用区域での 平成 年 月末現在の水洗 化状況は、人口ベースでの 水洗化率は約 %で、奥中 山地区の農業集落排水区域 は、水洗化率は約 %です。 ▼町設置型の浄化槽整備事 業は、 基分を予算化しま した。公共下水道の水洗化 率向上のため、新たな助成 制度を検討し、町全体の水 洗化率向上につなげます。 ▼一戸浄水場をはじめとす る主要施設の老朽化対策 は、安定した水道水の供給 を維持し、将来の経営に負 荷が掛からないよう計画的 な施設更新を進めます。 12 29 20 初めて開催された食育フェスタ。紙芝居や 各種体験などから食育について学びました 11 年ぶりに販売額が 10 億円を超え、好 調であったレタス 27 20 27 14 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 15 ▼認知症高齢者を地域で支 える施策として医療・保健・ 介 護・ 障 が い 連 携 情 報 交 換 会 を 継 続 し、 地 域 課 題 の 共 有や情報交換を密にし、認 知症や精神疾患など状態に 応じた支援を行います。 ▼地域での認知症講座、家 族教室などを開催し、認知 症になっても地域で暮らせ るまちづくりを進めます。 ▼障がい者福祉は、すでに 利用している方へのサービ ス等利用計画の作成がほぼ 完 了 し、 障 が い 者 の 満 足 度 向上につながりました。高 等支援学校を卒業する生徒 に つ い て も 早 期 に 作 成 し、 卒業後の生活を安心して送 れるよう成長を見守りなが ら支援をします。 ▼国民健康保険事業の平成 年度の医療給付費の決算 見 込 み は、 ま す ま す 厳 し い 状 況 に あ る こ と か ら、 今 後も各種検診の無料化によ る、 受 診 率 向 上 と 医 療 給 付 費削減に努め、さらに国保 税の収納率向上などに取り 組 み ま す。 また、平成 年 度からは県が事業主体とな る こ と か ら、 関 係 法 令 改 正 や運営方針の策定状況引き 続 き 国、 県 の 動 向 を 注 視 し ます。 30 65 20 27 まち づ く り の 基 本 方 針 地域住民の「かかりつけ医」 とな る よ う 支 援 し ま す 。 ▼医学生奨学金の貸付けを 受 け る 留 学 生 は、 国 立 秋 田 大学医学部で1年次のカリ キュラムを順調に消化して お り、 今 後 も 支 援 し ま す。 2人目の医師養成について も取 り 組 み を 進 め ま す 。 ▼ 高 齢 者 福 祉 は、 サ ロ ン 活 動 や 各 教 室 の 育 成 な ど、 状 態に応じた支援を行います。 ▼高齢者等見守りネット ワ ー ク は、 今 後 も 行 政 と 住 民がそれぞれの役割を果た すよ う 取 り 組 み ま す 。 ▼シルバー人材センターへ の 支 援 も 継 続 し、 高 齢 者 世 帯の除雪や草刈などを行う 軽度生活支援事業の充実に もつ な げ ま す 。 ▼介護が必要な高齢者や高 齢 化 し た 障 が い 者 に は、 介 護支援専門員や障がい福祉 関係機関との連携を充実さ せ、 重 度 要 介 護 者 の 在 宅 介 護者への現金給付支援も継 続 し、 施 設 介 護 で も 適 切 に 受益できるような体制を整 えま す 。 ▼地域包括ケアシステム検 討 委 員 会 は、 支 え 合 い の 仕 組みづくりや高齢者を支え る生活支援策の取りまとめ を継 続 し ま す 。 29 28 52 本格運転に向けて準備が進む木質バイ オマス発電所 ▼今年は総合計画後期基本 計画と総合戦略に基づく取 組 み の 初 年 度 で す。 町 の 人 口 に 関 す る 将 来 展 望「 人 口 ビ ジ ョ ン 」 は、 平 成 年 (2040年)の人口目標 を9000人として取組み を 進 め ま す。 合 計 特 殊 出 生 率 を 引 き 上 げ る た め、 結 婚 支援 を 行 い ま す 。 ▼木質バイオマス発電所 は、 5 月 か ら 発 電 ( 売 電 ) を 開 始 す る 予 定 で す。 す で に稼働している大志田ダム 2016 年のまちづくり(町長施政方針) 12 立 と、 競 争 力 の 高 い 酪 農 の 主産地形成を目指します。 ▼酪農振興対策事業、優良 基礎牛保留対策事業は、優 良肉用牛の地域内一貫生産 を促進するもので、その効 果が徐々に出始めているこ とから、さらに進めます。 ▼原発事故による風評被害 対策として実施している牧 草地の更新事業は、 年度 が最終年度となりますの で、希望する畜産農家へ補 助を行います。 ▼林業振興は、町有林主伐 後の低コスト造林に率先し て取り組み、コンテナ苗を 利用した低コスト造林の普 及を進めるとともに、個人 住宅に対する薪ストーブ等 導入の補助を継続し、3ヵ 所の公共施設のチップボイ ラーとあわせ、木材利用の 促進、エネルギーの地域内 循環に努めます。 ▼木質バイオマス発電所の 本稼働で燃料となる木材 が大量に利用されることか ら、安定供給が図られるよ う調整・協議を進めます。 ▼新規起業・産業起こしは、 実践支援員や食品加工アド バイザーと連携して「いち のへトマトのレモン煮ジュ レ」を商品化しました。新 生涯学習の推進 校全校でトイレの洋式化を 実施し、一戸中学校の公共 下水道接続や、老朽化した 設備などの改修・更新を行 います。 ▼学校統合は、鳥越小学校 が平成 年4月に統合を予 定し、諸課題の調整を行い ます。 ▼開かれた学校実現のた め、各校の教育活動を公開 する学校参観日「みんなで 学校へ行こう」や「学校だ より」の回覧を継続します。 28 ▼公民館を中心に「一戸町 民セミナー」や「そよかぜ 学級」などにより町民が学 ぶ楽しさ、交流する喜びな どを体感できるよう生涯学 習を推進します。 ▼子どもたちの育成は、学 校・ 家 庭・ 地 域 の 連 携 が 不可欠であることから、教 育振興運動の更なる取り組 み、PTAと連携した家庭 教育学級の実施など、支援 体制づくりを進めます。 ▼子どもたちが安心安全に 過ごせる場所として「放課 商品開発を推進し、新規起 業者や製造者が事業拡大を 目指せるよう注力します。 26 後子ども教室」を充実させ ます。 ▼特産品の振興は、開店7 年目を迎えた横浜市のア ンテナショップナチュラル エッセイを首都圏での市場 開 拓 の 拠 点 と し て、 町 の 特産品の素晴らしさを全国 に発信します。最近は認知 度が上がり、開設以来最高 だった 年度の売上げに並 び、 1 月 末 時 点 で の 対 前 年比売上げは約118%と なっています。 ▼ 年度には元町のシェフ が一戸で野菜収穫を体験し たことがきっかけで新しい 取 り 引 き が 成 立 し ま し た。 今後は、さらなる販路拡大 を目指し、輸送も新たな方 法を試しながら、首都圏へ の定期的な出荷に結びつく よう取り組みます。 ▼消費者行政は、相談体制 27 ▼学校支援地域本部事業 は、地域の人材による学校 活動の支援を行い、地域を あげて学校を支援するよう 取り組みます。 地域文化の振興 ▼御所野遺跡の世界文化遺 産登録は、構成資産を見直 し、従来の 遺跡から当面 は御所野遺跡を含む 遺跡 で登録を目指します。 ▼重要文化財旧朴舘家住宅 は、発掘調査や整備事業の 準備を進め、解体修理に備 えます。 ▼芸術文化活動は、文化団 体の活動支援を行い、文化 祭や各種展示会、岩手芸術 祭巡回美術展、コンサート など、多くの町民が芸術に 接する機会を提供します。 の充実、児童生徒や高齢者 への被害防止啓発活動に継 続的に取り組みます。 ▼商工業については、商工 会が行う中心市街地での各 種地域活性化の取組みを支 援し、商工業者の総合的な 振興と企業の経営や雇用へ の支援を継続し、町内事業 所の発展と人材確保につな げます。 ▼企業誘致に向けた取組み として 年度から県に町職 員を派遣して得られた情報 を活かします。 ▼木質バイオマス発電所は 雇用の拡大に期待し、熱資 源の活用による新たな地域 経済効果を上げます。新た な工場適地を検討し、これ まで以上に雇用吸収力を高 められるよう努めます。 ▼観光は、御所野遺跡を核 に誘客を図りながら、町内 の観光資源を積極的にPR します。 年度は「希望郷 いわて国体・希望郷いわて 大会」により注目の高まる 年でもあり、交流人口の拡 大に向けた取組みと、町内 事業者に対しては商機とし ての意識付け・啓発をより 一層強化します。また、道 の駅の設置に向け、具体的 な検討に入ります。 26 ▼総合運動公園などの体育 施設の活用により誰もが生 涯にわたりスポーツを体験 できる機会を充実させると と も に、 健 康 づ く り 教 室、 各種スポーツ大会などを実 施します。 ▼希望郷いわて国体・大会 が今年開催されます。なぎ なた競技会では、全国から 関係者延べ約4300人が 来町する見込みです。運営 ボランティアや選手の応援 など、町民一人ひとりが何 ら か の 形 で 国 体 に 携 わ り、 町民一丸となった大会運営 を図ります。全国から訪れ る方々に対し、一戸町の魅 力を伝えることができる最 大の機会と考え、御所野遺 跡への観光シャトルバスの 運行や、観光物産などの情 報発信にも努めます。ター ゲット・バードゴルフ競技 会、ペタンク競技会でもで きる限りのおもてなしによ り、関係者をお迎えします。 スポーツの振興 ▼図書館は、一人あたりの 貸出し数は高く、読書活動 の中心として定着していま す。蔵書の充実、企画展示 や講座などを引き続き展開 します。 28 現在 24 地区が活用する多面的機能支払交付 金制度。地域で農地の維持保全を行います ▼中山間地域直接支払交付 金や多面的機能支払交付金 は、 集 落 ぐ る み で の 農 地 維 持・ 保 全 管 理 が 円 滑 に 行 えるよう制度周知に努めま す。 ま た、 地 域 の 中 心 と なる経営体などに農地の集 積・ 集 約 化 を進め、農業生 産コストが低減できるよう 支援します。 15 ▼畜産振興は、国産和牛の 不 足 に よ り 価 格 が 高 騰 し、 平成 年の奥中山営農経済 センター管内での販売実績 は対前年比で %以上増加 し ま し た。 短 角 牛 や ホ ル ス タイン種も同様で、酪農も 年度に乳代の値上げがあ り総じて好調でした。今年 度も引き続き支援します。 ▼ 草地畜産基盤整備事業は、 高森と宇別の公共牧場を含 め 9 戸 の 参 加 農 家 で、 飼 養 規模の拡大と生産性の向上 による足腰の強い経営の確 27 16 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 17 ます 。 ▼ 新 規 就 農 者 の 育 成 は、 株 式会社一戸夢ファームの運 営 に 対 す る 支 援、 研 修 生 の 確 保 に 努 め る と と も に、 国 や町の事業で新規就農者の 経営が軌道に乗るよう支援 しま す 。 ▼振興作物であるレタスや ト マ ト、 葉 た ば こ な ど に つ い て は、 担 い 手 農 家 の 生 産 拡大と農業経営の安定化を 図り ま す 。 ▼県営畑地帯総合整備事業 は、 東 奥 中 山 地 区 の 追 加 実 施 地 区 の 工 事、 奥 中 山 中 央地区事業を進めるととも に、 農 業 用 水 を 活 用 し た 農 業振 興 を 図 り ま す 。 ▼ 水 田 農 業 は、 主 食 用 米 の 価格低迷が懸念されること か ら、 飼 料 用 米 へ の 転 換 を 進 め、 高 収 益 で 当 町 の 気 象 条件にも適したりんどうや デントコーンなどへの転換 を進 め ま す 。 ▼鳥海地区ほ場整備事業 は、これまでに長沢田地区、 中 里 地 区、 月 舘 地 区 を 整 備 し、 面 積 ベ ー ス で の 進 捗 率 は 約 % で す。 小 滝 地 区、 月 舘 地 区 の 整 備 と あ わ せ、 集 落 営 農 を 促 進 し、 作 業 の 受委託や効率化を図るため の支 援 を 行 い ま す 。 27 実践支援員などが連携して開発した「いち のへトマトのレモン煮ジュレ」 放課後子ども教室では日常の活動に加え、さ まざまな体験教室を行っています 27 ちのために学級補助員を配 置 し、 一 貫 し た 支 援 が で き る よ う、 就 学 支 援 フ ァ イ ル の活用を推進します。 ▼いじめ問題は、昨年 月 にいじめ対策連絡協議会を 設 置 し、 未 然 防 止 や 早 期 発 見 に 努 め て い ま す。 ア ン ケートや調査を実施し迅速 で適切な対応を図ります。 ▼スクールカウンセラーを 各中学校に配置し、学校不 適応児童生徒などの相談な どを続けます。またスクー ルソーシャルワーカーによ る支援や調査を行い、心豊 かで安全に楽しく学習でき るよう努めます。 ▼運動面では平成 年度の 体力テストで8割以上の児 童生徒が標準以上の結果と なりましたが、肥満傾向の 出現率は全国より多く、運 動時間の拡大や習慣化につ いて支援します。 ▼学校給食は、安全で魅力 あ る 食 事 を 提 供 し、 栄 養、 食 の 安 全、食文化、食事の マナーなどに理解を深めら れるよう努めます。 ▼学校施設の整備は、中学 16 学校 教 育 の 充 実 ▼学校教育は、確かな学力、 豊 か な 心、 健 や か な 体 を 育 み、 社 会 の 変 化 に 対 応 で き る、 強 く た く ま し い 児 童 ・ 生徒 の 育 成 に 努 め ま す 。 ▼就学前教育は「一の教育」 として人間形成の基礎を培 い、小・中学校教育は知、徳、 体のバランスのとれた人間 の育 成 を 目 指 し ま す 。 ▼目標達成型の学校経営の た め 学 び フ ェ ス ト( 学 校 マ ニ フ ェ ス ト ) を 継 続 し、 学 力向上支援員とジョイント ティーチャー(学習補助員) で学 力 の 育 成 を 図 り ま す 。 ▼土曜学習は中学生の希望 者を 対 象 に 継 続 し ま す 。 ▼英語は小中学校で3人の ALTがコミュニケーショ ン能 力 の 基 礎 を 培 い ま す 。 ▼いちのへ御所野縄文学事 業 推 進 委 員 会 を 設 置 し、 縄 文文化から自らの生き方を 考 え、 ふ る さ と い ち の へ を 誇りに思う子どもの育成を 図り ま す 。 ▼ 特 別 支 援 教 育 は、 特 別 に 支援を必要とする子どもた 18 29 29 教育委員長施政方針 2016 年のまちづくり(町長・教育委員長施政方針) 統合型GIS更新事業(新規) 2,369 万円 費目 業務に使用する統合型GIS(地理情報システ ム)の更新に伴い機能を強化するもの 総務費 5 億 2,800 万円 障がい者の負担軽減を図るもの 学童クラブ改修・増築事業(新規) 1,449 万円 しゅつえんきん 一戸南学童クラブの改修、奥中山学童クラブの 増築を行うもの 民生費 600 万円 返すことを前提としない出資 衛生費 新卒者ふるさと雇用支援事業補助金 760 万円 町内新卒者を雇用した町内企業に行う補助 労働費 東日本大震災農業生産対策交付金(新規) 農産漁村地域整備交付金(新規) 7,871 万円 粗飼料生産力回復の取り組みを支援するもの 1 億 2,220 万円 草地畜産基盤を整備するもの 畜産競争力強化対策整備事業費補助金 (新規) 農林費 畜産生産基盤の確保、国際競争力強化のため 1 億 7,207 万円 の施設整備に補助するもの アンテナショップ管理運営委託費 2,060 万円 横浜市元町のアンテナショップの運営委託 観光情報等発信委託費 1,929 万円 ラジオによる情報発信と観光促進を行うもの 900 万円 町内会などが街灯を整備する場合の補助 空家の有効活用、除去のための実態調査を行 820 万円 うもの 空家調査事業(新規) 子育て支援住宅新築事業(新規) 1 億 3,072 万円 一戸地区、奥中山地区に子育て支援住宅を新 築するもの 450 万円 町商工会商品券を購入するもの 小型動力ポンプ・小型動力ポンプ積載車購入費 2,060 万円 6 ヵ所にポンプ、積載車を購入するもの 一戸中学校下水道接続事業(新規) 1,674 万円 一戸中学校を公共下水道に接続するもの 自治公民館整備事業費補助金(新規) いわて国体一戸町実行委員会補助金 100 万円 自治公民館の改修などに対し補助するもの 教育費 対前年度 74 億 0,000 万円 3 億 1,300 万円 4.2% 21 億 7,980 万円 21 億 6,837 万円 1,143 万円 0.5% 891 万円 901 万円 ▲ 10 万円 ▲ 1.2% 廃止 858 万円 ▲ 858 万円 皆減 9,247 万円 9,492 万円 ▲ 245 万円 ▲ 2.6% 3 億 1,677 万円 3 億 7,191 万円 ▲ 5,514 万円 ▲ 14.8% 4,469 万円 4,737 万円 ▲ 268 万円 ▲ 5.7% 後期高齢者医療 1 億 3,984 万円 1 億 4,532 万円 ▲ 548 万円 ▲ 3.8% 水道事業会計(支出) 5 億 6,334 万円 5 億 5,426 万円 908 万円 1.6% 110 億 5,882 万円 107 億 9,974 万円 2 億 5,908 万円 2.4% 土地取得 特 工業団地事業 別 農業集落排水事業 会 下水道事業 計 個別生活排水処理事業 合計 2016 年 4 月号 12 その他 1 億 6,601 万円 (2.2%) 85024 200858 64759 92560 11803 19542 85024 92242 その他 3,559 万円( 0.5%) 200858 31669 公債費 64759 8 億 5,346 万円 (11.1%) 83938 92560 85346 教育費 19542 8 億 3,938 万円(10.9%) 3559 92242 31669 83938 消防費 85346 3 億 1,669 万円(4.1%) 3559 歳出 議会費 1 億 1,803 万円(1.5%) 総務費 8 億 5,024 万円(11.0%) 商工費 1 億 9,542 万円(2.5%) 農林費 9 億 2,560 万円(12.0%) 民生費 20 億 858 万円(26.0%) 衛生費 6 億 4,759 万円(8.4%) 28 26 11 土木費 9 億 2,242 万円 (12.0%) 19 者福祉、高齢者福祉、児童 福祉などに関するお金)が %と最も多く、次いで農 林費(農林畜産などに関す るお金)と土木費(道路や 橋梁、住宅の整備などに関 するお金)がそれぞれ %、 公 債 費( 借 金 の 返 済 ) が ・1%と続いています。 77 億 1,300 万円 国民健康保険事業 19 27 年度予算額 71.7% 諸収入 2 億 2,670 万円 (2.9% ) の構成比は、民 生 費( 障 が い 一般会計 28 年度予算額 28.3% 繰入金 2 億 8,364 万円(3.7%) 37 地方交付税 11803 28 億 7,500 万円 (37.3%) 6,464 万円 いわて国体の開催にかかる経費 ◎会計一覧 会計名 町税 15 億 510 万円 (19.5% ) 町税は前年度から446万 円の増加を見込んでいま す。歳入に占める自主財源 比率は ・3%と前年度か ら 2・4 ポ イ ン ト 減 少 し ま した。 300 万円 和式トイレを洋式トイレに改修するもの 歳入 歳出 中学校洋式トイレ整備事業(新規) 消防費 ◎一般会計予算の内訳 150510 その他 3 億 7,730 万円(4.8%) 28364 国庫支出金 22670 6 億 4,574 万円(8.4%) 16601 287500 150510 町債 98241 28364 6 億 5,110 万円(8.5%) 65110 22670 64574 16601 37730 287500 98241 65110 64574 県支出金 9 億 8,241 万円(12.7%) 37730 財源 主 自 消防団員配付用商品券購入費(新規) 土木費 依 存財源 1,500 万円 笹目子橋を撤去するもの 笹目子橋撤去事業(新規) 歳入と歳出の構成比 2 億 6,544 万円 町道の改良、補修などを行うもの を構成比順に 見 る と、 地 方 交付税が ・3%で最も 多 く、 次 い で 町 税 が ・ 5%、県支出金が ・7%、 町 債 が 8・5 % と な っ て い ます。 町道整備事業 28 歳入 街灯整備事業補助金(新規) 商工費 1億5364万円取り崩し ます。 歳 出 は 、農業振興・畜産 振 興 事 業 や、 道 路 の 整 備、 子 育 て 支 援 住 宅 新 築 事 業、 いわて国体関連事業など に多額の事業費を投入し ます。 町財政の健全化の観点か ら み る と、 町 の 借 金 残 高 は 年々減少し、また貯金であ る財政調整基金は増加して いることから財政運営の健 全化が進んでいます。 し か し な が ら、 町 の 財 政運営は国からの地方交 付税に大きく影響される こ と か ら、 国 の 財 政 状 況 が さ ら に 悪 化 す れ ば、 町 財政にも影響が出る可能 性があります。 今後も国の財政運営に注 視 し つ つ、 町 で は 健 全 な 財 政運営を続けていきます。 小鳥谷診療所出捐金(新規) 77 年度の予算 障害者自立支援給付費 内容 28 平成 金額 28 年度予算の概要 事業名 年度一般会計の当初予 算は 億1300万円とな り、 昨 年 度 と 比 較 し て 4 ・ 2% 多 く な っ て い ま す 。 歳 入 に つ い て 、町 の 自 主 財源である町税は前年度 と 比 較 し て お よ そ 0・3 % 増 加 す る 見 込 み で す。 こ れ は 主 に 個 人・ 法 人 町 民 税所得割分の増収見込み と、 軽 自 動 車 税 増 税 に よ るものです。 依存財源の多くを占める 地 方 交 付 税 に つ い て は、 主 に国勢調査の結果により算 定の基礎数値となる人口が 減 少 す る こ と に 伴 い、 前 年 度と比較して1億円減少す る見 込 み で す 。 ま た、 歳 出 の 増 に 対 応 す る た め、 財 政 調 整 基 金( 町 の 貯 金 ) を お よ そ ◎ 28 年度の主な事業 稲葉町長と春日川教育委員長の施政方針を具 体 的 に 実 行 す る た め、 町 で は、 次 の と お り 予 算 を編成しました。 2016 年のまちづくり(予算) 12 広報い ちのへ 18 ~ Topics & News ~ ■このコーナーでは地域の話題をご紹介します。 くらしに役立つ情報やイベント情報もお知らせします。 皆さんの地域や職場の話題など 広報担当☎ 33-2111(内線 213)までお気軽にご連絡ください。 町 れまでの研究の成果を披露 協 こ まちの話題とお知らせ Topics/ 話題 Topics/ 話題 御所野遺跡調査成果発表会 働で作り上げる元気な未来 Topics/ 話題 勢発展への貢献に叙勲 御所野遺跡調査成果発表会「ここま でわかった御所野遺跡―世界遺産登 録に向けて」が 2 月 28 日、コミュニ ティセンターで開催されました。 平成元年から調査を継続してきた 御所野遺跡。今回はこれまでの調査で 新たに明らかになったことについて、 博物館職員や専門家などが、来場者約 200 人に対して説明しました。 一戸南小学校の発表「縄文人の知恵 稲葉町長から駒木氏(左)に叙勲を伝達し、意見交換を行いました 取り組んだ縄文人の植物の利用方法 わたしたちの元気な(楽しい)まちづくり事業等報告 駒木達雄さん(姉帯馬場、元町議会議員)に2月1 会・研修会が 2 月 20 日、コミュニティセンターで開催 日、内閣府から旭日単光章(地方自治功労)が贈られ されました。 ました。 これは町内会などが町の補助を活用した取り組みの発 駒木さんは平成 5 年 12 月に議員に当選され、平成 表と研修を行うもので、 今年は浄門の里づくり協議会 (二 17 年までの 3 期 12 年にわたり、町議会議員として、 戸市)の佐藤和夫事務局長が「自分たちの住む村は自分 教育、保健福祉、産業振興、行財政改革など、多方面 たちの手づくり」 と題して講演。参加者は未来を見据え、 にわたって住民生活の向上と町勢の発展に貢献されま 手づくりで行う活動に興味深げに聞き入りました。 した。 や土屋根住居の調査から見えた縄文 1 人の知恵について、これまで取り組ん できた調査の報告が行われました。 また、遺跡の調査結果や世界遺産登 録に向けての活動を写真とともにま とめたパネルも会場内に展示されま 音 した。 2 色で表す感謝の気持ち 3 1一戸南小学校が御所野縄 文公園の周りに生える木の 種類と利用方法などについ て研究成果を披露 2岡村 道雄氏が縄文人の珪化木の 利用について説明 3御所 野発掘友の会がドングリな どから作ったおやつを販売 Topics/ 話題 Topics/ 話題 善意の寄付にお礼 たに奥中山高原ブランドに 3 品 そ 約 60 人が参加し、事例を熱心に聞いていました 新 を探ろう」では、6 年生が総合学習で Topics/ 話題 ば作りで親睦を深める 一戸小学校、一戸中学校、奥中山中 学校の児童・生徒は 3 月 1 日、㈱アキ ヤマを訪問しました。 町は平成 25 年に㈱アキヤマから教 育振興目的で 200 万円の寄付を受け、 その資金を基に上記3校が金管楽器や 打楽器など 18 点を購入しました。今 回は子どもたちが直接そのお礼を述べ る目的で訪問したものです。 一戸小学校金管バンドの紺野智瑚部 長、田口歩佳副部長、一戸中学校吹奏 実際に商品を手に取って試食などを行い、審査しました 親睦を深めながらそば作りを行いました 楽部の金子ののか部長、奥中山中学校 奥中山高原ブランド認定審査会が 2 月 23 日、町民 元諏訪野、諏訪野、駅前 3 町内会の8回目の婦人 吹奏楽部の千葉沙織部長、各校の校長 文化センターで開催されました。 の集いが 2 月 13 日、町民文化センターで開催され 新たに 3 品(雑穀ざんまい、アマランサスポン、い ました。 ちのへトマトのレモン煮ジュレ)の商品説明と試食が 同地区民を中心に 29 人が参加し、手打ちそば作 行われ、稲葉暉町長を始め 5 人の審査員により審査 りに挑戦しました。講師は小野寺忠一さん (元諏訪野) が行われ、新たに認定されました。 で、気候に合わせた水加減、こね方、切り方、茹で また、6 品の継続審査が行われ、奥中山高原ブラン 方など、楽しいお話を聞きながら体験しました。打 ドは合わせて 41 品となりました。 ちたてのそばは、親睦を深めながら完食しました。 1 など 10 人が訪れ、秋山照明代表取締 役に感謝の言葉を述べました。 子どもたちは「新しい楽器を買って いただいて音が出やすくなり、うれし いです」などと話しながら、新しい楽 器の音色を披露しました。 21 2016 年 4 月号 2 3 1秋山代表取締役にお礼の 言葉を述べる金子部長 2 一戸小学校の紺野部長、田 口副部長が新品の楽器の音 色 を 披 露 し た 3 平 成 25 年には教育振興と国体のた めにそれぞれ寄付を頂きま した(平成 25 年 11 月撮影) 広報い ちのへ 20 ~ Topics & News ~ Topics/ 話題 Information/ お知らせ 一戸町コミュニティセンター イコオショッピングセンター 2016 年 4 月号 楽で捧ぐ鎮魂の祈り 表彰状を受け取る小寺さん 高屋敷神楽を披露し、交流を深めました 「二戸地域健康川柳」表彰式(二戸保健所など主催) 高屋敷町内会(愛木稔会長)と高屋敷神楽保存会(大 が 3 月 10 日、二戸地区合同庁舎(二戸市)で行われ 木勇司会長)の 23 人は 2 月 28 日、大船渡市を慰問 ました。 しました。 これは川柳で減塩や健康について考えようという目 加茂神社(大船渡市)で、神楽の師匠や仲間が亡く 的で行われたもので、管内から 45 作品の応募があり なった時に墓前に捧げる舞「墓獅子」を披露して東日 ました。当町からは下記の 2 作品が入賞しました。 本大震災の犠牲者に鎮魂の祈りを捧げ、その後、仮設 最優秀賞 小寺三枝子さん『減塩で 岩手の人は NO卒中』 住宅の住民たちと交流を深めました。同町内会は昨年 優秀賞 柴田明広さん『塩分は 生かすも殺すも さじかげん』 の釜石市に続き、2 年目の慰問となりました。 ノ ー 食 炬火トーチを持って1km を 10 分から 15 分で走 ることができる人。応募多数の場合は抽選で決定。 ■コース ※詳しくは下図をご覧ください。 第 1 走者 御所野縄文公園~一戸中学校(955m) 第 2 走者 一戸中学校~コミュニティセンター(905m) 第 3 走者 コミュニティセンター~一戸町役場(1670m) ■申込方法 4 月 22 日㈮まで生涯学習課に氏名、年齢、住所、 電話番号、希望する役割を電話、FAX または郵送 でお申込みください。 ※天候の状況により中止する場合があります。 問生涯学習課 ☎ 33-2111 内線 513 FAX 32-2001 あて先 〒 028-5311 一戸町高善寺字大川鉢 24-9 一戸町教育委員会生涯学習課 ●縄文まつり~縄文の火ー感動・感謝~ 採火式に合わせ、縄文まつりを同時開催します。う ららかな春の御所野に遊びに来ませんか。 ■日時 5 月 3 日㈫ 10:00 ~ 15:00 ■場所 御所野縄文公園 ■内容 ・炬火採火式 ・縄文体験(10:00 ~ 15:00) 会場では火おこし体験、弓 矢体験、縄ない体験ができる ほか、紙芝居も上演します(無 料)。 博物館内では通常の縄文体 験(いつでもメニュー)がで きます(有料)。 ・飲食店、フリーマーケットの 出店 ・郷土芸能公演(11:15 ~ 15:00(予定)) 町内外の郷土芸能団体が出 演します。お楽しみに! 問御所野縄文博物館 ☎ 32-2652 研 ●希望郷いわて国体一戸町の炬火の名前が決定 炬火とは、オリンピックの聖火に あたるものです。 町では、昨年 12 月から今年 1 月に かけて炬火名の募集を行ったところ、 19 点の応募がありました。 選考を行った結果、柴田三男さん (鳥越)の作品「御所野から 感動・感謝・縄文の火」 に決定しました。 その由来は「いわて国体・大会に、御所野遺跡の世 界遺産登録を目前にした一戸町民の熱い思いと、岩手 県民が世界・全国から受けた数々の支援に感謝の意を 込めて発信しよう」というものです。 皆さま、たくさんのご応募ありがとうございました。 ●一戸町炬火採火式を開催 採火式では国体の総合開会式を彩る炬火の火種をお こす「火おこし体験」と、炬火を競技会場まで運ぶ「炬 火リレー」を行います。 また、 わんこきょうだい「こくっち」との記念撮影や、 いちのへサンビレッヂクラブの皆さんによる「わんこ ダンス」も披露されます。 ■日時 5 月 3 日㈫ 火おこし体験 10:00 ~ 11:00 炬火リレー ~ 12:00 ■場所 御所野縄文公園 【火おこし体験の参加者募集】 ■募集人数 親子先着 10 組 ■申込方法 5 月 2 日㈪までに御所野縄文博物館(☎ 32-2652) にお申込みください。 【炬火リレーの参加者募集】 ■募集人数 ①炬火トーチ保持者 3人 希望郷いわて国体一戸町炬火リレー コース図 ②炬火リレー横断幕保持者 6人 第1走者:御所野縄文公園~一戸中学校 L=955mm 第2走者:一戸中学校~一戸町コミュニティセンター L=905m ③伴走者 6人 第3走者:一戸町コミュニティセンター~一戸町町民文化センター L=1,670m コース延長L=3,530m ※町内に在住または勤務している人で、約 1.3Kg の 23 Topics/ 話題 柳で健康への意識を高める わて国体炬火採火式を開催 御所野縄文公園 神 川 い まちの話題とお知らせ ■このコーナーでは地域の話題をご紹介します。 くらしに役立つ情報やイベント情報もお知らせします。 皆さんの地域や職場の話題など 広報担当☎ 33-2111(内線 213)までお気軽にご連絡ください。 Topics/ 話題 Topics/ 話題 修を終え、農業の担い手に の面から地域の健康を作る 卒業生の稲葉さんが感謝と決意の言葉を述べました グループごとに活動を振り返り、手帳に記入しました 平成 27 年度㈱一戸夢ファーム研修生修了発表会が 町食生活改善推進協議会(小寺三枝子会長)は 3 3 月 24 日、お達者かぁーんで開催されました。 月 22 日、総合保健福祉センターで研修会を行いま 一戸夢ファームは町内で就農する人材育成のため、 した。 2 年間で農業技術・経営を学ぶ場として平成 25 年度 同協議会の委員など約 50 人が参加。年度末とい に設立された研修機関です。2 年間の研修を終えた稲 うことで、 今年度の活動の振り返りを行う「活動手帳」 葉拓也さん(25 歳)が、トマトの売価が高くなる秋 の集計や、2 月に今年初めて開催した「いちのへ “ 人 に収量を上げる方法などについて発表。その後、高橋 と食をむすぶ ” 食育フェスタ」の反省会などが行わ 寿一指導部長から卒業証書が手渡されました。 れ、今年度の成果と来年度の課題を共有しました。 広報い ちのへ 22 30 町の文芸 短 歌 た ん す 二月短歌・俳句会 一戸町文化協会短歌・俳句部会 会場 小鳥谷地区公民館 長老の読みし書籍を賜りし 歴史の風にしばし触れおり 岩渕 良子 ハーモニカ母の箪笥の隅に有り 錆れど吹けば音色のやさし 馬林 京子 ゲレンデの人らの中を大胆に すべり寄る者娘と知れり 初森 テル この冬も母のた好おみしやぶ椿 粉雪の中手折りて生けむ 大矢 トモ 姉妹にて冬のひと日たを映画観る 育ちし頃の思ひ顕ちくる 東山 智子 若き衆白き裸を焦がすごと 火柱天にサイトギの神 柴田 サヨ子 おとな 海外の研修終へし十七歳 眼の奥の秘めし輝き 仁昌寺 洋子 おうな 訪えば薪ストーブの置かれたる 部屋は木の香に満たされており 遠藤 道子 けいちつ 俳 句 啓蟄の意味を問ひたる媼あり 馬場 洋子 おうな 難聴の媼着ぶくれ駄菓子売る 柴田 サヨ子 淡雪や生存証明書類書く 中舘 木実 われのみに在るごとオリオン冴へ返る 東山 智子 和紙を透く照明ほのか冬座敷 柴田 のぞみ めしょうがつ 干し柿を作りし友の笑顔かな 遠藤 道子 句読点などない電話女正月 岩渕 良子 にがつじん 退院を告ぐる夫や寒明くる 仁昌寺 洋子 連山の墨絵めく村二月尽 高木 満里 4月のテーマ 色画用紙とクレヨンで (一戸幼稚園の3歳児 ) 雪だるまを作ろう 24 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 25 ※背景の模様は、柴田外男 広報編集委員(中山大塚)がデザインしました。 すがわら かなえちゃん 色画用紙を切って 雪だるまの形を作り、 クレヨンで顔などを 描きます。絵の具で 雪を描くと、でき上 がり! こまつ ほのかちゃん らいでん れいりちゃん かまいし はるとくん 活動は毎週月曜日、13:00 ~ 15:00 に町武 道場「士道館」で行います(毎週木曜日は自主 練習) 。どなたでも参加できます。一緒に活動 しませんか? 私たちは町技であるなぎなたに親しみ、健康 維持を第一目標として和気あいあいと活動して います。メンバーは、男性も含め7人でリズム なぎなたなどにも取り組んでいます。 も 細 か い 作 業 が 得 意 と か、 そ れ ぞ れ で き る こ と が あ り ま す。 そ れ を 見 つ け て 作 業 に 活 か し て、 がんばってもらっています」 ほかにも中学生の農業体験を 受 け 入 れ た り、 近 隣 の 畜 産 農 家 から堆肥を受け入れて土壌改良 を 行 っ た り と、 地 域 と 強 く 連 携 して耕作に取り組む。 元は葉タバコ生産に励んでい た も の の、 減 反 政 策 に よ り 気 候 に合うトウモロコシの栽培に転 換 し た。 設 備 や 機 械 は 葉 タ バ コ 用 の も の を 有 効 活 用 し、 今 で は 「坂松農園奥いちきみ」としてブ ラ ン ド 化 し、 イ ン タ ー ネ ッ ト な どで積極的に売り込む。 「いずれ、子どもたちが地元に 戻ってきたときでも受け入れら れ る よ う に、 経 営 を 安 定 さ せ た いです」と決意する。 上手に できたよ ◎市原和子先生から話をお聞きしました。 地域の農業振興に尽力し、農業農村指導士に 10 ■なぎなた「シルバー教室」 問生涯学習課 ☎ 33-2111 内線 512 町のいいモノ(特産品など)を作る 人たちに、仕事に対する考え方などを 伺うコーナーです。さまざまな現場か らの声をお届けします。 ▲演技競技などを稽古します ■坂松百合子さんについて 夫の一夫さんや地域内の福祉施設の利用者 などとともにトウモロコシや花苗などの耕作 に励む。トウモロコシは坂松農園奥いちきみ (=方言でトウモロコシ)としてブランド化。 持ち前の明るさで着実に顧客を増やしている。 下は奥いちきみのチラシと農業農村指導士 の認定証書。 2 月 3 日、 地 域 の 農 業 振 興 に 意欲的に取り組む優れた農業者 として「岩手県農業農村指導士」 に認定された坂松百合子さん。 ト ウ モ ロ コ シ や 水 稲、 約 200種類の花苗の育成などを 夫 婦 2 人 3 脚 で 年 続 け る。 そ の 畑 の 多 く は、 知 人 が 事 情 に よ り耕作しなくなった耕作放棄地 を借りたもの。 「実りあふれる美しい農村風 景をできる限り無くしたくな か っ た ん で す 」 と、 自 ら の 耕 作 面 積 を 拡 大 す る こ と で、 耕 作 放 棄地を減らしてきた。 約 ㌶ の ト ウ モ ロ コ シ 畑 は、 時には帰省した家族たちの力も 借 り て 収 穫 し て い る。 年 ほ ど 前から地域内の福祉施設の利用 者3人を雇用している。 「たとえ障がいを持っていて 坂松 百合子 さん 10 坂松農園 元気に活動中。一緒に活動しませんか? いちのへ い いモノ い い仕事(第 25 回) たよりのページ(各種たより) 図書館だより 問町立図書館 ☎ 31-1400 Books 4 月の展示・行事案内 図書館の利用者カードはお持ちですか? 本やDVDなどを借りる際には「利用者カード」 が必要です。必ず本人のカードをお使いください。 また、住所変更などがございましたら、図書館カ ウンターまでお知らせください。 皆さまのご利用をお待ちしています。 ○休館日 4 月 11 日㈪、 18 日㈪、 25 日㈪、 5 月 2 日㈪、 6 日㈮、9 日㈪、16 日㈪、23 日㈪、30 日㈪ 27 問一戸分署 ☎ 33-3119 水環境課だより 問水環境課 ☎ 33-2111 内線 226 Living 地域でのごみ拾いを支援します ○図書館展示コーナー ▶展示コーナー 「再生可能エネルギー」 ▶こどもの本の特集 「英語」 ○行事案内 ▶とことこおはなし会 4 月 15 日㈮ 10:45 ~ テーマ: 「あいさつ」 場所:地域子育て支援センターのびのび 対象:0 歳~ 3 歳児 ▶としょかん映画会 4 月 23 日㈯ 11:00 ~ 『王さまめいたんてい』 25 分 場所:コミュニティセンター 視聴覚室 対象:幼児~小学生 消防署だより たよりのページ(健康情報) Life 春になると雪解けの跡からポイ捨てされたごみが出 てくることがあります。ごみは自然に還らないものがほ とんどです。放置しておけば、 環境に悪いだけではなく、 町の景観も損なわれます。ポイ捨ては絶対にやめましょ う。 また、 道端に落ちているごみを見かけたら、 一日一善、 ごみを拾うことを心がけてみませんか? 町内会や子ども会などの団体が地域行事でごみ拾い をする際には、ごみ袋を差し上げますので、上記までお 問い合わせください。 クマの出没にご注意 今年はクマの出没が多いことが予想されています。山 に入る際にはできるだけ単独行動は避け、鈴や笛・ラジ オなど音のするものを身に着け、野山に生ごみを捨てた り、野生生物に餌を与えたりしないでください。 クマを目撃した、農作物による被害があった場合に は、上記まで連絡をお願いします。 2 月の家庭ごみ 7.7 ㌧増! ( 前年同月比 ) ごみの処理費 133,632 円 の増 ※処理費用を 10kg あたり 174 円で試算しています。 交番だより 問一戸交番 ☎ 33-3059 Police 救急車の適正利用にご協力を! 春の全国交通安全運動 春の地域安全運動を展開中 救急車は、事故などによる大けがや急病などで、緊 急に病院で診察が必要な人のためのものです。 二戸広域消防管内では、5 台の救急車が 24 時間 365 日、 「救える命」を救うため、日々業務を行って います。 一戸分署では、平成 27 年の1年間で 525 件の救 急要請がありました。 救急要請の中には、 「病院に行く手段がない。 (定期的な通院) 」 「救急車で行けば早く診察してもらえる。 」 といった、緊急を要していない救急要請もあります。 緊急性のない救急要請が増えると、1 分 1 秒を争う 重症傷病者への対応が遅れ、命の危機を招く恐れがあ ります。 定期的な通院は、 かかりつけ医の診療 時間内に公共交通機 関などで行って受診 するなど「救急車の 適正利用」につい て、皆さまのご理解 とご協力をお願いし ます。 4月6日㈬から 15 日㈮までの 10 日間は、 「春の全 国交通安全運動」 「春の地域安全運動」実施期間です。 、 2016 年 4 月号 春の全国交通安全運動 ~しんごうが あおでもよくみる みぎひだり~ 《運動重点》 ○子どもと高齢者の事故防止 ○自転車の安全利用の推進 ○シートベルト、チャイルドシートの正しい着用の徹底 ○飲酒運転の根絶 春の地域安全運動 ~なくそう犯罪 ふやそう笑顔 みんな大好き岩手県~ 《運動重点》 ○特殊詐欺の被害防止…「ATMで返します」 、 「電 子マネーを買って支払え」は詐欺 ○鍵かけの励行…泥棒は手間のかからない「鍵を掛 けていない家」を狙います。玄関だけでなく窓や 勝手口、車や自転車など、少しの時間でも離れる ときは鍵を掛けましょう。 ○子どもと女性の安全確保…「下校時間帯に合わせ て通学路を散歩する」ことは、子どもの安全を守 るために大きな効果があります。 総合保健福祉センターだより 問総合保健福祉センター ☎ 32-3700 健診受けて、心も安心、体も安心 健康診断(特定健診)を受けましょう 町の特定健診(35 ~ 39 歳、40 ~ 74 歳の国保の方、75 歳以上の 後期高齢者対象)は、国から義務 付けられた健診です。皆さまの健 康維持のため、必ず健康診断を受 けましょう。 なお、特定健診受診時には、他 の検診も併せて行います。肺がん 検診(40 歳以上) 、肝炎ウィルス 検診(40 歳) 、大腸がん検診(35 歳以上) 、前立腺がん検診(50 歳 以上の男性) 、骨粗しょう症予防 検 診(40、45、50、55、60、 65、70 歳の女性) 各種検診を受けて健康管理に努 め、今年1年元気に生活しましょう。 特定健診でメタボ発見 食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、 たばこなど体に悪いと思ってい て も「 お い し い も の を 食 べ た ~ い」「楽をした~い」など、誘惑 に 打 ち 勝 つ の は、 難 し い も の で す。 でも、長年のツケが体にたまっ てくるのは、これからです。さあ 「特定健診」を受けましょう。 特定健診は、メタボリックシン ドローム(内臓脂肪症候群)に注 目した健康診断です。特定健診で 体のチェックを行い、健康管理に 努めましょう。 ※メタボリックシンドローム 腹囲(男性 85 cm以上、女性 90 cm以上)で高血糖、高血圧、 脂質異常の2つ以上を伴った状 態。(1つを伴うと予備群) このままの状態を放置してお くと、心臓病、脳卒中、糖尿病お よびその合併症など、重い病気を 発生する危険があります。 運動公園だより Health ■ 保健カレンダー ・乳児・3 歳 6 カ月児健診 5 月 11 日㈬ 12:45 ~ 総合保健福祉センター ○特定健診を実施中 平成 28 年度の特定健診を 5 月 16 日まで行います。日程は広報 3 月号をご覧ください。 対象者は忘れずに受けましょう。 また、受診票がない方で健診を希 望する方は下記までお問い合わせ ください。 ○こころの悩み事相談 必要により専門医が相談に応じ ますのでお問い合わせください。 ○家庭訪問・栄養相談 助産師、保健師による妊婦・産婦・ 新生児の家庭訪問と、栄養士によ る栄養相談・家庭訪問を行ってい ます。 ※詳しくは、総合保健福祉センター ☎ 32-3700 まで 問一戸町総合運動公園 ☎ 33-4444 Sports 自転車に乗れない子、自転車が好きな子、あつまれ~! 自転車のり方教室 参加者募集 ■募集クラス ①脱 ! 補助輪クラス 補助輪を外した自転車に乗れ るようになるための教室 ②中上級者クラス 補助輪なしで特設コースを走行 しタイムなどを競って楽しむ教室 ■日時 4月 30 日㈯ 9:30 ~ 12:00 ■受付 9:00 ~ ■場所 総合運動公園 屋内ゲートボール場駐車場ほか ■対象者 年齢問わず自転車の持ち込みが可能な人 ■定員 各クラス先着 15 人 ■参加費 300 円(おやつ代、保険料含む) ■講師 片野 正喜氏 ■申込み 4 月 28 日㈭までに上記までお電話ください。 ※ただし、定員に達し次第締め切ります。 ■持ち物 自転車、飲み物、安全保護用具(ヘルメットや肘 膝当てなどお持ちの人は着用をお勧めします) ■その他 ・「脱 ! 補助輪クラス」には保護者同伴でご参加くだ さい。 ・雨天時は屋内ゲートボール場で行います。 広報い ちのへ 26 一戸町公共下水道全体計画を見直します 5 人槽 7 人槽 10 人槽 分担金 94,000 円 110,000 円 140,000 円 使用料(毎月) 4,970 円 5,400 円 6,050 円 ※計画見直しや浄化槽に関すること、不明な点は下記ま でご連絡ください。 問水環境課 ☎ 33-2111 内線 225、227、228 ※月々の返済額により、利子返済額が変わる場合があり ます。 ※本制度については、住宅リフォーム支援事業(地域 整備課内線 281、282)と併用ができます。 問水環境課 ☎ 33-2111 内線 228 長[ ま ち づ く り 課 長 補 佐 ] 、松 尾 暢▽副主幹兼出納係長[出納 係長] 【議会事務局】 田中 猛▽議会事務局長補佐、監 査委員事務局長補佐併任、農業 委員会事務局長補佐併任[議会 事務局長補佐、監査委員事務局 長補佐併任] 【教育委員会】 ○学校教育課 田中 光弘▽課長補佐兼総務係長 兼食育センター次長[学校教育 課長補佐兼総務係長] ○生涯学習課 、畑山 西村 美香▽主任[主事] 知恵▽主事兼学校教育課主事 [税務町民課主事] ○食育センター 東野 政美▽副主幹兼係長[産業 課副主幹兼畜産係長] ○一戸幼稚園 田山 久美子▽主任教諭[小鳥谷 保育所主任保育士] ○世界遺産登録推進室 菅野 紀子▽主任[主事] 【退職】 、江六前 柴田 一美[福祉部長] 義則[総務部付課長(二戸地区 広域行政事務組合派遣) ] 、新毛 紀夫[税務町民課長] 、長山 哲 也[地域整備課長] 、池田 稔[地 域整備課長補佐] 、上里 勤一[食 育センター次長] 、海外 哲雄[農 業委員会事務局長補佐] 、柴田 玲子[鳥海保育所長] 、東 いづ み[地域整備課技師] 16,500 円 合計 1,000,000 円 25,171 円 2 ~ 60 回目 利子返済額 返済額(元金) ○鳥越児童館 後藤 育子▽館長代理[一戸幼稚 園主任教諭] 【産業部】 野﨑 貞春▽産業部長兼産業課長 [産業課長] ○産業課 武田 昭彦▽課長補佐(農業振興 担当) [総務課財政係長] 、西舘 満 弥 ▽ 課 長 補 佐( 林 務・ 畜 産・ 農 村 整 備 担 当 ) 兼 林 務 係 長[ 農 業振興係長] 、宮守 努▽農業振興 係 長[ 主 任 ] 、磯嶋 邦彦▽畜産 係長[主任] 、小寺 学▽主事[総 務 課 付 主 事( 岩 手 県 派 遣 ) ] 、赤 [健康福祉課主事] 、 平 武毅▽主事 蛇沼 孝乃信▽主事補[新採用] 【建設部】 下谷 悦夫▽建設部長兼地域整備 課長[地域整備課主幹] ○地域整備課 、 向 井 修 二 ▽ 主 幹[ 課 長 補 佐 ] 清 川 誠 幸 ▽ 課 長 補 佐[ 産 業 課 長補佐(農業振興担当) ] 、東澤 信幸▽都市計画街路係長[都市 計画街路係長兼建築住宅係長] 、 清水 栄二▽建築住宅係長[総務 課付主査(大槌町派遣) ] 、柴田 敏彦▽国土調査係長[主任] ○水環境課 田頭 博文▽課長[小鳥谷支所長 兼姉帯支所長、小鳥谷地区公民 館長併任] 、田村 肇▽主任[主 事] 、菅原 将▽主事[総務課主 事] 、 馬林 文弥▽主事補[新採用] 【会計課】 平野 克己▽会計管理者兼会計課 水洗化工事を補助(融資あっせん・利子補給)します 鳥谷支所次長兼姉帯支所次長 兼奥中山支所次長[課税係長] 、 山火 清明▽課税係長[水環境課 主任] 、田中 泰士▽主任[総務 課主任、選挙管理委員会事務局 書記併任] 、桂川 奈緒子▽主事 [生涯学習課主事兼学校教育課 主事] 、柴田 秀昭▽主事補[新 採用] ○小鳥谷支所、姉帯支所、小鳥 谷地区公民館 間下 日出夫▽支所長、館長併任 [税務町民課長補佐兼小鳥谷支 所次長兼姉帯支所次長兼奥中山 支所次長] 【福祉部】 片野 修▽福祉部長兼健康福祉課 長兼健康相談室長兼総合保健福 祉センター所長[建設部長兼水 環境課長] ○健康福祉課 柴田 忠幸▽課長補佐(児童担当) 兼鳥越児童館長[課長補佐(児 童担当) ] 、滝澤 福子▽副主幹兼 、柴 副保健師長 [副保健師長] 田 雄樹▽主事補[新採用] ○地域包括支援センター 地切 るり子▽副主幹兼主任保健 師[主任保健師] ○鳥海保育所 下村 孝子▽所長兼一戸学童クラ ブ所長兼一戸南学童クラブ所長 兼病児保育室長[奥中山保育所 長兼奥中山学童クラブ所長] ○奥中山保育所 坂ノ上 智佳子▽所長兼奥中山学 童クラブ所長[鳥越児童館長] 区分 新 採 用 職 員( 一 般 職 4 人 ) を紹介します。 一戸町のために働きますの で、よろしくお願いします。 22 歳 馬林 文弥 柴田 雄樹 28 歳 22 歳 蛇沼 孝乃信 25 歳 柴田 秀昭 28 広報い ちのへ 2016 年 4 月号 29 健康・介護 10:00 ~ 17:00 25 日㈪ ※毎日開設しています 時間 10:00 ~ 17:00 ○ 内 容 の 一 例 傾聴ボランティア 10:00 ~ 12:00 4 月 13 日㈬ おはなしランド 13:00 ~ 15:00 心の悩み 10:00 ~ 12:00 19 日㈫ 健康 13:00 ~ 17:00 ○まちの健康相談室 (イコオショッピングセンター内 ☎ 33-4535) 町の皆さんの健康への不 安解消や健康相談などに応 じます。 26,500 円 初回 日程 日時 ★保育施設開放★ 鳥海保育所 ☎ 32-2220 小鳥谷保育所 ☎ 34-2524 奥中山保育所 ☎ 35-2319 5 月 10 日㈫ 9:30 ~ 11:00 お詫びと訂正:3 月号掲載の開放 時 間 は 9:30 ~ 11:00 で し た。 お詫びして訂正します。 ◎子育てサークルのびのび (☎ 32-3770)は、 平日の月・水・金 9:30 ~ 14:30 ※場所は、役場隣の旧保健センター 条件を満たさない場合もありますので、事前に金融 機関へご確認ください。 ■利子補給 ①公共下水道の場合 供用開始の日から3年以内の方 町が全額補給 供用開始の日から5年以内の方 町が半額補給 ②町設置型浄化槽の場合 町が全額補給します 例 100 万円借り、5年間(60 回)で返済する場合 工事資金の融資あっせんと、利子補給により、水洗化工 事の負担を軽減することができます。 ■融資対象者 ①公共下水道 供用開始の日から 5 年以内に水洗化工事を行う方 ②町設置型浄化槽 浄化槽を設置した年度に水洗化工事を行う方 ※いずれの場合も、家屋の新築と同時に行う場合には 対象外です ■融資金額 一般住宅 1 戸につき 100 万円以内 共同住宅 1 世帯につき 60 万円以内 ■返済期間 5 年以内 ■返済方法 元金均等割賦返済 ■連帯保証人 1 人必要 ■取扱金融機関 岩手銀行一戸支店、東北銀行一戸支店、盛岡信用金庫 一戸支店、新岩手農業協同組合 ※申請者の年齢、年収などによっては、金融機関の融資 ■浄化槽の分担金と使用料(税込み) 自然環境を守るとともに、より快適な生活を営めるよう、 町は公共下水道、農業集落排水、浄化槽による下水道整備 を進めています。 しかしながら、今後も少子高齢化と人口減少が進むと見 込まれることから、公共下水道の全体計画の見直しを行い ました。 ■計画の見直し内容 公共下水道計画区域のうち、事業未着手地区を対象に 人口推移や、汚水処理方式(公共下水道、浄化槽)の違 いによる建設費や維持管理費などの比較検討を行い、4 月 1 日をもって下記の区域を公共下水道区域から浄化槽 区域に変更します。 これにより計画区域面積は 373ha から 281ha になり ます。 ■浄化槽区域へ変更した地区 平船、下楢山、樋ノ口、子守、女鹿口、国道 4 号バイ パス沿い ■浄化槽による水洗化 上記の見直しにより、浄化槽区域に変更となった地 区は、市町村設置型浄化槽により水洗化ができます。 浄化槽の設置を希望する方は下記までご相談ください。 なお、浄化槽の申請には申込期限(例年 10 月末)が あります。 町職員の人事異動が4月1日 付で発令されましたのでお知ら せします。※氏名▽役職 [前所属] の順に掲載。 【総務部】 稲葉 秀俊▽総務部長兼総務課 長、選挙管理委員会事務局長併 任[総務部長兼産業部長兼総務 課長、選挙管理委員会事務局長 併任] 、仁昌寺 信一▽総務部付 課長(二戸地区広域行政事務組 合派遣)[会計管理者兼会計課長] ○総務課・選挙管理委員会 村中 昭一▽課長補佐、選挙管理 委員会事務局長補佐併任[産業 課 長 補 佐( 林 務・ 畜 産・ 農 村 整 備担当)兼林務係長] 、中村 誠 財政係長[選挙管理委員会事務 局選挙係長、総務課管財係長併 任] 、田村 淳▽選挙管理委員会 事務局選挙係長、総務課管財係 長併任[税務町民課主任] 、遠藤 真吾▽主事、選挙管理委員会事 務局書記併任[健康福祉課主事] 、 工藤 直幸▽課付主事(大槌町派 遣) [水環境課主事] 、松本 成康 ▽主事[まちづくり課主事] ○まちづくり課 、澤 山田 晃▽課長補佐[主査] 、 久保 貴弘▽主査[産業課主任] 、平 幸 藤井 啓明▽主任[主事] 祐▽主事[主事補] 、猪久保 俊 介▽主事[税務町民課主事] ○税務町民課 西舘 輝彦▽課長[総務課長補佐、 選挙管理委員会事務局長補佐併 任] 、地切 一彦▽課長補佐兼小 問=問合せ、申込み先 平成 28 年度 一戸町職員人事異動 まちのお知らせひろば 町の情報、防災情報を配信! いわてモバイルメールホームページ まちのお知らせひろば 問=問合せ、申込み先 # 数字で見る一戸町 人身事故 0 件(前月 1 件) 死 者 0 人(前月 0 人) 負傷者 0 人(前月 4 人) 物損事故 21 件(前月 24 件) 刑法犯総数 0 件(前月 3 件) 内訳 なし 火災・救急 火 災 0 件(前月 1 件) 救 急 56 件(前月 70 件) 人の動き 2 月末移動分まで 人 口 13,337 人(前月比 - 31人) 男 6,395 人(前月比 - 12人) 女 6,942 人(前月比 - 19 人) 世帯数 5,782 世帯(前月比 + 1 世帯) (1 月からの累計 17 人 34 人) (1 月からの累計 30 人 61 人) (1 月からの累計 3 人 7 人) (1 月からの累計 21 人 48 人) 転 入 転 出 出 生 死 亡 ごみ ※ 1 日の排出量は 人口により変動 排出量 一戸町教育委員会では、開かれた 学校づくりを目指して学校公開「学 校へ行こう」を実施し、町内全校を 保護者や地域の皆さまに公開します。 どなたでもお気軽に子どもたちの 授業の様子をご参観ください。ほか の地域の学校であってもご覧になれ ます。 なお、安全確保などのため、下記 のことにご協力をお願いします。 問学校教育課 ☎ 33-2111 内線 503 ○先月号の答え 1日 ○応募総数 12 通の応募があり、12 通が正解でした。 ○先月号の当選者 次の 3 人に商品券をお送りします。おめ でとうございます。 ①梅垣俊樹さん(一戸小井田)②加藤ハナコさん (小鳥谷峠渡)③橋本トセさん(高善寺古舘平) 31 現在、一戸町には6人の人権擁護 委員が活動していますが、これまで 15 年間委員を務めた中嶋京子氏(奥 中山地区担当) が 3 月 31 日で退任し、 4 月 1 日から坂本眞知子氏が同地区 を担当します。 また、今年 3 月 31 日で任期満了 を 迎 え た 松 田 金 谷 氏( 一 戸 地 区 担 当) 、愛木稔氏(小鳥谷地区担当) 、 工藤ユキ氏(鳥海地区担当)は、任 期が更新され、引き続き平成 31 年 3 月 31 日まで委員を務めます。 今後も、他の 2 人の委員とともに 人権相談への対応や啓発活動などに 積極的に取り組みます。 問税務町民課 ☎ 33-2111 内線 125 ○お願いしたいこと 【参観マナーとして】 ・授業など教育活動の支障とならないようご協力をお願いします。 ・授業を行っていない教室などへの出入りはご遠慮ください。 【安全のために】 ・不審者を見たときは、すぐ教職員にご連絡ください。 学校名 日時 一戸小学校 4 月 23 日㈯ 8:15 ~ 10:10 授業、10:20 ~ 12:20 PTA総会など 主な時程 鳥越小学校 4 月 23 日㈯ 8:40 ~ 9:25 授業、9:50 ~ 12:00 PTA総会など 一戸南小学校 4 月 23 日㈯ 8:15 ~ 10:05 授業、10:30 ~ 12:10 PTA総会など 鳥海小学校 4 月 24 日㈰ 13:00 ~ 13:45 授業、14:00 ~ PTA 総会など 小鳥谷小学校 4 月 23 日㈯ 4 月 20 日㈬ 一戸中学校 4 月 23 日㈯ 奥中山中学校 4 月 23 日㈯ 2016 年 4 月号 ☆お誕生おめでとう 名 前 保護者 ✚ 一戸町と近隣市町村の 休日当番医 月日 8:20 ~ 8:30 朝清掃など、8:40 ~ 9:25 授業、 当番歯科医(管内) 西舘 芽生 将志・明己 宇別中村 ろ い 遠藤 路惟 寿隆・成美 一戸大越田 め い 田村 芽衣 一成・めぐみ 一戸大越田 坂本眞知子氏 松田金谷氏 ♡ご結婚おめでとう 名 前 住 所 ( 菅野 成寛 瀧澤 友里 小鳥谷野里上 楢山滝野 ■ごめい福をお祈りします 名 前 住 所 愛木稔氏 工藤ユキ氏 年齢 西山 達也 一戸樋ノ口 51 中嶌 由五郎 宇別中村 86 稲葉 ミサ 鳥越上野平 92 小澤 末男 小鳥谷篠畑 89 仁昌寺 一二 小鳥谷篠畑 84 【身体障がい者相談員】 東野法子氏 ☎ 32-2025 稲葉俊也氏 ☎ 32-2519 籠谷光行氏 ☎ 34-2664 西舘道夫氏 ☎ 35-2073 【知的障がい者相談員】 南舘里美氏 ☎ 33-1018 中村英子氏 ☎ 35-3856 上里 静江 奥中山西田子 80 中村 庄一郎 姉帯門前 82 奥村 文治 一戸本町 64 堺田 ヨシヱ 西法寺稲荷 89 野中 ヨス 出ル町大畑 92 上平 ちゑ 楢山下楢山 98 ■休日当番歯科医 ― 診察時間 9:00 ~ 12:00 ■休日急患当番医 ― 診察時間 9:00 ~ 17:00 休日当番医(管内) 電話 休日当番医(岩手町) 電話 小原 トモヱ 一戸北舘 80 野田 耕造 高善寺野田 61 村里 喜十郎 西法寺諏訪野 92 西舘 ソノエ 宇別笹渡 92 23-1180 すがわら消化器内科 23-2879 佐渡医院 62-3211 17 こしみず歯科クリニック 33-4618 金田一診療所 27-2205 さわやかクリニック 62-2043 13:35 ~ 14:20 授業、14:40 ~ 16:30 PTA総会など 24 渡辺歯科医院 23-2052 むらかみ医院いたみのクリニック 48-1500 北上脳神経外科クリニック 61-3636 8:50 ~ 12:40 授 業、12:45 ~ 13:40 昼 食 な ど、13:50 ~ 29 ムカイダ歯科クリニック 46-4636 よこもり眼科クリニック 22-2230 佐藤整形外科クリニック 68-7240 田頭 ヨシヱ 一戸本町 94 23-6361 千葉耳鼻咽喉科医院 23-2009 沼宮内地域診療センター 62-2511 9:30 ~ 10:15 1 年生を迎える会、10:45 ~ 12:15 PTA総会など 4/10 菅原歯科クリニック 電話 住 所 めぶき 町は身体障がい・知的障がいのあ る方の身近な相談役として、次の 6 人を障がい者相談員として委嘱して います。地域で生活している障がい のある方やそのご家族からの相談や 関係機関などへの取り次ぎなどを行 います。お気軽にご相談ください。 問健康福祉課 ☎ 32-3700 内線 604 ○各学校のおもな公開内容 奥中山小学校 戸籍だより(2 月届出分) 障がい者相談員をご紹介します 【ほかに】 ・授業をはじめ、どの活動でも参観できます。 ・スリッパなどの上履きを持参してください。 5/1 森川歯科医院 14:40 授業(道徳) 8:55 ~ 11:45 授業、11:45 ~ 12:55 給食など、 13:00 ~ 14:30 授業、14:45 ~ PTA総会など ~一戸町 ○今月号の問題 問題 1 オリンピックの聖火にあたる炬火。 一戸町で灯される炬火の名前は何で しょう? 「御所野から感動・感謝・縄文の○」 (ヒント:23 ぺージ) 問題2 広報を読んでの感想や町政への提 言などをご自由にお書きください。 (1,000 券~ 円分) プレゼン ○応募方法 ハガキに①クイズの答え、②住所、 ③氏名、④年齢、⑤電話番号を記入し、 下記まで応募してください。 ○あて先 〒 028-5311 一戸町高善寺字大川鉢 24-9 広報クイズ係( 4 月 30 日締切 ) 佐藤 春覺 一戸大沢 96 (敬称略) 33-3050 小野寺クリニック 46-2822 佐々木医院 62-2234 ※上記内容は、戸籍届出により本人、家族が 4 窪島歯科医院 23-2425 おりそ内科循環器クリニック 22-2251 佐渡医院 62-3211 記載希望した内容を掲載しています。 5 関歯科医院 38-2937 浄法寺診療所 38-2021 岩手沼宮内クリニック 61-2025 ※広報への掲載を希望しない場合は、届出の 33-2201 さわやかクリニック 62-2043 際に戸籍担当まで申し出てください。 33-4618 菅整形外科皮膚科クリニック 23-7311 北上脳神経外科クリニック 61-3636 ※氏名が常用漢字で表記されることがあります。 15 こしみず歯科クリニック ※当番医は変更になることがあります。事前に電話で確認してください。 町民割引券について 共通商品 を3人に 堀田 光雄 奥中山西田子 82 3 小野寺歯科医院 8 ほんだ歯科クリニック 23-9591 松井内科医院 ※日程は未定の部分もありますので、詳しくは実施時期が近くなってから各学校 にお問い合わせください ◎広報クイズ 3月 人権擁護委員が代わりました 211㌧(前月 242㌧) 町民 1 人 1 日 490㌘(前月 497㌘) ①「サービスを始めてみる」を選び空メール(本文に何も記入しないメール)を送信 ②「モバイルメール」から届くメールに書かれたリンクにアクセス 平成 28 年度 学校公開「学校へ行こう」 (2 月時点 ) 事故・犯罪 http://www.highway.pref.iwate.jp/mobile/ ※このURLまたは右のバーコードから登録できます。 ■登録手順 ト! 奥中山高原温泉と来田保養センターで は、まちの皆さんが利用しやすいよう、 下の割引券を発行します。 点線で切り取り、ご利用の際にフロン トなどに提出すれば右記の料金になりま すので、ぜひご利用ください。 朝朱の湯大浴場 ♨ 奥中山高原・来田温泉 町民割引券 (広報 4 月号―H28.5.31 まで有効) ♨ 奥中山高原・来田温泉 町民割引券 (広報 4 月号―H28.5.31 まで有効) この券で、下記の温泉の日帰り入浴(入浴 この券で、下記の温泉の日帰り入浴(入浴 ◇煌星の湯・朝朱の湯 おとな 100 円 引き こども 50 円 引き ◇来田保養センター 70 歳以上 320 → 270 円 70 歳未満 430 → 380 円 小学生 200 → 150 円 ◇煌星の湯・朝朱の湯 おとな 100 円 引き こども 50 円 引き ◇来田保養センター 70 歳以上 320 → 270 円 70 歳未満 430 → 380 円 小学生 200 → 150 円 のみ)を割引金額でご利用できます。 ※本券 1 枚につき 1 人有効。 のみ)を割引金額でご利用できます。 ※本券 1 枚につき 1 人有効。 広報い ちのへ 20
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