■デマンド交通実証実験運行説明会 デマンド交通実証実験運行説明会( 交通実証実験運行説明会(東部地区) 東部地区) 質疑応答 要旨 (平成 25 年 5 月 26 日(日)15:00~ 質問内容 実証実験開始半年後に地域公共交通会議の開催が 予定されていると聞いている。 東部市民センター) 回答 半年後の地域公共交通会議では、利用状況等を整 理し、報告させていただく予定である。 1年間の実験終了後に検証等をするのが本来かと 本格運行は実験結果による。必要性や重要性をア 思うが、これは市として導入ありきで実証実験を行 ンケートや利用状況をもとに協議会等で検討し、判 うと受け取っていいのか。 断する予定である。 往復 600 円かかるのは、高すぎるのではないか。 この値段で果たして公共交通と呼べるのか。 1 回 300 円になった理由は、区域内における民間路 線バスの最大の運賃(250 円)より安くすることは、 民業圧迫になるということからである。 料金に対するご意見については、今後のアンケー ト調査等をもとに集約したい。まずは利用して高い か安いか判断していただきたい。 利用登録はなぜ必要なのか。 予約時に運行事業者がスムーズに案内できるよう にするためである。また、実験のデータとして、誰 がどこに行くのか把握するためである。 自分が予約した後に別の人が予約した場合、最初 に案内された予約時間が変更となるのか。 予約時には、別の人と乗合運行になることを想定 して余裕を持った到着時間をご案内する。また、乗 車時間は最初に案内した時間から変更することはな い。 早めに予約すれば乗車できるが、後から予約した ら乗れない可能性があるということか。 車両の定員がある上、1 時間以内で回れるルートに しなければならないため、場合によっては希望の便 に予約が取れず、次の便をご案内することもある。 東部地区は運行区域が広いため、2 台の車両を用意し ている。 なお、他の市町村での事例では、8 時台や 9 時台で 利用が集中している。この時間を避けて利用してい ただけると乗車しやすいと考えている。 乗車する 1~2 週間前に予約することは可能か。 予約は乗車する前日からとなる。 乗車時間に遅れてしまった場合、既に出発してし 運行事業者に電話で問い合わせして確認していた まったのかどうかはどう確認すればよいのか。 「大きな荷物」は持ち込み不可とのことだが、 「大 きな荷物」とはどの程度か。 だきたい。 一般的な公共交通と同じで、乗務員が運転席から 離れて、荷物の積み込みを支援することは考えてい ない。ご自身で責任が持てる範囲の大きさでお願い したい。 利用料金 300 円は高い。これではあまり利用者が 見込めないのではないか。 料金に関するご意見は多々いただいているが、ま ずは利用していただいて 300 円の価値がある乗り物 なのか議論をしてほしい。 ■デマンド交通実証実験運行説明会 デマンド交通実証実験運行説明会( 交通実証実験運行説明会(北部地区) 北部地区) 質疑応答 要旨 (平成 25 年 6 月 1 日(土)10:00~ 質問内容 (1/2) 味岡市民センター) 回答 B 乗降場には椅子があるのか。 椅子は用意していない。 デマンド交通は民間路線を補うものであるのに、 今回実験しようとするデマンド交通は、乗降場間で 民業圧迫になるため 300 円という料金設定にしたと あれば自由な組み合わせで行き来することができ、そ いう説明が理解できない。 のルートの一つとして民間路線バスと同じルート(区 間)で利用できる。したがって、路線バスの運賃より も安くすると民間事業の圧迫になってしまう。 料金については、まずは乗っていただいて、アン ケートなどでご意見を伺いたい。 利用するには予約が必要であったりするが、もう 少しフレキシブルにできないか。 小さな車両で定員もあるため予約制をとってい る。また、予約がなければ運行しないという効率的 な運行が出来る。 まずは乗っていただいて、本格運行に向けた議論 をしていただきたい。 帰りの予約の簡素化は図れないのか。 デマンド交通は毎回運行ルートが違うため、運転 また、往復利用割引はできないのか。 手にルート設定を強いることは困難である。あくま でルート設定は予約係(オペレーター)が行うので、 毎回予約の電話していただくこととなる。 料金に対するご意見についてはいろいろと頂戴し ているが、まずは 300 円で走らせて、そして実際に 利用していただき議論していただきたい。 大きな荷物について、積み込み可能かどうかの大 きさの具体的な範囲はあるのか。 タクシーとは異なり、運転手が運転席を離れて荷 物の積み込みを行うということは行わない。 荷物の規格については、ご自身で責任がもてる範 囲内でお願いしたい。 予約係(オペレーター)は何名体制か。電話予約 しようにも話し中ばかりになるのではないか。 電話予約のみとのことだが、聴覚障害者の場合は どうするのか。 また、この質問に対する回答はどのような形でし 1 名体制である。まずはこの体制で実施してみて、 どの時間帯に予約の電話が集中するかも検証する。 貴重なご意見として承り、対応策を運行事業者と 協議して決定する。 回答は広報及び市ホームページに掲載する。 てもらえるのか。 北部デマンドと東部デマンドの結節点はあるか。 パーソントリップ調査の結果からは、北部地区と 東部地区との間の移動は目立たなかったため、今回 の実験では両地区の結節点は設けていない。 実験の中でそれぞれの地区外への移動の有無も明 らかにしていきたいと考えている。 車イスの方の利用は想定していないのか。 車両の規格や定員の都合などから、車イスの方の利 用は困難である。 (2/2) 質問内容 本日の説明会以外にも説明してもらえる場はある のか。 回答 職員が出向いて説明をする「出前説明会」を実施 していく。何人からでも結構であるので、必要な場 合は、説明会の開催依頼を交通防犯課までお願いし たい。 こまき巡回バスは 65 歳以上無料であるが、デマン ド交通はどうか。 また、高齢者の利用者数はどう把握するのか。 デマンド交通は、65 歳以上も 1 回 300 円である。 利用登録時に、生まれ年や性別、住所をお聞きし、 データを収集する。 他に利用者がいるかどうか分かれば便利だと思 予約時に乗客数が確定しているわけではない。ま う。乗り合わせる人がいないと分かれば大きな荷物 た、乗客数の照会に対応すると予約係(オペレータ も積み込み可能かと思うが。 ー)の業務も煩雑になってしまう。 デマンド交通はあくまでも公共交通であり、皆さ んで乗っていただくものである。
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