宮崎市公設浄化槽整備推進事業に関する 提案書作成要領 平成28年6月15日 宮崎市 (1)本書の位置付け 本書は、宮崎市(以下「市」という。)が宮崎市公設浄化槽整備推進事業(以下「本 事業」という。)を実施するにあたって、応募者からの提案書の作成に関して適用す るものであり、募集要項と一体のものである。 本事業の応募者は、募集要項等の内容を十分に理解した上で、本書に従い作成し、 提出することとする。なお、市が指示をした場合を除き、提出後の修正、差し替え 及び再提出は原則として認めないことに留意すること。 (2)提案書作成にあたっての留意事項 提案書の作成にあたっては、市から特別な指示がない限り、以下の事項に留意す ること。 ・使用する言語は日本語、単位は計量法(平成 4 年法律第 51 号)に定めるもの、 通貨は円、時刻は日本標準時とする。 ・提案書用紙のサイズはA4版を基本として、図表等において、適宜、A3版を 活用する。 ・記載にあたっては、横書きでの記載を基本として、適宜、図表等において縦書 きをすることは差し支えない。 ・使用する文字サイズは10ポイント以上とする。ただし、図表等の本文以外に おける文字サイズについては、この限りでない。 ・提案書の用紙については、再生紙で差し支えない。なお、使用した紙質が評価 の対象となることはない。 ・正本、副本問わず、白黒印刷で差し支えない。なお、印刷の内容(白黒又はカ ラー刷り)が評価の対象となることはない。 ・提案書の提出にあたっては、製本としてA4版ファイル(紙製フラットファイ ル等)綴じとし、図表等でA3版を使用する場合は、A4版に折り込む。 (3)提案書の構成及び記載事項(提案事項) 提案書は、次に示す構成に従い、技術提案及び価格提案を作成するものとする。 なお、技術提案の作成にあたっては、以下に示す項目立ての順に作成し、小項目 単位を網羅したものとする。 また、技術提案における資金計画や、価格提案の作成にあたっては、全て税抜き 価格により記載する。 【技術提案】 大項目 1.本事業への取組 中項目 (1)応募者の概要 小項目 記載事項(提案内容) ①応募者の構成及び役 ・応募者構成や役割分担等 割分担等 (参加申込書内容の再記) ②応募者の汚水処理事 ・汚水処理事業(整備、維 業に関する実績 持管理)に関する過去 3 年 (下請を除く主契約) の公共事業の受注の有無、 業務種別、契約件数及び契 約額 (2)事業の推進 ①市民向け広報 ・広報活動の案 ・パンフレット等の案 ②対象地域における活 ・具体の普及促進活動の案 動 ・単独処理浄化槽や汲取り 便槽からの転換促進策 (3)地域への貢献 ①地域経済への貢献 ・地元企業の活用をはじめ とした地域経済への貢献策 ②地域環境への貢献 ・環境保全活動に関する地 域への貢献策 (4)コスト縮減策 ①設置工事費の縮減策 ・設置工事におけるコスト 縮減の方法、縮減の程度 ②維持管理費の縮減策 ・維持管理におけるコスト 縮減の方法、縮減の程度 2.事業計画 (1)事業運営計画 ①SPCの運営計画 ・年度別事業実施計画(年 度別設置基数、管理基数) (2)資金計画 ①SPCの資本金 ・資本金額とその算出根拠 ②SPCの資金計画 ・資金計画とその算出根拠 ③SPCの収支計画 ・年度別事業収支計画(年 度別収入、支出の見通し) ④資金の調達 ・資金調達の考え方 ・調達先からの確約書又は 協議の状況等 3.浄化槽の設置工事 ⑤協力企業への支払方 ・協力企業に対する支払い 法 に関する考え方、支払方法 (1)設置工事の体制 ①設置工事の実施体制 ・設置工事実施体制、有資 等 とマネジメント方法 格者の配置、窓口対応等 ・業務管理やマネジメントの方法 ②浄化槽の整備実績 ・構成員の過去 3 年におけ る整備実績 (2)標準設置工事の ①設置する浄化槽の規 ・メーカー、型式、処理性能、 計画等 格 認定書等 ②標準とする設置工事 ・事前現地調査、設計、工 の手順、工程等 事の各段階の手順、内容等 ・設置に向けた市や申請者 との調整 ③工事検査等 ・工事検査の方法、体制等 ・検査の内容 (3)設置工事記録の管理 ・電子ファイル等を用いたデータ 管理の方法、内容等 (4)その他の工事等 ①付帯工事の対応 ・排水ポンプ、擁壁、臭突管、 の取り扱い (放流管除く) ピットの設置に関する対応 ②放流管工事の対応 ・放流管の設置に関する対 応(関係機関との調整含む) ③設置申請者の負担と ・宅内側排水設備の整備等 なる工事の対応 に向けた考え方 ④既存便槽等の撤去工 ・既存単独処理浄化槽や汲 事 取り便槽の撤去における対 応及び価格に関する提案 4.浄化槽の維持管理 (1)維持管理の体制 ①維持管理の実施体制 ・維持管理実施体制、有資 等 とマネジメント方法 格者の配置、窓口対応 ・業務管理やマネジメントの方法 (2)標準とする維持 ②浄化槽の維持管理実 ・構成員の過去 3 年におけ 績 る維持管理実績 ①自ら設置した浄化槽 ・自ら設置する浄化槽の維 管理業務 持管理要領(点検回数、薬 ②既存公設浄化槽 (実績考慮の見込み数) 5人槽:866基 7人槽:312基 10人槽: 36基 12人槽: 1基 18人槽: 1基 30人槽: 2基 ③清掃業務との連携 品補充等) ・既存公設浄化槽の維持管 理対応について ※ ①と②を合わせて提示 しても差し支えない ・清掃業務との連携につい て ④法定検査の対応 ・指定検査機関との調整、 検査結果への対応について ⑤機器の補修 ・対応できる機器補修の範 囲及び価格に関する提案 (3)その他の維持管 ①ブロワの更新 ・ブロワの更新における対応 理業務の取り扱い と価格に関する提案 ②大型浄化槽の維持管 ・10 人槽を超える浄化槽の 理 維持管理対応及び価格に関 する提案(30 人槽まで) (4)維持管理記録の方法 ・維持管理台帳の整備や運 用に関する考え方 ・電子ファイルを用いた場合の データ管理の方法、内容等 (5)不適正とされた浄化槽に対する措置等 ・法定検査の結果、使用者 の責めに帰さない理由によ り不適正とされた浄化槽の 対処に対する考え方(委託 費含む) 5.その他 (1)リスクの管理 ①リスク分担の考え方 ・事業を遂行するにあたっ てリスク分担の考え方 ②加入を予定する保険 ・加入を予定する保険の種 等 類と内容 ③緊急時の対応 ・24 時間対応等に関する連 絡体制 ・故障、緊急時の対応 (2)インセンティブ・ペナルティ措置に対する ・インセンティブ、ペナル 考え方 ティに対する考え方 (3)その他独自の提案 ・上記以外の独自提案 【価格提案】 以下に示す各項目における提案価格を記載すること。 ①標準浄化槽の設置に関する人槽別における提案価格 項目 人槽別 価格(税抜き) 備考 標準浄化槽 5 人槽 円/基 ・施工手間一式(スラブ、基 希望買取り価格 7 人槽 円/基 礎含む)を考慮 10 人槽 円/基 ・諸事務費を考慮(※) ※設置工事における諸事務費は、SPCの運営、普及啓発、市との調整事務、法定検査(7 条)にか かる指定検査機関とのやり取りを含む諸事務費を考慮すること。 ②浄化槽(既設含む)の維持管理に関する人槽別における提案価格 項目 人槽別 価格(税抜き) 備考 標準浄化槽 5 人槽 円/基・年 ・1年間保守点検を実施す 維持管理希望委託価格 7 人槽 円/基・年 る場合の1基あたりの単価 (法定検査費用は含まない) 10 人槽 円/基・年 ・諸事務費を考慮(※) 軽微な補修価格 ― 円/基 ・技術提案内容の単価再掲 ※維持管理における諸事務費は、法定検査(11 条)を行うにあたっての指定検査機関とのやり取り を含む諸事務費を考慮すること。 なお、参考までに、支払いにあたっては、年2回とするため、各人槽の年間単価の半額をもとに 計上する予定で、また、年度途中に設置又は再開された浄化槽の維持管理費については、事業契約 において按分を確立する。 ③特殊工事に伴う人槽別(一部)における提案価格 項目 人槽別 支柱工事価格 5 人槽 円/基 ・標準浄化槽買取り価格に 7 人槽 円/基 上乗せする金額として整理 10 人槽 円/基 ― 円/個 ポンプ設置価格 価格(税抜き) 備考 ④放流管工事に伴う提案価格 別添による自然放流タイプとポンプ放流タイプのそれぞれの提案価格を示す。 項目 放流管工事価格 人槽別 価格(税抜き) 備考 自然放流 円/式 ・詳細は別添参照 ポンプ放流 円/式 ・ポンプ設置費は含まない
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