インターネット Microsoft Internet Explorer6.0 & WinYAT 32 Ver.5.0 情報リテラシーⅠ編 学籍番号 氏名 あ 情報リテラシーⅠ インターネット 1.インターネットとは インターネットとは、ネットワーク(個々のコンピュータがつながったもの)間のつな がりである。例えば、インターネットが宇宙とすると、ネットワークは銀河系や太陽系 のことであり、無数の系の集まりということである。代表的な利用法にホームページ閲 覧・電子メール・ネットニュースがある。 http://www.edu.ipa.go.jp/kyouiku/internet/about/about.html を参照 2.インターネット利用の注意点 ネチケット:インターネットを利用するにあたって、いくつかのエチケットがあるが、その ネット上のエチケットをネチケットという。 著作権:インターネット上にある情報は、ほとんどの場合、その作成者に著作権が発生する。 この著作権を侵害してはならない。肖像権も同様であり、無断で転用できない。 ウイルス:インターネットを介して、コンピュータ内のデータを破壊するようなプログラム のことで、メールの添付ファイルやダウンロードの際に進入しやすいため、気を つけること。特に知らない人からのメールで添付ファイルがある場合には絶対に 開かず削除するようにする。最近ではこれらのウイルスを駆除するソフトもあり、 常時コンピュータを見張っているものもある。 ハッカー・クラッカー:他人のコンピュータ内に侵入したり、インターネット上に流れてい る情報を取得したりする人のことをいう。特に常時接続しているコ ンピュータは進入されやすい。 プライバシー:ホームページ上や掲示板、ネットニュース等の書き込みに際し、他人を中傷 するようなことを書くと、名誉毀損にもなりかねない。また、個人情報をホー ムページ上に載せる場合、どこで転用されるかわからないため気をつけるこ と。その他、ネット上でショッピングをする際の決済はクレジットカードを 利用することが多いが、これも気をつけないと、どこで漏洩するかわからな いため、セキュリティ保護のかかったホームページかどうかを確認する必要 がある。 http://www.edu.ipa.go.jp/kyouiku/internet/caution/caution.html を参照 3.ブラウザの使用法 ブラウザとはホームページを閲覧するためのソフトウェアのことであり、有名なものに Internet Explorer や Netscape Communicator がある。 http://www.edu.ipa.go.jp/kyouiku/internet/www/www.html を参照 4.起動と終了:デスクトップ上のアイコン をダブルクリックで起動。終了はタイトル バーの×をクリックするか[ファイル(F)]-[終了(X)]でクリック。通常 は、起動時に、インターネット接続に接続するためのダイヤルアップ接続の 画面が出てくるが、大学では常時インターネットに接続されているため出て こない。 ―1― 情報リテラシーⅠ 5.ツールバーの説明 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ①戻る :直前に表示したページに戻る。 ②進む :戻った後に次のページに進む。 ③中止 :なかなか表示されないホームページのデータ読み込みを中止したり、データの 送信を中止する。 ④更新 :画面に出ているホームページを再度読み込み、最新の情報に更新する。 ⑤ホーム :ブラウザを起動して、最初に表示されるページ(ホーム ページ)を表示する。 ⑥検索 :<検索>エクスプローラバーを表示し、キーワード検索ができる。 ⑦お気に入り :<お気に入り>エクスプローラバーを表示する。よく見るホームページは[お 気に入り]-[お気に入りに追加]で登録でき、登録されたホームページ一覧 が表示される。携帯電話のメモリ機能と同じ。 ⑧履歴 :<履歴>エクスプローラバーを表示し、過去に閲覧したホームページの一覧が 表示される。 ⑨メール :電子メールを作成する。 (大学では使用しない) ― 2 ― 情報リテラシーⅠ ⑩サイズ :フォントサイズを変更する。 ⑪印刷 :Web ページを印刷する。 ⑫編集 :Web ページを編集する。 (大学では使用しない) ⑬話題 :Web コメントの際に使用する(大学では使用しない) ⑭Messenger :MSN の Messenger サービスを利用する際に使用する。 (大学では使用しない) ⑮アドレス :ホームページアドレス(URL:Uniform Resource Locator)が表示される。 ここをクリックして、直接 URL を入力し、Enter キーを押すと、その URL の ホームページを表示することもできる。 ※ホームページの文字が記号みたいなものに化けている時には、メニューバーの[表示]-[エ ンコード]で変更する。通常、日本語のホームページであれば、 “自動選択”または“日本語 (自動選択) ”でクリックすればよい。 6.インターネット用語 サーチエンジン:無数にあるホームページから自分の必要とするホームページを検索するも のである。有名なものに Yahoo Japan や Infoseek、GOO などがある。 検索方法は、キーワード検索と分類別検索がある。なお、キーワード検索 する際、AND 検索/OR 検索等を利用して絞り込んで検索すると効率的 である。 リンク:Web ページ上の文字列や画像でマウスポインタを合わせると手の形になる時があ り、そこでクリックすると、別の Web ページなどが表示されるようにするしくみ のこと。リンクが設定された文字列の場合、色が違ったり、下線が引かれている。 URL:Uniform Resource Locator の略であり、Web ページをはじめとするインターネッ ト上のさまざまなファイルのある場所を示す住所のようなもの。通常、Web ページ は“http://”で始まるが入力時は省略可。 (http=Hyper Text Transfer Protocol) 7.ホームページの検索 インターネット上にある、ホームページを閲覧する際、あらかじめ URL がわかってい る時はそのまま入力すればよいが、何か調べたいことがあり、どのホームページを見て よいかわからないときは、サーチエンジンを用いて検索することができる。 1.キーワードによる検索:キーワードによる検索をする場合、キーワードを入力後、 [検索]ボタンをクリックすればよい。スペースや“|” で区切ると複数のキーワードを含むホームページが検索で きる。なお、サーチエンジンによって、登録されているホー ムページのみの一覧を表示するもの(ディレクトリ型)と、 インターネット上から直接検索するもの(ロボット型)が ある。 2.分野別による検索:サーチエンジンにある分野をクリックしていけば、大区分から 小区分となり、そこに登録されているホームページの一覧が表 示される。 【練習】FM 京都のホームページをキーワードによる方法と分野別による方法で検索せよ。 ― 3 ― 情報リテラシーⅠ 電子メールの利用 1.電子メール(e-mail) 電子メールとはインターネットにつながったパソコンを使って特定の個人との間でメッセージ やデータのやりとりをすることです。これはFAXと違って世界中の誰に送っても国際電話料金 ほどはかからないし、スピードも普通の郵便よりも早い。最近は携帯電話からも利用できる。 2.メールアドレスのしくみ _(アンダーバー)は Shift キーを押 例)y _ n o z a k a @ k u f s . a c . j p アカウント名 ホスト名 機関 国名 しながら「ろ」のキーを押せば入力 できる。 アカウント名:名前のこと。ユーザー名・ユーザーID ともいう。 ホスト名:インターネット上における場所の名前をいう。 機関※:そのホストが属する機関をいう。 (他に co(企業) 、go(行政機関) 、ne 等がある) (他に fr(フランス) 、ca(カナダ)等がある) 国名※:そのホストが属する国名をいう。 ※機関、国名は国によって異なる。またアメリカは機関が3文字(com, gov 等)で国名は なし。なお、ホスト名・機関・国名を合わせてドメインという。 3.電子メールソフト(WinYAT32)を使う前に メールを使用する前に、ユーザーID と仮パスワードを受け取ったら、パスワードを変更す る。手順はまず、デスクトップ上の“password”というフォルダをダブルクリックする。す ると のアイコン(パスワードの変更)があるので、そこをダブルクリックする。すると 以下の画面が出るので、受け取ったユーザーID とパスワードを入力し、 [OK]をクリック。 パスワード部分は、入力すると“*”のマークになる。次に、新パスワードを入力し、確認の ため、再入力して[OK]をクリックする。なお、パスワードは本人特定のためのものであり、 メールを見る際に必ず必要なものある。これは、キャッシュカードでいう暗証番号 暗証番号と同じ働き 暗証番号 ...... ............. のものであるので、連想しにくく、かつ、自分で必ず覚えておけるものに変更する。 数字 or パスワードは、半角のアルファベットと数字の組み合わせで設定し、6文字以上 6文字以上で、数字 6文字以上 特殊文字を最低 1 文字使用し、アルファベットを最低2文字使用 アルファベットを最低2文字使用する。なお、パスワードで使 文字使用 アルファベットを最低2文字使用 用できる特殊文字は、# $ % & ( ) * + - . / ; : < > = @ [ ] ¥ ^ _ { │ } ― 4 ― ! である。 情報リテラシーⅠ 4.電子メールソフト(WinYAT32)の起動と終了 デスクトップ上の“Mail”のアイコン をダブルクリックし、ユーザーID とパスワード を入力し[OK]を押す。すると2つのウィンドウ(メイン・メール)が開く。終了はメイン ウィンドウの右上の×をクリックし、設定を保存するで、 [OK]をクリックする。 新着メールチェック 新規フォルダの作成 新規メールの作成 メールの検索 フォルダの削除 5.メールの閲覧・保存・削除 メールの閲覧…メールフォルダリストウィンドウの“inbox”をダブルクリックすると、下の ような画面が出てくるので、見たいメールのタイトルを上から探し、ダブルク リックすると下に本文が出てくる。なお、新着メールは Win/YAT 起動時に チェックしてくれる。 ― 5 ― 情報リテラシーⅠ 新着メールチェック 新規メールの編集 メールの転送 メールの返信 メールの保存 メールの削除 メールの保存…メールを保存する時は、保存したいメールを画面に表示し、 “メールの保存”ボ タンをクリックする。すると下のようなウィンドウが出てくるので、保存する 場所を 3.5 インチ FD にし、ファイル名を入力する。そして“拡張子の補完(X)” は[種類と違えば補完]にチェックを入れ、保存ボタンをクリックする。 メールの削除…削除したいメールを画面に表示して、 “メールの削除“ボタンをクリックする。 すると、No.のところに“D”と表示され、その場ではすぐに削除されないが、 削除候補となり、終了時に削除される。原則として既読メールは削除し、残し ておきたいメールはフロッピーディスクに保存しておくこと。 6.メールの作成・送信 新規メールの作成…メールフォルダリストのメール 新規ボタンをクリックする。また、メニューバーの [ウィンドウ]-[新しいウィンドウを開く]-[メー ル新規]でもよい。すると右の画面が出てくる。 ①宛先(To)に相手のアドレス(半角)を入力する。 複数の人に送る場合はアドレスをコンマで区切る。 ②標題(Subject)にメールのタイトルを入力する。 ③その下に本文を入力する。 ④すべて入力が終わったら、ツールバーの“送信” ボタン(ポストのマーク)をクリックする。 ⑤すると「編集中のメールを送信しますか?」と尋 ねてくるので、 [OK]をクリックする。 ⑥次に「編集したメールを破棄しますか?」と尋ね てくるので、保存しないなら[はい] 、保存するな ら[いいえ]をクリックする。 Cf)Cc と Bcc の違い:どちらも同じ内容のメールを複数の人に送ることができる。ただし、Cc の場合、受取人(宛先人)にもメールアドレスはわかるが、Bcc の場合だと、受取人(宛先 人)にメールアドレスがわからないように送信できる。 ― 6 ― 情報リテラシーⅠ 7.その他の便利な機能 署名の設定…メールの最後に自動的につくもので、名前やメールアドレス等を記入したもの。 メインフォルダの[設定]-[ユーザー環境の設定]でクリックし、[ユーザー 情報]の[署名(Signature)]に入力し、 [OK]をクリックする。 ここに入力 メールアドレスの登録…メールアドレスを登録しておくと、メール作成時に、宛先をいちいち 入力する必要がなくなる。登録方法は、以下のとおりである。 ①メインウィンドウの[設定]-[エイリアスの設定]をクリッ クする。すると左の画面が出てくるので、 “エイリアスの新 規作成”ボタンをクリックする。 ここをクリック ②“エイリアスの新規作成”ボタンをクリックすると、左の 画面が出てくるので、 “エイリアス名(A) ”のところに相手 の名前を入力し、その下の“アドレス(V)”に相手のメー ルアドレスを入力し、 [OK]をクリックする。すると①の 画面に戻るので、 [OK]をクリックする。 エイリアスの呼び出し…メール作成画面で、宛先を入力す る欄の右端にある[編集]をクリックする。すると左の画 面が出てくるので、エイリアスフォルダを“すべてのエイ リアス”にし、その下のエイリアス名から送信したい人を 選択して、 をクリック。複数の人に送信する場合は、 それを繰り返して最後に、 [OK]をクリックする。 ― 7 ―
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