(3)一括データ伝送 【一括データ伝送の仕組み】 ◎ .「一括データ伝送サービス」とは、照会・資金移動取引を1件ずつ処理する「オンライン取引 サービス」と異なり、複数の取引データをファイル単位でやり取りする機能です。 ◎ 「一括データ伝送サービス」で送受信するデータ形式は、銀行の業界団体である全国銀行協会が定め た共通仕様である「全銀フォーマット形式」により作成されることを前提としています。 ・ 本サービスの「総合振込」 、 「給与/賞与振込」 、「預金口座振替」および「納税」の各サービス メニューでは、お客様にインターネットの画面上で入力いただく情報に基づいて、「全銀フォー マット形式」によるファイルを自動作成します。 ・ 一方、市販の給与計算ソフト等で作成されたファイルを、直接取り込んで送信する「外部ファ イル送受信」の機能も備えています。この場合、当行が処理できないデータ形式によるファイル を受付けた際は、受信後の処理ができないことがありますので、あらかじめデータレイアウト を確認のうえ取扱いただきますようお願いします。 <送信系メニュー> 一括データ伝送サービス 総合振込 画面上でデータ入力し、「全銀 フォーマット形式」に従ったフ ァイルを自動作成します。 (標準メニューです) 給与・賞与振込 預金口座振替 個人地方税納付 市販の給与計算ソフト等で作 成したファイルを取り込み、送 信します。 外部ファイル送受信 <受信系メニュー> 入出金明細 振込入金明細 ◎ 上記の<送信系メニュー>のうち、「インターネットの画面上でデータ入力を行い、ファイルを作成する 標準メニュー(「総合振込」「給与・賞与振込」「預金口座振替」および「個人地方税納付」)では、作成さ れたファイルの内容を、担当者の方が2段階で確認することができる仕様としております。 ≪一括データ伝送サービス「標準メニュー」における検証フロー≫ (データ入力) ※[作成中] 「代表口座」開設店あて 登録完了 承認 ※[承認待] 送信 「自動振替依頼書」FAX ※[送信待] (注)ご新規のお申込み時点では、 「承認」 「送信」を行うことができるのは、 「ランク1」または 「ランク2」の「利用者 ID」を持つ方に限ります。 45 A.総合振込 ≪総合振込のメニュー構成≫ (a) データ登録 データの登録~送信を行う (b) データ承認・送信 取引関連の機能です。 (c) 通信結果報告書印刷 (d) 依頼人マスタ参照 (e) 受取人マスタ作成 マスタの登録・管理を行う 機能です。 (f) 受取人マスタ一括削除 (g) 検索グループ名称登録 (a)データ登録 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 イ. 「総合振込」のメニュー一覧から、 「データ登録」を選択し、クリックします。 ウ. 「振込データ選択」画面が表示されるので、新規ボタンをクリックします。 <新規作成の場合> ※振込データは最大15件まで記録しておくことができます。 不要になったデータは、適宜削除ボタンで削除してください。 <以前の送信データを利用する場合> ※ 以前に送信したデータを再利用(金額は修正が可能です) して、振込を行う場合は、送信済データ利用ボタンを 選択してください。 46 エ. 「振込指定日入力」画面が表示されますので、必要事項を入力して、次へボタンをクリックしてください。 (※銀行営業日を指定してください。) ※ ご入力いただいた場合、「振込データ一 覧」画面の「コメント」欄に表示します。 (ご入力は任意です。) (※受取人情報の出力時における並び順を指定します。) ※ 検索対象とするマスタを指定します。 オンライン取引サービスの登録口座 も選択対象とすることができます。 (※マスタの検索条件を指定することができます。) ※ ※ 「検索種別」で「検索グループ」を選択した場 合にチェック「レ」で選択します。 検索グループのグループ名称は、「検索グルー プ名称登録」メニューで登録できます。 47 次画面に出力する 受取人情報の検索 条件の指定エリア です。 オ. 「振込金額入力」画面が表示されるので、前画面で検索した受取人マスタ一覧の「支払金額」欄に金額を 入力し、登録完了ボタンをクリックしてください。 ≪「受取人一覧」の表示切替機能≫ ④ ⑤ ≪××件中 ※「XX件中 ▼件目を表示」は、 複数ページになる場合に表示されます。 ▼件目を表示≫ ① ②③ ≪「振込金額」の計算機能≫ ≪「受取人情報」の追加・一括入力機能≫ ⑥ ⑦ ⑧ ≪振込金額の計算機能≫ ① 振込手数料の負担分を、 「当方」(当方負担)、「先方」(先方負担)のいずれかに切替えることができます。 ② 振込手数料「先方負担」を選択した結果、(支払金額)>(振込金額)+(振込手数料)で差額が発生する場合、 ※実際に引落しされる金額 ※入力した金額 「差」欄に「 」印が表示されます。 ③ 振込手数料「先方負担」を選択した場合で、手数料「金額」欄を手入力で変更し訂正した場合に、 「訂」 欄に「 」印が表示されます。 * * ≪「受取人一覧」の表示切替機能≫ ④ 一覧表示された受取人情報の並び順を、再度変更することができます。 ⑤ 1画面に表示することができる明細件数は、最大20件です。20件単位で次画面にページ送りする際 のページ選択を、プルダウンメニューで行うことができます。 ≪「受取人情報」の追加・一括入力機能≫ (前画面(振込指定日入力画面)で選択したマスタ情報に、受取人情報を追加してファイルを作成する場合に使用します。) ⑥ 「個別入力」ボタン 受取人情報を個別に1件ずつ作成します。 ⑦ 「受取人マスタ呼出」ボタン 受取人マスタの情報から受取人一覧を修正(明細を追加)する場合に使用します。 ⑧ 「外部データ入力」 表計算ソフト等で外部作成されたファイルを取り込んで、「受取人マスタ」に追加する機能です。 次ページに画面掲載 ≪「個別入力」画面≫ 48 ※「受取人マスタ」に登録されていない 情報を入力した場合、受取人マスタ登録 確認画面が表示されます。 登録が必要な場合は、登録ボタンをクリ ックしてください。 ≪「外部データ入力」画面≫ ※参照ボタンをクリックして、該当の データファイルを指定したうえ、 アップロード ボタンをクリックし てください。 ※正しく処理できないデータ(エラーとなったデー タ)がある場合にエラーの詳細が表示されます。 (エラーがない場合、 内は表示されません。) カ. 「登録完了確認」画面が表示されるので、内容を確認のうえ、保存する状態を選択して、確認ボタンまた は、データ承認・送信へボタンをクリックしてください。 ≪※データの確認や修正入力が必要な場合≫ データの確認・修正時 ※ 「作成中」の状態にあるデータを選択し、 修正をクリック ・ 「作成中」 ・・・件数・金額・振込指定日等の再確認や、データの追加・削除が必要な場合。 ※確認ボタンをクリックすると、いったん「振込データ選択」画面に戻ります ので、該当データ(状態が「作成中」となっています)をラジオボタンで選択し、 修正ボタンをクリックしてデータの入力修正をおこなってください。 ・ 「承認待」 ・・・内容に誤りがないことを確認し、 「承認」権限者による「承認」待ち状態とします。 (※確認ボタンをクリックすると、いったん「振込データ選択」画面に戻ります。 データ承認・送信へボタンをクリックすると、 「送信データ選択」画面へ進みます。) 49 (b)データ承認・送信 (それぞれ「承認」 「送信」権限が付与された「利用者 ID」をお持ちの方に限ります。) ア.総合振込のメニュー一覧から、 「データ承認・送信」を選択し、クリックします。 イ.「送信データ選択」画面が表示されるので、該当データ(「状態」が「承認待」となっていることを確 認してください)をラジオボタンで選択し、承認ボタンをクリックしてください。 (※【承認待】であることを確認) ウ.「承認確認」画面が表示されるので、取引内容を確認のうえ、「利用者確認暗証番号」を入力し、了解 ボタンをクリックしてください。 エ.再度、 「送信データ選択」画面が表示されるので、先ほど「承認」したデータの状態が「送信待」とな っていることを確認のうえ、送信ボタンをクリックしてください。 ※【送信待】になっている ことを確認 オ.「送信確認」画面が表示されるので、内容を確認のうえ、「利用者確認暗証番号」を入力し、実行 ボタンをクリックしてください。 カ.「パスワード入力」画面が表示されるので、お届けの「全銀パスワード」(数字6桁)を入力し、了解 ボタンをクリックして、送信を実行してください。 50 キ.送信終了後、 「送信結果」画面に、印刷ダイアログが重なって表示されますので、必要な場合は、画面 印刷を行ってください。 ク. 印刷ダイアログが消えると、 「送信結果」画面が表示されるので、確認ボタンをクリックしてください。 「送信データ選択」画面に戻ります。 ※印刷された送信結果画面コピーは、社内の 確認書類としてご利用になれます。 ケ.データ送信終了後、 「代表口座」開設店宛てに「自動振替依頼書」をFAXで送信願います。 (※「代表口座」開設店のFAX番号は、巻末の「FAX番号一覧」をご参照ください。) <例>「自動振替依頼書」のご記入方法 総括店 ○○○ 支店 自 FAXをお送りいただく 日付をご記入ください。 動 振 替 依 頼 書 年 月 協定書に押印いただいた資金 決済口座のお届け印をご捺印 ください。 日 住所 氏名 1. 委託者名 ※「インターネット EB」を チェックしてください。 お届印 ××××××× 2. データ内容 (1)データ送付方法 ☐インターネット EB □データ伝送 □磁気テープ □フロッピーディスク □帳票 (2)自振種別 □総合振込 □給与振込 □納税サービス□E―NET (3)データ件数金額 (該当に○印、振替日、件数、金額を記入) ○印 自振コード ×××××× 摘要 □口座振替 振替日 件数 ※「自振種別」を選択してくだ さい。 ※送信したデータの振替指定日・ 件数・金額を記入してください。 金額 年 月 日 件 円 年 月 日 件 円 年 月 日 件 円 振込手数料を含まない振込 金額を記入して下さい。 ※「自動振替依頼書」は、お申込時にお送りする「契約法人 ID のお知らせ」 「受領証」に同封して おりますが、紛失・破損などの場合は、 「一括データ伝送サービス」をご契約いただいております 「代表口座」開設店(総括店)にご用命ください。 51 ※ なお、送信前に、作成されたデータの日付・フォーマット等を事前にシステムでチェックする機能(事前チ ェック)を備えています。「事前チェック」でエラーを検出した場合、該当のデータ番号とエラー内容の詳 細を表示しますので、データの訂正を行ってください。 【送信確認時に<事前チェックエラー>が出力された場合の取扱い】 ア. 「送信確認」画面より、実行ボタンをクリックした際に事前チェックを行います。エラーを検出した場合は、該 当のデータ番号とエラー内容の詳細を表示しますので、キャンセルボタンをクリックしてください。 ※ メッセージが表示された場合は、 キャンセル ボタンをクリックし、再度 データの修正・確認を行ってください。 イ. 「送信データ選択」画面が表示されるので、メニューへ戻るボタンをクリックしてください。 (※「送信待」の状態です) ウ. 「メニュー」画面が表示されるので、データ登録ボタンをクリックしてください。 エ. 「振込データ選択」画面が表示されるので、該当のデータを選択し、修正ボタンをクリックしてエラー データの修正を行ってください。 オ.エラーデータの修正後は、通常の振込み操作の流れに沿って操作してください。 52 (c)通信結果報告書印刷 取引結果、取引日時および「サイクル番号」等を表示した「通信結果報告書」の 出力ができます。 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 イ.総合振込のメニュー一覧から、 「通信結果報告書印刷」を選択し、クリックしてください。 開始日・終了日をプルダウンメ ニューより選択し、印刷ボタ ンをクリックしてください。 53 ・・・・・マスタ登録・管理メニュー・・・・・ (d)依頼人マスタ参照 お届けいただいた総合振込の契約内容(契約名義および資金決済口座)を、 「依頼人コード」 (自振コード)単位で一覧表示します。 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 イ.総合振込のメニュー一覧から、 「依頼人マスタ参照」を選択し、クリックしてください。 ウ. 「依頼人マスタ一覧」が表示されるので、参照する依頼人の「依頼人カナ名称/漢字名称」のリンクを クリックしてください。 エ. 「依頼人マスタ詳細情報」画面が表示されますので、ご確認してください。 (確認ボタンをクリックすると、 「依頼人マスタ一覧」画面に戻ります。) ※「依頼人カナ名称/漢字名称」の リンクをクリックしてください。 確認ボタンをクリックする と、 「依頼人マスタ一覧」画 面に戻ります。 54 (e)受取人マスタ作成 受取人マスタの登録・修正およびファイル出力を行う機能です。 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 イ.総合振込のメニュー一覧から、 「受取人マスタ作成」を選択し、クリックしてください。 新規 修正 削除 ① ② ③ 印刷 ④ 外部ファイル入力 ⑤ 外部ファイル出力 ⑥ 金融機関情報チェック ⑦ ①「新規」・・・新しい受取人情報をマスタに追加する機能です。 新規ボタンをクリックすると、 「受取人マスタ登録」画面が表示されるので、必須事項を入力 して、登録ボタンをクリックしてください。 ※登録ボタンをクリックすると、再 度入力画面が表示され、連続して 登録を行うことができます。 登録を終了する場合は、一覧表示 ボタンをクリックすると、「受取 人マスタ一覧」に戻ります。 ②「修正」・・・現在登録されているマスタ情報を修正する機能です。 修正するマスタをラジオボタンで選択し、修正をクリックすると、選択したマスタ情報が 入力された状態で「受取人マスタ登録」画面が表示されます。 ↓ 必要事項を入力したうえ、「新規」に準じて登録ボタンをクリックしてください。 ③「削除」 ・・・現在登録されているマスタ情報を削除する機能です。 削除するマスタをラジオボタンで選択し、削除ボタンをクリックしてください。 ④「印刷」 ・・・現在登録されているマスタ情報を、テキストファイル形式で出力します。 ※最新のマスタ情報は、常にダウンロードして、ファイルで保存して いただくようお願いします。 55 ⑤「外部ファイル入力」 表計算ソフト等の外部作成されたファイルを取り込んで、マスタに追加する機能です。 外部ファイル入力ボタンをクリックすると、「外部ファイル入力」画面が表示されますので、 つぎの手順で必要事項を入力し、アップロードボタンをクリックしてください。 (ⅰ) (ⅱ) (ⅲ) (ⅳ) (ⅴ) エラーとなったデータの「項目名」 「理由」が表示されます。 <必須項目> (ⅰ)ファイル種別 取り込むファイルの種別を、「全銀ファイル」または「CSV ファイル」のいずれかで選択 してください。 「全銀ファイル」 ・・・全国銀行協会が指定する「全銀フォーマット形式」で作成された ファイルです。 「CSV ファイル」 ・・ データ項目間をカンマ(,)で区切ったファイル形式。 テキストファイルとしては一般的な形式です。 (ⅱ)ファイルパス名 「参照」ボタンをクリックし、取り込みを行うファイルのパス(ファイルの保存場所)を 指定してください。 <任意項目> (ⅲ)手数料区分 取り込むファイルの振込手数料に関する取扱が、すべて「当方負担」または「先方負担」 である場合に限り、いずれかをラジオボタンで選択してください。 (ⅳ)検索グループ区分 取り込むファイルの明細が、すでに登録されている「検索グループ」のいずれかに該当 する場合、対象の「検索グループ」をチェックマークで選択してください。 (ⅴ)動作モード 今回取り込む受取人情報の中に、既にマスタに存在する明細がある場合、該当の明細を、 今回取り込む情報で上書きしてよい場合は、チェックしてください。 この欄にチェックがない場合、登録済みの明細データを取り込もうとするとエラーになります。 ⑥「外部ファイル出力」 作成されたマスタを、CSV 形式のファイルに出力する機能です。外部ファイル出力ボタ ンをクリックすると「外部ファイル出力」画面が表示されるので、ダウンロードボタンを クリックしてください。 ⑦「金融機関情報チェック」 現在、マスタに登録されている金融機関・支店情報(コードおよび名称)を、最新の金融 機関情報一覧と照合し、チェックする機能です。 (ⅰ)金融機関情報チェック ボタンをクリックすると、 マスタの照合作業を開始します。 (ⅱ)照合作業が完了すると、 「金融機関情報チェック結 果」画面が表示されるので、「エラー件数」および 「エラー内容」の詳細を確認してください。 (ⅲ)エラー内容を修正する場合は、 「受取人カナ名称/漢 字名称」のリンクをクリックすると、各マスタの訂 正画面が表示されるので、金融機関情報の訂正を行 ってください。 ※リンクをクリックすると、 「マスタ訂正」画面を表示 56 (f)受取人マスタ一括削除 受取人マスタをすべて削除する機能です。 総合振込用として登録されているマスタがすべて削除されますので、「外部ファイル出力」で CSV データをバックアップとして出力しておくことをおすすめいたします。 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 イ.総合振込のメニュー一覧から、 「受取人マスタ一括削除」を選択し、クリックしてください。 ウ. 「受取人マスタ一括削除確認」画面が表示されるので、 「外部ファイル出力」で受取人マスタを CSV ファイルでダウンロードした後、実行ボタンをクリックし、確認画面でOKボタンをクリックしてく ださい。 57 (g)検索グループ名称登録 検索グループ名を登録する機能です。 ご新規の申込時に、 「マスタ登録依頼書」にてグループ指定を行っていただいた場合、検索グ ループの番号はマスタ上に登録されますが、グループ名称は、別途、本機能にて登録していた だく必要があります。 ア.メインメニューから「データ伝送」→「総合振込」を選択してください。 ア.総合振込のメニュー一覧から、 「検索グループ名称登録」を選択し、クリックしてください。 イ.「検索グループ名称登録」画面が表示されるので、グループ名称を入力し、登録ボタンをクリック してください。 (グループ名称登録) 58
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