目次 目次 平成28年8月1日発行 ザ・ トラック8月号 (第52巻・第 8号・通巻619号) 毎月1日発行 定価1000円 (税込み) 発行・ (株) 日新 2016年 8月号 通巻619号 18 20 22 38 40 44 48 50 52 54 56 58 62 74 82 88 90 94 98 102 104 107 108 August 社告 『2016 NIPPONトラックショー』 と 『2016 NIPPON 次世代ビークルショー』 の開催を 2017 年 5 月~6 月に延期します 巻頭 Birds Eye バーズアイ 中田 信哉 ベーシック・インカムを思う 世界の商用車展研究 西 襄二(現地取材/翻訳/構成) 世界最大級「2016 IAA 商用車展」出展傾向は トラック補給部品流通研究 西 襄二 メルセデス・ベンツ トラック、 補給部品分野で オンディマンド 3D プリンティング方式を導入 業界トピックス トヨタ博物館が企画展「はたらく自動車」を開催新設した新館 2 階企画展示ゾーンを利用 スケッチで見る 世界のトラック 石野 潔 様々なショーに見るコンセプトトラック ー その ⑥ ー 公益社団法人 全日本トラック協会 第 92 回通常総会 展示会レポート◇タイ新技術トピックス いそのボデーがボデー製作技術を活かした移動式セキュリティBOX「i-safety」を開発 「ライブ&イベント産業展」に出展 セミナー&展示会 本誌編集長 於久田幸雄 「安全な自動車輸送への労務管理と成長戦略」を開催 デンソー&デンソーセールス 一般社団法人日本スリープマネジメント協会(略称:SLMA)が発足 トラック・バスの居眠り事故撲滅に期待 海外トピックス 日野ブルーリボンハイブリッドがバンコクのバス路線で試験運行を開始 バンコク首都圏での本格導入を検討 海外展示会レポート◇タイ・バンコク レポート: 於久田幸雄(本誌編集長) 新興市場へのビジネス拡大を謳った タイ国で開催されたコールドチェーン・ショー 新連載 トラックユーザー News ⑱ 出典:運輸新聞 The TRUCK News Now 話題のニュートラック新製品情報・新情報 仕様向上…日産自動車/中東地域販売…UDトラックス/輸出達成…三菱ふそう/ブラジル工場…住友ゴム / OEM…いすゞ&マツダ/コモンレールシステム受賞…デンソー/新工場用地…タダノ/交通安全教育…デ ンソーゲンケート ジャパンコン サルティング 井上 元 (元日本フルハーフ㈱) “ 元さんの従心こばなし” ⑦ 『開発』 を考える! 図書紹介 文化放送アナウンサー・気象予報士 伊藤佳子・鈴木純子 『気象災害への知恵』 トラック運送事業で綴る 激動の昭和戦後史 大西徳(フリーライター) 合理化への挑戦努力 量的拡大は終わりへ 昭和戦後のことば ㊳ 本誌・編集スタッフ 運送事業の史論 公共トラックターミナル 凝らぬ・懲りぬ・コラム 橋爪 晃 一房110 万円の葡萄・・ルビーロマン 連載コラム:クルマ人生・その ㊸ 岡 雅夫(フリーライター) 最最近の SUV の世界 (後編) SAXY UKO の Movie A Go Go ♪ 映画コラム 純子の晴れたり曇ったり NO.74 鈴木純子 「台風に備えて」 編集後記 The TRUCK 2016 年 8月号 2 2016 年8月号 表紙ストーリー 大幅にメンテナンス性が向上した垂直リフト SLW I 日本リフト株式会社 〒252 ー 0131 神奈川県相模原市緑区西橋本3 ー11ー32 電話 042 ー773ー 2120 FAX 042 ー773 ー4436 今日でこそリフトゲートはトラックの荷役装置として一般的になって いるが、昭和 40 年代初期は極めて希少な存在だった。当時筆者 は、ガソリンスタンドでアルバイトしていた関係で、200ℓ入りのオイ ルのドラム缶が運び込まれる様子を見る機会があった。荷台から降 ろす場合は、地面にクッションにするタイヤを置いてその上にドスン と落とし、斜めに倒したドラム缶を回転させながら移動していた。し かし、ある時、リフトゲート付きの小型トラックがドラム缶を何本も積 載して構内に入り、荷卸しを始めたのを見て大いに驚いたものであ る。人の力も必要ないし、作業もスピーディで安全、作業員の衣 服も汚れない。 このリフトゲートは昭和50年~ 60 年代にかけて小型~中型トラッ クに普及することになるが、初期の開発に当たったのが、日本リフ ト㈱の鈴木忠彦社長である。 当時はリフトゲートの揺籃期で、日 本リフト㈱はリフトゲートの製造販売を日本で最初に行なった東京建 設興業、東建リフトゲート販売を引き継ぎ、東建リフトゲート㈱として スタートしている。 その後、 リフトゲートの専門メーカーとして取り組んだ同社は、 トラッ クだけでなくバスや福祉車両にも市場を拡大、多くの新商品を開発 している。 リフトゲートは各種あるが、垂直リフトは現在、ドラム缶の運搬 からガスボンベ/工業用ガスボンベの運搬等に活躍している。 今 回、新たに開発した 『垂直リフト SLWI』 は、外観は従来商品と大き く変わるところはないが、内容はユーザーの立場に立った設計で、 車両への取り付けおよびメンテナンスの容易性に重点を置いてい る。要点を簡単にまとめると以下のようになる。 〈垂直リフトSLW I のリフト能力と特長〉 ・油圧機構を本体内蔵へ設計変更し、装置本体が小型になった。 ・装置本体の小型化により、車両へ架装する時間が短縮された。 ・モーターポンプ/油圧タンク/シリンダーを装置本体の内部 へ組み込んだことにより、メンテナンス性が向上。 油圧シリ ンダーによるワイヤー伸縮する動作に対しての調整が容易に なった。 ・足掛けステップを左右に標準装備。 ・従来製品では、トグルスイッチのみでリフト上昇・下降を操作 していたが、 今回はリモートコントロールスイッチによる操作 と、 本体内にリモートコントロールスイッチを収納した状態で 操作する2つの操作方法が選択できるようになった。 ・リフト能力:600kg この 『垂直リフト SLWI』 は、日本リフト㈱がエンジニアリング企業 として、市場ニーズに応えたリフトゲートの傑作の一品である。 (秋林路) 広告索引 ▼ア行 ㈱石井 (定温ボデー用間仕切り) 7 ㈱ウイング (トレーラ・脱着車支持脚) 6 ▼サ行 三和シヤツター工業㈱ (バンボデー扉) 101 車輌機器㈱ (荷台上荷役装置) 4 (公社) 全日本トラック協会 表③ ▼タ行 司工業㈱ (重機運搬車) 1 ㈱東光冷熱エンジニアリング (冷凍装置) 14 ㈱トランテックス (バンボデー) 表④ ▼ナ行 日本ボデーパーツ工業㈱ (自動車用品) 73 ㈱日本ヴューテック (後方確認テレビ) 表②・89 日本リフト㈱ ▼ハ行 ㈱パーマンコーポレーション ㈱花見台自動車 ㈱広機器製作所 細谷車体工業㈱ ▼マ行 明治自動車工業㈱ MICミックワークス㈱ ㈱メイダイ ▼ヤ・ラ行 菱重コールドチェーン㈱ 六三機工商事㈱ ラミルクス・ジャパン㈱ (リフトゲート) (トラック用品) (車両運搬車) (手動開閉式幌) (車両運搬車) 表①・10 8・9 16 12 81 (油圧ウインチ) 73 (自動車用品) 12・72 (側面開放車) 15 (冷凍装置) (電動ランディングギヤ) (繊維強化複合材) 13 11 5 The TRUCK 2016 年 8月号 3
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