冷温水配管のグルービング継手使用における工数 削減

冷温水配管のグルービング継手使用における工数
削減
東洋熱工業株式会社 桂 龍
喜
目次
冷温水配管のグルービング継手
使用における工数削減
1.はじめに
2.グルービング継手について
3.工数比較
4.まとめ
1.はじめに
1.はじめに
空調設備
熱源
:ターボ冷凍機
モジュールチラー
中国地方における配管工の絶対数の不足
空調機:ファンコイルユニット
外気処理空気調和機
空冷HPエアコン ビルマルチ
パッケージ
送風機:シロッコファン
ストレートシロッコファン
2.グルービング継手について
1.はじめに
配管施工の工夫
ネジ接合
フランジ接合
グルービング継手
①グルーブ(溝)
漏水リスクの高さ
大口径専用ネジ切り機
コストは平均的
不採用
加工管製作の期間
コストが高い
施工はスピーディ
不採用
加工が容易
施工がスピーディ
コストが高い
採用!
②ゴムリング
③ハウジング
①接合する配管に溝を切る(工場加工)
②止水の為にゴムリングで囲う
③強固なハウジングで固定する
1
冷温水配管のグルービング継手使用における工数削減
東洋熱工業株式会社 桂 龍喜
2.グルービング継手について
2.グルービング継手について
グルービング継手のコストアップ解消!
2,000
4,000
グルービング継手
溶接継手
グルービング継手
グルービング継手
(エルボ一体型)
溶接継手
単管溶接接合
(工場加工)
ハウジング
グルービング継手
(ハウジング)
非常に高価!
一般的な施工例
3.工数比較
今回の施工方法
3.工数比較
ファンコイル
①工数の比較
在来
溶接工法
19台
工場
加工人工
現場
施工人工
合計
56 m
メイン管サイズ
80A
グルービング継手
52個
グルー
在来との
ビング継手
比較
10
10.5
105%
30
27
90%
40
37.5
94%
・工場加工人工は5%アップ(+0.5人)
・現場施工人工は10%削減(▲3.0人)
→トータルで6%削減(▲2.5人)
45 m
4.まとめ
3.工数比較
②コストの比較
①メリット
コスト
人工削減
Q
▲2.5人×26,000=▲65,000
継手アップ 68箇所×1,100=7,4000
人工と継手においてコストの差は約1万円
現場では溶接技能が不要、加工も全て
工場加工とし均一な施工品質確保
S
現場での溶接作業ゼロにより火災リスクなし
E
配管端材や溶接スラグの産廃削減
②デメリット
C 継手費用の増加
(中国地方では作業員に浸透していない)
更に労務高騰が続けばコストメリットあり?
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