こちら - 須賀川市

第22回須賀川市農業賞受賞者名簿
個人の部
氏
名
住
所
功績の概要
(1)
安藤米吉
須賀川市越
(63歳)
久字舘67
番地
技術・経営上の特徴、創意工夫点
就農時から梨と水稲の複合経営を行い、経営
の安定を図っている。梨栽培では、栽培面積を
拡大するとともに、エコファーマー認定を受
け、有機質肥料の施肥、農薬・化学肥料の削減
に取り組み、品質の向上に努めている。
梨の被害軽減を図るため、多目的ネットをい
ち早く導入し、経営の安定化を図るとともに、
幸水・豊水・新高・その他多品目の梨を栽培し、
収入の安定と収穫時期の工夫による労働力の
平準化を図っている。
市場が開催する研修会では生育調査をする
対象樹園地として選定され、また、他の地域か
らの現地視察を受け入れた実績もあり、信頼性
の高い優れた栽培技術を有している。
(2)
地域への貢献、普及性、将来構想
平成7年から10年にすかがわ岩瀬農業協同組合
(旧すかがわ農業協同組合)の梨研究指導部会長を、
平成22年から23年には梨部会西袋支部の副支部長
を務めた。この間、西袋地区の梨の品質を底上げする
ため、適切な肥培管理や黒星病の予防をはじめ防除の
徹底など、栽培技術の向上と普及に努められ、
「西袋の
梨」のブランド向上にひたむきに取り組み、本市農業
の発展に多大な貢献をした。
東日本大震災後は、放射線対策として梨の樹木除染
を実施し、風評被害の払拭のため、安全・安心な梨の
生産・出荷に努めている。
1
和田博文
(57歳)
須賀川市袋 (1)
田字西ノ内
136番地
技術・経営上の特徴、創意工夫点
就農時から花き栽培に取り組み始め、現在、花きと
水稲の複合経営を行っています。当初はテッポウユリ、
ユキヤナギなどを露地で栽培していたが、その後、施
設化を図り、周年で出荷可能であるハイブリッドスタ
ーチス・エリンジウムをはじめ、それ以外にもホウヅ
キ・スカシユリ・フリージアなど多品目を栽培し、農
業経営の安定化を図っている。
すかがわ岩瀬農業協同組合の花き部会に所属し、以
前はゆり班長、カラー班長を務め、部会では、部会員
とともに当地区オリジナルのシンテッポウユリ「うつ
みね」の育種に取り組み、本品種の産地確立に寄与し
た。
花きの品質は高く評価され、福島県花き品評会でテ
ッポウユリとハイブリッドスターチスで農林水産大臣
賞の受賞をはじめ、国際的な賞など多数の賞を受賞し
ている。
(2)
地域への貢献、普及性、将来構想
いち早く認定農業者となり、認定農業者会では平成
20年から21年度は監事、平成22年から23年度
は会計を務め、同会の西袋方部では平成22から23
年度に方部会長を務めるなど、各種団体の役員を歴任
し、担い手のリーダーとして活躍している。
現在は、須賀川市農業委員の3期目を務めており、
今期は会長職務代理者として、本市農業の振興に多大
な貢献をしている。
2