小規模ビジネスから大企業向けまで対応可能なラインナップ イントラネットのセキュリティー強化にも効く統合セキュリティー・アプライアンス IBM Proventia Network Multi-Function Security(MFS) Ⓡ ■製品概要 IBM Proventia Network MFSは、高度化、多種多様化する幅広い攻撃か らお客様ネットワークを守るため、小型でありながら必要とされるセキュリ ティー・ソリューション (ファイアウォール、VPN、不正侵入防御、アンチウイ ルス、 アンチスパム、Webフィルター) のすべての機能を1台のアプライアン スに集約した統合セキュリティー・アプライアンスです。不正侵入、 ウイルス /ワーム、 スパム・メール、 フィッシング・メールによる詐欺、Web閲覧による 誘導型攻撃(*)などのさまざまなセキュリティー上の脅威、 また、業務には関 係のない不適切なWebの閲覧など企業で定めたネットワーク使用ポリシー に準拠しないトラフィックから、 ネットワークを保護し、企業活動を安全に継 続させるために必要な機能を提供します。 統合セキュリティー機器として総合評価5つ星を獲得 第三者機関のUTM (統合セキュリティー・アプライアンス) グループ評価におい ても、導入から高度な設定までの簡単な操作性、強固なパフォーマンスと高性 能により総合評価5つ星を獲得※し、統合セキュリティー機器として高く評価され ました。 ※米国で実施したITセキュリティー雑誌 「SC MAGAZINE」 のUTMグループ・テスト結果 (2009年) ※誘導型攻撃…ハイパー・リンクなどを利用して攻撃用サーバーにクライアントを誘導し、不正なファイ ルをダウンロードさせるWebを利用した攻撃手法。 ■導入効果 ネットワーク・セキュリティーが1台で実現できる 脆弱性を狙った悪質な攻撃から、お客様のIT環境を守り、情報漏えいや改ざんを防ぐ ● 統一された操作性、 運用の簡素化、保守管理の集約でTCO(Total Cost of Ownership) を削減 ● 中堅企業のセキュリティ ー保護はもちろん、大企業の支店・支社への導入で全社セキュリティー・レベルの一斉底上げを実現 ● ● お客様 ネットワーク環境 ウイルス 脆弱性攻撃 不正アクセス インターネット ・ワーム拡散 ワーム スパム ・Web閲覧による誘導型攻撃 Proventia MFS ・不適切サイトへのアクセス ・Winny、Spywareなどで情報漏えい IPS(不正侵入防御) ファイアウォール アンチウイルス Webフィルター アンチスパム VPN ■主な機能と特長 導入、設定、運用が簡単 イントラネットのセキュリティー強化にも最適 企業セキュリティーに必要な6つの機能を有するアプライアンスです。各セ キュリティー機能は、IBM ISSが保有するグローバルなセキュリティー情報研 究開発組織X-Force ®により最適化された防御方法をワン・クリックで有効化 するという方法により容易に設定可能。不正侵入防御、アンチウイルス、アン チスパム、Webフィルターに必要なシグネチャーの自動更新によって運用の 簡素化を実現します。また、 セキュリティーの脅威を検知した場合は自動防御 機能が働くため運用管理の負担も軽減できます。 IBM Proventia Network MFSをイントラネット上の各事業所、 データ・セン ター、海外拠点、関連会社などの接続点に設置することで、万一ウイルスが 発生した際にも被害を局所的にとどめることができ、全社ネットワークへの感 染拡大を未然に防ぐことが可能です。 ・ウイルス ・脆弱性攻撃 ・不正アクセス ・ワーム ・スパム などの脅威 SSL VPN※ 一般的なWebブラウザーに組み込まれているSSL通信機能を使用するため、設定の複雑なVPNク ライアント・ソフトを別途インストールせずにVPN回線を使用できます。SSLプロトコルで外部に接続 できる環境で使用する場合、 ファイアウォールなど、 ネットワークの設定を変更する必要なくVPN環境 を用意することが可能。IPsecベースのVPNソリューションと比較して、使いやすさ、保守性、柔軟性 がより優れています。 インターネット ※Firmware Updateバージョン4.1からSSL VPN機能が追加。 Proventia MFS ○ファイアウォール・モジュール ○VPNモジュール ○不正侵入防御(IPS) モジュール ○アンチウイルス・アンチスパイウェア・モジュール ○アンチスパム・モジュール ○Webフィルタリング・モジュール Data Center 企業ネットワーク イントラネット モバイル 1台に、6つの高性能セキュリティー・ソリューションを搭載 Proventia IPS Proventia MFS 海外 Network ・ワームの拡散の局所化 ・Web閲覧による誘導型攻撃を防止 ・不適切サイトへのアクセス制御 ・Winny、 Spywareなどで情報漏えい防止 などに効果を発揮 Proventia MFS Proventia MFS Proventia MFS 事業所 関連会社 事業所 X-Forceによる精度の高い検知・防御能力を実現 X-ForceはIBM ISSのグローバルなセキュリティー研究開発組織で、民間企業では世界最大規模を誇ります。主要なプロトコルやアプリケーションの脆弱性 研究、攻撃や不正アクセス手法の調査をし、 その分析成果を製品の防御エンジンやシグネチャーに反映させることで、非常に精度の高い攻撃検知、防御を実 現しています。 Virtual Patch®(バーチャル・パッチ)による運行コスト削減 セキュリティー研究開発組織 IBM ISS X-Force は、発見したOS やアプリケーションの脆弱性に関する分析結果を基に、 その脆弱性を狙った攻撃を検知す るシグネチャー(X-Press Update)を即座に開発してIBM Proventia MFS に反映させます。発見された脆弱性に対して仮想的にパッチが適用されている状 態を作り出しバリアとなって保護するVirtual Patch。セキュリティー・パッチが配布される前のゼロデイ攻撃を防御するとともに、 システムに対するセキュリ ティー・パッチ適用計画を強力にサポートし、作業の軽減による運用コスト削減を実現します。 ● スペック一覧 MX0804 MX1004 MX3006 MX4006 MX5008 MX5110 4 4 6 (10/100) 6 8 10 ネットワーク・インターフェース 10/100/1000 インターフェース数※1 パフォーマンス 最大推奨ノード数(全ての機能を有効にした場合) 50 100 500 1,000 2,000 3,000 100Mbps 100Mbps 200Mbps 600Mbps 1,600Mbps 1,800Mbps 100Mbps 100Mbps 200Mbps 450Mbps 730Mbps 800Mbps 25Mbps 43Mbps 200Mbps 360Mbps 496Mbps 566Mbps 15Mbps 34Mbps 94Mbps 120Mbps 135Mbps 150Mbps 2,000 3,000 4,100 6,800 9,580 12,500 50,000 50,000 120,000 120,000 150,000 150,000 VPNスループット (3DES利用時) 15Mbps 25Mbps 65Mbps 68Mbps 74Mbps 80Mbps VPNスループット (AES利用時) 30Mbps 50Mbps 143Mbps 170Mbps 230Mbps 247Mbps 100 100 250 250 250 250 1KBメッセージ最大処理数(1時間) 600 1,320 4,480 7,230 10,210 11,640 1KBメッセージ+500KB添付最大処理数 (1時間) 120 264 766 840 970 1,180 100 125 ファイアウォール スループット ファイアウォール+IPS+Webフィルタ (e-mailのみ) インスペクション時の ファイアウォール+IPS+Webフィルタ+アンチウイルス スループット ファイアウォール+IPS+Webフィルタ+アンチウィルス (mail+FTP+Web) 秒間あたりの最大コネクション数 コネクション最大保持数 VPN パフォーマンス 最大推奨VPNトンネル数 (Client to Site/Site to Site) 電子メール パフォーマンス (アンチウィルスとアンチスパム) SSL VPN 最大同時接続ユーザー 10 50 テーブル・ トップ 1U <ラック・マウント> 一般仕様 筐体デザイン 本体寸法 (mm) 2U <ラック・マウント> 250(W) ×39(H) ×177(D) 250(W) ×39(H) ×177(D) 429(W) ×44(H) ×360(D) 429(W) ×44(H) ×360(D) 430(W) ×88(H) ×490(D) 430(W) ×88(H) ×490(D) 1.2 重量 (Kg) 1.2 5.5 6.5 18 18 サポート&サービス サポート&サービス内容 テクニカル・サポート、X-Press Updeteの更新、 Firmwareの更新、 ハードウェア交換 テクニカルサポート内容 平日10:00∼17:00 (土日祝日、弊社休業日を除く) メール・サポート/電話サポート (サポート・インシデント数の上限なし) 、 サポート・ナレッジ・ベースの閲覧 (※1) インターフェースのリンク・スピードより最大スループットを超えない範囲でご利用ください。 この文書に含まれるすべてのパフォーマンス・データは、 ある特定条件の動作環境下でのデータを標準的な値として提示しています。 他の動作環境におけるパフォーマンスは異なる場合がありますので、 ご使用予定の環境で事前に検証することをお勧めしております。 IBM、IBMロゴ、ibm.com、およびProventia、Virtual Patch、X-Forceは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。 日本アイ・ビー・エム株式会社 ISS 事業部 http://www.ibm.com/iss/jp 〒141-0021 東京都品川区上大崎 3-1-1 JR東急目黒ビル TEL: 03-5740-4060 e-mail: [email protected] ●このカタログの情報は2010年1月現在のものです。仕様は予告なく変更される 場合があります●記載のデータはIBM社内の調査に基づくものであり、全ての 場合において同等の効果が得られることを意味するものではありません。効果は お客様の環境その他の要因によって異なります。●製品、サービスなどの詳細に ついては、弊社もしくは ビジネス・パートナーの営業担当員にご相談ください。
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