こちら - 地方独立行政法人京都市産業技術研究所

お知らせ
（市政・経済・大学同時）
平成２８年５月２５日
京都市産業観光局
（新産業振興室２２２－３３２４）
地方独立行政法人京都市産業技術研究所
（経営企画室 326‐6100）
国立大学法人京都大学
（企画・情報部広報課 753-2071）
Ｇ７伊勢志摩サミット・政府広報スペースにおける試作品の展示について
伊勢志摩サミット開催に際し，国際メディアセンターに設けられる政府広報スペースにお
いて，京都大学生存圏研究所，地方独立行政法人京都市産業技術研究所などが共同で試作開
発したセルロースナノファーバー（ＣＮＦ）と樹脂の複合材料による自動車用部材「エンジ
ンカバー」
（重量従来比３０％減）の試作品が展示されますので，お知らせいたします。
記
Ｇ７伊勢志摩サミットの開催に併せて，三重県伊勢市に設置される国際メディアセンター
（ＩＭＣ）アネックス内に日本の魅力を発信する政府広報展示スペースが５月２４日（火）
午前８時から開設されました。
同スペースでは，
「伝統」と「革新」
，及び，国際社会が直面する様々な課題の解決に資す
る日本の技術をテーマに，サミットの議題と連動する展示カテゴリー毎に関連の日本の技
術・製品などが紹介されます。
※１）http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003324.html
１名称
伊勢志摩サミット国際メディアセンター（ＩＭＣ）アネックス
政府広報展示スペース
２会場
三重県営サンアリーナ（三重県伊勢市朝熊町）
国際メディアセンターアネックス
３展示内容「ＣＮＦ／ナイロン樹脂自動車エンジンカバー試作品」
◆ポイント
・世界初でＣＮＦ／樹脂を用いた大型射出発泡品の成形に成功
・従来品であるガラス繊維／ナイロン樹脂成形品と比較して重量比３０％減量
・ＣＮＦ／樹脂複合材料で，世界で初めて２５０℃以上の成形条件をクリア
＊本件は，ＮＥＤＯ（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）の「非
可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」
（参画機関：国立大学法人京都大学，王
子ホールディングス株式会社，日本製紙株式会社，星光ＰＭＣ株式会社及び地方独立
行政法人京都市産業技術研究所）の成果として試作された。
平成２８年３月には，世界に先駆けてＣＮＦと樹脂の複合材料の連続製造テストプラ
ント（京都プロセス）を京都大学宇治キャンパスに設立している。
４問い合わせ先（京都市産業技術研究所，京都大学とも共通）
地方独立行政法人京都市産業技術研究所経営企画室担当：北川，菅野
ＴＥＬ：０７５－３２６－６１００（代）

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