第 10 号 H28年2月18日発行 【 校 是 全 力 は美な り 】 学校教育目標:「学び続ける生徒」「心豊かな生徒」「活力ある生徒」生徒数:1年 164 名 2年 185 名 3年 178 名 あ と 10 分 ! 教頭 檜 田 勝 巳 早いもので、3学期が始まって一月以上が経ちました。今月は、「二月は逃げて走る」とか「二月ひと 月は小糠(こぬか)三合で暮らす」の諺があるように、あっという間に過ぎてしまう慌ただしい月ですが、 入学説明会、授業参観、1年スキー教室、2年校外学習と盛りだくさんの行事を皆様の協力をいただき ながらこなしてきました。ありがとうございました。 これから、各学年のまとめ、卒業証書授与式に向けての取組が始まっていきます。幸中生は、今年 度学校・学年・学級・部活動・委員会など様々な面で努力し、集団としての成果を挙げてきました。一 方、各個人としてはどうだったでしょうか。どんな積み重ねをしてきましたか。 お金の話で恐縮ですが、目に見える例をひとつ。今年の始め、ラジオで「新年にあたって小さな積み 重ね」の話題が流れていました。1月1日に1円、2日に2円、3日に3円と貯金していって、12月31日 に365円(今年は366円)を貯めていくと一年間で、66,795円にもなるそうです。日々少しずつのこと でも積み重ねるとたいへんな成果になるのですね。 次に徐々に成果が出る例です。アブラム・ガーフィールド(1831~1881 アメリカ第20代大統領)のエ ピソードです。彼は大統領在任わずか4か月で銃撃され2か月後に亡くなりました。少年時代は金銭的 に恵まれなかったものの、たいへんな負けず嫌いの努力家で、学校の成績が優秀でした。 大学生に成長した彼の同級生の中で数学に抜群の力を発揮する学生がいました。彼らは共に寮生 活をしていました。ガーフィールドはその負けず嫌いから、同級生に追いつき、追い越そうと一生懸命に 勉強をしました。しかし、どんなにやっても彼に追いつくことができませんでした。 ある日のこと、勉強を終えて寝ようとしたガーフィールドは、斜め向かいにある同級生の寮に目をやり ました。すると、彼の部屋にはまだ明かりが灯っていたのです。「いったい彼はいつまで勉強を続けるつ もりなんだ。」と思いながら気にしていると、10分くらいして明かりが消えました。「そうか、この10分が 問題だったのだ。」と、ガーフィールドは思いました。 その日以降、彼は勉強時間を10分間延ばしました。1日に10分ではありますが、毎日の積み重ね でたいへんな時間になります。この努力によって、ついにガーフィールドは数学でトップの成績をとるこ とができ、さらにピタゴラスの定理の証明をするまでになりました。 この「あと10分!」の心がけは、どんな仕事においても成功する秘訣であるとガーフィールドは述べ ています。今の学年が残りわずかとなったこの時期に、幸中生にも「あと10分!」を有意義なことに活 用して、1,2年生は進級、3年生は新天地へと羽ばたいていってほしいと思います。 日 23 24 25 26 27 28 29 1 2 曜 火 水 木 金 土 日 月 火 水 ◎活躍する幸中生 (1・2月の表彰朝礼の一部です。) 2月・3月の行事予定 生徒会朝礼 公立高校志願先変更 公立高校志願先変更 専門委員会 3年生期末テスト 全校朝礼 公立学力検査 1・2年期末テスト PTA本部役員会全体役員会 3 木 公立実技検査等 1・2年期末テスト 4 金 5 土 6 日 7 月 職員会議 8 火 表彰朝礼 9 水 3年給食終了 1・2年卒業式歌練習 10 木 公立入学許可候補者発表 1・2年卒業式歌練習 11 金 卒業式予行 12 土 13 日 14 月 卒業式準備 水曜の授業 15 火 卒業証書授与式 16 水 専門委員会 月曜の授業 17 木 2年授業参観⑤・保護者会 18 金 1年授業参観⑤・保護者会 給食終了 19 土 20 日 春分の日 21 月 振替休日 22 火 123の授業 23 水 123の授業 24 木 大掃除 ワックスがけ 25 金 修了式 26 土 27 日 28 月 学年末休業日 29 火 学年末休業日 ~2月25日 部活動終了17:15 完全下校17:30 3月3日~3月18日 部活動終了17:30 完全下校17:45 義務教育の集大成 3年生は2月26日(金)に期末テストがあ り、3月2日(水)は県公立高校の学力検査が 行われます。それぞれの生徒が自分の将来に向 けての第一歩を踏み出します。体調を整えベス トを尽くしてください。3月15日(火)には 本校を巣立っていきます。残り少ない日々を大 切に過ごしてください。 学校だよりについてのご意見は、幸手中学校 <ソフトテニス女子> カワサキルーセント旗東日本ジュニアソフトテニス 研修大会 えブロック優勝 根本さやか 矢島 輝 小栗琴美 中山陽菜乃 大槻真友 山中美憂 清水里保 小菅恵梨奈 (以上2年) 埼玉県郡市対抗学年別大会出場認定証 久喜幸手吉川松伏代表 小栗琴美 中山陽菜乃 (以上2年) 倉林愛実 山﨑愛菜 (以上1年) <卓球女子> 東部地区卓球大会 女子団体ベスト8 <第50回郷土を描く美術展> 入選 3年2名、2年5名、1年3名 <第56回埼玉県小中学校児童生徒美術展埼葛地区展> 金賞 3年1名、2年1名 銀賞 3年2名、2年1名、1年1名 入選 3年4名、2年1名、1年1名 <第56回埼玉県小中学校児童生徒美術展> 特選 有賀ももこ(3年) 、佐藤広輝(2年) <手をつなぐ子らの作品展> 作品賞 6名 <第7回彩の国みどりの作文絵画コンクール> 作文 入選 髙﨑夏鈴(1年) <第20回彩の国さいたまホームページコンテスト> 最優秀賞 浅原大輝(2年) <埼葛地区PTA三行詩コンクール> 優秀賞 野村 豊(2年) <幸手支部書き初め展覧会> 特選 3年1名、2年2名、1年1名 金賞 3年3名、2年5名、1年3名 銀賞 3年5名、2年2名、1年4名 <第68回書き初め中央展覧会(県展)> 特選賞 田辺紀代子(3年) 、勝田玲南(2年) 推薦賞 三浦萌楓(2年) 優良賞 三浦唯楓(1年) ※紙面の都合上、全員の氏名を掲載できず、申し訳あり ません。 ◎スキー教室(1年) 、校外学習(2年)を終えて 雪不足のため延期になっていたスキー教室が、2月7 日(日)~9日(火)の3日間、栃木県日光湯元スキー場で 行われました。インフルエンザ等のための欠席者が増え たことが残念でしたが、時間を守り、天候にも恵まれて 講習を終えることができました。 スキー教室終了の翌日、10日(水)には、2年生の校 外学習が行われました 。“仲間と学び 感じよう 修学旅 行へ向けて さあ出発だ”のスローガンのもと、班ごと に東京駅を目指し、計画をこなすことができました。 1,2年生共に今回の経験を、これからの生活にいか してください。 0480-42-0203 教頭 檜 田 勝 巳 までお願いします。
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