地熱エネルギーの開発・利用の 推進に関する提言

地 熱 エネルギーの開 発 ・利 用 の
推 進 に関 する提 言
平 成 18年 3月
(財 )新 エネルギー財 団
新 エネルギー産 業 会 議
目
次
ま え が き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1.
地熱エネルギーの開発・利用の推進に関する提言 ・・・・・・・・2
2.
(提言1および主旨説明)
RPS法における電気事業用地熱発電の有効活用・・・・・3
3.
(提言2および主旨説明)
地熱発電設備に係る補助金の交付対象の拡大と規制緩和・・4
4.
(提言3および主旨説明)
新エネルギーとしての地熱直接利用の推進・・・・・・・・5
5.
(提言4および主旨説明)
地球温暖化対策としての地熱発電によるCDMの支援・・・6
6.
地熱エネルギーの開発・利用の促進に関する資料 ・・・・・・・・7
7.
新エネルギー産業会議 評議員名簿 ・・・・・・・・・・・・・20
8.
新エネルギー産業会議 地熱エネルギー委員会名簿 ・・・・・・24
ま
え
が
き
1997 年に開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で「京都議定書」が採
択され、2004 年 11 月のロシアの批准により 2005 年 2 月に発効した。これにより、先進締約
国は温室効果ガス排出削減約束の達成が義務付けられた。我が国も温室効果ガス排出量を第一
約束期間(2008∼12 年)に基準年比で 6%削減する義務を負うことになった。これを受け、
我が国は、
「京都議定書目標達成計画」を 2005 年 4 月に閣議決定し、この目標達成に向けた
対策を明確にした。しかし、最近のエネルギー需給状況を見ると、民生部門・業務部門を中心
にエネルギー需要が増加している。この結果、温室効果ガス排出量は依然として増加傾向にあ
り、京都議定書の目標達成は強く危惧されている。
このため、我が国は、温室効果ガス削減目標達成に向けて、早急に実効性のある対策を講じ
ていく必要に迫られており、エネルギー需要面ではエネルギー使用の高効率化と循環型社会の
構築を、エネルギー供給面では温室効果ガス排出量の少ないエネルギーへの転換を、それぞれ
強力に進めていく必要がある。
太陽、
風力、
地熱、
水力等の再生可能エネルギーは、
現時点では一次エネルギー供給量の6%、
電力供給量の10%を占めているに過ぎないが、これからは温室効果ガス削減の柱として本格
的に導入を進める必要がある。我が国でもRPS制度(再生可能エネルギーの利用義務づけ制
度)が導入され、その成果が期待されているが、様々な問題点も抱えており、今後、より高い
目標に向けて改善を進めていく必要がある。
このような状況の中にあって、地熱エネルギー政策の大胆な方向転換が求められている。事
業用の大規模地熱発電については、電力需要の低迷や価格競争の激化によって、新たな開発が
困難になっており、今後は、大幅なコスト削減と事業体制の合理化を進めるとともに、RPS
制度による新たな市場で事業を展開していく必要がある。また、地域分散型の中小地熱発電や
都市部での地熱直接利用については、これまでほとんど重視されなかったが、今後は、新エネ
ルギー政策の重要課題として取り組む必要がある。更に、京都議定書の目標達成のためには、
海外での地熱開発も視野に入れ、高度の地下資源開発技術を活用した地熱発電によるCDMへ
取り組むことも必要である。
1
地熱エネルギーの開発・利用の推進に関する提言
1.RPS法における電気事業用地熱発電の有効活用
「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」
(RPS法)の見直しに
際しては、次の点に十分な配慮を行うこと。
➀ 地熱発電に対する制限的な取り扱いを廃止し、
法の趣旨に則した運用を行うこと。
➁ 地熱発電の発電量をRPS法の義務量および利用目標量に有効活用すること。
2.地熱発電設備に係る補助金の交付対象の拡大と規制緩和
平成15年10月改正の電源開発促進対策特別会計法の本格的な運用が平成19年度
から実施されるが、地熱発電の推進のためには次の点を進めることが必要である。
➀ 地熱発電設備に対する補助金の交付対象(設置者および規模)の拡大
➁ 中小地熱発電に対する電気事業法の規制緩和
➂ 中小地熱発電設備の低コスト機器開発と実証試験の実施
3.新エネルギーとしての地熱直接利用の推進
新エネルギー政策を見直し、以下の2点を考慮しつつ、地熱の直接利用(熱利用)も
積極的に推進すること。
➀ 地熱の直接利用を「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」
(新エネルギ
ー法)の対象に追加すること
➁ ヒートアイランド対策として有望な地中熱ヒートポンプに対して積極的な導入支
援策を講じること。
4.地球温暖化対策としての地熱発電によるCDMの支援
京都メカニズムを有効に活用するため、地熱発電によるCDMを支援すること。
このため、地熱発電によるCDM事業の可能性を調査するフィージビリティ・スタディ
ーの支援策の拡大強化を図る必要がある。
2
主旨1
提 言 及 び 主 旨 説 明
1.RPS法における電気事業用地熱発電の有効活用
「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」
(RPS法)の見直し
に際しては、次の点に十分な配慮を行うこと。
➀ 地熱発電に対する制限的な取り扱いを廃止し、
法の趣旨に則した運用を行うこと。
➁ 地熱発電の発電量を RPS 法の義務量および利用目標量に有効活用すること。
(1)
「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」
(RPS法)は、施行後
3年経過した場合において、必要があると認めるときは検討を加え、その結果に基づい
て必要な措置を講ずるものとされているため、総合資源エネルギー調査会第13回新エ
ネルギー部会(平成17年10月20日)は、RPS法評価検討小委員会の設置を決めた。
本小委員会はRPS法の制度運用上のものを審議することを目的として、論点整理を行
っており、地熱発電も義務対象エネルギーの一つとして議論されている。
(2)現在のRPS法では地熱発電に関しては、発電設備の認定基準として「地熱資源である
熱水を著しく減少させない発電の方法であること」
(同法施行規則)という条件が付さ
れており、これはバイナリー発電以外の地熱発電を除外する趣旨であるとされている。
しかし、40年以上の安定した操業実績を持つ地熱発電所もあり、十分に再生可能エ
ネルギーであることを証明している。
(3)この純国産で再生可能エネルギーである地熱発電の全ての方式がRPS法の対象エネル
ギーとして認められるならば、地熱発電の発電量は中長期的観点から義務量および利用
目標量の拡大に貢献できる。
以上のことから、RPS法の目的を確実に達成し、また、地熱発電の着実な開発を進める
ため、RPS法について、速やかに所要の措置を講じることが必要である。
3
主旨2
提 言 及 び 主 旨 説 明
2.地熱発電設備に係る補助金の交付対象の拡大と規制緩和
平成15年10月改正の電源開発促進対策特別会計法の本格的な運用が平成19年
度から実施されるが、地熱発電の推進のためには次の点を進めることが必要である。
➀ 地熱発電設備に対する補助金の交付対象(設置者および規模)の拡大
➁ 中小地熱発電に対する電気事業法の規制緩和
➂ 中小地熱発電設備の低コスト機器開発と実証試験の実施
(1) 平成15年10月改正の電源開発促進対策特別会計法によれば、従前の電源多様化勘
定が電源利用勘定に変更され、地熱発電施設は出力規模1万 kW以上および設置者(一
般電気事業者、卸電気事業者、特定規模電気事業者および卸供給事業者)の条件が新た
に設けられた。本法は経過措置により平成18年度までは従来どおりであるが、平成
19年度より新制度に移行する。改正された本法では、条件に当てはまらない地熱開
発促進調査および地熱発電開発費補助事業に大きな影響を及ぼす恐れがある。
(2) 純国産の地熱エネルギーは、温室効果ガスや大気汚染物質の排出量が少なく、環境に
優しいエネルギーであり、これらを利用した地熱発電は、他の自然エネルギーに比べ
て長期的に安定した電源であることから、今後とも地熱開発促進調査を継続し、開発
の促進を図るべきである。
(3) 地熱開発は地下資源特有の開発リスクが大きいため、電気事業者と蒸気供給事業者の
共同開発による従来型の大規模地熱発電の維持・拡大のためにも助成の継続が必要で
あり、補助金の交付対象や規模の拡大を図るべきである。
(4) 更に、開発リスクの小さな中小規模(数十∼数百kW)の地熱発電開発、特に温泉等
の未利用の地熱エネルギーを活用し、地域密着型エネルギーの開発という動向もあり、
新規参入を目指している地方自治体・民間事業者等にも実施母体・規模に制限なく公平
な助成が必要である。
(5) このような地域分散型の中小地熱発電は、一般の需要家や地域の公共団体が主たる担
い手になると考えられるが、そのような担い手が事業を円滑に進めていくためには、
電気事業法の規制緩和(主任技術者の選任規制緩和)が不可欠である。
(6) 特に未利用の地熱資源を活用するためには発電コスト低減に果たす技術の役割が大き
いので中小地熱発電設備に対して低コスト化のための技術開発と実証試験をすべきで
ある。
4
主旨3
提 言 及 び 主 旨 説 明
3.新エネルギーとしての地熱直接利用の推進
新エネルギー政策を見直し、以下の2点を考慮しつつ、地熱の直接利用(熱利用)
も積極的に推進すること。
➀ 地熱の直接利用を「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」
(新エネル
ギー法)の対象に追加すること。
➁ ヒートアイランド対策として有効な地中熱ヒートポンプに対して積極的な導入
支援策を講じること。
(1)我が国は、地熱の直接利用(熱利用)に対する支援が十分に行われていない。
(2)これに対し、世界の地熱エネルギーの開発利用状況を見ると、これまでも地熱発電に匹
敵する規模で地熱の直接利用が行われており、また、最近では地球温暖化防止の観点か
ら、多くの国において個別住宅、公共施設等の冷暖房や地域熱供給の熱源として地熱の
積極的活用が進められており、政府や自治体の支援制度も整備されてきている。
(3)地熱直接利用の中でも、特に最近、先進国において導入が進んでいるのは、
「地中熱ヒ
ートポンプ」である。地中熱ヒートポンプは、地中の温度が夏も冬もほぼ一定である性
質を利用した高効率の冷暖房システムであり、電気や燃料の使用を抑制して温室効果ガ
スの排出を削減するとともに、大気中に熱を放出しないため都市部のヒートアイランド
現象の緩和策としても注目されている。
(4)以上のことから、我が国においても、従来の新エネルギー政策を見直し、地熱の直接利
用を太陽熱や雪氷エネルギーと同様に「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置
法」
(新エネルギー法)の対象に加え、地中熱ヒートポンプ等の積極的導入を図ってい
く必要がある。
(5)地中熱ヒートポンプについては、現在、一部の地方自治体や環境省において、先導的な
導入支援が行われているが、初期コストが高く、投資回収期間も長い。また、一般の認
知度が低いことから、その導入・普及に当たっては、次のような国の積極的支援が不可
欠である。
① 学校・公共施設等への先駆的導入とモデル事業・広報等による普及・啓発の実施
② 地中熱用高効率ヒートポンプシステムの開発と実証試験の実施
③ 一般住宅への導入普及に対する支援制度の拡充
5
主旨4
提 言 及 び 主 旨 説 明
4.地球温暖化対策としての地熱発電によるCDMの支援
京都メカニズムを有効に活用するため、地熱発電によるCDMを支援すること。
このため、 地熱発電による CDM 事業の可能性を調査するフィージビリティ・スタ
ディーの支援策の拡大強化を図る必要がある。
(1)京都議定書の温室効果ガス 6%削減約束達成へ向けて国内で様々な対策が実施されてい
るが、現状の対策では達成の困難な状況が予想されている。海外において我が国企業に
よる京都メカニズムを活用したCDM事業への取り組みが活発に行われている。しかし、
地熱発電に関連したものはほとんど行われていないのが実情である。
(2)地熱発電は温室効果ガスの排出が少なく、設備利用率が高いため、多くのクレジットを
引き出すことが可能である。また、地下資源の開発に高度な技術を必要とするので、途
上国も先進国の協力を必要としている。これらのことから、我が国にとって地熱発電は
CDMに向いた発電方式といえる。
(3)しかし、地熱発電による CDM 事業への取り組みがほとんど行われていない。この理由
として、地熱資源量評価を行う際には、坑井掘削が必要となり、事業化するための FS
調査費用は他のエネルギーと比べて嵩み、また、調査期間も長くなることが挙げられる。
(4)東南アジアや中南米などには未開発の地熱資源を有する国も多く、地熱を国産エネルギ
ーとして開発することに期待している状況がある。
(5)以上のことから、京都議定書の削減約束達成へ向けた取り組みに政策的な支援として、
地熱発電によるCDM事業の可能性を調査するフィージビリティ・スタディーができる
ように現在のスキームを拡大強化することが必要である。
CDM
: Clean Development Mechanism (クリーン開発制度)
6
地熱エネルギーの開発・利用の促進に関する資料
1.世界の地熱発電開発状況
2.海外の地熱ポテンシャル(主要国のみ)
3.日本の地熱発電開発状況
4.日本の地熱発電開発可能量
5.日本の地熱関係予算の推移
6.世界の二酸化炭素の年間排出量
7.日本の温室効果ガスの削減目標
8.日本の地球温暖化防止大綱の概要
9.各種発電の二酸化炭素排出原単位
10.各国のRPS制度
11.各国の再生可能エネルギー導入目標
12.日本のRPS制度
13.日本のRPS制度の導入目標量
14.地熱と水力の支援制度の比較
15.電気事業法における保安規制の比較
16.世界の地熱直接利用量
17.世界と日本の地熱直接利用の内容
18.地中熱ヒートポンプの概要
19.地中熱ヒートポンプの特徴
20.世界の地中熱ヒートポンプの導入状況
21.各国の地中熱ヒートポンプ導入支援状況の例
22.一般住宅で利用可能な地中熱ヒートポンプ導入支援策
23.CDMの概要
7
1.世界の地熱発電開発状況
エルサルバドル
15万kW( 2%)
コスタリカ,
16万kW( 2%)
アイスランド
17万kW( 2%)
その他
42万kW( 5%)
アメリカ,
253万kw( 28%)
ニュージーランド, 44
万kW( 5%)
日本 54万kW
( 6%)
フィリピン
193万kW( 21%)
インドネシア
80万kW( 9%)
イタリア 79万kW,
(9%)
メキシコ 95万kW,
(11%)
世界の地熱発電設備容量
888万 kW
(出典)地熱発電の現状と動向 2005 年版(火力原子力発電技術協会)
2.海外の地熱ポテンシャル(主要国のみ)
地 域
国
名
電源設備容量
現状地熱発電容量
地熱開発ポテンシャル
(MW)
(MW)
(MW)
フィリピン
10,548
1,910
4,500(計画値)
インドネシア
37,385
790
26,240
グアテマラ
1,835
33
4,000
エルサルバドル
1,102
151
2,000
ホンジュラス
969
0
500
ニカラグア
637
70
4,000
コスタリカ
1,897
158
3,500
パナマ
1,283
0
200
ケニア
987
57
2,000
エチオピア
714
7
数千
東南アジア
中南米
東アフリカ
(出典)NEFデータ
8
3.日本の地熱発電開発状況
80
40
70
35
60
30
50
25
40
20
30
15
20
10
10
5
0
発電量 億kWh
設備量 万kW
設備量
発電量
0
80 81 8 2 83 84 85 86 87 88 89 9 0 91 92 93 94 95 96 97 9 8 99 00 01 02 03 04
19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 1 9 19 19 19 19 19 19 19 1 9 2 0 20 20 20 20
年
(出典)地熱発電の現状と動向 2005 年版(火力原子力発電技術協会)
4.日本の地熱発電開発可能量
未開発資源量
(16円/kWh以上)
98万kW
既開発資源量
(53万kW)
22%
40%
地熱発電
開発可能資源量
243万kW
27%
11%
未開発資源量
(8~12円/kWh)
27万kW
未開発資源量
(12~16円/kWh)
65万kW
・国立公園特別地域等の開発困難な箇所の資源量は含まない。
・発電コストは,国の助成措置を想定していない。助成措置を考慮すると,地熱
発電単価は約20%低下する。
(出典)平成 11~13 年度地熱開発促進調査開発可能性調査(NEF資料)
9
5.日本の地熱関係予算の推移
200
180
160
120
100
80
60
40
20
地熱開発補助金
地熱開発促進調査
熱水利用
研究開発
2004
2002
2000
1998
1996
1994
1992
1990
1988
1986
1984
1982
1980
1978
1976
0
1974
予算額 (億円)
140
その他
(出典)経済産業省
6.世界の二酸化炭素の年間排出量
世界の二酸化炭素総排出量
230億t-CO2(2000年)
アメリカ
56億t-CO2
その他
83億t-CO2
中国
28億t-CO2
韓国
4億t-CO2
イタリア
4億t-CO2
カナダ
4億t-CO2
ドイツ
8億t-CO2
イギリス
6億t-CO2
ロシア
14億t-CO2
日本
12億t-CO2
インド
11億t-CO2
(出典)オークリッジ国立研究所
10
7.日本の温室効果ガスの削減目標
14
排出量 億t-CO2
13
13.3
8%増
13%減
12.3
12
11.6
11.6
10%増
11
10.5
10.5
10%減
10
9
8
2000年
基準年
温室効果ガス 総排出量
2010年目標値
エネルギー起源二酸化炭素排出量
(注) 2010年目標値は基準年(代替フロンは1995年、その他は1990年)に対し
6%減(エネルギー起源二酸化炭素排出量は横ばい)
(出典)2000 年度の温室効果ガス排出量について(環境省)
地球温暖化対策推進大綱(平成 14 年 3 月)
8.日本の地球温暖化防止大綱の概要
地球温暖化防止対策
基準年
総排出量比
①エネルギー起源二酸化炭素排出量
当面の削減計画
-省エネルギー対策の推進
±0 %
-新エネルギー等の導入推進
-原子力・燃料転換等の推進
②非エネルギー起源二酸化炭素、メタン、一酸化炭素排出量
③革新的技術開発 及び
国民各界各層による更なる地球温暖化防止活動の推進
-0.5%
-2.0%
④代替フロン等3ガス(HFC、PFC、SF6)排出量
+2.0%
⑤京都議定書で合意された森林吸収量の確保
-3.9%
その他の削減計画(京都メカニズム等の活用・今後、検討予定)
-1.6%
合計(2010年における目標量)
-6.0%
(出典) 地球温暖化対策推進大綱の概要(環境省)
11
9.各種発電の二酸化炭素排出原単位
975
石炭
石油
742
LNG
608
LNG複合
519
15
地熱
太陽光
53
風力
29
原子力
設備・運用
燃料等
28
水力
11
0
200
400
600
800
1000
1200
二酸化炭素排出原単位 g-CO2/kWh
(出典)電力中央研究所
10.各国のRPS制度
米国テキサス州
2001.1 証書発行開
始
2002.1 制度開始
制度整備状況
ドイツ
イギリス
2000.2 再生可能エ 2000.7 電力法改正
ネルギー法制定
2002.1 制度開始
対
象
エ
ネ
ル
ギ
ー
太陽光発電
風力発電
地熱発電
水力発電
バイオマス発電
廃棄物発電
その他
設置年による制限
1999.3 電力自由化
法制定
2002.1 制度開始
グリーン証書
系統運用者が発電事 グリーン証書
/クォータ制
業者から固定価格で /クォータ制
購入することを法律に
発電事業者または輸
電力小売事業者に一 て義務づけ
電力供給事業者に一
入電力事業者に一定
定量を割り当て
定量を割り当て
量を割り当て
○(太陽熱を含む)
○(5MW以下)
○
○
○
○
○
○
○
○
-
○
○
○(5MW以下)
○(20MW以下)
○(揚水を除く)
○
○(20MW以下)
○
○
○(埋立地のメタンガス) ○
-
○
波力、潮力
鉱山等からのガス発電 -
波力、潮力
1999.4以降に稼働し
1999.9以降に設置・稼
なし
なし
た新規・増設・改築設
働した設備を対象
備を対象
グリーン証書
/クォータ制
制度の概要
イタリア
日本
2002.6 新エネ等利用
(RPS)法制定
2003.4 RPS法施行
クォータ制
電力事業者に一定量
を割り当て
○
○
△
○(水路式1000kW以下)
○
-
-
なし
(出典)総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会資料(H13年12月)他
12
導入率[再生可能エネルギー発電量/総発電量] %
11.各国の再生可能エネルギー導入目標
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
1998年実績
2010年目標
国
米
イ
リス
ギ
ラ
フ
ス
ン
ド
ツ
イ
イ
リア
タ
ン
デ
マ
ク
ー
ウ
ス
ン
デ
ー
ェ
オ
ア
トリ
ス
ー
(出典)新エネルギーの現状と課題について(経済産業省)2002 年 1 月
12.日本のRPS制度
1.概要
エネルギーの安定供給、環境の保全及び国民経済の健全な発展に資することを目的に、
新エネルギー等電気の利用目標を定め、電気事業者に対して、毎年度、その販売電力量
に応じ一定割合以上の新エネルギー電気の利用を義務づける。
2.対象エネルギー
(1)風力
(2)太陽光
(3)地熱
(4)水力(水路式の 1000kW 以下の水力発電)
(5)バイオマスを熱源とする熱
(6)前各号に掲げるもののほか、石油を熱源とする熱以外のエネルギーで政令に定める
もの
3.地熱の設備認定基準
・地熱資源である熱水を著しく減少させない発電方法であること。
→(審査基準)具体的には、地熱資源である熱水を二次系統を用いるなどして間
接に利用する等の発電方法を用いることによって、追加的な生産井の掘削を
頻繁に行う必要がなく、当該地熱資源である熱水を相当程度減衰させないこと。
13
13.日本のRPS制度の導入目標量
140
122
120
バイオマス
3億kWh 2%
導入義務量 億kWh
100
水力等
7億kWh
6%
太陽光
16億kWh
13%
89
80
廃棄物
46億kWh
38%
64
60
40
33
36
39
42
44
風力
50億kWh
41%
20
2010年度の導入目標
122億kWh/年
0
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
(出典)経済産業省
14.地熱と水力の支援制度の比較
水力
地熱
・開発規模による補助率
・開発規模にかかわらず
(開発規模) (補助率)
開発費用に対する
5千kW未満 20% (特例30%)
3万kW未満
10% (特例20%)
補助
・新技術に対する補助 50%
開発地点調査
・新技術に対する補助 30%
・開発有望地点の個別調査
・未利用・未開発包蔵水力の調査
技術開発に対する ・小規模水力設備規格化のための
助成措置
実証試験
指導事業
調査井掘削 50%(成功償還あり)
生産・還元井 20%
発電設備
20%
・各種マニュアルの作成・発行
(環境保全マニュアル 等)
14
・開発希望地点の個別調査
なし
なし
15.電気事業法における保安規制の比較
規模
風力・太陽光
ガスタービン
水力
地熱
工事計画
使用前検査 電気主任技術者
ボイラー・タービン
主任技術者
保安規定
20kW未満
不要
不要
不要
-
不要
20~500kW
不要
不要
不選任承認
-
届出
500~1000kW
届出
実施
不選任承認
-
届出
1000kW以上
届出
実施
選任
-
届出
300kW未満
不要
不要
不選任承認
不要
届出
300~1000kW
不要
不要
不選任承認
選任
届出
1000kW以上
届出
実施
選任
選任
届出
10kW未満
不要
不要
不要
-
不要
10~1000kW
届出
実施
不選任承認
-
届出
1000kW以上
届出
実施
選任
-
届出
1000kW未満
届出
実施
不選任承認
選任
届出
1000kW以上
届出
実施
選任
選任
届出
16.世界の地熱直接利用量
100
90
2000年
利用熱量 億kWh-t
80
70
60
50
40
30
20
10
0
中
国
米
国
ア
イス
ラ
ド
ン
トル
コ
ニ
ジ
ー
ュ
ド
ラン
ー
シ
ロ
ア
本
日
フ
ラ
ン
ス
ス
(出典)Gerand W.Hutter
デ
ー
ェ
ウ
ン
メキ
シ
コ
WGC2000
(注)日本のデータは NEF 直接利用アンケート調査(2001年)
15
17.世界と日本の地熱直接利用の内容
世界の地熱直接利用量
451億kWh-t
冷房・融雪
1%
浴用・温水
プール
22%
日本の地熱直接利用量
14.2億kWh-t
その他
1%
地中熱ヒート
ポンプ
14%
融雪
9%
その他
32%
施設園芸
8%
直接暖房
36%
工業
7%
ホテル・旅館
16%
養魚
4%
養魚
7%
住宅
11%
施設園芸
12%
(出典)Gerand W.Hutter
医療・福祉
7%
公共施設
13%
WGC2000, NEF 直接利用アンケート調査
(注)世界のデータは2000年、日本のデータは2001年
18.地中熱ヒートポンプの概要
(出典)地中熱利用促進協会資料
16
19.地中熱ヒートホンプの特徴
◎高効率・高環境性
地中温度と大気温度
-エアコンに比較し高効率(安定した地中温度を利用)
→省エネルギー・二酸化炭素排出量の抑制
-冷房時の熱を大気に放出しない
→ヒートアイランド現象の抑制
大気温度
30℃
メリット
20℃
-完全密閉系だから環境汚染がない
地中温度
10℃
◎普遍性
-日本中いたる所で利用可能
→省エネルギー・二酸化炭素排出量の抑制
0℃
春
夏
メリット
秋
冬
-エアコンの利用出来ない寒冷地(外気温-15℃以下)でも利用可能
(出典)地中熱利用促進協会資料
20.世界の地中熱ヒートポンプの導入状況
500
米国
ドイツ
50
スウェーデン
50
スイス
42
13
デンマーク
フランス
9
フィンランド
9
カナダ
7
日本
0
0
100
200
300
400
500
600
導入台数 [千台]
(出典 )
17
IGSPA
21.各国の地中熱ヒートポンプ導入支援状況の例
地中熱ヒートポンプ導入促進に対する支援策
スイス 設置補助金
アメリカ 広報活動支援
1995年(政策的位置づけ)
DOE行動計画-「地中熱ヒートポン
プ」を再生可能エネルギー推進策の
一つとして位置づけ
1994年~1997年(補助金)
地中熱ヒートポンプの設置に対し
270SF/Kwの補助
1996年~1997年(実証期)
米国6地域に於いてデモンストレー
ションの実施
1998年~ (補助金)
新設家屋への地中熱ヒートポンプの
設置に対し250SF/Kwの補助
1997年~2000年(展開期)
年間40万台設置を目標に広報活動
を展開
地中熱ヒートポンプの導入普及
22.一般住宅で利用可能な地中熱ヒートポンプ導入支援策
実施省庁
経済産業省
事業名称
住宅・建築物高効率エネルギー
システム導入促進事業
補助率
地中熱ヒートポンプ
システム設置費の
1/3
地中熱ヒートポンプ
環境省
地中熱ヒートポンプシステム
試験利用補助事業
システム設置費の
2/3
(国 1/3+自治体 1/3)
18
23.CDMの概要
・CDM :Clean Development Mechanism(クリーン開発制度)
・CERS:Certified Emissiom Reduction (削減量)
CDMとは、京都議定書第12条に基づくメカニズムであり、非附属書Ⅰ国において附
属書Ⅰ国が省エネプロジェクト等、温室効果ガスの削減につながるプロジェクトを実施し、
当該プロジェクトが存在しなかった場合に比して追加的な排出削減があった場合、CDM
理事会及び指定運営機関の審査等を経て、当該排出削減量に対してC E Rとよばれるク
レジットを発行し、その全部または一部をプロジェクト実施附属書Ⅰ国が自国の排出削減
目標達成に用いることができるというものである。
プロジェクトを実施する側の附属書Ⅰ国を「投資国」、受け入れる側の非附属書Ⅰ国を
「ホスト国」としている。
(出典)京都メカニズム利用ガイド(経済産業省)
19
新エネルギー産業会議評議員名簿
自 平成17年 7月 1日
任期
至 平成19年 6月30日
平成 18 年 3 月 3 日
氏
評議員
荒 木
名
会 社 名 等
浩
役
東京電力株式会社
顧
職
問
〃
稲 川 泰 弘
石川島播磨重工業株式会社
取締役常務執行役員
〃
秋 山
財団法人エネルギー総合工学研究所
理 事 長
〃
大 下 孝 裕
株式会社 荏原製作所
取締役常務執行役員
〃
小笠原 政 教
株式会社エヌ・ティ・ティファシリティーズ
〃
永 田 秀 昭
大阪ガス株式会社
常務取締役
〃
塚 越 東 男
株式会社大林組
常務執行役員
〃
滝 田 裕 久
鹿島建設株式会社
常務執行役員
環境本部長
〃
守 岡 修 一
川崎重工業株式会社
理事環境ビジネス
センター長
〃
齊 藤 紀 彦
関西電力株式会社
代表取締役副社長
〃
岩 科 季 治
株式会社関電工
取締役副社長
〃
樋 口 隆 啓
九州電力株式会社
常務取締役
〃
湯 川
勲
京セラ株式会社
〃
幡 掛 大 輔
株式会社クボタ
代表取締役社長
〃
山 口 啓 二
株式会社熊谷組
取締役副社長
〃
石 谷
久
慶応義塾大学
教
〃
相 馬
勲
公営電気事業経営者会議
専務理事
〃
大 西 功 一
株式会社神戸製鋼所
常務執行役員
〃
桃 井 忠 勝
佐藤工業株式会社
〃
島 田 忠 男
三洋電機株式会社
常務執行役員
〃
関 田 貴 司
JFE スチール株式会社
常務執行役員
〃
小 野
四国電力株式会社
常務取締役
守
健
-20-
取締役
エネルギー事業本部長
執行役員専務
ソーラーエネルギー
事業本部長
授
専務執行役員
営業本部長
氏
評議員
平 田
名
会 社 名 等
賢
芝浦工業大学
役
学
職
長
常務執行役員
技術研究所長
〃
藤 盛 紀 明
清水建設株式会社
〃
太 田 賢 司
シャープ株式会社
〃
亀 田 繁 明
昭和シェル石油株式会社
〃
奥 村 直 樹
新日本製鐵株式会社
取締役副社長
〃
中 村 建 一
住鉱コンサルタント株式会社
代表取締役社長
〃
飯 村
修
住友金属工業株式会社
専務執行役員
〃
服 部 昌 樹
石油資源開発株式会社
〃
高 田 忠 尚
全国市長会
副会長(富良野市長)
〃
寺 田 典 城
全国知事会
秋田県知事
〃
山 岡 治 喜
全国町村会
〃
田 邉 弘 幸
双日株式会社
常務執行役員
〃
葉 山 莞 児
大成建設株式会社
社
〃
最 上 公 彦
株式会社竹中工務店
常務取締役
〃
茅
財団法人地球環境産業技術研究機構
副理事長
〃
中 田 晴 弥
地熱技術開発株式会社
代表取締役社長
〃
瀬 古 一 郎
中央開発株式会社
代表取締役社長
〃
末 廣 惠 雄
中国電力株式会社
常務取締役
〃
野 嶋
孝
中部電力株式会社
顧
〃
山 下 惠 司
帝国石油株式会社
常務取締役
〃
南
帝石削井工業株式会社
代表取締役社長
〃
中 神 尚 男
電源開発株式会社
取締役副社長
〃
関
東海大学
〃
村 木
茂
東京ガス株式会社
常務執行役員
〃
林
喬
東京電力株式会社
取締役副社長
陽 一
和 雄
和 市
専務取締役 技術統轄
執行役員 ニュービジネス デ
ベロップメント部長
常務執行役員
探鉱副本部長
経済農林部会長
(岡山県矢掛町長)
長
問
総合科学技術研究所教
授
-21-
氏
会 社 名 等
名
役
職
執行役上席常務
電力・社会システム社社長
評議員
庭 野 征 夫
株式会社東芝
〃
木 村 芳 幸
東芝燃料電池システム株式会社
代表取締役社長
〃
西 脇 芳 文
東電設計株式会社
常務取締役
〃
前 川 文 章
東北電力株式会社
常務取締役
〃
古 賀 義 人
同和鉱業株式会社
〃
正 木 浩太郎
飛島建設株式会社
取締役副社長
〃
山 科
トヨタ自動車株式会社
常務役員
〃
斉 田 洋 三
ドリコ株式会社
常務取締役
〃
山 本 英 興
日鉱金属株式会社
取締役常務執行役員
〃
嶽 山 輝 夫
日鉱探開株式会社
代表取締役社長
〃
長
日鉄鉱業株式会社
常務取締役
〃
内 藤 正 久
財団法人 日本エネルギー経済研究所
理 事 長
〃
塚 田 尚 史
株式会社日本製鋼所
特別顧問
〃
広 崎 膨太郎
日本電気株式会社
執行役員常務
〃
山 下 正 義
株式会社ニュージェック
常務取締役
〃
友 野 希 成
株式会社間組
代表取締役副社長
〃
斉 藤 荘 蔵
株式会社日立製作所
執行役常務
〃
村 川 忠 夫
日立造船株式会社
〃
鈴 木
富士重工業株式会社
〃
原 嶋 孝 一
富士電機ホールディングス株式会社
〃
竹 内
古河電気工業株式会社
常務取締役
〃
濱 田 賢 一
北海道電力株式会社
取締役副社長
〃
松 波 孝 之
北陸電力株式会社
副 社 長
〃
前 田 靖 治
前田建設工業株式会社
代表取締役社長
〃
古 池
松下電器産業株式会社
代表取締役専務
忠
久
浩
浄
進
-22-
コーポレートスタッフ
企画・広報部門部長
常務取締役
エンジニアリング本部長
代表取締役副社長
取締役 シニアエグゼクティ
ブオフィサー
氏
名
会 社 名 等
役
職
代表取締役副社長兼
副社長執行役員
評議員
須 永 達 夫
三井金属鉱業株式会社
〃
橋 本 雅 方
三井造船株式会社
取締役技術本部長
〃
伊 藤
株式会社みずほ銀行
常務執行役員
〃
小 林 喜 光
三菱化学株式会社
常務執行役員
〃
青 木 素 直
三菱重工業株式会社
執行役員技術本部長
〃
佐 藤 秀 一
三菱電機株式会社
〃
小 野 幸 雄
三菱マテリアル株式会社
執行役員
〃
柴 田 芳 彰
三菱マテリアル資源開発株式会社
取締役資源調査部長
〃
佐 藤 興 輔
株式会社明電舎
取締役兼専務執行役員
〃
守 永 孝 之
矢崎総業株式会社
〃
中 村 成 人
株式会社ユーラスエナジーホールディングス
評議員
薫
83名
-23-
常務執行役員 電力・産業
システム事業本部長
専務取締役環境エネルギー
機器本部長
常務取締役
平成17年度 地熱エネルギー委員会名簿
氏 名
所 属/役 職
委員長
伊藤 和男
三菱マテリアル㈱ エネルギー事業部
参与 事業部長補佐
副委員長
齋藤 徹
秋田地熱エネルギー㈱
取締役副社長
委 員
井坂 信一
㈱荏原製作所 技術・研究開発統括部
産学官連携推進室長
委 員
浦野 稔之
東京電力㈱ 火力部 火力エンジニアリングセンター 設備技術グループ
課長
委 員
小川 智弘
日鉄鹿児島地熱㈱
取締役総務部長
委 員
柴田 芳彰
三菱マテリアル資源開発(株)
取締役資源調査部長
委 員
瀬尾 邦夫
三井金属鉱業㈱ 金属・環境事業本部 資源開発部
副部長
委 員
仙石 芳英
大成建設㈱ エンジニアリング本部 エネルギー・インフラ施設グループ
シニア・エンジニア
委 員
高橋 勝
北海道電力㈱ 発電本部 火力部
火力計画グループリーダー
委 員
手塚 茂雄
電源開発㈱ エンジニアリング事業部 課長
委 員
永野 征児
九州電力㈱ 火力発電本部 火力部 地熱グループ
副長
委 員
浜野 博
㈱東芝 電力・社会システム社 火力・水力事業部火力プロジェクト部
主幹
委 員
廣瀬 真樹
三菱重工業㈱ 原動機事業本部 原動機輸出部
企画グループ長
委 員
藤村 久夫
鹿島建設㈱ 土木管理本部 土木技術部
部長
委 員
松村 修治
㈱熊谷組 土木設計部
副部長
委 員
松村 忠彦
JFEエンジニアリング㈱ パイプラインシステム技術部 流送設計室
課長
委 員
丸山 誠
㈱大林組
技術研究所 プロジェクト部
委 員
三村 高久
東北電力㈱ 火力原子力本部 火力部 地熱統括センター
所長
委 員
宮崎 眞一
日本重化学工業㈱ エネルギー部
地熱グループリーダー
委 員
宮澤 正昭
石油資源開発㈱
開発本部 本部長付
委 員
山田 茂登
富士電機システムズ㈱ 発電プラント本部
地熱技術部 担当部長
委 員
芳沢 浩文
日鉄鉱業㈱
資源開発部
技術開発課長
地熱技術グループ
原子力・エネルギー施設グループ
‐24‐
火力統括部
地熱エネルギーの開発・利用の推進に関する提言
平成18年3月
この提言書は、新エネルギー産業会議の審議を経て、新エネルギー
財団がまとめたものです。内容などのご照会につきましては、下記
事務局までご連絡願います。
財団法人 新 エ ネ ル ギ ー 財 団 計画本部
〒102-8555 東京都千代田区紀尾井町3番6号
電話 03-5275-9822
FAX
03-5275-9831