平成22年 8 月10 日 各 位 会 社 名 日本上下水道設計株式会社 代 表 者 名 代表取締役社長 木 下 哲 (コード番号:2325 東証第二部) 問合せ先 広 報 室 長 戸來 伸一 (TEL03−5269−6510) NJC海外大型案件受注のお知らせ 当社の連結子会社 NJC(株式会社 エヌジェーエス・コンサルタンツ)はコスタリカ国上下水 道庁(AyA:Instituto Costarricense de Acueductos y Alcantarillados)との間で、同国サンホセ首都圏 環境改善事業実施に係る契約を交わしましたのでお知らせします。 サンホセ首都圏環境改善事業 契約名称: 「サンホセ首都圏環境改善事業」(Metropolitan San Jose Environment Improvement Project) 契約金額:約 16.6 億円(仏国コンサルタントとの共同企業体結成) 契約先 :コスタリカ国上下水道庁(AyA:Instituto Costarricense de Acueductos y Alcantarillados) 資金源 :国際協力機構(JICA)円借款 事業費総額:約 270 億円 契約期間:2010 年 4 月∼2015 年 10 月 (67 ヶ月) 〈事業の背景〉 コスタリカにおける上水道の普及率は全国平均で 89%に達しているが、下水道普及率は全国平均で 21%、下水処理率は 4%に留まっており、上水道に比べて下水道の施設整備が著しく遅れている。コ 1920 年代に下水道の整備が開始されたが、 スタリカの人口の約 30%が集中するサンホセ首都圏では、 下水道接続率は 47%に留まっている上に、下水管の多くは老朽化により随所で破損しており、汚水に よる生活環境の悪化並びに地下水や河川の水質汚染の原因となっている。また、主要な汚水幹線によ り収集された下水は、未処理のまま河川に放流されており、深刻な環境汚染・健康被害をもたらして いる。さらに、同国は天然資源の宝庫であるとともに、エコツーリズムの普及により欧米人を中心と した観光客が増加しているが、前記の環境汚染は対外的イメージの低下をもたらすものであり、下水 道施設の整備が喫緊の課題となっている。 〈業務の内容〉 本事業における業務の概要は下記施設の設計、入札評価及び施工監理業務である。 1.下水処理場 2 箇所(337,000m3/日,172,800m3/日) 2.下水管渠 (1)主要幹線管渠 250mm-1,350mm L=492km (2)枝線管渠 3.放流渠 L=141km 2,200mm-2,800mm L=3.4km 以 上
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