新発田市で環境保護対策の検討について Q.

●新発田市で環境保護対策の検討について
Q.
「環境保護」についていくつかのお願い事がありますのでご検討頂きたく存じます。
1.新発田市市内全域をアイドリングストップ地域に指定する
2.家庭における「消費電力の低減」のため施策
3.プラスチックゴミのリサイクル化
4.新発田市自らが環境 ISO14001 を取得し独自のシステムを構築する
以上、現状ではとても難しいかと思いますが、新発田市が「環境保護」の為の独自の方
策を考え、実行し、継続することから全てが始まるものだと信じます。よろしくお願い
致します。
(平成 22 年 4 月受付)
A.
はじめにプラスチックごみのリサイクルについてですが、ご指摘のように新発田市で
はペットボトル、白色トレイ、発泡スチロール類以外は燃えるごみとして新発田地域広
域事務組合で運営するごみ焼却場で焼却処理しております。
プラスチックごみは、プラスチック製容器梱包マーク(再資源化できる印)のある「プ
ラスチック製容器包装ごみ」と、マークの無い「その他のプラスチック」に分類されま
す。特に「プラスチック製容器包装ごみ」の再資源化については、新発田市だけではな
く、新発田地域広域事務組合及び構成市である胎内市とともに、新発田広域管内で足並
みを揃えるべき課題としてとらえており、現在検討に入っているところです。
ごみの付着物や内容物除去の対処、集積場所及び引き取り業者を含めたリサイクルル
ートの確立、分別収集体制の整備及び経費など、整理する課題は多くありますが、限ら
れた石油資源の有効活用や環境保全の観点から、更に検討を
重ね再資源化に努めてまいりたいと考えております。
次に市が環境 ISO14001 を取得し、独自のシステムを構築する件につきましては、当
市では十年ほど前に ISO14001 を導入している自治体を調査し、費用対効果などを検討
した結果導入を見送りましが、市として温暖化や環境対策にどう取り組んでいくかを検
討し、「環境率先実行計画」を策定(平成 13 年 11 月 1 日)しました。
環境率先実行計画では、電気、水道、燃料等の使用量、焼却する廃棄物の重量を量る
などを行い、使用エネルギー量や廃棄物量の把握をしています。また、エアコンの温度
設定、昼休みの消灯、アイドリングストップの啓発など、市の活動における省エネルギ
ーと分別の徹底により、廃棄物の削減に取り組んでいます。
また、22 年度からはエネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)の改正に
より全ての市有施設のエネルギーの把握と削減に、取り組むこととしています。
次に、市内全域をアイドリングストップ地域に指定する件につきまして、現在、全国
で 12 府県 1 特別区 18 市がアイドリングストップ規制を条例に盛り込んで取り組んでい
ます。このなかには、本県や新潟市も含まれることから、当市におきましても、駐車時
の無駄なアイドリング防止など自動車等の適切な運転による排気ガスの低減努力を運
転者に促すべく、条例による取組みの推進も視野に入れながら、引き続き CO2 削減に取
り組んでまいります。
(平成 22 年 5 月 31 日回答)
※上記の回答内容はすべて回答日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
●自衛隊ヘリコプターの飛行訓練について
Q.
自衛隊が創立されて 57 周年、5 月 16 日に盛大な催しをひらいて、祝いかつ宣伝する
らしい。
ヘリコプターの飛行訓練が市街地上空で行われることには、心の底から反対する。宣
伝の為に当日、希望者を載せて飛ぶことまでは反対しないが、訓練は困る。大きな音を
出すヘリコプターの騒音がうるさすぎるのが、ひとつの理由。墜落したら、乗員だけで
なく、市民にも多数の死人、怪我人が出るからというのが、ふたつめの理由だ。
先程、広報担当者に電話したら許可を得て飛ばしているという。さもありなんとは、
小生とて思う。しかし、騒音の迷惑は、忍べば忍べるとしても、ヘリ墜落の不安は耐え
られないことだ。
市長は市民の生命の安全に力を尽くす責任がある。自衛隊の指令は、市民に迷惑をか
けぬよう、上級者に進言する責任があるだろう。
飛行訓練は無人の海上でやってもらいたい。よろしくお取り計りいただきたい。
(平成 22 年 4 月受付)
A.
自衛隊のヘリコプター飛行訓練に対する市の対応ついて、お答えいたします。
市内上空を飛行するヘリコプターは、自衛隊のほか、警察、報道機関等があります。
自衛隊が飛行訓練を行う場合は、事前に市に通知があります。そのため、市へ市民のみ
なさまから問い合わせが寄せられた場合は、航空機及び訓練の日程、内容等について通
知に基づきお答えしております。また、騒音等に対するご意見につきましても、その内
容をよくお聞きしたうえで、自衛隊に伝えることとしております。
自衛隊の飛行訓練は、わが国の防衛上必要な訓練であり、その訓練に際しては、安全
面はもちろんのこと市街地への騒音についても配慮がなされていることと認識してい
ますが、今後も市民のみなさまからの声を自衛隊に伝えていくことにより更なる配慮を
求め、「安心・安全なまちづくり」を目指していきたいと考えております。
(平成 22 年 5 月 12 日回答)
※上記の回答内容はすべて回答日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。