平成18年度 自 平成18年 4月 1日 至 平成19年 3月31日 第62回 事業報告書 平成19年6月 財団法人 日 本 粧 業 会 1.平成18年度の概況 [化粧品] 東京化粧品工業会の発表によると平成 18 年(1 月∼12 月)の化粧品出荷実績は、次のとおり である。 経済産業省生産動態統計(指定統計第 11 号)による平成 18 年(1 月∼12 月)の化粧品出荷 実績を見ると、個数では 2,511 百万個(前年比 98.5%) 、数量では 432,256 トン(同 105.9%)、 金額では 1 兆 4,997 億 25 百万円と前年に対し 59 億 12 百万円(同 99.6%)減少し、わずかな がら 2 年連続の 1 兆 5 千億円台に及ばなかった。 なお、平成 18 年の化粧品出荷実績は、毎月発表される速報値を累計すると 1 兆 4,992 億 14 百万円となっていたが、確定値が出され、若干増加して 1 兆 4,997 億 25 百万円となったもので ある。 平成 18 年の出荷金額を品種別に分類すれば次のとおりである。 【平成 18 年 1 月∼12 月品種別出荷金額】 金 品 種 額(百万円) 平成 18 年 平成 17 年 前年に対す る 増 加 率 (%) (△印減) 合計に対する割合% 平成 18 年 平成 17 年 5,219 5,719 △8.7 0.4 0.4 頭 髪 用化 粧 品 409,430 406,855 0.6 27.3 27.0 皮 膚 用化 粧 品 658,304 659,314 △0.2 43.9 43.8 仕 上 用化 粧 品 368,099 377,236 △2.4 24.5 25.1 特殊用途化粧品 58,671 56,513 3.8 3.9 3.8 1,499,725 1,505,637 △0.4 100.0 100.0 香水・オーデコロン 合 計 前年に比較して増加した品種は 2 品種で、特殊用途化粧品は前年比 3.8%増、頭髪用化粧品は 同 0.6%増であった。逆に減少した品種は、香水・オーデコロンは前年比 8.7%減、皮膚用化粧 品は同 0.2%減で、また仕上用化粧品は同 2.4%減となったため、シェアが 0.6 ポイント減少し ている。 [石鹸・洗剤] 日本石鹸洗剤工業会の発表によると平成 18 年(1 月∼12 月)の洗浄剤等の家庭用製品生産・ 販売実績は、次のとおりである。 1 2006年洗浄剤等の製品生産・販売実績前年対比表 品 皮 膚 身 体 用 洗浄剤 頭 髪 用 生 産 量 販 売 量 販売金額 目 (ト ン) 37,414 47,412 28,129 95 99 99 手洗い用液体石鹸 22,152 24,947 14,873 97 106 103 洗顔・ボディ用身体洗浄剤 114,659 116,719 99,711 96 99 95 計 174,225 189,078 142,713 96 100 97 ※ シャンプー 134,920 153,663 103,576 109 106 103 ※ ヘアリンス 63,654 61,675 34,015 109 106 104 ※ ヘアトリートメント 17,644 42,365 62,815 101 122 109 216,218 257,703 200,406 108 109 105 45,539 42,659 7,833 98 95 102 572,620 586,692 127,116 93 94 91 114,448 133,508 28,607 146 137 105 49,354 46,707 14,279 124 125 124 163,802 180,215 42,886 138 134 111 736,422 766,907 170,002 100 101 95 183,758 199,737 44,918 94 94 96 98,242 116,946 34,530 102 102 101 1,018,422 1,083,590 249,450 99 100 96 その他の石鹸 (洗濯用・工業用・その他) 粉末 洗 中 性 液 合 濯 体 中性以外のもの 衣料用 成 用 計 洗 台所用 剤 台所用 計 住宅・家具用 計 家具用 柔 (ト ン) (百万円) 生産量 販売量 販売金額 浴用固形石鹸 計 住宅・ 前 年 比 (%) 高濃度品 158,612 160,955 53,232 110 109 96 72,306 75,838 8,161 92 90 81 230,918 236,793 61,393 104 102 94 漂 酸素系 90,934 107,210 18,815 104 98 99 白 塩素系 剤 123,631 126,203 18,931 97 98 98 214,565 233,413 37,746 100 98 99 酸・アルカリ洗浄剤 44,800 45,481 9,630 104 105 106 クレンザー 19,716 21,828 3,785 86 88 83 1,964,403 2,110,545 712,956 100 101 99 軟 その他 仕 高濃度品以外のもの 上 洗浄剤 剤 合 計 計 計 (注)1.業務用を含む。2.※印は『化粧品月報』の調査による。※印以外は、洗顔・ボディ用身体洗浄剤を除いて『油脂製品、石けん・合成洗剤等及び界面活性剤月報』 の調査による。3.洗顔・ボディ用身体洗浄剤とは、 『油脂製品、石けん・合成洗剤等及び界面活性剤月報』の「洗顔・ボディ用身体洗浄剤」と『化粧品月報』の「洗顔クリ ーム・フォーム」の計である。4.数字の単位は四捨五入しているので、合計と内訳は必ずしも一致しない。5.金額は消費税込みである。 資料:経済産業省鉱工業動態統計調査室、作表:日本石鹸洗剤工業会 2 [歯 磨] 日本歯磨工業会によると平成 18 年(1 月∼12 月)の歯磨出荷実績は、次のとおりである。 1.平成 18 年の出荷実績について 平成 18 年度の歯磨の出荷実績は、数量では 417,692 千個、中味総量では 72,381 トン、金額 では 82,628 百万円となっており、これを前年実績と比較すると数量では 58 千個(0.01%)減 少し、中味総量では 1,805 トン(2.56%)増加したが、金額では 1,546 百万円(1.84%)減少し た。 2.分類別、剤型別の出荷実績について 本統計は、薬事法の分類により歯磨を、 「化粧品の歯磨剤(以下「化粧品」という。) 」と「医 薬部外品の歯磨剤(以下「医薬部外品」という。) 」とに分け、また、剤型が液状のものを「液体 歯磨(以下「液体」という。) 」と「洗口剤」とに分けて、それぞれ作成した。 (1) 化粧品と医薬部外品の割合 化粧品と医薬部外品の割合は、数量では化粧品 9.30%、医薬部外品 90.70%、中味総 量では化粧品 12.17%、医薬部外品 87.83%、金額では化粧品 7.47%、医薬部外品 92.53%となっている。 (2) 剤型別の実績 ① 練、半練及び潤製歯磨の合計は、数量では、358,135 千個、中味総量では 46,002 ト ン、金額では 63,226 百万円となっており、これを前年実績と比較すると数量では 6,032 千個(1.66%) 、中味総量では 2.230 トン(4.62%) 、金額では 2.022 百万円(3.10%) いずれも減少した。 なお、練歯磨の歯磨全体に占める割合は、数量では、85.59%、中味総量では 63.43% 及び金額では 76.41%となっており、半練、潤製歯磨の歯磨全体に占める割合は、金額 で 0.11%となっている。 ② 液体と洗口剤の合計は、数量では 59,557 千個、中味総量では 26,379 トン、金額で は 19,402 百万円となっており、これを前年実績と比較すると数量では 5,974 千個 (11.15%) 、中味総量では 4,035 トン(18.06%) 、金額では 476 百万円(2.52%)い ずれも増加した。 なお、液体と洗口剤の歯磨全体に占める割合は、金額で液体が 12.11%、洗口剤が 11.37%となっている。 3 平成18年度(1月∼12月)歯磨出荷実績統計表 事項 区分 練 半練・潤製・粉 出荷数量(千個) 化粧品 医薬部外品 17,494 339,993 152 496 計 357,487 648 出荷中味総量(kg) 化粧品 医薬部外品 計 1,497,758 44,414,139 45,911,897 10,549 79,232 89,781 平成 19年 2月 日本歯磨工業会 出荷金額(千円) 化粧品 医薬部外品 計 1,782,233 61,350,626 63,132,859 13,507 79,232 92,739 小 計 17,646 340,489 358,135 1,508,307 44,493,371 46,001,678 1,795,740 61,429,858 63,225,598 液 体 洗口剤 378 20,815 22,506 15,858 22,884 36,673 91,190 7,210,777 12,526,016 6,550,937 12,617,206 13,761,714 86,295 4,287,341 9,922,410 10,008,705 5,106,450 9,393,791 小 計 21,193 38,364 59,557 7,301,967 19,076,953 26,378,920 4,373,636 15,028,860 19,402,496 合 計 38,839 378,853 417,692 8,810,274 63,570,324 72,380,598 6,169,376 76,458,718 82,628,094 (注)歯磨出荷実績は、日本歯磨工業会の会員の合計である。 平成18年度(1月∼12月)歯磨出荷実績前年比較表 出 荷 数 量 (千個) 区分 練 18 年 歯 17 年 出 荷 中 味 総 量 ( kg ) 増 減 18 年 17 年 出 荷 金 額 ( 千円 ) 増 減 18 年 17 年 前 年 比 (%) 増 減 数 量 中味容量 金 額 磨 357,487 363,581 ▲ 6,094 45,911,897 48,138,518 ▲ 2,226,621 63,132,859 65,152,209 ▲ 2,019,350 98.32 95.37 96.90 半練・潤製粉 648 586 62 89,781 93,618 ▲ 3,837 92,739 95,506 ▲ 2,767 110.58 95.90 97.10 計 358,135 364,167 ▲ 6,032 46,001,678 48,232,136 ▲ 2,230,458 63,225,598 65,247,715 ▲ 2,022,117 98.34 95.38 96.90 液体はみがき 22,884 22,405 479 12,617,206 11,978,746 638,460 10,008,705 9,961,295 47,410 102.14 105.33 100.48 洗 剤 36,673 31,178 5,495 13,761,714 10,364,716 3,396,998 9,393,791 8,965,043 428,748 117.62 132.77 104.78 小 計 59,557 53,583 5,974 26,378,920 22,343,462 4,035,458 19,402,496 18,926,338 476,158 111.15 118.06 102.52 合 計 417,692 417,750 ▲ 58 72,380,598 70,575,598 1,805,000 82,628,094 84,174,053 ▲ 1,545,959 99.99 102.56 98.16 小 口 2.財団の事業概況 1.財団運営について (1)業界資料閲覧室の利用状況について 本年度利用なし (2)本年度の活動状況は次の通りである。 ①平成 18 年 5 月 24 日 人材投資促進税制の説明会 ②平成 18 年 6 月 12 日 第 17 回評議員会 ③平成 18 年 6 月 20 日 会計監査 ④平成 18 年 6 月 27 日 第 49 回理事会 ⑤平成 18 年 6 月 27∼29 日 第 38 回化粧品技術基礎講習会 ⑥平成 18 年 12 月 12 日 業界連合新年会 3 団体事務局打合会議 ⑦平成 19 年 1 月 5 日 業界連合新年会 ⑧平成 19 年 2 月 23 日 経済産業省公益法人監査 ⑨平成 19 年 3 月 7 日 第 18 回評議員会 ⑩平成 19 年 3 月 7 日 第 10 回銓衡委員会 ⑪平成 19 年 3 月 28 日 第 50 回理事会 2.主な活動内容 (1)人材投資促進税制の説明会 当財団主催による人材投資促進税制の説明会を平成 18 年 5 月 24 日(水)午前 10 時から日本消防会館 5 階大会議室において開催した。参加者は 41 名であった。 (2)化粧品技術基礎講習会 東京化粧品工業会及び日本化粧品技術者会主催、当財団共催による第 38 回化粧品技 術基礎講習会を平成 18 年 6 月 27 日(火)から 6 月 29 日(木)まで 3 日間有楽町朝 日ホールにおいて開催した。 聴講者は 620 名で化粧品、歯磨、石鹸メーカー及び香料等原料業者などの技術者であ った。 (3)業界連合新年会 当財団並びに日本歯磨工業会、東京化粧品工業会の 3 団体共催による業界連合新年 会は平成 19 年 1 月 5 日(金)午後 4 時から東京プリンスホテル鳳凰の間において挙行 し、政官界等の来賓 82 名並びに関連業界人 946 名、総計 1,028 名の多数が出席して新 年の賀詞交換を行った。 定刻、東京化粧品工業会牧野専務理事の司会で開会し、主催 3 団体理事長又は会長 の 3 氏を紹介した後、3 団体を代表して東京化粧品工業会中野 了会長の挨拶があり、 続いて来賓挨拶に移った後、日本化粧品工業連合会の小林会長より乾盃の挨拶があって 宴に入った。当日祝辞を頂戴した来賓は次の方々である。 5 経済産業省大臣政務官 高木 美智代 厚生労働省大臣官房審議官 黒川 達夫 殿 殿 その他、全国化粧品小売協同組合連合会、東京都化粧品装粧品小売協同組合をはじめ、 関係団体や業界長老の方々が多数ご出席され、主客なごやかに懇談して午後 5 時 30 分 にとどこおりなく閉会した。 (4)情報収集活動 事業活性化の一環として予算化した本年度の情報収集活動は、西日本化粧品工業会か ら費用負担の要望があった「コスモプロフ・アジア2006視察及び香港における化粧 品産業の現況に関する調査研究」について、その内容が情報収集活動として適正である と判断し、契約の締結を行うと共に、調査研究が終了したとの調査報告書の提出があっ たので、内容等を精査したのち、調査研究に係る費用の支払いを行った。 3.一般事務事項 (1)会議 [理事会] ○日時 平成 18 年 6 月 27 日(火)午後 3 時 場所 東京化粧品工業会会議室 議題 1.平成 17 年度(平成 17 年 4 月 1 日から平成 18 年 3 月 31 日まで)事業報告 及び決算報告について承認を求める件 2.平成 18 年度(平成 18 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日まで)事業計画 及び収支予算について報告の件 3.理事・監事任期満了につき改選の件 4.理事長・副理事長互選に関する件 5.評議員の委嘱に関する件 6.その他 ○日時 平成 19 年 3 月 28 日(水)午後 3 時 場所 東京化粧品工業会会議室 議題 1.平成 19 年度(平成 19 年 4 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日まで)収支予算 書及び事業計画書について議決を求める件 2.評議員補充の委嘱について同意を求める件 3.当財団運営事項に係る諸報告に関する件 [評議員会] ○日時 平成 18 年 6 月 12 日(月)午後 4 時 場所 東京化粧品工業会会議室 議題 1.平成 17 年度(平成 17 年 4 月 1 日から平成 18 年 3 月 31 日まで)事業報告 及び決算報告について 6 2.平成 18 年度(平成 18 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日まで)事業計画 及び収支予算について 3.任期満了に伴う次期理事及び監事の選任について ○日時 平成 19 年 3 月 7 日(水)午後 1 時 30 分 場所 東京化粧品工業会会議室 議題 1.平成 19 年度事業計画及び収支予算書について審議を求める件 2.当財団の運営事項に係る報告に関する件 (1) 事業費(情報収集費)の支出について (2) 経済産業省公益法人監査結果について (3) 機能性化粧品オープンフォーラム(仮称)に対する後援について 3.その他 [表彰銓衡委員会] ○日時 平成 19 年 3 月 7 日(水)午後2時 30 分 場所 東京化粧品工業会会議室 議題 1.表彰者の銓衡について (2)登記 平成 18 年 9 月 13 日 理事変更登記完了 平成 18 年 9 月 13 日 資産総額変更登記完了 4.役員及び職員 (1)期首役員数 [役員] [相談役] 理事長 1 副理事長 2 理事 5 監事 3 専務理事 1 相談役 2 (2)役員の移動 ア 理事就任 新造 氏 ㈱資生堂 代表取締役社長 平成 18年6月 27日 宮崎 幸三 氏 ㈱加美乃素本舗 代表取締役社長 平成 18年6月 27日 氏 ㈱資生堂 取締役会長 平成 18 年6月 27日 イ 前田 理事辞任 池田 守男 7 (3)期末役員数 [役員] [相談役] 理事長 1 副理事長 2 理事 6 監事 3 専務理事 1 相談役 2 (4)職員数(期末) 事務職員 2 5.賛助会員数(期末) 参 級 別 賛助会員数 累計口数 考 対前年度増減数 会員数 口 数 A(30口) 3 90 0 0 B(10口) 3 30 0 0 C( 8口) 1 8 0 0 D( 7口) 1 7 0 0 E( 5口) 3 15 0 0 F( 3口) 2 6 0 0 G( 2口) 26 52 △1 △2 H( 1口) 22 22 0 0 61 230 △1 △2 合 計 6.役員、評議員及び運営懇談会(平成19年3月31日)名簿 [役員名簿] 理事長 小林 禮次郎 株式会社コーセー 副理事長 海渡 五郎 株式会社エトワール海渡 〃 藤重 貞慶 ライオン株式会社 8 理事 前田 新造 株式会社資生堂 〃 関 株式会社東京堂 〃 関根 茂 日光ケミカルズ株式会社 〃 中野 了 ジュジュ化粧品株式会社 〃 新村 嘉也 高砂香料工業株式会社 〃 宮崎 幸三 株式会社加美乃素本舗 塩見 東京化粧品工業会 専務理事 武一 保 「国家公務員出身者: 通商産業省基礎産業局総務課化学物質総合安全管理企画官」 監事 ● 石田 和男 〃 有本 〃 牧野 利孝 石田香粧株式会社 亨 日本化粧品工業連合会 「国家公務員出身者:厚生省生活衛生局食品化学課長」 役員は専務理事以外全員非常勤 [評議員名簿] 香月 英男 (西日本化粧品工業会 専務理事) 神田 豊輝 (日本石鹸洗剤工業会 専務理事) 宮嶋 顕一郎 (日本歯磨工業会 専務理事) 今野 忠彦 (日本香料工業会 専務理事) 相澤 慶長 (全国化粧品日用品卸連合会 酒井 源次 (全国化粧品小売協同組合連合会 佐藤 英明 (東京化粧品健康保険組合 常務理事) 窪田 勤 (東京化粧品厚生年金基金 常務理事) 浅井 重雄 (化粧品公正取引協議会 永島 信次 (日本輸入化粧品協会 9 専務理事) 事務局長) 常務理事) 専務理事) [運営懇談会委員名簿] 小林 英夫 株式会社アルビオン 岩倉 具房 株式会社ウテナ 尾崎 元規 花王株式会社 知識 賢治 株式会社カネボウ化粧品 岩倉 昌弘 カネボウホームプロダクツ販売株式会社 宮崎 仁之 牛乳石鹸共進社株式会社 藤井 敬二 株式会社伊勢半 中山 株式会社クラブコスメチックス ユカリ 滝澤 芳子 株式会社黒ばら本舗 金田 博夫 サンスター株式会社 牛山 勝利 ハリウッド株式会社 阪本 和俊 ピアス株式会社 阿部 武彦 ヒノキ新薬株式会社 鈴木 郷史 株式会社ポーラ化粧品本舗 西村 祐一 株式会社本島椿 野上 麻理 P&Gマックスファクター合同会社 西村 元延 株式会社マンダム 桃谷 誠一郎 株式会社桃谷順天館 外池 栄一郎 株式会社柳屋本店 関 保 株式会社ユゼ 井田 隆雄 株式会社井田両国堂 角堂 健一 株式外社大山 桑原 三郎 株式会社花生堂 丸山 源一 中央物産株式会社 三木田 國夫 株式会社パルタック 小川 裕 小川香料株式会社 光安 哲夫 曽田香料株式会社 長谷川 長谷川香料株式会社 徳二郎 10 7.財団法人日本粧業会表彰銓衡規定及び表彰選考要綱 [表彰銓衡規定] 財団法人日本粧業会寄附行為第4条第1項第5号の規定に基づく表彰については下記審査 委員会の銓衡により行うこととする。 A 審査委員会の設置 1.審査委員会は第三者委員及び及び一般学識経験者を以って構成する。 2.第三者委員は次の者とする。 (1) 主務官庁の担当課長 (2) 当該表彰に係る分野における学識経験者若干名 3.一般学識経験者は当財団評議員とする。 B 審査委員会の運営 1.財団法人日本粧業会寄附行為第21条、第32条及び第33条の評議員に関する規定を 準用する。 C 審査委員会の処理 1.審査結果について財団法人日本粧業会として表彰するに値する場合は理事長の決裁によ り表彰状と記念品を贈呈する。 2.特に優秀なものについては理事長名を以って主務大臣の表彰を申請することとする。 [財団法人日本粧業会表彰者選考要綱] 1.総則 当財団法人が行う表彰者の選考は、この要綱に基づいて実施する。 2.目的 化粧品、歯磨、石鹸、装粧品及びそれら原材料の研究、発明等に関し、優れた成果を挙げた 者を功労者として表彰することにより、業界の向上発展に資し、もって国民生活の健全化に寄 与することを目的とする。 3.対象者 化粧品、歯磨、石鹸、装粧品及びそれら原材料の業界で研究や業界の合理化等を行い、業界 の発展に尽した功績顕著なる個人、グループ、団体を対象とする。 4.資格基準 資格基準は、次の通りとする。 11 この表彰を受けることができる者は、当該職種の業務に従事するもの及び当該職種の業界に 貢献した者であって、次の各項に該当しないものであること。 (イ)現在、起訴されている者又は刑に処せられた者 (ロ)破産又は禁治産、準禁治産の宣告を受けた者 (ハ)その他表彰の趣旨に反すると認められる者 5.応募方法 公募又は推せんとする。 下記業界関係団体の推せんを受けるものとする。 推せん団体は、各候補者の研究内容、論文等、選考参考資料を添付して提出するものとする。 なお、研究内容、論文等は国内外の発表を問わない。 記 団体名 西日本化粧品工業会 日本石鹸洗剤工業会 日本歯磨工業会 日本香料工業会 全国化粧品日用品卸連合会 住所 電話 大阪市中央区和泉町2−1−1 中央区日本橋3−13−11 油脂工業会館 中央区日本橋小伝馬町2−4 三報ビル 中央区日本橋本町4−7−1 三恵日本橋ビル6階 中央区東日本橋2−27−7 東京装粧会館 06-6941-2093 3271-4301 3249-2511 3516-1600 3866-6753 全国化粧品小売協同組合連合会 中央区東日本橋2−10−5 3861-7733 東京化粧品健康保険組合 3862-5101 東京化粧品厚生年金基金 化粧品公正取引協議会 日本輸入化粧品協会 東京化粧品工業会 台東区柳橋1−1−5 千代田区二番町9−6 バウ・エプタ4階 港区虎ノ門5−1−5 虎ノ門45MTビル6階 港区六本木 5−18−17 化成品会館内 港区虎ノ門5−1−5 虎ノ門45MTビル6階 6.募集期間 毎年10月1日から12月28日までとする。 12 3265-6858 5472-2533 3560-3041 5472-2530 7.評価方法 応募された候補者を銓衡委員により無記名投票に相当する審査で評価する。 なお、候補者と特別な利害関係を有する銓衡委員は評価に参加できない。 8.審査資料 審査関係資料は、公表しないものとする。 9.審査結果 審査の結果、表彰該当者は、推せん理由を書面にて記載し、理事会に報告するものとする。 付則、この要綱は平成4年10月1日から実施する。 13 3.平成18年度の会計報告 (1)収支計算書 平成18年4月1日から平成19年3月31日までの決算額は、事業活動収入合計は2,33 6,026円であったのに対し、事業活動支出の合計額は、2,745,406円であり、結果 として当期収支差額が409,380円の赤字となったため、前期繰越収支差額32,967, 847円から当期収支差額を差し引くと次期繰越収支差額は32,558,467円となった。 なお、同期間における正味財産の増減については「正味財産増減計算書」の通りである。 14 平成18年度収支計算書 平成18年4月1日から平成 19年3月31日 (単位:円) 科 目 予算額 決算額 差異 備考 Ⅰ 事業活動収入 ① 基本財産運用収入 20,000 20,680 2,320,000 2,300,000 10,000 15,346 2,350,000 2,336,026 13,974 4,050,000 1,440,471 2,609,529 100,000 0 100,000 1,000,000 0 1,000,000 情報収集費 1,000,000 540,000 460,000 講演・研修会費 1,000,000 125,846 874,154 資料閲覧室費 750,000 728,285 雑費 200,000 46,340 153,660 1,417,520 1,304,935 112,585 200,000 196,752 旅費交通費 70,000 26,810 43,190 通信運搬費 160,000 107,339 52,661 減価償却費 80,000 97,007 △ 17,007 消耗品費 200,000 203,365 △ 3,365 印刷製本費 120,000 70,350 49,650 賃借料 317,520 353,232 70,000 70,000 200,000 180,080 29,850,327 0 29,850,327 35,317,847 2,745,406 32,572,441 △ 32,967,847 △ 409,380 △ 32,558,467 32,967,847 32,967,847 0 0 32,558,467 △ 32,558,467 ② 賛助会費収入 ③ 雑収入 事業活動収入計 △ 680基本財産利息 20,000 △ 5,346預金利息収入等 Ⅱ 事業活動支出 ① 事業費支出 研究奨励関係費 海外調査費 ② 管理費支出 会議費 租税公課 雑費 ③ 予備費 事業活動支出計 当期収支差額 前期繰越収支差額 次期繰越収支差額 21,715東京装粧会館 3,248理事会等 HPプロバイダー、 サーバー等 △ 35,712 東化工7月∼賃借料値上げ 0都民税 19,920登記料等 (注)「公益法人会計基準」の適用初年度であるため、前年度予算額の科目配列を当年度決算額の科目配列に対 応して変更している。 変更箇所:交際費150,000円予算を会議費に100,000円管理費雑費に50,000円に振り分け 15 正味財産増減計算書 平成 18 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日まで 目 当 年 度 前 年 度 (単位:円) 減 科 増 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1. 経常増減の部 (1) 経常収益 ① 基本財産運用益 20,680 21,224 △ 544 ② 受取賛助会費 2,300,000 2,320,000 △ 20,000 ⑤ 雑費 15,346 10,060 5,286 経常収益計 2,336,026 2,351,284 △ 15,258 (2)経常費用 ① 事業費 研究奨励費 0 506,165 △ 506,165 海外調査費 0 0 0 情報収集費 540,000 0 540,000 講演・研修会費 125,846 326,255 △ 200,409 資料閲覧室費 728,285 730,663 △ 2,378 雑費 46,340 0 46,340 ② 管理費 会議費 196,752 127,925 68,827 旅費交通費 26,810 43,040 △ 16,230 通信運搬費 107,339 105,327 2,012 減価償却費 97,007 56,998 40,009 消耗品費 203,365 63,805 139,560 印刷製本費 70,350 102,375 △ 32,025 賃借料 353,232 317,520 35,712 租税公課 70,000 70,000 0 雑費 180,080 386,718 △ 206,638 経常費用計 2,745,406 2,836,791 △ 91,385 当期経常増減額 △ 409,380 △ 485,507 76,127 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 0 0 0 経常外収益計 0 0 0 (2)経常外費用 0 0 0 経常外費用計 0 0 0 当期経常外増減額 0 0 0 当期一般正味財産増減額 △ 409,380 △ 485,507 76,127 一般正味財産期首残高 40,485,402 40,970,909 △ 485,507 一般正味財産期末残高 40,076,022 40,485,402 △ 409,380 Ⅱ指定正味財産増減の部 当期指定正味財産増減額 0 0 0 指定正味財産期首残高 55,816,473 55,816,473 0 指定正味財産期末残高 55,816,473 55,816,473 0 Ⅲ正味財産の部 95,892,495 96,301,875 △ 409,380 (注)「公益法人会計基準」の適用初年度であるため、前年度の科目配列を当年度の科目配列に対応 して変更している。 変更箇所:前年度交際費87858円を本年度管理費雑費に振り分け 16 (2)貸借対照表、財産目録 平成19年3月31日現在の貸借対照表及び財産目録は、それぞれ次の通りである。 貸借対照表 平成19 年3月31日現在 科 目 (単位:円) 当年度 前年度 増減 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 39,663,320 39,977,246 △ 313,926 前払費用 93,001 91,448 1,553 39,756,321 40,068,694 △ 312,373 定期預金 55,810,000 50,310,000 5,500,000 貸付預金 0 5,500,000 △ 5,500,000 金銭信託 6,473 6,473 0 55,816,473 55,816,473 0 0 0 0 209,701 306,708 △ 97,007 110,000 110,000 0 319,701 416,708 △ 97,007 固定資産合計 56,136,174 56,233,181 △ 97,007 資産合計 95,892,495 96,301,875 △ 409,380 0 0 0 0 0 0 固定負債合計 0 0 0 負債合計 0 0 0 55,816,473 55,816,473 0 55,816,473 55,816,473 0 40,076,022 40,485,402 △ 409,380 0 0 0 正味財産合計 95,892,495 96,301,875 △ 409,380 負債及び正味財産合計 95,892,495 96,301,875 △ 409,380 流動資産合計 2. 固定資産 (1) 基本財産 基本財産合計 (2) 特定資産 特定資産合計 (3) その他の固定資産 什器備品 電話加入権 その他の固定資産合計 Ⅱ 負債の部 1. 流動負債 流動負債合計 2. 固定負債 Ⅲ 正味財産の部 1. 指定正味財産 (うち基本財産への充当額) 2. 一般正味財産 (うち基本財産への充当額) 17 財産目録 平成19 年3月31日現在 (単位:円) 金 額 科 目 Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 現金手許有高 39,152 普通預金 三井住友銀行霞が関支店 9,552,119 三菱UFJ信託銀行本店 66,048 三菱UFJ信託銀行東京営業部 小 6,001 計 9,663,320 定期預金 三井住友銀行霞が関支店 10,000,000 定期預金 三菱UFJ信託銀行東京営業部 20,000,000 前払費用(4 月分賃借料、切手代) 93,001 流動資産合計 39,756,321 2. 固定資産 (1) 基本財産 定期預金 三菱UFJ信託銀行本店 50,310,000 定期預金 三菱UFJ信託銀行東京営業部 金銭信託 三菱UFJ信託銀行本店 5,500,000 6,473 基本財産合計 55,816,473 (2) 特定資産 特定資産合計 0 (3) その他の固定資産 什器備品 (21点) 209,701 電話加入権 (2台) 110,000 その他 固定資産合計 319,701 固定資産合計 56,136,174 資産合計 95,892,495 Ⅱ 負債の部 1. 流動負債 流動負債合計 0 2. 固定負債 固定負債合計 0 負債合計 0 正味財産 95,892,495 18 (3)監査報告書 平成18年4月1日から平成19年3月31日までの監事による監査報告書は次の通りであ る。 平成19年6月6日 財団法人日本粧業会 理事長 小林 禮次郎 殿 会 計 監 査 報 告 監事 有本 亨 監事 石田 和男 監事 牧野 利孝 書 財団法人日本粧業会寄附行為第12条の規定に基づき、平成18年度の会計監査を行っ た結果について、下記の通り報告いたします。 記 1. 監査実施日 平成19年6月6日 2. 監査対象 財団法人日本粧業会の平成18年4月1日から平成19年3月31日 までの期間の会計帳簿・証憑類その他の書類 3. 所 見 監査の結果、会計の収支は正当に処理されており、決算報告書は適正 に表示されていることを認めます。 以上 19 平成19年度事業計画 及 び 収 支 予 算 書 20 平成19年度事業計画 1.業界資料閲覧室の提供管理 2.業界資料の受け入れ 3.化粧品・装粧品及びそれら原材料の研究、発明等に対する奨励、研究員の派遣・受け入れ 4.化粧品・装粧品に関する情報収集 5.講習会、講演会、研究会等の開催 6.業界功労者の表彰 7.海外技術交流、視察の実施 8.業界交流、親睦行事等の実施 業界連合新年会の開催 9.その他必要な事業 21 平成19年度収支予算書 平成19 年 4 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日 (単位:円) 科 目 予算額 前年度予算額 増減 備考 Ⅰ 事業活動収入 ① 基本財産運用収入 20,000 20,000 2,300,000 2,320,000 10,000 10,000 2,330,000 2,350,000 △ 20,000 4,800,000 4,050,000 750,000 900,000 100,000 800,000 1,000,000 1,000,000 0 情報収集費 1,000,000 1,000,000 0 講演・研修会費 1,000,000 1,000,000 0 資料閲覧室費 750,000 750,000 雑費 150,000 200,000 △ 50,000 1,570,000 1,417,520 152,480 200,000 200,000 旅費交通費 70,000 70,000 0 通信運搬費 160,000 160,000 0 減価償却費 50,000 80,000 △ 30,000 消耗品費 250,000 200,000 印刷製本費 120,000 120,000 0 賃借料 450,000 317,520 132,480東化工 70,000 70,000 0都民税 200,000 200,000 0登記料 600,000 29,850,327 △ 29,250,327 6,970,000 35,317,847 △ 28,347,847 △ 4,640,000 △ 32,967,847 28,327,847 32,558,467 32,967,847 △ 409,380 27,918,467 0 27,918,467 ② 賛助会費収入 ③ 雑収入 事業活動収入計 0基本財産利息 △ 20,000 0預金利息収入等 Ⅱ 事業活動支出 ① 事業費支出 研究奨励関係費 海外調査費 ② 管理費支出 会議費 租税公課 雑費 ③ 予備費 事業活動支出計 当期収支差額 前期繰越収支差額 次期繰越収支差額 0東京装粧会館 0理事会等 50,000HP関係費等 (注)「公益法人会計基準」の適用初年度であるため、前年度予算額の科目配列を当年度予算額の科目 配列に対応して変更している。 変更箇所:交際費150,000円予算を会議費に100,000円管理費雑費に50,000円に振り分け 22
© Copyright 2024 Paperzz