　オランダくるまミニ知識『携帯で駐車』ディーズ・インターナショナル／土井剛史 2007 年頃から、携帯電話で駐車できるシステムが始まりましたが、いよいよ Amstelveen でも導入されました。この内容は 2008 年に一度ご案内しておりますが、今回改めてご紹介いたします。システムの概要サービスを提供している会社のホームページにて携帯番号と車のナンバーを登録し、専用カードを入手します。それを車のフロントウインドの内側に貼っておきます。１）駐車したい場所に着いたら専用番号に電話をかけ、コンピューターの音声に従い、駐車地域のコードを入力、或いは SMS( ショートメッセージサービス ) で送信すると駐車開始。２）用事が済んでその場所から去る時に、再度専用番号に電話して停止のコードを入力、或いは SMS で送信すると駐車終了。３）使用した料金が毎月月末に集計され、月初に口座から自動引き落とし。 ↑ 携帯電話の絵の書いてある駐車券販売機の看板便利な点このシステムで便利なのは、小銭の持ち合わせが無くても困らない。それから駐車した時間のみ支払う事が出来るという点でしょう。通常有料駐車スペースでは、駐車予定時間よりも少し多めにお金を入れる事が多いので、このシステムですと使用した時間だけ支払うことになり無駄がありませんし、また予定よりも駐車時間が延びたとしても、駐車券を再度買いに行く必要がありません。駐車を開始したまま、終了の連絡を忘れた場合、駐車開始から数時間後に SMS（携帯メッセージ）で通知してくれるサービスも設定できます。 ↑ カードをフロントガラスの内側に貼っておきます。サービスを提供会社選択のポイント Amsterdam 市のホームページで駐車に関するページを開くと、以下の会社が紹介されていました。・ParkLine ・YellowBrick ・Parkmobile ・SMS Parking ・My Order ・Zmazz ・Parkman ・Easy3377 この中で最初の 2 社はこのようなサービスの先駆け的存在で、使用できる都市も他社に比べ多く、更に一般の駐車場（Q-Park 等）や Schiphol 空港でも使用できるサービスも用意されていて便利です。また注意点として、携帯電話のプロバイダーにより通常の SMS は出来ても、携帯パーキングで使用する特別な 4 桁の SMS には対応していないケースがありますので、SMS のみで駐車できる会社よりは、最低、通話方式でも使用できる会社（ParkLine、 YellowBrick、ParkMobile）を選択しておくと無難でしょう。 ParkLine は月々の基本料金がありますが、YellowBrick、Parkmobiel は使用頻度により基本料金無しと有りとが選べます。（参考サイト www.park-line.nl 、www.yellowbrick.nl 、www.parkmobile.nl）ディーズ・インターナショナル http://www.dsint.nl 8 HOLLAND RONDVAART TEL: 06 5475 3288 FAX: 020 647 0324 E-mail: [email protected]