平成27年1月

『中小
小企業
業景況
況調査概
概況』
』
福井
井県信用保
保証協会では、協会利
利用企業者の
の現状を把
把握し中小企
企業の経営
営をサポ
ートす
するため、景
景況調査を実
実施しました
たので調査
査結果をお知
知らせいたし
します。
(当
当協会の利
利用企業は従
従業員20人
人以下の企業
業が約9割を
を占めてい
います。)
【概 要
要】
・ 今回(平成2
26年12月)調査時
時における
る中小企業の
の景況感は
は、消費税増
増税に
伴
伴う駆込み需
需要による売上反動減
減の影響を
を受け、悪化
化に転じた
た前回(平成
成26
年6月)調査
査時に引き
き続き、全体
体的にDI値は低い水
水準に留ま
まり、特に仕
仕入価
格
格DI値は、円安等に
に伴うコス ト負担の増
増加から大幅
幅に悪化し
した状態が続
続くな
ど
ど、厳しい結
結果となった
・ 来期(平成27年1~3
3月)につい
いては、総じて今回調
調査時より 悪化する見
見通し
となった。今
今後、景気回復の地方
方への波及
及を期待する
るものの、売上・受注
注の減
少
少、同業他社
社との競争激化に加え
え、円安に伴う仕入価
価格の上昇
昇や労働力確
確保を
経
経営上の問題
題として挙
挙げる企業が
が多く、不透明な状況
況が続くも のと予想さ
される
【保証
証動向】[H2
26.4~12月
月]
・ 平成26年12月末
末の保証承
承諾は、セー
ーフティネッ
ット5号の
の指定業種が
が前
年に比べ大幅に縮小
小されたこ ともあり、前年比87.7%に
に減少
・ 「借替資金」は前年
年並みとな り、先行き
き不透明な中
中、返済負
負担の軽減に
によ
る資金繰りの安定を
を図る需要
要は依然とし
して高い
・ 代位弁済は、当期も
も金融機関や
や関係機関
関と連携し、
、中小企業
業者の経営改
改善
支援に積極的に取組
組み、金額
額では前年比
比66.6%
%に減少し
したが、返済
済緩
和を図る条件変更や
や事故報告
告の受付は、依然、高水
水準で推移
移しており、
、注
視していく必要があ
ある
【企業
業訪問】
・ 全ての資
資材の価格が
が上昇し、 利益率が低
低下してい
いる
・ 人件費、仕入価格の
の上昇を価
価格転嫁できない
・ 消費者の
の節約志向の
の高まりか
から、客足が
が遠のいて
ている
【景況
況アンケート】
・ 今回(平
平成26年1
12月)調
調査時のDI値は全て
てマイナスと
と低い水準
準、
特に仕入
入価格DIは
は△49.7
7と悪化し
した状態が続
続いている
る
・ 来期(平成
成27年1~3月)に
については、
、総じて今
今回調査時よ
より悪化す
する
見通し
・ 円安による影響につ
ついては、 184企業
業(構成比
比42.3%
%)が「マイ
イナ
スの影響
響がある」と
と回答
中小企業景況調査報告書
(平成27年1月)
福井県信用保証協会
目
次
Ⅰ 調査概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
Ⅱ 保証動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1 保証承諾
2 事故報告
3 代位弁済
Ⅲ 企業訪問・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
Ⅳ 景況アンケート・・・・・・・・・・・・・・・・7
1 調査要領
2 調査結果
【用語・語句の説明】・・・・・・・・・・・・・・16
調査方法・時期
・ 平成26年4~12月末の保証動向(保証承諾・事故報告・代位弁済)の分析
・ 企業訪問による実態の把握
・ 景況調査アンケート(当協会を利用する中小企業1000企業:回答数435企業)
今期(平成26年10~12月)を前期(平成26年7~9月)と比較
来期(平成27年1~3月)見通しを今期と比較
Ⅰ 調査概況
【 概
要 】
今回(平成26年12月)調査時における中小企業の景況感は、消費税増税に伴う
駆込み需要による売上反動減の影響を受け、悪化に転じた前回(平成26年6月)調
査時に引き続き、全体的にDI値は低い水準に留まり、特に仕入価格DI値は、円安
等に伴うコスト負担の増加から大幅に悪化した状態が続くなど、厳しい結果となっ
た。
平成26年12月末の保証承諾は、セーフティネット5号の指定業種が前年に比べ
大幅に縮小されたこともあり、前年比87.7%に減少。そうした中でも「借替資金」は
前年並みとなるなど、先行き不透明な中、返済負担の軽減による資金繰りの安定を
図る需要は依然として高い。また、設備資金は、老朽化等の入替に係る資金につい
ては増加の動きが見られたものの、全体では前年比8割に留まり、積極的な設備投
資の動きはまだ見られない。
代位弁済は、当期も金融機関や関係機関と連携し、中小企業者の経営改善支
援に積極的に取組み、金額では前年比66.6%に減少したが、返済緩和を図る条
件変更や事故報告の受付は、依然、高水準で推移しており、注視していく必要があ
る。
来期(平成27年1~3月)については、総じて今回調査時より悪化する見通しとな
った。今後、景気回復の地方への波及を期待するものの、売上・受注の減少、同業
他社との競争激化に加え、円安に伴う仕入価格の上昇や労働力確保を経営上の問
題として挙げる企業が多く、不透明な状況が続くものと予想される。
[ 保証動向 ]
当期(平成26年4~12月末)の保証承諾は、セーフティネット5号の指定業種が前年
に比べ大幅に縮小されたこともあり、2,853件(前年比85.8%)、371億21百万円(前
年比87.7%)となった。
保証承諾額のうち、運転資金は、「経常運転資金」198億73百万円(前年比92.6%,
構成比53.5%)、「増加運転資金」6億42百万円(前年比113.9%,構成比1.7%)、
返済額を軽減する目的の「借替資金」が135億89百万円(前年比99.1%,構成比
36.6%)、売上減少を補填する「滞貨減産資金」が8億32百万円(前年比20.3%,構成
比2.2%)となり、先行き不透明な中、「借替資金」の需要は依然として高い。設備資金は、
老朽化等の入替に係る資金で増加の動きが見られたものの、前年比8割に留まった。
当期条件変更承諾は、中小企業金融円滑化法終了後も、金融機関や関係機関と連
携し、中小企業者の経営改善支援に積極的に取組み、2,982件(前年比95.5%)、
384億39百万円(前年比94.3%)となった。このうち「返済方法変更」が240億62百万
円(前年比94.1%)、「期間延長」が136億39百万円(前年比93.9%)となっている。
-1-
当期事故報告受付額は66億3百万円(前年比94.4%)となった。内容は、「法的整
理の申立」が14億94百万円(前年比107.3%,構成比22.6%)、「延滞」が14億10
百万円(前年比62.4%,構成比21.4%)等となっている。
代位弁済額は29億62百万円(前年比66.6%)となり、破産などの「法的整理の申立」
が約6割を占めている。業種別では、建設業11億29百万円(構成比38.1%)、卸売業
4億78百万円(構成比16.1%)、小売業3億11百万円(構成比10.5%)の順となっ
た。
[ 企業訪問 ]
当協会をご利用いただいている中小企業の訪問及びアンケートより現状を調査した
結果、各企業の代表者からは、次のような意見があった。
・
・
・
・
全ての資材の価格が上昇し、利益率が低下している
人件費、仕入価格の上昇を価格転嫁できない
為替変動が大きく、資金繰りが悪化している
ベテラン従業員が定年退職していく中、若手に経験を積ませるとともに、必要な
資格の取得に努めている
・ 消費者の節約志向の高まりから、客足が遠のいている
・ 消費税増税以降の消費低迷等から売上は伸び悩んでいるが、光熱費や人件
費は増加しており、収益は厳しい
[ 景況アンケート ]
今回(平成26年12月)調査時における中小企業の景況感は、消費税増税に伴う
駆込み需要による売上反動減の影響を受け、悪化に転じた前回(平成26年6月)調
査時に引き続き、全体的にDI値は低い水準に留まり、特に仕入価格 DI 値は、円安
等に伴うコスト負担の増加から大幅に悪化した状態が続くなど、厳しい結果となっ
た。
今後1年間の設備投資の予定については、設備の入替等といった更新や修理・
修繕が多く、新規・増産設備等の積極的な動きはまだ見られない。
また、特別調査として実施した円安による影響については、「マイナスの影響がある」
企業は184(構成比42.3%)となり、業種別では、製造業の4割、卸売業の8割がマ
イナスの影響があると回答した。
経営上の問題点では、「売上・受注の減少」、「同業他社との競争激化」、「コスト
高」、「労働力確保」の順となり、「資金調達」、「同業他社との競争激化」を挙げる企業
は、前回調査より増加している。
来期(平成27年1~3月)については、総じて今回調査時より悪化する見通しとなり、
中小企業者の経営環境は不透明な状況が続くものと予想される。
-2-
Ⅱ 保証動
動向(平成2
26年12月末
末)
1
保証承諾
諾
当
当期(平成2
26年4~12
2月末)保証
証承諾は、セ
セーフティネ
ネット5号の指
指定業種が
が前年に
比べ
べ大幅に縮
縮小されたこ
こともあり、2 ,853件(前
前年比85.8
8%)、371億
億21百万円
円(前年
比8
87.7%)とな
なった。
資
資金使途で
でみると、運
運転資金が3
353億22百
百万円(前年
年比88.1%
%,構成比
比95.2
%)、設備資金
金が17億99
9百万円(前
前年比80.4
4%,構成比
比4.8%)と
となった。
運
運転資金の
の内訳は、「経
経常運転資
資金」が198億73百万円
円(前年比9
92.6%,構
構成比
53.5%)、「増
増加運転資金
金」が6億4
42百万円(前
前年比113
3.9%,構成
成比1.7%)、返済
額を
を軽減する目的の「借替
替資金」が1
135億89百
百万円(前年
年比99.1%
%,構成比3
36.6%)、
売上
上減少を補
補填する「滞貨減産資金
金」が8億32
2百万円(前
前年比20.3
3%,構成比
比2.2%)
とな
なり、先行き不
不透明な中
中、「借替資金
金」の需要は依然として
て高い。
設
設備資金は、老朽化等
等の入替(前年
年比118.4%)に係る
る資金で増加
加の動きが見られ
たも
ものの、前年
年比8割に留
留まった。
保証
証承諾資金
金使途別
設
設備
44.8%
他
その他
1.2%
借替
替
36.6%
%
経常運
運転
53.55%
滞貨減産
滞
2.2%
経常運
運転
増加運転
1.7%
増加運転
転
滞貨減産
産
借替
設備
その他
他
業
業種別にみ
みると、製造業の保証承
承諾額は94
4億95百万
万円(前年比
比98.5%)で、この
うち
ち「借替資金
金」が40億1
1百万円(前
前年比146.1%)、「増
増加運転資
資金」が2億64百万
11百万円(
円((前年比37
77.1%)とな
なった。製造
造業のうち、
、繊維品工
工業は17億1
(前年比
98.
.4%)、眼鏡
鏡工業は13
3億80百万
万円(前年比
比130.5%)となった。
非
非製造業で
では、建設業
業101億19 百万円(前
前年比93.3%)、卸売業
業64億75百
百万円
(前
前年比77.5
5%)、小売
売業47億29
9百万円(前
前年比87.5
5%)、サー ビス業31億
億27百
万円
円(前年比7
70.7%)となった。
設
設備資金は
は、建設業(前
前年比109 .0%)、小売
売業(前年比
比148.5%
%)、卸売業(前年比
148
8.4%)等で
で増加となっ
った。
(条
条件変更)
当
当期条件変
変更承諾は、中小企業金
金融円滑化
化法終了後も
も、金融機関
関や関係機
機関と連
携し
し、中小企業
業者の経営
営改善支援に
に積極的に
に取組み、2,982件(前
前年比95.5
5%)、
384
4億39百万
万円(前年比
比94.3%)と
となった。
内容
容は、「返済
済方法変更」
」が240億6
62百万円(前
前年比94.1%)、「期
期間延長」が
が136億
39百
百万円(前年
年比93.9%)と毎月の
の返済緩和
和を図る条件
件変更は、依
依然として高
高水準
で推
推移している
る。
-3-
2
事故報告
告
当
当期事故報
報告受付額は
は66億3百 万円(前年
年比94.4%)となった。
内
内容は、「法
法的整理の申
申立」が14 億94百万円
円(前年比1
107.3%, 構成比22.6%)、
「延
延滞」が14億
億10百万円
円(前年比6 2.4%,構
構成比21.4
4%)、「保証
証人事故」が
が11億
77百
百万円(前年
年比75.1%
%,構成比 17.8%)となっている。
。
事故原因
因別
その他
22.2%
法的整理の 申立
22.6%
期限経過
過
7.3%
延滞
21.4%
休業、廃業
7%
8.7
保証人
人事故
177.8%
法的
的整理の申立
延滞
保
保証人事故
休業、廃業
期限経過
その他
業
業種別では
は、建設業20億5百万円
円(構成比30.4%)、小売業9億
億78百万円
円(構成
比1
14.8%)、卸
卸売業9億76百万円((構成比14.8%)となっ
った。
3
代位弁済
済
当
当期代位弁
弁済額は29億
億62百万円
円(前年比6
66.6%)とな
なった。
こ
このうち破産
産などの「法
法的整理の申
申立」が全体
体の約6割を
を占めている
る。
原
原因別では
は、「商況不振」が20億
億19百万円
円(前年比67.1%,構
構成比68.2%)、
「競
競争激化」が
が3億58百万
万円、「保証
証人事故」が
が2億32百万
万円となった
た。
代
代位弁済原
原因別
その他
11.9%
事故
保証人事
7.8%
%
競争激化
12.1%
商況不振
振
68.2%
商況不振
競争 激化
保証人事故
その
の他
業
業種別にみ
みると、建設業
業11億29百
百万円(構成
成比38.1%
%)、卸売業
業4億78百万円
(構
構成比16.1
1%)、小売業
業3億11百
百万円(構成
成比10.5%
%)となった。
。
-4-
Ⅲ 企業訪問
当協会をご利用いただいている中小企業の訪問及びアンケートにより現状を調査
した結果、各企業の代表者からは、次のような意見があった。
<概
・
・
・
・
要>
全ての資材の価格が上昇し、利益率が低下している
人件費、仕入価格の上昇を価格転嫁できない
為替変動が大きく、資金繰りが悪化している
ベテラン従業員が定年退職していく中、若手に経験を積ませるとともに、必要な
資格の取得に努めている
・ 消費者の節約志向の高まりから、客足が遠のいている
・ 消費税増税以降の消費低迷等から売上は伸び悩んでいるが、光熱費や人件
費は増加しており、収益は厳しい
1
繊維品製造
・ 全ての資材の価格が上昇し、利益率が低下している
・ 市場の縮小で同業者、販売先の廃業が多くなっているとともに、仕入先も減少
しており、設備投資に踏み切れない
・ 円安の影響で、輸出向けの受注が活発となっている反面、内需は苦戦が続い
ている
2
機械・金属製造
・ 人件費、仕入価格の上昇を価格転嫁できない
・ 数年前と比較すると利益増加しているが、先が見えず不安である
3
眼鏡製造業
・ 為替変動が大きく、資金繰りが悪化している
・ 経営環境は良いとは言えないが、少人数のためフットワークは軽く、今後も販
路拡大を図っていく
4
その他の製造
・ 原子力発電所の震災対策工事があったため、一時的な活況を得たが、公
共工事は減少傾向にあり、地域全体が極度の不況に落ち込んでいる
・ 消費税増税や輸入材料の仕入価格の上昇から、従前の利益を得ることが
困難にあり、仕入先の見直しなど、細かい努力と工夫が必要である
・ 加工受注が安定しないため、設備更新が難しい
・ 新規設備及び機械投入を行い増産体制となったことから、今後は増収増
益を目標に経営を進めたい
-5-
5
建設
・ 労働力不足、特に若手の就労が乏しく、大きな課題である
・ 消費税10%への移行が先送りになり、顧客の購買意欲がやや落ちたように思
われる
・ ベテラン従業員が定年退職していく中、若手に経験を積ませるとともに、必要
な資格の取得に努めている
6
卸売
・ 消費税増税の影響が長引き、年末に向かっても、受注は思ったほど伸びな
かった
・ 個人事業者が減少することにより、卸業者も減少。また、一店舗あたりの購入
額も減少している
・ 中国からの仕入が円安により上昇し、利益を圧迫している
・ 円安による影響も大きいが、ブランド品 OEM の受注は見通しが良い
7
小売・飲食
・ 消費税増税による買い控えが懸念される
・ 景気の回復の遅れにより個人消費の低迷が続いている
・ 消費者の節約志向の高まりから、客足が遠のいている
・ 大型店に消費者が流れ、個人店の顧客は高齢化により減少しているが、個人
店ならではの商品提供を行い、集客を図っている
8
運送倉庫業
・ 原油価格の下落を期待していたが、円安で思ったほど燃料費が下がらなかっ
た
・ 若手の人材確保と育成を強化し、経営環境を整えた結果、見通しが明るくなっ
た
9
サービス
・ 広告費を増加する企業はほとんどなく、売上は縮小傾向にある
・ 消費税増税以降の消費低迷等から売上は伸び悩んでいるが、光熱費や人
件費は増加しており、収益は厳しい
・ インターネット業者2社との取引開始により、秋頃から受注が増加しており、見
通しは明るい
10不動産業
・ 消費税増税の駆け込み需要の反動減が長期化している中、10%への引上
げの際の反動が懸念される
-6-
Ⅳ 景況アンケート
1
調査要領
(1)調査時期
(2)方
法
(3)対象期間
(4)対
平成26年12月
郵便封書による送付・回答
平成26年10~12月の実績(今期)
平成27年 1~ 3月の予想(来期)
当協会を利用する中小企業1000企業
(従業員20人以下約9割)
435企業(回答率:43.5%)
象
(5)回答企業
業
種
送付企業数
回答企業数
回答率
製造業
221
102
46.2%
建設業
247
116
47.0%
卸売業
106
38
35.8%
小売業・飲食店
230
94
40.9%
運送倉庫業
23
10
43.5%
サービス業
156
68
43.6%
17
7
41.2%
不動産業
(6)分析方法
本報告書の DI とは、Diffusion Index(景気動向指数)の略で、各調査
項目について<良い・やや良い>とする企業割合と、<悪い・やや悪い>と
する企業割合の差を表したものである。また、前回 DI とは平成26年6月
調査時を差す。
※ 前回調査(平成26年4~6月)
2
調査結果
(1)総括
前回調査に引き続き厳しい
来期も厳しい見通し
今期(平成26年10~12月)の業況 DI(良い-悪い)は△21.1(前回より0.3ポイ
ント下降)と前回調査に引き続き悪化。売上高 DI(増加-減少)△12.6(3.2ポイン
ト上昇)、採算 DI(良い-悪い)△27.4(4.7ポイント上昇)、仕入価格 DI(低下-上
昇)△49.7(0.9ポイント上昇)、資金繰り DI(良い-悪い)△20.0(1.0ポイント上
昇)はやや改善が見られたが、DI 値は全てマイナスと低い水準に留まっており、特に
仕入価格 DI 値は、大幅に悪化した状態が続くなど、厳しい結果となった
来期(平成27年1~3月)については、総じて今回調査時より悪化する見通しとなり、
中小企業者の経営環境は不透明な状況が続くものと予想される。
-7-
(2)業況
前回調査に引き続き厳しい
来期も厳しい見通し
今期の業況DI(良い-悪い)は△21.1となり、前回DI△20.8より0.3ポイント下
降となった。機械・金属製造業は25.0(前回DIより7.4ポイント上昇)と前回調査より
改善が見られたものの、卸売業△52.6(前回DIより21.2ポイント下降)、不動産業
△42.9(前回DIより6.5ポイント下降)、サービス業△25.0(前回DIより7.1ポイント
下降)と悪化。大半の業種のDI値はマイナスとなり、依然厳しい状況となった。
来期の業況DIは、△29.9と今期より8.8ポイント下降の見通し。
DI値
自社の業況DI値の推移
0.0
△ 10.0
△ 20.0
△ 13.1
△ 19.4
△ 30.0
△ 40.0
△ 24.9 △ 26.5
△ 20.0
△ 20.8 △ 21.1
△ 29.9
△ 35.4
△ 50.0
△ 43.7 △ 42.4
△ 60.0
△ 54.1
△ 70.0 △ 63.5
△ 80.0
H21.
4~6
10~12
H22.
4~6
10~12
H23.
4~6
H24.
4~6
10~12
10~12
H25.
4~6
10~12
前回H26.
4~6
今回
10~12
来期H27.
1~3
(3)売上高
前回調査より持ち直している
来期は厳しい見通し
今期の売上高 DI(増加-減少)は△12.6となり、前回 DI△15.8より3.2ポイント上
昇した。機械・金属製造業30.0(前回 DI より41.8ポイント上昇)、眼鏡製造業13.3
(前回 DI より13.3ポイント上昇)は改善となったものの、運送倉庫業は△30.0(前回
DI より65.7ポイント下降)と大幅に悪化した。
来期の売上高 DI は、△28.0と今期より15.4ポイント下降の見通し。
DI値
売上高DI値の推移
0.0
△ 10.0
△ 5.9
△ 20.0
△ 15.3
△ 30.0
△ 30.1
△ 40.0
△ 36.0
△ 15.8
△ 17.5
△ 20.5 △ 20.3
△ 12.6
△ 28.0
△ 34.1
△ 50.0
△ 49.8
△ 60.0
△ 70.0
△ 58.1
△ 80.0
H21.
4~6
10~12
H22.
4~6
10~12
H23.
4~6
10~12
-8-
H24.
4~6
10~12
H25.
4~6
10~12
前回H26.
4~6
今回
10~12
来期H27.
1~3
(4)採算
前回調査より持ち直している
来期は厳しい見通し
今期の採算 DI(良い-悪い)は△27.4となり、前回 DI△32.1より4.7ポイント上
昇した。機械・金属製造業は20.0(前回 DI より43.5ポイント上昇)と大幅に改善し
たものの、卸売業では△57.9(前回 DI より20.8ポイント下降)と悪化するなど、業
種によってバラツキが見られた。
来期の採算 DI は、△41.1と今期より13.7ポイント下降の見通し。
DI値
採算DI値の推移
0.0
△ 10.0
△ 20.0
△ 30.0
△ 25.2
△ 40.0
△ 50.0
△ 49.8 △ 52.5
△ 60.0
△ 70.0
△ 32.1
△ 35.2 △ 37.7
△ 38.3 △ 38.9
△ 27.4
△ 41.1
△ 45.1
△ 65.3 △ 62.5
△ 80.0
H21.
4~6
10~12
H22.
4~6
10~12
H23.
4~6
H24.
4~6
10~12
10~12
H25.
4~6
10~12
前回H26.
4~6
今回
10~12
来期H27.
1~3
(5)仕入価格
前回調査よりやや持ち直しているが依然厳しい 来期も厳しい見通し
今期の仕入価格 DI(低下-上昇)は△49.7となり、前回 DI△50.6より0.9ポイン
ト上昇した。運送倉庫業△20.0(前回 DI より30.0ポイント上昇)、小売業△31.0(前
回 DI より24.6ポイント上昇)と改善したものの、飲食店△87.0(前回 DI より40.8ポ
イント下降)、機械・金属製造業△60.0(前回 DI より18.8ポイント下降)と悪化。全て
の業種で DI 値はマイナスとなり、引き続き厳しい状況となった。
来期の仕入価格 DI は△50.3と今期より0.6ポイント下降の見通し。
DI値
仕入価格DI値の推移
0.0
△ 10.0
△ 20.0
△ 7.4
△ 14.5
△ 10.3 △ 11.1
△ 15.1 △ 13.0
△ 30.0
△ 24.1
△ 40.0
△ 37.1
△ 37.8
△ 50.0
△ 46.2
△ 60.0
△ 50.6 △ 49.7 △ 50.3
△ 70.0
△ 80.0
H21.
4~6
10~12
H22.
4~6
10~12
H23.
4~6
10~12
-9-
H24.
4~6
10~12
H25.
4~6
10~12
前回H26.
4~6
今回
10~12
来期H27.
1~3
(6)資金繰り
前回調査よりやや持ち直している
来期は厳しい見通し
今期の資金繰り DI(良い-悪い)は△20.0となり、前回 DI△21.0より1.0ポイ
ント上昇した。機械・金属工業15.0(前回 DI より15.0ポイント上昇)、眼鏡製造業
6.7(前回 DI より40.0ポイント上昇)と改善が見られる業種もある中、運送倉庫業
△70.0(前回 DI より41.4ポイント下降)、不動産業△28.6(前回 DI より46.8ポイ
ント下降)と大きく悪化する業種も見られた。
来期の資金繰り DI は△26.2と6.2ポイント下降の見通し。
DI値
資金繰りDI値の推移
0.0
△ 10.0
△ 20.0
△ 30.0
△ 27.9 △ 27.9 △ 29.4
△ 31.8
△ 40.0
△ 50.0
△ 45.5
△ 40.8 △ 40.3
△ 20.0
△ 23.5 △ 21.0
△ 26.2
△ 43.8
△ 60.0 △ 53.5
△ 70.0
△ 80.0
H21.
4~6
10~12
H22.
4~6
10~12
H23.
4~6
10~12
H24.
4~6
10~12
H25.
4~6
10~12
前回H26.
4~6
今回
10~12
来期H27.
1~3
(7)設備投資について
今後1年間のうちに設備投資を予定している企業は、435企業中、88企
業(構成比20.2%)となった
設備投資の予定が「ある」88企業(構成比20.2%)、「ない」342企業(同78.6%)
となった。内容では「設備更新(入替・代替)」37企業(同42.0%)、「設備修理・修繕」
22企業(同25.0%)が多く、新規・増産設備等の積極的な動きはまだ見られない。
<設備投資の内容>
0
10
20
30
設備更新(入替・代替)
37
設備修理・修繕
22
新規設備
15
増産設備
15
改装
その他
40
7
6
※複数回答有
- 10 -
(8)円安による影響について
円安による影響について、「プラスの影響がある」と回答した企業は14企業(構成
比3.2%)、「マイナスの影響がある」は184企業(構成比42.3%)、「影響はない」
企業は217企業(同49.9%)となった。
「マイナスの影響がある」と回答した企業が多い業種は、製造業44企業(業種中
構成比43.1%)、卸売業29企業(同76.3%)であった。
また、マイナスの影響があった主な理由としては、「仕入価格の上昇」127企業
(構成比69.0%)、「燃料価格の上昇」45企業(同24.5%)、「受注の減少」25企
業(同13.6%)となった。
<主なマイナスの影響>
0
20
40
60
仕入価格の上昇
100
120
140
127
燃料価格の上昇
45
受注の減少
その他
80
25
12
※複数回答有
- 11 -
(9)経営上の問題点
「売上・受注の減少」が435企業のうち231企業(構成比53.1%)と最も多く、次い
で「同業他社との競争激化」161企業(同37.0%)、「コスト高」147企業(同33.8%)、
「労働力確保」113企業(同26.0%)の順となっている。
前回調査と比較すると、「資金調達」の構成比は6.0ポイント、「同業他社との競争
激化」3.2ポイント、「消費者ニーズの多様化」は2.8ポイント増加した。
<経営上の問題点>
0
50
100
150
200
売上・受注の減少
231
同業他社との競争激化
161
147
コスト高(商品製品単価・人件費)
113
労働力確保
76
販売力不足
70
資金調達
64
消費者ニーズの多様化
56
後継者問題
技術・商品の開発
28
環境問題(天候不順・温暖化)
27
23
仕入先・販売先との取引条件悪化
過剰在庫
5
金利上昇
3
その他
250
18
※該当項目3つまで回答
- 12 -
業
種
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
業
種
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
業
種
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
今期DI(A)
△ 9.5
25.0
△ 20.0
△ 21.7
△ 9.8
△ 17.2
△ 52.6
△ 28.2
△ 13.0
10.0
△ 25.0
△ 42.9
△ 21.1
自 社 の 業 況
見通し(B)-(A)
来期DI(B)
△ 23.8
△ 14.3
△ 25.0
△ 50.0
△ 6.7
13.3
△ 28.3
△ 6.6
△ 23.5
△ 13.7
△ 37.1
△ 19.9
△ 36.8
15.8
△ 31.0
△ 2.8
△ 26.1
△ 13.1
10.0
0.0
△ 27.9
△ 2.9
△ 42.9
0.0
△ 29.9
△ 8.8
今期DI(A)
0.0
30.0
13.3
△ 6.5
4.9
△ 5.2
△ 34.2
△ 38.0
△ 13.0
△ 30.0
△ 8.8
△ 28.6
△ 12.6
売 上 高
見通し(B)-(A)
来期DI(B)
4.8
4.8
△ 30.0
△ 60.0
△ 6.7
△ 20.0
△ 10.9
△ 4.4
△ 10.8
△ 15.7
△ 39.7
△ 34.5
△ 28.9
5.3
△ 32.4
5.6
△ 30.4
△ 17.4
△ 20.0
10.0
△ 29.4
△ 20.6
△ 28.6
0.0
△ 28.0
△ 15.4
今期DI(A)
△ 28.6
20.0
△ 33.3
△ 37.0
△ 23.5
△ 19.8
△ 57.9
△ 35.2
△ 21.7
△ 20.0
△ 26.5
0.0
△ 27.4
採 算
見通し(B)-(A)
来期DI(B)
△ 47.6
△ 19.0
△ 35.0
△ 55.0
△ 46.7
△ 13.4
△ 39.1
△ 2.1
△ 41.2
△ 17.7
△ 47.4
△ 27.6
△ 55.3
2.6
△ 39.4
△ 4.2
△ 34.8
△ 13.1
△ 10.0
10.0
△ 35.3
△ 8.8
0.0
0.0
△ 41.1
△ 13.7
今期DI(A)
△ 52.4
△ 60.0
△ 40.0
△ 43.5
△ 48.0
△ 62.9
△ 60.5
△ 31.0
△ 87.0
△ 20.0
△ 38.2
△ 14.3
△ 49.7
仕 入 価 格
見通し(B)-(A)
来期DI(B)
△ 47.6
4.8
△ 55.0
5.0
△ 46.7
△ 6.7
△ 47.8
△ 4.3
△ 49.0
△ 1.0
△ 56.0
6.9
△ 63.2
△ 2.7
△ 38.0
△ 7.0
△ 91.3
△ 4.3
△ 30.0
△ 10.0
△ 41.2
△ 3.0
△ 14.3
0.0
△ 50.3
△ 0.6
今期DI(A)
△ 4.8
15.0
6.7
△ 21.7
△ 6.9
△ 11.2
△ 23.7
△ 39.4
△ 39.1
△ 70.0
△ 17.6
△ 28.6
△ 20.0
資 金 繰 り
見通し(B)-(A)
来期DI(B)
△ 9.5
△ 4.7
5.0
△ 10.0
0.0
△ 6.7
△ 10.9
10.8
△ 5.9
1.0
△ 35.3
△ 24.1
△ 28.9
△ 5.2
△ 35.2
4.2
△ 52.2
△ 13.1
△ 30.0
40.0
△ 20.6
△ 3.0
△ 28.6
0.0
△ 26.2
△ 6.2
- 13 -
H25.4~6
繊維品製造業
機械・金属製造業
自 社 の 業 況
眼鏡製造業
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
△ 22.7
△ 5.0
△ 42.9
△ 12.2
△ 17.1
△ 8.3
△ 52.6
△ 29.7
△ 48.1
△ 45.5
△ 9.5
33.3
△ 20.0
H25.4~6
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
その他製造業
売 上 高
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
△ 27.3
0.0
△ 28.6
△ 10.2
△ 14.3
△ 7.4
△ 42.1
△ 28.1
△ 51.9
△ 18.2
△ 9.5
33.3
△ 17.5
H25.4~6
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
その他製造業
採
製造業 計
算
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
45.5
15.0
57.1
34.7
36.2
30.6
65.8
35.9
63.0
54.5
33.3
33.3
△ 37.7
H25.10~12
△
△
△
△
△
△
△
△
0.0
10.0
11.1
30.0
11.8
0.0
18.2
45.6
8.7
28.6
21.1
20.0
13.1
H25.10~12
11.5
△ 10.0
33.3
△ 3.3
3.5
5.4
△ 15.2
△ 45.6
△ 4.3
35.7
△ 9.2
20.0
△ 5.9
H25.10~12
△ 23.1
△ 25.0
△ 33.3
△ 36.7
△ 29.4
△ 19.6
△ 6.1
△ 52.6
△ 8.7
△ 14.3
△ 23.7
△ 20.0
△ 25.2
- 14 -
H26.4~6
0.0
17.6
△ 11.1
△ 17.0
△ 6.9
△ 10.4
△ 31.4
△ 55.6
△ 23.1
△ 7.1
△ 17.9
△ 36.4
△ 20.8
H26.4~6
7.1
△ 11.8
0.0
△ 11.3
△ 5.2
△ 6.7
△ 22.9
△ 42.0
△ 28.2
35.7
△ 17.9
△ 27.3
△ 15.8
H26.4~6
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
57.1
23.5
38.9
28.3
36.2
13.4
37.1
53.1
38.5
35.7
31.0
27.3
32.1
今回(H26.10~12)
△ 9.5
25.0
△ 20.0
△ 21.7
△ 9.8
△ 17.2
△ 52.6
△ 28.2
△ 13.0
10.0
△ 25.0
△ 42.9
△ 21.1
今回(H26.10~12)
0.0
30.0
13.3
△ 6.5
4.9
△ 5.2
△ 34.2
△ 38.0
△ 13.0
△ 30.0
△ 8.8
△ 28.6
△ 12.6
今回(H26.10~12)
△ 28.6
20.0
△ 33.3
△ 37.0
△ 23.5
△ 19.8
△ 57.9
△ 35.2
△ 21.7
△ 20.0
△ 26.5
0.0
△ 27.4
比較(今回-前回)
△ 9.5
7.4
△ 8.9
△ 4.7
△ 2.9
△ 6.8
△ 21.2
27.4
10.1
17.1
△ 7.1
△ 6.5
△ 0.3
比較(今回-前回)
△ 7.1
41.8
13.3
4.8
10.1
1.5
△ 11.3
4.0
15.2
△ 65.7
9.1
△ 1.3
3.2
比較(今回-前回)
28.5
43.5
5.6
△ 8.7
12.7
△ 6.4
△ 20.8
17.9
16.8
15.7
4.5
27.3
4.7
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
仕 入 価 格
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
繊維品製造業
機械・金属製造業
眼鏡製造業
資 金 繰 り
その他製造業
製造業 計
建設業
卸売業
小売業
飲食店
運送倉庫業
サービス業
不動産業
全
体
H25.4~6
H25.10~12
H26.4~6
今回(H26.10~12)
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
H25.4~6
H25.10~12
H26.4~6
今回(H26.10~12)
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
54.5
40.0
21.4
44.9
42.9
36.4
44.7
25.0
44.4
63.6
32.1
16.7
37.1
40.9
15.0
28.6
36.7
32.4
23.1
23.7
25.0
59.3
18.2
36.9
33.3
△ 29.4
57.7
25.0
44.4
70.0
52.9
47.3
54.5
50.9
39.1
57.1
34.2
20.0
△ 46.2
15.4
30.0
44.4
36.7
29.4
16.1
15.2
40.4
13.0
0.0
△ 26.3
△ 20.0
△ 23.5
- 15 -
57.1
41.2
44.4
47.2
48.3
62.7
42.9
55.6
46.2
50.0
41.7
0.0
△ 50.6
△ 10.7
0.0
△ 33.3
△ 24.5
△ 19.0
△ 19.4
△ 5.7
△ 42.0
△ 30.8
△ 28.6
△ 11.9
18.2
△ 21.0
52.4
60.0
40.0
43.5
48.0
62.9
60.5
31.0
87.0
20.0
38.2
14.3
49.7
△ 4.8
15.0
6.7
△ 21.7
△ 6.9
△ 11.2
△ 23.7
△ 39.4
△ 39.1
△ 70.0
△ 17.6
△ 28.6
△ 20.0
比較(今回-前回)
4.7
△ 18.8
4.4
3.7
0.3
△ 0.2
△ 17.6
24.6
△ 40.8
30.0
3.5
△ 14.3
0.9
比較(今回-前回)
5.9
15.0
40.0
2.8
12.1
8.2
△ 18.0
2.6
△ 8.3
△ 41.4
△ 5.7
△ 46.8
1.0
用語・語句の説明
保証承諾
中 小 企 業 から保 証 委 託 の申 込 を受 け、信 用 保 証 協 会 が応 諾 (金 融 機
関 に 対 し信 用 保 証 書 を交 付 ) する こ と
事故報告
金 融 機 関 が保 証 先 中 小 企 業 について、債 権 保 全 上 、債 務 履 行 を困 難
とする事 実 を予 見 したり認 知 した場 合 に信 用 保 証 協 会 に対 して通 知 ・報
告 すること
代位弁済
信 用 保 証 付 の融 資 金 等 が、中 小 企 業 の倒 産 などの事 由 により金 融 機
関 への返 済 が不 能 となったとき、信 用 保 証 協 会 が中 小 企 業 に代 わり、金
融 機 関 に 対 しその 残 額 を支 払 うこ と (保 証 債 務 履 行 )
滞貨減産資金
売 上 高 や販 売 数 量 の減 少 等 から経 営 の安 定 に支 障 を生 じている中 小
企 業 に 対 して、 不 足 資 金 を補 填 する こ とを目 的 と した運 転 資 金
借替資金
既 往 借 入 金 を新 規 借 入 に より 借 り替 え し 、 毎 月 の 返 済 額 を軽 減 さ せる こ
と に より、資 金 繰 りの 円 滑 化 を図 る こ とを目 的 と した資 金
商況不振
一 般 的 な不 況 。受 注 の減 少 、販 売 価 格 の下 落 等 により事 業 内 容 が悪
化 すること
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