（1） 2015 年 7 月 23 日 INTERMAT2015 第 101 号開催世界 3 大建設機械展示会である INTERMAT 2015 が 4 月 20 日から 25 日の 6 日間、フランスのパリで開催されました。今回は展示面積 141,000 ㎡（東京ドーム 3 個分）に約 1400 社（前回比 5％増）が出展されたようですが、入場者数は 183,000 人（前回比 8.5％減）で実際に視察をしたメンバーの感覚でも入場者の少なさを実感した展示会でした。ローラメーカーに注目すると AMMANN、BOMAG、HAMM、VOLVO が見られましたが前回と違い CAT、DYNAPAC、JCB の出展はなく、第 101 号発行所酒井重工業株式会社住所東京都港区芝大門 1−4−8 電話 03−3434−3401 FAX 03−3434−3419 発行人水内健一我々の期待する展示会とのギャップが大きくて物足りなさが残るものとなりました。この物足りなさは、ローラーを目指して来場された全てのお客様が同じように感じたのではないかと思います。全体に目を向けると一際目を引いていたのは、やはりデモンストレーションを行っている屋外のブースでした。ダンプトラック・フォークリフト・ショベル等が一体となって繰り広げる運転パフォーマンスショーは見る者をハラハラさせながらも製品の複雑な動作や敏捷性を印象付けるのに十分であると感じました。屋外展示の状況アフターファイブのお話。凱旋門を背にシャンゼリゼ通りを歩き、マルブフ通りを右に曲がって進むと行列ができているお店がありました。名前はル・ルレ・ドゥ・ラントルコート（Le Relais de l'Entrecote）。ステーキのお店です。まだ開店前でしたが既に 20 人程が待っていました。ここのお店の名物はもちろんステーキですが入ってみると驚きます。注文を受けにスタッフが来る屋内展示場の状況のですが聞いてくるのは肉の焼き方、ソースの有無と飲み物だけです。実はステーキ 1 品だけで営業をしている有名なお店です。出てくるものは、サラダ、パン、フレンチフライが添えられたステーキです。配膳されたものを少し物足りなさが残る程度で食べ終えようとする頃に、スタッフが来てまた同じ量のフレンチフライとステーキをサーブしていきます。このお店は暖かいものを提供する工夫として初めかステーキのお店ら半分の量にして持ってきてくれているのです。これを平らげるとお腹もいっぱいになります。飲み物を聞かれて赤ワインと言うと適当に選んで持ってきてくれます。値段が確認できず多少ドキドキしましたが手頃な値段でおいしいものを提供してくれました。もしパリに行く機会がありましたら話のネタに訪れてみては如何でしょうか。名物ステーキ（2） 2015 年 7 月 23 日第 101 号グランドフェア 2015 ∼産業と暮らしのグランドフェア∼ 来年で創業 350 周年を迎えるユアサ商事の大展示会「グランドフェア 2015」が全国 5 か所で開催されます。7 月 3 日、4 日に関東グランドフェアは全国に先駆けて幕張メッセにおいて盛大に開催されました。来場者数は 21,408 名、あいにくの悪天候で肌寒い中、会場内は熱気に包まれ各ブースを行き交うお客様であふれかえっていました。出展メーカーは、建機 84 社のほか住環境、ゴルフ用品、時計やジュ各ブースの様子エリーまで様々なメーカーが出展しており、飲食ブースでは全国有名お弁当大会が開かれ、お昼時は大行列。お祭りのような雰囲気で、子供から大人まで楽しめる年に一度の大イベントです。屋外では実演などが行われ、中でもドローンの飛行に多くの方が関心を持っていました。橋梁などのインフラの点検作業で人が立ち入ることができない所をドローンに搭載されたカメラで点検をするとのことでした。酒井重工業も毎年ブースを出展しており、今年も多くのお客様にご来場いただきました。出品機種は、タイヤローランドローラ TW502S-1 RS シリーズ、、そして小型締固め機械 HV シリーズ酒井のブース TZ703 、コンバイ PC シリーズ、です。中でもお客様の目を引いたのは、今回初披露された新型ハンドガイドローラ HV520 です。この新型機の特徴はエンジンをカバーで覆い、ディーゼルエンジン搭載機では初めて超低騒音を実現したほか、ウォータハンマ撲滅マフラーも、ご来場頂いたお客様から高い評価でした。商談風景もうひとつ注目を集めていたのは新商品の赤外線式放射温度計 SRT-300 です。デモンストレーションでは皆さん手をかざして性能を試されていました。センサー部と表示部は、車両に簡単に着脱ができ、運転席でアスファルト合材の温度を確認できます。（NETIS 登録済み）今後のグランドフェアのスケジュールは、東北 7 月 24 日、25 日、中部 9 月 4 日、5 日、九州 9 月 11 日、12 日、関西 9 月 18 日、19 日に開催されます。赤外線式放射温度計（3） 2015 年 7 月 23 日新製品紹介第 101 号 ∼新型ハンドガイドローラ HV520 HV620∼ 酒井重工業は、このたび、ご好評頂いているハンドガイドローラ HV51ST および HV61ST をモデルチェンジし、新製品 HV520 および HV620 として全国販売致します。 HV520 および HV620 は、ディーゼルエンジンで業界初となる超低騒音型建設機械であるとともに日本陸用内燃機関協会（陸内協）の自主規制に対応しました。ハンドガイドローラは超低騒音型建設機械となることで、皆様にそして街行く人にも優しいサカイのエコハンドローラとして生まれ変わります。 1) 超低騒音型建設機械となります。これまで難しかったハンドガイドローラの騒音低減対策は、サカイが解決しました。丈夫でリサイクル可能な樹脂製フードによってエンジンルームを覆うことなどにより、最も厳しい騒音基準をクリア。これにより夜間工事、住宅街、学校、病院など周辺環境へ配慮することができます。これまでの働く機械という無機質なモノではなく、街中に溶け込むデザインにもなっています。 2) ウォータハンマを撲滅しました。排気パイプからの雨水浸入によりエンジンを壊すウォータハンマ現象を根本から解決しました。雨水の浸入を許さないサカイオリジナル構造（特許取得）となっております。 3) メンテナンス性を向上しました。フルオープン式樹脂製フードとワンタッチ式メンテナンスカバーの採用により、毎日のメンテナンスが簡単に行えます。また、これによりエンジンが露出していないため、火傷・巻込まれによる災害を大きく削減します。 4）その他特徴従来機より強化された足回り（特許取得）、容量が大きくなった樹脂製散水タンク、リサイクル可能な樹脂製フードと散水タンク、取外しやすくなった散水パイプなどとなっております。 HV520 今後とも、サカイの締固め機械にご期待ください。表：概略仕様従来機（HV51ST）項目質量寸法機関運転質量全長×全幅×全高単位 kg mm 新型機（HV520）新型機（HV620）仕様 640 2,450×695×1,175 620 2,445×640×1,175 2,450×640×1,175 メーカ/形式 - クボタ E75-E3-NB3 排ガス規制対応 - 陸内協排出ガス自主規制 2次規制適合タンク燃料タンク容量散水タンク L L 30 35 低騒音型指定 - 低騒音超低騒音 4.8 （4） 2015 年 7 月 23 日街道グルメ旅第 101 号 ∼北海道函館∼ は∼るばる来たぜ函館∼♪ということで、今回は札幌から車で 4 時間のところにある北海道の玄関口『函館』へ行ってきました。函館という名は、その昔ウスケシ（アイヌ語で港の端を意味する）と呼ばれていた頃の漁村に館（たて）を築いた際、この館が箱に似ていたことから『箱館』と言われたのが始まりで、明治 2 年蝦夷地を北海道と改めた折に『函館』と改名したそうです。五稜郭前の店舗そんな函館のご当地グルメをいくつか紹介します。まず、函館で知らない人はいないナンバーワンＢ級グルメと言えば、『ラッキーピエロ』です。函館市民からはラッピの愛称で親しまれているご当地ハンバーガーショップです。函館では 16 店舗も展開おり、各店舗でテーマが異なっております。エルビス・プレスリーやオードリー・ヘプバーンがテーマのお店や、サンタクロースがテーマのお店、家族でも遊べるメリーゴーランドのあるお店もあるのでお気に入りのお店を見つけてください。メニューで一番人気はチャイニーズチキンバーガー（350 円）で年チャイニーズチキンバーガー間 30 万個も売れるハンバーガーですので、皆さんもぜひご賞味あれ。また、知る人ぞ知るカレー屋『インドカレー小いけ』があります。ピリッとくる辛さの中にコクがあり病み付きになる美味しさです。実は、店舗が並んで存在しており、『元祖小いけ』と『小いけ本店』がありますが、今は別の店なので食べ比べてみてください。元祖小いけ観光地としても有名な函館ですが、いくつか紹介します。やはり函館の景色を一望出来る『函館山』に登って下さい。そこからの眺めは圧巻です。夜景も日本三大夜景の一つでホントにとても綺麗です。先に紹介したカレー屋さんから近いです。函館山からそう遠くないところに、『五稜郭』があります。1914 年から五稜郭公園として一般公開されています。早くから貿易等が盛んだった函館にはキリスト教の布教も進んでおり、トラピスト修道院（日本初の男子修道院）やトラピスチヌ修道院（日本初の女子修道院）があり、ここではトラピストクッキーやトラピストバターなどが作られていて、函館のお土産としても親しまれています。小いけ皆さん、函館に来た際には、ぜひ寄ってみてください。本店