InfoMaker 12.1 インストールガイド

インストールガイド
Ⓡ
InfoMaker 12.1
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目次
インストールのワークフロー..................................................... 1
製品のインストール........................................................... 1
アンインストール ............................................................ 1
インストールの計画 ............................................................ 2
インストール メディアの内容.................................................. 2
システム要件 ................................................................ 2
ソフトウェア要件 ............................................................ 4
インストール前の作業........................................................... 6
共通セットアップ プログラムの開始.............................................. 7
基本情報の提供 ................................................................ 8
SQL Anywhere のインストール................................................... 10
SQL Anywhere について....................................................... 10
SQL Anywhere Runtime Edition................................................ 11
InfoMaker のインストール...................................................... 12
InfoMaker のコンポーネント.................................................. 13
セットアップ プログラムの完了................................................. 15
セットアップ プログラムが行うこと........................................... 15
すべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイル........................ 16
個々のユーザ用に用意されたファイル.......................................... 16
レジストリの変更 ........................................................... 17
インストール後の作業.......................................................... 19
Ghostscript のインストール.................................................. 19
PostScript ドライバのインストール........................................... 20
InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール.............................. 22
ヘルプおよびその他の情報の入手................................................ 24
インストールのワークフロー
このワークフローでは、InfoMaker® の計画およびインストールの工程を定義し
ます。
シナリオに最も適したワークフローを選択してください。
製品のインストール
1. インストールの計画
2. インストール前の作業
3. 共通セットアップ プログラムの開始
4. インストール後の作業
アンインストール
InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール
________________________________________________________________________________
インストールガイド
1
インストールの計画
インストールまたはアップグレードの前に、環境を準備します。



インストールまたはアップグレードするコンポーネントとオプションを
確認する。
システムがインストール要件を満たしていることを確認する。
必要なソフトウェアを確認する。
インストール メディアの内容
このトピックでは、InfoMaker インストール キットの内容を説明します。
表 1:インストール メディアの内容
DVD
内容
InfoMaker のインストール メディアには、次の表に示す DVD が含まれます。
InfoMaker DVD
InfoMaker 12.1 および SQL Anywhere® 11.0.1 の共通セッ
トアップ プログラムを含みます。
また、PDF 形式の InfoMaker のマニュアルも含んでいま
す。
システム要件
InfoMaker をインストールする前に、システムがすべての要件を満たしている
ことを確認します。必要なサービス パックに関する最新情報については、リリ
ース ノートを参照してください。
________________________________________________________________________________
2
InfoMaker
表 2:InfoMaker のシステム要件
製品
コンピュータ
最小メモリ
ハード ディスク オペレーティング シス
容量
テム
この表は、各製品をインストールするためのシステム要件を示しています。す
べての製品で DVD-ROM ドライブが必要です。必要なディスク容量は概算です。
実際に各製品で必要なディスクの容量は、ハードディスク サイズ、パーティシ
ョン、およびインストール対象として選択した機能によって異なります。イン
ストール中は圧縮されたインストール ファイルを復元するために、ハードディ
スク上に一時的なスペースが余分に必要になります。
InfoMaker Pentium 4 以 256MB
上
332MB(全コン Windows XP
ポーネント)*1 Professional SP 3、
Windows XP Tablet PC
Edition SP 3、Windows
Server 2003 Service
Pack 2、Windows Vista
32/64 ビット
Business SP 2、
Windows 7 32 ビット、
または Windows
Server 2008 Service
Pack 2
SQL
Anywhere
337MB
(UltraLight
と Windows
Mobile 以外の
全コンポーネ
ント)
400 MHz 以上 48MB。オペレ
の Pentium
ーティング
互換
システムが
必要とする
メモリに追
加
Windows 2000、
Windows XP、Windows
XP Tablet PC
Edition、Windows
Server 2003 Service
Pack 2、Windows
Vista、Windows 7、お
よび Windows Server
2008 Service Pack 2
(x86、x64、IA64)*2
________________________________________________________________________________
インストールガイド
3
*1
PowerBuilder® と同一のコンピュータ上にインストールする場合には、必要とするディ
スク容量は少なくなります。
*2
Windows Server 2008 の開発ではなくランタイムのみをサポートします。
ソフトウェア要件
InfoMaker のソフトウェア要件を確認します。
表 3:各機能に必要なソフトウェア
機能
必要なソフトウェア
次の表は、InfoMaker の各機能に必要なソフトウェアを一覧にしています。
ほとんどのソフトウェアは、機能をインストールするときに自動的にインスト
ールされません。以下の表を読み、セットアップ プログラムを実行する前に何
らかのソフトウェアをインストールする必要があるかどうか、InfoMaker を選
択する前に SQL Anywhere を選択する必要があるかどうかを判断してください。
チュートリアル、
デモ データベー
ス、およびサンプ
ル アプリケーシ
ョン
SQL Anywhere 11.0.1 以降
SQL Anywhere は、DVD から入手できます。セットアップ プ
ログラムが、コンピュータ上で SQL Anywhere 11.0.1 以降
を検出することができなかった場合、InfoMaker を選択す
ると、警告メッセージが表示されます。
処理の続行を選択すると、セットアップ プログラムはチュ
ートリアルのインストールまたはデモ データベースの登
録を行いません。これらの機能を後で使用するには、最初
に SQL Anywhere をインストールしてから InfoMaker を再
インストールします。
データウィンドウ .NET Framework 3.5 Service Pack 1
の Excel 12 での
保存
Ghostscript
Ghostscript および PostScript 用プリンタ ドライバ
distiller を使用
したデータウィン 「Ghostscript のインストール」および「PostScript ドラ
イバのインストール」を参照してください。
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4
InfoMaker
表 3:各機能に必要なソフトウェア
機能
必要なソフトウェア
ドウの PDF 保存、
および
PostScript 出力
XSL Formatting
Objects(FO)を使
用したデータウィ
ンドウの PDF 保
存、および Java
出力
Sun JDK 1.3 以降および Apache FO プロセッサ
InfoMaker をインストールすると、Sun JDK 1.6 は
Sybase\Shared\PowerBuilder\jdk1.6.0_02 ディレクトリ
にインストールされます。
InfoMaker をインストールすると、Apache FO プロセッサ
は Sybase\Shared\PowerBuilder\fop-0.20.5 ディレクト
リにインストールされます。
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インストールガイド
5
インストール前の作業
このトピックでは、インストールの前に実行する作業について説明します。





インストールする製品の最新情報についてリリース ノートをお読みく
ださい。特に、「インストールにおける注意事項」セクションには注意
してください。InfoMaker のリリース ノートは、InfoMaker DVD または
NDソフトウェア Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ で入手で
きます。このサイトにあるリリース ノートは、製品 DVD のリリース ノ
ートよりも新しい情報を含んでいることがあります。SQL Anywhere の
readme.txt ファイルは、DVD の SQLAnywhere11 ディレクトリにありま
す。
InfoMaker をインストールするドライブが圧縮されていないことを確認
します。インストール先が圧縮ドライブの場合には、セットアップ プロ
グラムは失敗します。
TEMP 環境変数で少なくとも 300MB 以上の空き容量があるディレクトリ
を指定していることを確認します。セットアップ プログラムは、インス
トールの間にこのディレクトリにファイルを書き出し、インストールが
完全に終了した後に、このスペースを解放します。
開いているアプリケーションを終了します。
旧バージョンの Sybase ツールで作成したファイルのバックアップをと
ります。移行予定の PBL が現行バージョンの InfoMaker で、エラーな
く再生成されていることを確認してから、PBL のバックアップを行って
ください。
PBL のバックアップ以外に、データベース ファイル、INI ファイル、設
定情報、変更したデータベース定義ファイルなど、失いたくない各種設
定情報を保持するファイルについてもバックアップをとる必要がありま
す。既存アプリケーションのバックアップおよび移行の詳細については、
「インストール後の作業」を参照してください。

InfoMaker をインストールする前に何らかのソフトウェアをインストー
ルする必要があるかどうかを判別するには、「ソフトウェア要件」を参
照してください。
________________________________________________________________________________
6
InfoMaker
共通セットアップ プログラムの開始
DVD またはダウンロードしたイメージを使用して InfoMaker セットアップ プ
ログラムを開始します。
事前準備
この手順では、DVD またはダウンロードしたイメージからのローカル インスト
ールについて説明します。ユーザがネットワーク ドライブから InfoMaker を
インストールできるようにするには、システム管理者が必要なファイルを DVD
からネットワーク ドライブ上のディレクトリにコピーする必要があります。こ
れにより、ユーザは、ネットワークからセットアップ プログラムを実行して
InfoMaker をインストールできます。
InfoMaker のインストールを開始する手順は、次のとおりです。
手順
1. 実行中のプログラムをすべて終了します。
2. InfoMaker セットアップ プログラムを起動します。
o
Sybase Web サイトからダウンロードしたイメージからインストー
ルするには、autorun.exe ファイルを実行します。
注意: setup.exe を実行すると、セットアップ プログラムで SQL
Anywhere プログラムをインストールできません。
DVD からインストールするには、ディスクを DVD-ROM ドライブに
挿入します。セットアップ プログラムが自動的に起動します。
o ローカル ネットワーク ドライブからインストールするには、管
理者の指示に従って、ローカル ネットワーク ドライブにあるセ
ットアップ プログラムにアクセスし、実行します。
3. 共通セットアップ プログラムを開始するには、[InfoMaker 12.1 のイン
ストール]をクリックします。
o
InfoMaker および SQL Anywhere の各セットアップ プログラムを起動す
る前に、セットアップ プログラムにより基本情報が収集されます。
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インストールガイド
7
基本情報の提供
インストールを開始する前に、プログラムによって基本情報が収集されます。
InfoMaker をインストールする前に、セットアップ プログラムによって基本情
報を収集するウィザードが起動されます。
参考: この手順の途中でインストールを中断するには、ウィザードの[キャンセル]ボタ
ンを使用します。[キャンセル]をクリックすると、インストールを終了するか再開する
かを選択できます。終了を選択すると、その時点のセットアップ プログラムを終了して他
の選択内容を実行するか、セットアップを完全に終了できます。
InfoMaker をインストールする前に基本情報を提供するには
1. 共通セットアップ プログラムを開始した後、ようこそページで[次へ]
をクリックします。
2. [シリアルとCDキーの確認]ページで、使用するシリアルキーとCD
キーを入力し、[次へ]をクリックします。
シリアルキーについて: 9 桁のシリアルキーおよび 23 桁(ハイフンを含
む)のCDキーを正しく入力してください。不正なキーの入力があった
場合、セットアッププログラムは警告メッセージを表示します。
3. [ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、
ライセンス契約を読んで[同意する]ラジオ ボタンを選択します。[次
へ]をクリックして処理を継続します。
4. [ユーザ情報]ページで、ユーザ名と会社名を入力します。
5. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示され
ているパスを指定するか、[参照]をクリックして別のパスを選択し、
[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。
6. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリック
して表示されているパスを指定するか、[参照]をクリックして別のパ
スを選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。
このセット内のすべての製品の共有ファイルには同じフォルダを使用し
てください。
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8
InfoMaker
7. [コンポーネントの選択]ページで、インストールするコンポーネント
を選択し、[次へ]をクリックして処理を継続します。
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インストールガイド
9
SQL Anywhere のインストール
アプリケーション開発中のデータベース機能をサポートするために、SQL
Anywhere をインストールします。
SQL Anywhere のインストールは、共通セットアップ プログラムを使用して開
始できます。
1. 言語の選択ダイアログ ボックスで、インストール ウィザードで使用す
2.
3.
4.
5.
6.
7.
る言語を選択し、[OK]をクリックします。
ようこそページで[次へ]をクリックします。
[ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、
ライセンス契約を読んで[同意する]ラジオ ボタンを選択します。[次
へ]をクリックして処理を継続します。
[セットアップ タイプ]ページで、すべてのコンポーネントをインスト
ールする場合は[完了]を、そうでない場合は[カスタム]を選択して、
[次へ]をクリックします。
前の手順で[カスタム]を選択した場合は、インストールしない機能の
横の下矢印をクリックし、カスケード メニューで[この機能を使用でき
ないようにします。]を選択して[次へ]をクリックします。
[プログラムのインストール]ページで、[インストール]をクリック
してインストールを開始します。
[InstallShield Wizard の完了]ページが表示されたら、ReadMe ファ
イルまたは[iAnywhere オンライン リソース]ページを表示する場合は
チェック ボックスをオンにします。SQL Anywhere インストール ウィザ
ードを閉じるには、[完了]をクリックします。
SQL Anywhere について
Sybase SQL Anywhere は、豊富な機能を持ったリレーショナル データベースと
データ管理ツールです。
________________________________________________________________________________
10
InfoMaker
SQL Anywhere のインストールは、開発の使用にのみ制限されています。配布シ
ステムは、別の SQL Anywhere ライセンス、つまり SQL Anywhere Runtime Edition
(次のセクションで説明)を必要とします。SQL Anywhere のインストールは、
MobiLink と Sybase Central データベース管理ツールを含んでいます。
MobiLink は、メイン データベースと多数のリモート データベース間で双方向
の同期を行うことができるセッションベースの同期システムです。
SQL Anywhere Runtime Edition
InfoMaker は Windows 用の SQL Anywhere の無償のランタイム エディション
(「SQL Anywhere Runtime Edition」)も含んでいます。SQL Anywhere Runtime
Edition は、SQL Anywhere のスタンドアロン バージョンの機能を制限したも
のです。たとえば、SQL Anywhere Runtime Edition は、ストアド プロシージ
ャとトリガ、トランザクション ログ、または同期をサポートしません。
インストール DVD に含まれる SQL Anywhere のセットアップ プログラムは、
デフォルトで SQL Anywhere Runtime Edition をインストールします。SQL
Anywhere Runtime Edition の再頒布可能コンポーネントのリストなどの詳細に
ついては、メイン SQL Anywhere 11 ディレクトリ内の RuntimeEdition.html フ
ァイルを参照してください。
SQL Anywhere セットアップ プログラムは、ドライブとディレクトリを指定し
ない限り、デフォルト ドライブのデフォルト ディレクトリに SQL Anywhere
Developer Edition をインストールします。指定したディレクトリが存在しな
い場合は、セットアップ プログラムはそのディレクトリを作成します。
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インストールガイド
11
InfoMaker のインストール
このトピックでは、データベースでクエリおよびレポート作成を実行するアプ
リケーションを作成するための使いやすいツールである InfoMaker のインス
トール方法について説明します。
共通セットアップ プログラムでは、特に指定がない限り、デフォルト ドライ
ブのデフォルト ディレクトリに InfoMaker がインストールされます。指定し
たディレクトリが存在しない場合は、セットアップ プログラムにより新しいデ
ィレクトリが作成されます。
1. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示され
ているフォルダ パスを指定するか、[参照]をクリックして別のパスを
選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。
2. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリック
して表示されているフォルダ パスを指定します。または、[参照]をク
リックして Sybase\Shared ディレクトリを選択します。
3. [コンポーネント選択]ページで、インストールしないコンポーネント
の隣のチェック ボックスをオフにして、[次へ]をクリックします。ツ
リービューを展開して、最上位コンポーネントのサブコンポーネントを
選択または選択解除できます。また、[すべて選択]または[すべて解
除]をクリックして、すべてのチェック ボックスをオンまたはオフにで
きます。
[InfoMaker 基本コンポーネント]オプションは、選択する必要があり
ます。「InfoMaker のコンポーネント」を参照してください。オプショ
ンのペインタをインストールするには、[InfoMaker データベース更新]
オプションを選択します。
チュートリアル コンポーネントを選択すると、デモ データベースはデ
フォルトで選択されます。
________________________________________________________________________________
12
InfoMaker
4. [プログラム フォルダの選択]ページで、プログラム アイコンを追加
するプログラム フォルダを選択するか、新しいフォルダを指定して[次
へ]をクリックします。
5. [ファイル コピーの開始]ページで、設定を確認し、[次へ]をクリッ
クしてファイルのインストールを開始するか、[戻る]をクリックして
選択内容を変更します。
6. [InstallShield Wizard の完了]ページで、Readme ファイルを読む場
合はチェック ボックスをオンにします。[完了]をクリックして、共通
セットアップ プログラムに戻ります。続行するには、Readme ファイル
を閉じます。
InfoMaker のコンポーネント
セットアップ プログラムにより、基本の InfoMaker ソフトウェアおよび追加
のオプション コンポーネントをインストールできます。
表 4:InfoMaker のコンポーネント
コンポーネント
説明
InfoMaker 基本コ 基本コンポーネントは必須です。他のコンポーネントを選
ンポーネント
択しなければ、このオプションにより InfoMaker はレポー
トおよびクエリ ツールとしてのみインストールされます。
オプションのペインタはインストールされません。
InfoMaker チュートリアル ライブラリでフォームを開く
ことはできません。これらのフォームは、データベース更
新オプションでインストールされるオプションのペインタ
を必要とします。このオプションは、ODBC ドライバをイン
ストールします。
InfoMaker データ データを完全に操作できるようにする以下の 3 つのペイ
ベース更新オプシ ンタを追加します。
ョン
 データベース ペインタ - テーブルの作成と修正
 フォーム ペインタ - データベースのデータの作
成と修正
 データ パイプライン ペインタ - あるデータベー
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インストールガイド
13
表 4:InfoMaker のコンポーネント
コンポーネント
説明
スから別のデータベースへのデータのコピー
ネイティブ デー
タベース インタ
フェース
サーバ データベースとネイティブに対話可能にするイン
タフェース。ツリービューを展開してインストールするイ
ンタフェースを選択します。
OLE DB ドライバ
OLE DB データ プロバイダを使用してデータベースに接続
するインタフェース
JDBC ドライバ
JDBC を使用してデータベースに接続するインタフェース
インターネット
ツール
データウィンドウ Web コントロール ActiveX は、完全対
話型のデータウィンドウ コントロール。ActiveX をサポー
トするブラウザが必要です。
InfoMaker チュー 『入門』マニュアルのチュートリアルのためのソース ファ
トリアル
イル。InfoMaker チュートリアルを実行する場合、または
サンプル ライブラリを使用する場合で、コンピュータに
SQL Anywhere 11.0.1 以降がインストールされていないと
きはインストールします。InfoMaker をインストールする
とき、セットアップ プログラムはデモ データベース用の
ODBC データ ソースを作成します。InfoMaker をインスト
ールするときにシステムに SQL Anywhere がインストール
されていないと、セットアップでデモデータベース、サン
プル ライブラリ、およびチュートリアル ファイルはイン
ストールされません。
デモ データベー
ス
チュートリアル、サンプル ライブラリ、およびマニュアル
内の例で使用される SQL Anywhere データベース
オンライン ヘル
プ ファイル
imhlp120.hlp ファイルとコンパイル済み HTML ヘルプ
imman120.chm ファイル
________________________________________________________________________________
14
InfoMaker
セットアップ プログラムの完了
選択した製品のインストールが終了したら、共通セットアップ プログラムに戻
ります。
共通セットアップ プログラムを完了するには
1. [InstallShield Wizard の完了]ページで[完了]をクリックしてイン
ストールを完了します。
このページのチェック ボックスをオフにしないと、Readme ファイルが
表示され、オンライン登録を完了するためにブラウザが起動されます。
2. システムの再起動を要求するページで、[完了]をクリックしてコンピ
ュータを再起動するか、コンピュータを後で再起動することを選択しま
す。インストールした製品を使用する前に、必ずコンピュータをシャッ
トダウンして再起動してください。
3. セットアップ プログラムの開始ページで、Readme、製品マニュアル Web
サイトまたは Sybase Web サイトを表示するように選択し、[終了]を
クリックしてセットアップ プログラムを閉じます。
セットアップ プログラムが行うこと
セットアップ プログラムは、ファイルをインストールし、Windows レジストリ
を更新します。
セットアップ プログラムは以下を行います。

Sybase ディレクトリに Sybase ファイルをインストールする

書き込み可能 Sybase ファイルを、すべてのユーザによって共有されるディレクト
リにインストールする

Windows のオペレーティング システム パスにシステム ファイルをインストール
する

インストールした各製品のアイコンとプログラム グループを作成する

製品をアンインストールするときに削除するファイルを区別するためのアンインス
トール ファイルを作成する

Windows のレジストリへ書き込む
________________________________________________________________________________
インストールガイド
15

IM.INI などの INI ファイルを作成または更新する
すべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイル
InfoMaker はすべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイルをイン
ストールします。Windows XP と Windows 2003 の場合、共有ディレクトリは
C:\Documents and Settings\All Users\Shared Documents\Sybase\InfoMaker
12.0 です。Windows Vista と Windows 2008 の場合、共有ディレクトリは
C:\Users\Public\Documents\Sybase\InfoMaker 12.0、Windows 7 では
C:\Users\Public\Public Documents\Sybase\InfoMaker 12.0 です。
共有ファイルの内容は以下のとおりです。

すべてのコード サンプルのディレクトリとファイル

InfoMaker Windows ヘルプとコンパイル済み HTML ヘルプ ファイル
個々のユーザ用に用意されたファイル
他の書き込み可能ファイルは、デフォルトの Program Files\Sybase サブディ
レクトリにインストールされますが、それらはユーザが InfoMaker を最初に起
動したときに別の場所にコピーされます。このようにして、各ユーザはこれら
のファイルを自分用に取得します。
次の表は、InfoMaker のインスタンスを実行するすべてのユーザのディレクト
リでコピーおよび更新されるファイルの一覧です。表のヘッダにあるパス変数
(UserName)は、InfoMaker ユーザのユーザ名を意味します。Windows XP およ
び 2003 の場合、これは C:\Documents and Settings ディレクトリの下です。
Windows Vista および 2008 の場合、これは C:\Users ディレクトリの下です。
C:\...\UserName\ サブディレクトリ内
コピーまたは更新されるフ
ァイル
Windows XP および 2003 の場合:

Local Settings\Application

Data\Sybase\InfoMaker 12.0
定ファイル

Windows Vista、Windows 2008、および Windows 7 の
PBODB120.INI 初期設
IM120.LIC および
im120_sysam.propert
________________________________________________________________________________
16
InfoMaker
C:\...\UserName\ サブディレクトリ内
コピーまたは更新されるフ
ァイル
場合:
ies ライセンス ファ
イル

AppData\Local\Sybase\InfoMaker 12.0
Windows XP および 2003 の場合:

My Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial

InfoMaker 入門チュ
ートリアル用のファ
Windows Vista および 2008 の場合:

イル
Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial
Windows 7 の場合:

My Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial
個別に用意された書き込み可能 InfoMaker ファイルの場所は、各 InfoMaker
ユーザの HKEY_CURRENT_USER レジストリ エントリに設定されます。たとえば、
各ユーザのローカル アプリケーション データ ディレクトリにコピーされる
IM.INI ファイルの場所は、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Sybase\InfoMaker\12.0 内の InitPath キー の
下に登録されます。
レジストリの変更
セットアップ プログラムは、Windows レジストリに対して以下の変更を行いま
す。

HKEY_CURRENT_USER\Software および HKEY_LOCAL_MACHINE\Software の Sybase キ
ーを作成または更新する

HKEY_CURRENT_USER\Environment のシステム パスとユーザ パスを更新する

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths に
レジストリ パスへの適切なパスを追加する
________________________________________________________________________________
インストールガイド
17

レジストリ パス HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\HTMLHelp に
コンパイル済み HTML ヘルプ ファイルのパスを追加する
________________________________________________________________________________
18
InfoMaker
インストール後の作業
インストールの後、InfoMaker を使用する前に移行作業または設定作業を実行
しなければならないことがあります。

最新バージョンの InfoMaker へのアプリケーションの移行: 以前のバ
ージョンの InfoMaker で作成したアプリケーションおよび
PowerBuilder ライブラリ(PBL)がある場合、それらをバージョン 12.0
に移行できます。これを行う前に、旧バージョンで PBL が確実に再生成
できることを確認し、ファイルのバックアップ コピーを作成してくださ
い。 PBL の移行については、『ユーザーズ ガイド』マニュアルの「ラ
イブラリについての作業」の章を参照してください。
新しいバージョンに移行する前に、アプリケーションが影響を受ける可
能性がある InfoMaker の変更点については、技術文書の「Migrating
PowerBuilder Applications」(英語)
http://www.sybase.com/detail?id=1032777 で確認してください。タイ
トルの後に(IM)と表記されたトピックは、InfoMaker に関するもので
す。



DBMS のセットアップ: InfoMaker で使用するために、DBMS の追加のセ
ットアップ作業が必要な場合があります。詳細については、ヘルプの「デ
ータベースとの接続」を参照してください。
Ghostscript のインストール: データウィンドウを PDF 形式で保存す
るために distill メソッドを使用する場合は必須です。
PostScript ドライバのインストール: データウィンドウを PDF 形式で
保存するために distill メソッドを使用する場合は必須です。
Ghostscript のインストール
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する
場合は、Ghostscript をインストールします。
Ghostscript をインストールするには
________________________________________________________________________________
インストールガイド
19
1. Ghostscript Web サイト http://ghostscript.com に載っているサイト
からご使用のコンピュータの一時ディレクトリに、Ghostscript のため
の自己解凍型実行ファイルをダウンロードします。テストで使用した
Ghostscript のバージョンについては、InfoMaker のリリース ノートを
参照してください。
2. 実行ファイルを実行して、システムに Ghostscript をインストールしま
す。デフォルトのインストール ディレクトリは、C:\Program Files\gs で
す。
PostScript ドライバのインストール
このトピックでは、データウィンドウを PDF 形式で保存するための
PostScript ドライバのインストールおよび使用方法を説明します。
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する
場合は、PostScript プリンタまたはプリンタ ドライバがシステムにインスト
ールされている必要があります。Windows のプリンタの追加ウィザードを使用
して PostScript プリンタをインストールします。PostScript プリンタをイン
ストールしていない場合、PostScript プリンタを追加するために必要な
Microsoft pscript5.dll ファイルがコンピュータで使用できず、Windows オペ
レーティング システム インストール CD を挿入するように指示されることが
あります。

システムに PostScript プリンタを追加するには
1. Windows の[スタート] メニューから[設定|プリンタ]を選択
します。
2. [プリンタの追加]をダブルクリックします。
3. [ローカル プリンタ]を指定します。
4. 「FILE:」 をポートとして指定します。
5. 製造元(HP など)と PS の名称を持つプリンタ(HP LaserJet
Series 4050 PS など)を選択します。
注意: 一部のプリンタはイメージを正しく処理しません。たとえ
ば、HP Color LaserJet PS は PDF 出力にイメージを表示しませ
ん。また、HP LaserJet 4/4M Plus PS 600 はカラー イメージを
グレースケールで表示します。
________________________________________________________________________________
20
InfoMaker


6. プリンタのデフォルト名を受け入れるか、短い名前を入力します。
7. ウィザードを完了します。
データウィンドウ ペインタでプリンタ ドライバを使用するには
1. PDF エクスポート用の[エクスポート]プロパティ ページの[カ
スタム PostScript ドライバを使用]チェック ボックスをオンに
します。
2. [印刷の仕様]ページで、プリンタ名(前の手順 6のプリンタの設
定ダイアログ ボックスで追加したもの)を指定します。
スクリプトでプリンタ ドライバを使用するには
Distill.CustomPostScript および Printer プロパティを設定します。
たとえば、次のようになります。
dw_1.Object.DataWindow.Export.PDF.Distill.CustomPostScript=1
dw_1.Object.DataWindow.Printer="HP LaserJet Series 4050 PS"
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インストールガイド
21
InfoMaker または SQL Anywhere のア
ンインストール
このトピックでは、InfoMaker または SQL Anywhere をコンピュータからアン
インストールする方法について説明します。
以下方法を使用して、アンインストールする各製品のセットアップ メンテナン
ス プログラムを実行します。

プログラムの追加と削除ダイアログ ボックス
1. 後で再インストールする予定の場合は、再使用するファイル(DB、
INI、PBL ファイルなど)のバックアップ コピーを作成します。
2. [スタート]メニューから[コントロール パネル]を開き、[ア
プリケーションの追加と削除]ボタンをダブルクリックします。
3. [プログラムの変更と削除]タブ ページで、アンインストールす
る製品を選択し、[削除]をクリックして、アンインストールす
るツールの確認メッセージが表示されたら[はい]をクリックし
ます。
4. 共有ファイルの削除について確認するメッセージが表示されたら、
適切な応答をクリックします。レジストリ内のシステム ファイル
使用回数により、そのファイルがすでに使用されていないことが
示されている場合は、そのファイルを削除するかどうかを尋ねる
メッセージが表示されます。アプリケーションによっては、使用
回数を増分しないものもあるので、別のアプリケーションによっ
てそのファイルが使用されていないことが確認できない場合は削
除しないでください。
セットアップ メンテナンス プログラムは以下を削除します。

共有ファイルと標準プログラム ファイル

フォルダ項目

プログラム フォルダ

プログラム ディレクトリ
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22
InfoMaker

プログラム レジストリ エントリ
セットアップ メンテナンス プログラムは、ファイル、アイコン グループ、さ
らに、レジストリおよび INI ファイル内のシステム パスおよびユーザ パスの
設定を削除します。単にディレクトリを削除した場合は、これらの変更は行わ
れません。
共有 DLL の削除: セットアップ プログラムは各共有 Sybase DLL と各共有システム DLL
に関して、レジストリで使用回数を増やします。セットアップ メンテナンス プログラム
では、この回数を減らします。セットアップ メンテナンス プログラムは、この使用回数
がゼロに達していない共有 DLL を削除しません。
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インストールガイド
23
ヘルプおよびその他の情報の入手
この製品リリースの詳細については、製品 DVD およびオンライン ヘルプを参
照してください。

製品 DVD(またはダウンロード)- PDF 形式の製品マニュアルが含まれます。

NDソフトウェア Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ - 標準の Web ブラ
ウザでアクセスすることができるオンライン版のマニュアルがあります。このサイ
トでは、PDF 形式でマニュアルを見ることができます。 Sybase 製品マニュアル Web
サイト(英語) http://sybooks.sybase.com/ には、Sybase の製品マニュアルのほ
か、EBF/メンテナンス、技術文書などへのリンクも含んでいます。

製品のオンライン ヘルプ(使用可能な場合)
PDF ドキュメントを読んだり、印刷したりするには、Adobe Acrobat Reader が
必要です。Adobe Acrobat Reader は、Adobe Web サイトから無償でダウンロー
ドすることができます。
注意: 製品リリース後に追加された重要な製品情報またはドキュメント情報を含む最新の
リリース ノートをNDソフトウェア Web サイトで入手できます。
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InfoMaker