インストールガイド Ⓡ InfoMaker 12.1 Copyright © 2010 by Sybase, Inc. All rights reserved. 本書は Sybase ソフトウェアの付属マニュアルであり、新しいマニュアルまた はテクニカル ノートで特に示されない限り、後続のリリースにも付属します。 このマニュアルの内容は、予告なく変更されることがありますが、Sybase,Inc. およびその関連会社では内容の変更に関して一切の責任を負いません。このマ ニュアルに記載されているソフトウェアはライセンス契約に基づいて提供され るのものであり、無断で使用することはできません。 本書に記載されている内容は、Sybase, Inc. およびその関連会社の書面による 事前許可を得ずに、電子的、機械的、手作業、光学的、またはその他のいかな る手段によっても複製、転送、翻訳することを禁じます。 Sybase の商標は Sybase の商標ページのサイト http://www.sybase.com/detail?id=1011207 に記載されています。記載の Sybase およびマークは Sybase, Inc の商標です。® はアメリカ合衆国におけ る登録商標を示します。 Java およびすべての Java ベースのマークは、米国および他国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。 Unicode および Unicode のロゴは Unicode, Inc. の登録商標です。 本書で記載されている上記以外の社名および製品名は、関連各社の商標または 登録商標の場合があります。 本書に記載されている内容は、将来予告なしに変更することがあります。また、 本ソフトウェアおよび説明書を使用したことによる損害、または第三者からの いかなる請求についても、サイベース株式会社、その親会社である米国法人 Sybase, Inc. またはその関連会社は、一切の責任を負わないものとします。 目次 インストールのワークフロー..................................................... 1 製品のインストール........................................................... 1 アンインストール ............................................................ 1 インストールの計画 ............................................................ 2 インストール メディアの内容.................................................. 2 システム要件 ................................................................ 2 ソフトウェア要件 ............................................................ 4 インストール前の作業........................................................... 6 共通セットアップ プログラムの開始.............................................. 7 基本情報の提供 ................................................................ 8 SQL Anywhere のインストール................................................... 10 SQL Anywhere について....................................................... 10 SQL Anywhere Runtime Edition................................................ 11 InfoMaker のインストール...................................................... 12 InfoMaker のコンポーネント.................................................. 13 セットアップ プログラムの完了................................................. 15 セットアップ プログラムが行うこと........................................... 15 すべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイル........................ 16 個々のユーザ用に用意されたファイル.......................................... 16 レジストリの変更 ........................................................... 17 インストール後の作業.......................................................... 19 Ghostscript のインストール.................................................. 19 PostScript ドライバのインストール........................................... 20 InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール.............................. 22 ヘルプおよびその他の情報の入手................................................ 24 インストールのワークフロー このワークフローでは、InfoMaker® の計画およびインストールの工程を定義し ます。 シナリオに最も適したワークフローを選択してください。 製品のインストール 1. インストールの計画 2. インストール前の作業 3. 共通セットアップ プログラムの開始 4. インストール後の作業 アンインストール InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール ________________________________________________________________________________ インストールガイド 1 インストールの計画 インストールまたはアップグレードの前に、環境を準備します。 インストールまたはアップグレードするコンポーネントとオプションを 確認する。 システムがインストール要件を満たしていることを確認する。 必要なソフトウェアを確認する。 インストール メディアの内容 このトピックでは、InfoMaker インストール キットの内容を説明します。 表 1:インストール メディアの内容 DVD 内容 InfoMaker のインストール メディアには、次の表に示す DVD が含まれます。 InfoMaker DVD InfoMaker 12.1 および SQL Anywhere® 11.0.1 の共通セッ トアップ プログラムを含みます。 また、PDF 形式の InfoMaker のマニュアルも含んでいま す。 システム要件 InfoMaker をインストールする前に、システムがすべての要件を満たしている ことを確認します。必要なサービス パックに関する最新情報については、リリ ース ノートを参照してください。 ________________________________________________________________________________ 2 InfoMaker 表 2:InfoMaker のシステム要件 製品 コンピュータ 最小メモリ ハード ディスク オペレーティング シス 容量 テム この表は、各製品をインストールするためのシステム要件を示しています。す べての製品で DVD-ROM ドライブが必要です。必要なディスク容量は概算です。 実際に各製品で必要なディスクの容量は、ハードディスク サイズ、パーティシ ョン、およびインストール対象として選択した機能によって異なります。イン ストール中は圧縮されたインストール ファイルを復元するために、ハードディ スク上に一時的なスペースが余分に必要になります。 InfoMaker Pentium 4 以 256MB 上 332MB(全コン Windows XP ポーネント)*1 Professional SP 3、 Windows XP Tablet PC Edition SP 3、Windows Server 2003 Service Pack 2、Windows Vista 32/64 ビット Business SP 2、 Windows 7 32 ビット、 または Windows Server 2008 Service Pack 2 SQL Anywhere 337MB (UltraLight と Windows Mobile 以外の 全コンポーネ ント) 400 MHz 以上 48MB。オペレ の Pentium ーティング 互換 システムが 必要とする メモリに追 加 Windows 2000、 Windows XP、Windows XP Tablet PC Edition、Windows Server 2003 Service Pack 2、Windows Vista、Windows 7、お よび Windows Server 2008 Service Pack 2 (x86、x64、IA64)*2 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 3 *1 PowerBuilder® と同一のコンピュータ上にインストールする場合には、必要とするディ スク容量は少なくなります。 *2 Windows Server 2008 の開発ではなくランタイムのみをサポートします。 ソフトウェア要件 InfoMaker のソフトウェア要件を確認します。 表 3:各機能に必要なソフトウェア 機能 必要なソフトウェア 次の表は、InfoMaker の各機能に必要なソフトウェアを一覧にしています。 ほとんどのソフトウェアは、機能をインストールするときに自動的にインスト ールされません。以下の表を読み、セットアップ プログラムを実行する前に何 らかのソフトウェアをインストールする必要があるかどうか、InfoMaker を選 択する前に SQL Anywhere を選択する必要があるかどうかを判断してください。 チュートリアル、 デモ データベー ス、およびサンプ ル アプリケーシ ョン SQL Anywhere 11.0.1 以降 SQL Anywhere は、DVD から入手できます。セットアップ プ ログラムが、コンピュータ上で SQL Anywhere 11.0.1 以降 を検出することができなかった場合、InfoMaker を選択す ると、警告メッセージが表示されます。 処理の続行を選択すると、セットアップ プログラムはチュ ートリアルのインストールまたはデモ データベースの登 録を行いません。これらの機能を後で使用するには、最初 に SQL Anywhere をインストールしてから InfoMaker を再 インストールします。 データウィンドウ .NET Framework 3.5 Service Pack 1 の Excel 12 での 保存 Ghostscript Ghostscript および PostScript 用プリンタ ドライバ distiller を使用 したデータウィン 「Ghostscript のインストール」および「PostScript ドラ イバのインストール」を参照してください。 ________________________________________________________________________________ 4 InfoMaker 表 3:各機能に必要なソフトウェア 機能 必要なソフトウェア ドウの PDF 保存、 および PostScript 出力 XSL Formatting Objects(FO)を使 用したデータウィ ンドウの PDF 保 存、および Java 出力 Sun JDK 1.3 以降および Apache FO プロセッサ InfoMaker をインストールすると、Sun JDK 1.6 は Sybase\Shared\PowerBuilder\jdk1.6.0_02 ディレクトリ にインストールされます。 InfoMaker をインストールすると、Apache FO プロセッサ は Sybase\Shared\PowerBuilder\fop-0.20.5 ディレクト リにインストールされます。 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 5 インストール前の作業 このトピックでは、インストールの前に実行する作業について説明します。 インストールする製品の最新情報についてリリース ノートをお読みく ださい。特に、「インストールにおける注意事項」セクションには注意 してください。InfoMaker のリリース ノートは、InfoMaker DVD または NDソフトウェア Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ で入手で きます。このサイトにあるリリース ノートは、製品 DVD のリリース ノ ートよりも新しい情報を含んでいることがあります。SQL Anywhere の readme.txt ファイルは、DVD の SQLAnywhere11 ディレクトリにありま す。 InfoMaker をインストールするドライブが圧縮されていないことを確認 します。インストール先が圧縮ドライブの場合には、セットアップ プロ グラムは失敗します。 TEMP 環境変数で少なくとも 300MB 以上の空き容量があるディレクトリ を指定していることを確認します。セットアップ プログラムは、インス トールの間にこのディレクトリにファイルを書き出し、インストールが 完全に終了した後に、このスペースを解放します。 開いているアプリケーションを終了します。 旧バージョンの Sybase ツールで作成したファイルのバックアップをと ります。移行予定の PBL が現行バージョンの InfoMaker で、エラーな く再生成されていることを確認してから、PBL のバックアップを行って ください。 PBL のバックアップ以外に、データベース ファイル、INI ファイル、設 定情報、変更したデータベース定義ファイルなど、失いたくない各種設 定情報を保持するファイルについてもバックアップをとる必要がありま す。既存アプリケーションのバックアップおよび移行の詳細については、 「インストール後の作業」を参照してください。 InfoMaker をインストールする前に何らかのソフトウェアをインストー ルする必要があるかどうかを判別するには、「ソフトウェア要件」を参 照してください。 ________________________________________________________________________________ 6 InfoMaker 共通セットアップ プログラムの開始 DVD またはダウンロードしたイメージを使用して InfoMaker セットアップ プ ログラムを開始します。 事前準備 この手順では、DVD またはダウンロードしたイメージからのローカル インスト ールについて説明します。ユーザがネットワーク ドライブから InfoMaker を インストールできるようにするには、システム管理者が必要なファイルを DVD からネットワーク ドライブ上のディレクトリにコピーする必要があります。こ れにより、ユーザは、ネットワークからセットアップ プログラムを実行して InfoMaker をインストールできます。 InfoMaker のインストールを開始する手順は、次のとおりです。 手順 1. 実行中のプログラムをすべて終了します。 2. InfoMaker セットアップ プログラムを起動します。 o Sybase Web サイトからダウンロードしたイメージからインストー ルするには、autorun.exe ファイルを実行します。 注意: setup.exe を実行すると、セットアップ プログラムで SQL Anywhere プログラムをインストールできません。 DVD からインストールするには、ディスクを DVD-ROM ドライブに 挿入します。セットアップ プログラムが自動的に起動します。 o ローカル ネットワーク ドライブからインストールするには、管 理者の指示に従って、ローカル ネットワーク ドライブにあるセ ットアップ プログラムにアクセスし、実行します。 3. 共通セットアップ プログラムを開始するには、[InfoMaker 12.1 のイン ストール]をクリックします。 o InfoMaker および SQL Anywhere の各セットアップ プログラムを起動す る前に、セットアップ プログラムにより基本情報が収集されます。 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 7 基本情報の提供 インストールを開始する前に、プログラムによって基本情報が収集されます。 InfoMaker をインストールする前に、セットアップ プログラムによって基本情 報を収集するウィザードが起動されます。 参考: この手順の途中でインストールを中断するには、ウィザードの[キャンセル]ボタ ンを使用します。[キャンセル]をクリックすると、インストールを終了するか再開する かを選択できます。終了を選択すると、その時点のセットアップ プログラムを終了して他 の選択内容を実行するか、セットアップを完全に終了できます。 InfoMaker をインストールする前に基本情報を提供するには 1. 共通セットアップ プログラムを開始した後、ようこそページで[次へ] をクリックします。 2. [シリアルとCDキーの確認]ページで、使用するシリアルキーとCD キーを入力し、[次へ]をクリックします。 シリアルキーについて: 9 桁のシリアルキーおよび 23 桁(ハイフンを含 む)のCDキーを正しく入力してください。不正なキーの入力があった 場合、セットアッププログラムは警告メッセージを表示します。 3. [ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、 ライセンス契約を読んで[同意する]ラジオ ボタンを選択します。[次 へ]をクリックして処理を継続します。 4. [ユーザ情報]ページで、ユーザ名と会社名を入力します。 5. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示され ているパスを指定するか、[参照]をクリックして別のパスを選択し、 [OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。 6. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリック して表示されているパスを指定するか、[参照]をクリックして別のパ スを選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。 このセット内のすべての製品の共有ファイルには同じフォルダを使用し てください。 ________________________________________________________________________________ 8 InfoMaker 7. [コンポーネントの選択]ページで、インストールするコンポーネント を選択し、[次へ]をクリックして処理を継続します。 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 9 SQL Anywhere のインストール アプリケーション開発中のデータベース機能をサポートするために、SQL Anywhere をインストールします。 SQL Anywhere のインストールは、共通セットアップ プログラムを使用して開 始できます。 1. 言語の選択ダイアログ ボックスで、インストール ウィザードで使用す 2. 3. 4. 5. 6. 7. る言語を選択し、[OK]をクリックします。 ようこそページで[次へ]をクリックします。 [ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、 ライセンス契約を読んで[同意する]ラジオ ボタンを選択します。[次 へ]をクリックして処理を継続します。 [セットアップ タイプ]ページで、すべてのコンポーネントをインスト ールする場合は[完了]を、そうでない場合は[カスタム]を選択して、 [次へ]をクリックします。 前の手順で[カスタム]を選択した場合は、インストールしない機能の 横の下矢印をクリックし、カスケード メニューで[この機能を使用でき ないようにします。]を選択して[次へ]をクリックします。 [プログラムのインストール]ページで、[インストール]をクリック してインストールを開始します。 [InstallShield Wizard の完了]ページが表示されたら、ReadMe ファ イルまたは[iAnywhere オンライン リソース]ページを表示する場合は チェック ボックスをオンにします。SQL Anywhere インストール ウィザ ードを閉じるには、[完了]をクリックします。 SQL Anywhere について Sybase SQL Anywhere は、豊富な機能を持ったリレーショナル データベースと データ管理ツールです。 ________________________________________________________________________________ 10 InfoMaker SQL Anywhere のインストールは、開発の使用にのみ制限されています。配布シ ステムは、別の SQL Anywhere ライセンス、つまり SQL Anywhere Runtime Edition (次のセクションで説明)を必要とします。SQL Anywhere のインストールは、 MobiLink と Sybase Central データベース管理ツールを含んでいます。 MobiLink は、メイン データベースと多数のリモート データベース間で双方向 の同期を行うことができるセッションベースの同期システムです。 SQL Anywhere Runtime Edition InfoMaker は Windows 用の SQL Anywhere の無償のランタイム エディション (「SQL Anywhere Runtime Edition」)も含んでいます。SQL Anywhere Runtime Edition は、SQL Anywhere のスタンドアロン バージョンの機能を制限したも のです。たとえば、SQL Anywhere Runtime Edition は、ストアド プロシージ ャとトリガ、トランザクション ログ、または同期をサポートしません。 インストール DVD に含まれる SQL Anywhere のセットアップ プログラムは、 デフォルトで SQL Anywhere Runtime Edition をインストールします。SQL Anywhere Runtime Edition の再頒布可能コンポーネントのリストなどの詳細に ついては、メイン SQL Anywhere 11 ディレクトリ内の RuntimeEdition.html フ ァイルを参照してください。 SQL Anywhere セットアップ プログラムは、ドライブとディレクトリを指定し ない限り、デフォルト ドライブのデフォルト ディレクトリに SQL Anywhere Developer Edition をインストールします。指定したディレクトリが存在しな い場合は、セットアップ プログラムはそのディレクトリを作成します。 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 11 InfoMaker のインストール このトピックでは、データベースでクエリおよびレポート作成を実行するアプ リケーションを作成するための使いやすいツールである InfoMaker のインス トール方法について説明します。 共通セットアップ プログラムでは、特に指定がない限り、デフォルト ドライ ブのデフォルト ディレクトリに InfoMaker がインストールされます。指定し たディレクトリが存在しない場合は、セットアップ プログラムにより新しいデ ィレクトリが作成されます。 1. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示され ているフォルダ パスを指定するか、[参照]をクリックして別のパスを 選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。 2. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリック して表示されているフォルダ パスを指定します。または、[参照]をク リックして Sybase\Shared ディレクトリを選択します。 3. [コンポーネント選択]ページで、インストールしないコンポーネント の隣のチェック ボックスをオフにして、[次へ]をクリックします。ツ リービューを展開して、最上位コンポーネントのサブコンポーネントを 選択または選択解除できます。また、[すべて選択]または[すべて解 除]をクリックして、すべてのチェック ボックスをオンまたはオフにで きます。 [InfoMaker 基本コンポーネント]オプションは、選択する必要があり ます。「InfoMaker のコンポーネント」を参照してください。オプショ ンのペインタをインストールするには、[InfoMaker データベース更新] オプションを選択します。 チュートリアル コンポーネントを選択すると、デモ データベースはデ フォルトで選択されます。 ________________________________________________________________________________ 12 InfoMaker 4. [プログラム フォルダの選択]ページで、プログラム アイコンを追加 するプログラム フォルダを選択するか、新しいフォルダを指定して[次 へ]をクリックします。 5. [ファイル コピーの開始]ページで、設定を確認し、[次へ]をクリッ クしてファイルのインストールを開始するか、[戻る]をクリックして 選択内容を変更します。 6. [InstallShield Wizard の完了]ページで、Readme ファイルを読む場 合はチェック ボックスをオンにします。[完了]をクリックして、共通 セットアップ プログラムに戻ります。続行するには、Readme ファイル を閉じます。 InfoMaker のコンポーネント セットアップ プログラムにより、基本の InfoMaker ソフトウェアおよび追加 のオプション コンポーネントをインストールできます。 表 4:InfoMaker のコンポーネント コンポーネント 説明 InfoMaker 基本コ 基本コンポーネントは必須です。他のコンポーネントを選 ンポーネント 択しなければ、このオプションにより InfoMaker はレポー トおよびクエリ ツールとしてのみインストールされます。 オプションのペインタはインストールされません。 InfoMaker チュートリアル ライブラリでフォームを開く ことはできません。これらのフォームは、データベース更 新オプションでインストールされるオプションのペインタ を必要とします。このオプションは、ODBC ドライバをイン ストールします。 InfoMaker データ データを完全に操作できるようにする以下の 3 つのペイ ベース更新オプシ ンタを追加します。 ョン データベース ペインタ - テーブルの作成と修正 フォーム ペインタ - データベースのデータの作 成と修正 データ パイプライン ペインタ - あるデータベー ________________________________________________________________________________ インストールガイド 13 表 4:InfoMaker のコンポーネント コンポーネント 説明 スから別のデータベースへのデータのコピー ネイティブ デー タベース インタ フェース サーバ データベースとネイティブに対話可能にするイン タフェース。ツリービューを展開してインストールするイ ンタフェースを選択します。 OLE DB ドライバ OLE DB データ プロバイダを使用してデータベースに接続 するインタフェース JDBC ドライバ JDBC を使用してデータベースに接続するインタフェース インターネット ツール データウィンドウ Web コントロール ActiveX は、完全対 話型のデータウィンドウ コントロール。ActiveX をサポー トするブラウザが必要です。 InfoMaker チュー 『入門』マニュアルのチュートリアルのためのソース ファ トリアル イル。InfoMaker チュートリアルを実行する場合、または サンプル ライブラリを使用する場合で、コンピュータに SQL Anywhere 11.0.1 以降がインストールされていないと きはインストールします。InfoMaker をインストールする とき、セットアップ プログラムはデモ データベース用の ODBC データ ソースを作成します。InfoMaker をインスト ールするときにシステムに SQL Anywhere がインストール されていないと、セットアップでデモデータベース、サン プル ライブラリ、およびチュートリアル ファイルはイン ストールされません。 デモ データベー ス チュートリアル、サンプル ライブラリ、およびマニュアル 内の例で使用される SQL Anywhere データベース オンライン ヘル プ ファイル imhlp120.hlp ファイルとコンパイル済み HTML ヘルプ imman120.chm ファイル ________________________________________________________________________________ 14 InfoMaker セットアップ プログラムの完了 選択した製品のインストールが終了したら、共通セットアップ プログラムに戻 ります。 共通セットアップ プログラムを完了するには 1. [InstallShield Wizard の完了]ページで[完了]をクリックしてイン ストールを完了します。 このページのチェック ボックスをオフにしないと、Readme ファイルが 表示され、オンライン登録を完了するためにブラウザが起動されます。 2. システムの再起動を要求するページで、[完了]をクリックしてコンピ ュータを再起動するか、コンピュータを後で再起動することを選択しま す。インストールした製品を使用する前に、必ずコンピュータをシャッ トダウンして再起動してください。 3. セットアップ プログラムの開始ページで、Readme、製品マニュアル Web サイトまたは Sybase Web サイトを表示するように選択し、[終了]を クリックしてセットアップ プログラムを閉じます。 セットアップ プログラムが行うこと セットアップ プログラムは、ファイルをインストールし、Windows レジストリ を更新します。 セットアップ プログラムは以下を行います。 Sybase ディレクトリに Sybase ファイルをインストールする 書き込み可能 Sybase ファイルを、すべてのユーザによって共有されるディレクト リにインストールする Windows のオペレーティング システム パスにシステム ファイルをインストール する インストールした各製品のアイコンとプログラム グループを作成する 製品をアンインストールするときに削除するファイルを区別するためのアンインス トール ファイルを作成する Windows のレジストリへ書き込む ________________________________________________________________________________ インストールガイド 15 IM.INI などの INI ファイルを作成または更新する すべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイル InfoMaker はすべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイルをイン ストールします。Windows XP と Windows 2003 の場合、共有ディレクトリは C:\Documents and Settings\All Users\Shared Documents\Sybase\InfoMaker 12.0 です。Windows Vista と Windows 2008 の場合、共有ディレクトリは C:\Users\Public\Documents\Sybase\InfoMaker 12.0、Windows 7 では C:\Users\Public\Public Documents\Sybase\InfoMaker 12.0 です。 共有ファイルの内容は以下のとおりです。 すべてのコード サンプルのディレクトリとファイル InfoMaker Windows ヘルプとコンパイル済み HTML ヘルプ ファイル 個々のユーザ用に用意されたファイル 他の書き込み可能ファイルは、デフォルトの Program Files\Sybase サブディ レクトリにインストールされますが、それらはユーザが InfoMaker を最初に起 動したときに別の場所にコピーされます。このようにして、各ユーザはこれら のファイルを自分用に取得します。 次の表は、InfoMaker のインスタンスを実行するすべてのユーザのディレクト リでコピーおよび更新されるファイルの一覧です。表のヘッダにあるパス変数 (UserName)は、InfoMaker ユーザのユーザ名を意味します。Windows XP およ び 2003 の場合、これは C:\Documents and Settings ディレクトリの下です。 Windows Vista および 2008 の場合、これは C:\Users ディレクトリの下です。 C:\...\UserName\ サブディレクトリ内 コピーまたは更新されるフ ァイル Windows XP および 2003 の場合: Local Settings\Application Data\Sybase\InfoMaker 12.0 定ファイル Windows Vista、Windows 2008、および Windows 7 の PBODB120.INI 初期設 IM120.LIC および im120_sysam.propert ________________________________________________________________________________ 16 InfoMaker C:\...\UserName\ サブディレクトリ内 コピーまたは更新されるフ ァイル 場合: ies ライセンス ファ イル AppData\Local\Sybase\InfoMaker 12.0 Windows XP および 2003 の場合: My Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial InfoMaker 入門チュ ートリアル用のファ Windows Vista および 2008 の場合: イル Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial Windows 7 の場合: My Documents\Sybase\InfoMaker 12.0\Tutorial 個別に用意された書き込み可能 InfoMaker ファイルの場所は、各 InfoMaker ユーザの HKEY_CURRENT_USER レジストリ エントリに設定されます。たとえば、 各ユーザのローカル アプリケーション データ ディレクトリにコピーされる IM.INI ファイルの場所は、 HKEY_CURRENT_USER\Software\Sybase\InfoMaker\12.0 内の InitPath キー の 下に登録されます。 レジストリの変更 セットアップ プログラムは、Windows レジストリに対して以下の変更を行いま す。 HKEY_CURRENT_USER\Software および HKEY_LOCAL_MACHINE\Software の Sybase キ ーを作成または更新する HKEY_CURRENT_USER\Environment のシステム パスとユーザ パスを更新する HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths に レジストリ パスへの適切なパスを追加する ________________________________________________________________________________ インストールガイド 17 レジストリ パス HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\HTMLHelp に コンパイル済み HTML ヘルプ ファイルのパスを追加する ________________________________________________________________________________ 18 InfoMaker インストール後の作業 インストールの後、InfoMaker を使用する前に移行作業または設定作業を実行 しなければならないことがあります。 最新バージョンの InfoMaker へのアプリケーションの移行: 以前のバ ージョンの InfoMaker で作成したアプリケーションおよび PowerBuilder ライブラリ(PBL)がある場合、それらをバージョン 12.0 に移行できます。これを行う前に、旧バージョンで PBL が確実に再生成 できることを確認し、ファイルのバックアップ コピーを作成してくださ い。 PBL の移行については、『ユーザーズ ガイド』マニュアルの「ラ イブラリについての作業」の章を参照してください。 新しいバージョンに移行する前に、アプリケーションが影響を受ける可 能性がある InfoMaker の変更点については、技術文書の「Migrating PowerBuilder Applications」(英語) http://www.sybase.com/detail?id=1032777 で確認してください。タイ トルの後に(IM)と表記されたトピックは、InfoMaker に関するもので す。 DBMS のセットアップ: InfoMaker で使用するために、DBMS の追加のセ ットアップ作業が必要な場合があります。詳細については、ヘルプの「デ ータベースとの接続」を参照してください。 Ghostscript のインストール: データウィンドウを PDF 形式で保存す るために distill メソッドを使用する場合は必須です。 PostScript ドライバのインストール: データウィンドウを PDF 形式で 保存するために distill メソッドを使用する場合は必須です。 Ghostscript のインストール データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する 場合は、Ghostscript をインストールします。 Ghostscript をインストールするには ________________________________________________________________________________ インストールガイド 19 1. Ghostscript Web サイト http://ghostscript.com に載っているサイト からご使用のコンピュータの一時ディレクトリに、Ghostscript のため の自己解凍型実行ファイルをダウンロードします。テストで使用した Ghostscript のバージョンについては、InfoMaker のリリース ノートを 参照してください。 2. 実行ファイルを実行して、システムに Ghostscript をインストールしま す。デフォルトのインストール ディレクトリは、C:\Program Files\gs で す。 PostScript ドライバのインストール このトピックでは、データウィンドウを PDF 形式で保存するための PostScript ドライバのインストールおよび使用方法を説明します。 データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する 場合は、PostScript プリンタまたはプリンタ ドライバがシステムにインスト ールされている必要があります。Windows のプリンタの追加ウィザードを使用 して PostScript プリンタをインストールします。PostScript プリンタをイン ストールしていない場合、PostScript プリンタを追加するために必要な Microsoft pscript5.dll ファイルがコンピュータで使用できず、Windows オペ レーティング システム インストール CD を挿入するように指示されることが あります。 システムに PostScript プリンタを追加するには 1. Windows の[スタート] メニューから[設定|プリンタ]を選択 します。 2. [プリンタの追加]をダブルクリックします。 3. [ローカル プリンタ]を指定します。 4. 「FILE:」 をポートとして指定します。 5. 製造元(HP など)と PS の名称を持つプリンタ(HP LaserJet Series 4050 PS など)を選択します。 注意: 一部のプリンタはイメージを正しく処理しません。たとえ ば、HP Color LaserJet PS は PDF 出力にイメージを表示しませ ん。また、HP LaserJet 4/4M Plus PS 600 はカラー イメージを グレースケールで表示します。 ________________________________________________________________________________ 20 InfoMaker 6. プリンタのデフォルト名を受け入れるか、短い名前を入力します。 7. ウィザードを完了します。 データウィンドウ ペインタでプリンタ ドライバを使用するには 1. PDF エクスポート用の[エクスポート]プロパティ ページの[カ スタム PostScript ドライバを使用]チェック ボックスをオンに します。 2. [印刷の仕様]ページで、プリンタ名(前の手順 6のプリンタの設 定ダイアログ ボックスで追加したもの)を指定します。 スクリプトでプリンタ ドライバを使用するには Distill.CustomPostScript および Printer プロパティを設定します。 たとえば、次のようになります。 dw_1.Object.DataWindow.Export.PDF.Distill.CustomPostScript=1 dw_1.Object.DataWindow.Printer="HP LaserJet Series 4050 PS" ________________________________________________________________________________ インストールガイド 21 InfoMaker または SQL Anywhere のア ンインストール このトピックでは、InfoMaker または SQL Anywhere をコンピュータからアン インストールする方法について説明します。 以下方法を使用して、アンインストールする各製品のセットアップ メンテナン ス プログラムを実行します。 プログラムの追加と削除ダイアログ ボックス 1. 後で再インストールする予定の場合は、再使用するファイル(DB、 INI、PBL ファイルなど)のバックアップ コピーを作成します。 2. [スタート]メニューから[コントロール パネル]を開き、[ア プリケーションの追加と削除]ボタンをダブルクリックします。 3. [プログラムの変更と削除]タブ ページで、アンインストールす る製品を選択し、[削除]をクリックして、アンインストールす るツールの確認メッセージが表示されたら[はい]をクリックし ます。 4. 共有ファイルの削除について確認するメッセージが表示されたら、 適切な応答をクリックします。レジストリ内のシステム ファイル 使用回数により、そのファイルがすでに使用されていないことが 示されている場合は、そのファイルを削除するかどうかを尋ねる メッセージが表示されます。アプリケーションによっては、使用 回数を増分しないものもあるので、別のアプリケーションによっ てそのファイルが使用されていないことが確認できない場合は削 除しないでください。 セットアップ メンテナンス プログラムは以下を削除します。 共有ファイルと標準プログラム ファイル フォルダ項目 プログラム フォルダ プログラム ディレクトリ ________________________________________________________________________________ 22 InfoMaker プログラム レジストリ エントリ セットアップ メンテナンス プログラムは、ファイル、アイコン グループ、さ らに、レジストリおよび INI ファイル内のシステム パスおよびユーザ パスの 設定を削除します。単にディレクトリを削除した場合は、これらの変更は行わ れません。 共有 DLL の削除: セットアップ プログラムは各共有 Sybase DLL と各共有システム DLL に関して、レジストリで使用回数を増やします。セットアップ メンテナンス プログラム では、この回数を減らします。セットアップ メンテナンス プログラムは、この使用回数 がゼロに達していない共有 DLL を削除しません。 ________________________________________________________________________________ インストールガイド 23 ヘルプおよびその他の情報の入手 この製品リリースの詳細については、製品 DVD およびオンライン ヘルプを参 照してください。 製品 DVD(またはダウンロード)- PDF 形式の製品マニュアルが含まれます。 NDソフトウェア Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ - 標準の Web ブラ ウザでアクセスすることができるオンライン版のマニュアルがあります。このサイ トでは、PDF 形式でマニュアルを見ることができます。 Sybase 製品マニュアル Web サイト(英語) http://sybooks.sybase.com/ には、Sybase の製品マニュアルのほ か、EBF/メンテナンス、技術文書などへのリンクも含んでいます。 製品のオンライン ヘルプ(使用可能な場合) PDF ドキュメントを読んだり、印刷したりするには、Adobe Acrobat Reader が 必要です。Adobe Acrobat Reader は、Adobe Web サイトから無償でダウンロー ドすることができます。 注意: 製品リリース後に追加された重要な製品情報またはドキュメント情報を含む最新の リリース ノートをNDソフトウェア Web サイトで入手できます。 ________________________________________________________________________________ 24 InfoMaker
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