ネット上の電子メールの実現方法 [演習2‐1]

ネット上の電子メールの実現方法
1年3組

7番
長
亜沙美
[演習2‐1]
5番
國峰
莉菜
6番
榎本
大起
8番
菊入
徹
電子メールのデータを送受信するために、使用されているプロトコル
プロトコルとは、コンピューター同士が使う通信手順。電子メールの送受信には、主に下記が
使われている。

「SMTP」(simple mail transfer protocol )
→メールを送信する際に使うプロトコル

「POP3」(post office protocol version 3 )
→メールを受信する際に使うプロトコル。
ユーザー名とパスワードを使って認証接続を要求する。
SMTP は二つの場面で使われている。パソコンにインストールされたメール・ソフト(メーラ
ー)からメール・サーバーにメールを送る時と、メール・サーバーから別のメール・サーバーへ
メールを中継するときだ。一方、POP3 は、メール・サーバーからパソコンのメーラーに、自分
あてのメールを取り込むときに使う。つまり、SMTP と POP3 を組み合わせて使うことで,はじめ
て送信元のユーザーからあて先のユーザーにメールが届くという仕組みである。

インターネット上でメッセージが、確実に相手に届けられるようにするための仕組み
メールを送る時、メールを受け取ったメール送信サーバーは、相手のメール受信サーバーにメ
ールを送るのだが、ここでは相手のメール受信サーバーを見つける必要がある。インターネット
上のサーバーは IP アドレスと呼ばれる数値で、区別されている。IP アドレスはインターネット
上での住所のようなものだが、メールを届けるには相手の受信サーバーの IP アドレスを見つけ
なければならないのだ。
この IP アドレスを見つけるのに使われるのが、
「DNS(Domain Name System)」サーバーである。
DNS は、名前を基に IP アドレスを探し出してくれる仕組みのことである。インターネット上に
は無数の DNS サーバーが存在し、個々の DNS サーバーは自分が管理するネットワークに接続され
たコンピューターの IP アドレスと名前を対応させたリストを所有している。DNS に依頼すると、
メールのあて先アドレスの@マーク以下にある文字列が示すメール受信サーバーの IP アドレス
を調べてくれるのだ。
メール送信サーバーは、相手のメール受信サーバーの IP アドレスが分かったら、そのサー
バーにメールを転送する。ここでも、SMTP が使われる。また、メールサーバーという存在がこ
のメールシステムのポイントで、メール受信サーバーは、常時起動されっぱなしになっていてメ
ールを受信し、それをメールボックスに保存する。メールを受信するパソコンがメールソフトを
使ってアクセスしてきたら、メールを渡す。そのため、メール送信者とメール受信者が同時に
ネットワークに存在しなくても大丈夫なので、メール受信者がどこでメールを読んでも、メール
送信者にとってはメールの送り方は変わらず、メール受信者もどこにいてもメールを受信する事
が可能なのである。
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相手がメッセージを見たことを確認するための仕組み
自分が相手に送ったメールを確認する方法がある。まず、相手がメールを受信したときに「開
封確認のメッセージを送信するか?」というメッセージがでる。これは、メールの送信者がメー
ルを送った場合に、相手の受信者がそのメールを開いたか確認するときに使う仕組みである。こ
の質問に「はい」と答えると送信者にメールが確認されたことを伝えるメッセージが届く。この
ようにして相手に送ったメールが確認されたことが分かるのである。
つまり、相手がメッセージを見たことを送信者に伝えるためにはこのようなメッセージを表示
するための仕組みが必要である。
例 【開 封確 認を要 求するメール は ヘッダーが違 う】
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携帯電話上でのインターネットメールにおけるメッセージ交換の仕組み(3G/3GS/WiFi)

電話回線 3G・3GS の場合
3G とは ITU(国際電気通信連合)が定めた「IMT-2000」標準に準拠した移動通信方式の
ことで、第三世代携帯(通信システム)のことである。(
G
は Generation の頭文字)
IMT-2000 で規定されている 3G の通信方式は複数あり、日本の 3G の携帯電話では
W-CDMA や Cdma2000 などの通信方式を使用して、メッセージ交換をしている。日本に
おいて、前者は DoCoMo、softbank が採用しており、後者は KDDI(au)が採用している。
3G の携帯電話は、これら W-CDMA などの方式によるパケット通信サービスによりメール
の送受信をするので、これらの方式を提供している国や地域でないと,メールなどは利用で
きない。
しかし、3G は 7.2Mbps HSDPA 規格に対応するため、より多くの場所でのメール交換
を可能にする。

Wi-Fi の場合
Wi-Fi とはパソコンでも使用される無線 LAN を使用してインターネットに接続する方式のこ
とである。
Wi-Fi 接続のメリットとしては、通信速度が高速で安定しているので、インターネット接続の
際にストレスが無いことと、動画の画質が高くなること、携帯電話のインターネット接続で、無
線 LAN を使うとパケット通信料がかからないということが挙げられる。
Wi-Fi を利用して携帯電話からメールを送受信する場合、無線 LAN を利用し、インターネット
等へ接続して行う。
Wi-Fi 接続を行うには、無線 LAN アクセスポイントと無線 LAN クライアントが必要である。アクセス
ポイントにはクライアントを識別するための SSID が設定されており、同一の SSID を持つクライアント
であれば無線 LAN 接続を許可するという仕組みになる。
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文字メールについて
文字メールとは、いわゆるショートメール、C メール、スカイメールなどと呼ばれるもので、
携帯電話でごく短い文字メッセージを送受信するサービスで、SMS(Short Message Service)と
呼ばれる。SMS は、パケット通信ではなく、回線交換による通信で、「通話」に似た仕組みでメ
ッセージのやり取りをしていて、電話番号宛に送受信し、送信する側が料金を払い、受信側は無
料でメッセージを受け取ることが出来る。1 回のメッセージで最大 160 文字を携帯電話から携帯
電話へ送ることができるセンターメール方式のメッセージサービスで、メッセージはセンターを
経由して、送信先の端末に送られる。プッシュ型電子メールと同様に、携帯電話の電源が入って
いれば自動的に受信する仕組みとなっていて、送信先が圏外にいた場合は、受信可能圏内に入っ
た時に、再度端末に送信されるようになっている。
また、回線交換なので、その場で送達通信が受けることができ、送信したメッセージが相手に
届いたかどうかをリアルタイムで知ることが出来る。
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デコメールの仕組み
デコメールの正体は、パソコンでのインターネットメールでも使われているいわゆる「HTML
メール」である。1 つのメールの中に、テキストや、バイナリファイルを入れられる「MIME マル
チパートメール」という仕組みを利用して、メールの中にテキスト、HTML テキスト、そしてカ
メラで撮影された画像などのデータも含めて送っている。この形式はパソコンなどでも使われて
いる標準的なものなので、パソコンとのデコメールのやりとりが可能になっていて、例えば、マ
イクロソフトの OutlookExpress のように HTML メールに対応したメールソフトでこのデコメール
を見てみると、携帯電話で見るのとは画面の幅などが違う点以外は、ほぼそのままの形で文字の
飾りや画像が貼り付けられたメールを見ることができる。ただし、パソコン用のメールソフトで
も、文章の飾りをそのまま表示せずに「HTML 添付ファイルがついているメール」として表示し、
テキスト部分のみを表示するものもある。HTML は、「Hyper Text Markup Language」の略で、Web
ページのデータで利用されているほか、若干仕様変更されたものは i モードコンテンツなどを作
るのに使われている言語で、文章中に他のページへのリンクを張ったり、文字に色や強調などの
飾りもつけられるという特徴がある。つまり、デコメールは、文字に飾りや写真などをつけて、
HTML コンテンツを携帯電話上で作り、それをメールとして送るものだと考えるとわかりやすい
だろう。
もともと携帯電話内には i モード等の HTML コンテンツを表示するための仕組みは備わってい
るので、メールに飾りをつけたいというような要求を満たすには、表示するための仕組みとして
HTML を使うのは好都合である。ちなみに、普通、インターネットメールでは使える文字コード
の範囲に制約があるため、日本語のメールでは JIS コードを使う、あるいは BASE64 などのエン
コード方法でメール内のデータを変換してデータを使える文字コードの範囲内に納めなくては
ならず、たとえば、パソコン用のメールソフトでも、インターネットにメールを送受信する際は
文字のデータは JIS コードに変換しているのが一般的である。ちなみに、デコメールの場合は、
「デコメールで作った文章の部分だけのテキスト」「デコメールの HTML データ」は JIS コード
で書かれ、添付ファイルは BASE64 形式でエンコードされて送られるようである。
(参考)
http://ascii.jp/elem/000/000/431/431263/#eid431290
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070405/267468/
http://www.omega.ne.jp/play/support/mail/no1b.html
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070405/267482/
http://www.omega.ne.jp/play/support/mail/no1b.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/keitai/20050413/159089/?ST=keitai&P=1
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/2908.html
http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/~masao/Board/infosys2002/hikita/imt2000/W-CDM
A.htm
http://www.apple.com/jp/iphone/iphone-3gs/high-technology.html
http://www.tarout.biz/?cat=9
http://www.atmarkit.co.jp/aig/06network/wifi.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/12244.html
wikipedia.
ショートメッセージサービス
http://www.weblio.jp/content/SMS
http://www.ne.jp/asahi/makoto88/angel/love025-sms.htm
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/17872.html/