報道関係者各位 2013 年 10 年 10 日株式会社キネマ旬報社キネマ旬報社、Rovi とエンターテインメントデータサービスで協業キネマ旬報社は Rovi の Entertainment ID を使用 Rovi はキネマ旬報社の保有するエンターテインメント関連データを活用し、国内向け製品を拡充映画雑誌『キネマ旬報』をはじめ、映画関連書を刊行する老舗出版社・株式会社キネマ旬報社（本社：東京都港区、代表取締役社長清水勝之、以下キネマ旬報社）は、デジタルエンターテインメントイノベーションを推進する Rovi Corporation （本社：米国カリフォルニア州サンタクララ、以下 Rovi）と協業し、Rovi のグローバルなエンターテインメントメタデータデータベースにキネマ旬報社が提供する日本国内のデータを追加していくことを発表しました。キネマ旬報社は映画鑑賞記録 WEB サービス「KINENOTE」（www.kinenote.com）を運営しており、ユーザーは個人アカウントを作成して映画やコンテンツの鑑賞記録をつけたり、新作情報やレビューを検索したりすることができます。今回のキネマ旬報社と Rovi の合意には、日本のテレビ番組や映画のリリース、関連する俳優情報に付加されている Rovi ID を Rovi の各種サービスや製品を通じて KINENOTE 上で使用することが含まれています。今後、より豊富なデータの中から簡単にオススメ情報をコンシューマーに提供できるようになります。 Rovi は上映映画や DVD、Blu-ray ディスクのリリース情報を含めた日本のエンターテインメント関連データを一層充実させ、そのデータを使って国内のサービスプロバイダーや家電機器メーカーが、検索、レコメンデーション（オススメ）、アラートなどといった高度な機能を含んだディスカバリーソリューションをさらに向上できるよう、日本市場向け製品をさらに拡充します。キネマ旬報社の代表取締役社長、清水勝之は次のように述べています。「デジタル化された環境において、ユーザーとコンテンツとの出会いを増やすためには、豊富なメタ情報と特定されたコンテンツ ID が必要だと考えて参りました。このたびの合意にて、その実現のための最良のパートナーを得ることができたことは、当社にとりまして最高の喜びです。近い将来、Rovi と当社のデータサービスを通じて、多様なコンテンツが日本中に行き渡り、そして日本のコンテンツが世界中に流通していくことを期待しております。」 Rovi のプロダクトマネージメントディレクター、岩永朝陽氏は、次のように述べています。「キネマ旬報社と Rovi との協業は、双方にとって新たなメリットをもたらします。Rovi は、今回の合意によって、いつでも、さまざまなデバイスからテレビや映画にアクセスしたいという一般のお客様のニーズに応えるべく、Rovi とキネマ旬報社は協業を進めていきます」（次ページに続く）キネマ旬報社が Rovi に供給するデータは、500 万タイトル以上のテレビ番組、50 万本以上の映画タイトルのほか、膨大な数のセレブリティや出演者、製作関係者の情報や写真、コンテンツ関連の画像などを揃えた Rovi のグローバルエンターテインメントデータベース Rovi Video と一体化されます。これによって、Rovi のデータベースには日本国内のデータも含め、7 万本以上の映画、26 万以上のセレブリティ情報が日本語で追加されることになります。 Rovi のデータは Rovi のディスカバリーソリューションの一環として機能するよう構築されており、簡単なブラウジングや統合されたユーザーインターフェイスが利用できる各種ツールから、インテリジェントな検索やレコメンデーション機能サービスまで、幅広い機能がテレビやセットトップボックス、タブレット、PC などに提供されています。今回の合意は、9 月 12 日に発表した、キネマ旬報社による日本初のプレミアムエンターテインメントコンテンツサービスへの Rovi の DivX Video Services™採用に続くものです。株式会社キネマ旬報社についてキネマ旬報社は、1919 年創刊の映画雑誌「キネマ旬報」をはじめとした映画関連媒体や、映画鑑賞記録 WEB サービス「KINENOTE」などを通じ、日本中に上質な映画情報を届け、映画ファン、映画人口の増加に寄与すべく活動しています。本件に関するお問い合わせ株式会社キネマ旬報社経営企画室栗原祥 Email: [email protected] TEL:03-6439-6462 FAX:03-6439-6489