ボイラの法的区分と法規制

ボイラの法的区分と法規制
小規模ボイラ※
最高使用圧力
(ゲージ圧力)
ボイラ取扱技能
講習修了者以上
ボイラ
MPa
1.0 0.1 0.1
[
[
[
貫
流
ボ
イ
ラ
温
水
ボ
イ
ラ
蒸
気
ボ
イ
ラ
]
]
]
[蒸気ボイラ]
[温水ボイラ]
[貫流ボイラ]
簡 易
ボイラ
小 型
ボイラ
不要
特別教
育を受
けた者
0.5
4
5
2 級
ボイラ
技 士
以 上
伝熱面積 [㎡]
1
3
8
14
10
30
1 級
ボイラ
技 士
以 上
25
25
250
特 級
ボイラ
技 士
500
500
5000
[備考] ( )内は取扱者資格を示す。
(ボイラの法的区分概要)
※法規上は「ボイラー」だが、取扱う資格者などの関係から、整理上、通称として
「小規模ボイラー」と呼ばれている。
(ボイラ適用区分に基づく主な法的要求事項)
製造者側
使用者側
法的区分 製造 溶接 構造 個別 設置 設置 落成 性能 自主
許可 検査 検査 検定 届 報告 検査 検査 検査
ボイラ
○
○
○
×
○
×
○
○
×
小型ボイラ ×
×
×
○
×
○
×
×
○
簡易ボイラ ×
×
×
×
×
×
×
×
×
(○印は必要、×印は不要を示す。
)
ボイラ協会
法適用ボイラーと手続き内容
ボイラー形式
分類
貫流蒸気
ボイラー
伝熱面積
内容
簡易ボイラー
5㎡以下
なし
小型ボイラー
5㎡超え10㎡以下
労働基準監督署長へ設置の届出
ボイラー
10㎡超え
労働基準監督署長へ
設置の届出及び落成検査
【a.蒸気ボイラーの場合】
胴の
内径
(mm)
最高
使用
圧力
(Mpa)
ボイラー
(小規模ボイラー※)
ボイラー
750
ボイラ
-
0.1
ボイラー
(小規模ボイラー ※)
ボイラ-
300
小型ボイラー
簡 易
ボイラ
-
0
小 型
ボイラ
-
0.5
200
簡 易
ボイラー
1.0
簡易ボイラー
3.0
伝熱面積
(㎡)
小型ボイラー
2.0
0
400
ボイラー
3.5
伝熱面積
(㎡)
600
1,300
胴長さ
(mm)
開放管又はゲージ圧力0.05MPa
以下のU形立官を蒸気部に取り
付けたものに適用
最高使用圧力(MPa)
【b.貫流ボイラーの場合】
ボイラー
※
(小規模ボイラー )
1.0
管寄せの内径150mmを超える
多管式のものを除く
簡
易
ボ
イ
ラ
ー ※1
0
小
型
ボ
イ
ラ
ー
特受
別け
教た
育者
を ※2
5
ボ
イ
ラ
ー
技
士
免
許
者
ボ講
イ習
ラ修
ー了
取者
扱
技
能 ※3
10
30
伝熱面積 [㎡]
注(1)気水分離器付きの場合
※1 D≦200 かつ
V≦0.02 に限る。
※2 D≦300 かつ
V≦0.07 に限る。
※3 D≦400 かつ V≦0.04 に限る。
D:気水分離器の内径(mm)
V:気水分離器の内容積(㎥)
(2)管寄せ及び気水離器のいずれも有しない内容積が 0.004 ㎥以下の
貫流ボイラーであって、その使用する最高のゲージ圧力をMPa
で表した数値と内容積を㎥で表した数値との積が 0.02 以下のも
のは簡易ボイラーに含まれる。
(貫流ボイラの法的区分詳細)
【c.温水ボイラーの場合】
水頭圧(MPa)
0.2
ボイラー
(小規模ボイラー ※)
小 型
ボイラ
-
ボイラ
-
0.1
簡 易
ボイラ
-
0
2
小 型
ボイラ
-
4
8
14
伝熱面積
(㎡)