様式2 概要説明書 概要説明書(その1) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 副 題 分 野 区 分 キーワード (複数選択可) PSTスノーフェンス工法 土木分野 技術 安全・安心 建築分野 工法 コスト縮減・生産性の向上 伝統・歴史・文化 ※登録№ ※登録年月日 18D2019 2007.3.1 ※変更登録年月日 開発年月 2011.3.2 2006年6月 (必ず,どちらかを選択してください。) 製品 材料 その他 環境 景観 公共工事の品質確保・向上 リサイクル 自由記入 開発目標 (複数選択可) 開発体制 省人化 施工精度の向上 省力化 耐久性の向上 経済性の向上 安全性の向上 作業環境の向上 周辺環境への影響抑制 地球環境への影響抑制 省資源・省エネルギー 品質の向上 その他 ( 単独 共同研究 ( 民・民 開発会社 (株)プロテックエンジニアリング リサイクル性向上 ) 民・官 民・学 ) 公的支援助成等(「Made in 新潟 新商品調達制度」)の関連の有無 無し 有り 該当の有無 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 会社名 (株)プロテックエンジニアリング 担当部署 技術開発部 担当者 山本 満明 新潟県北蒲原郡聖籠町蓮潟5322-26 住 所 問合せ先 Tel 025-278-1551 Fax 025-278-1559 E-mail [email protected] ホームページURL http://www.proteng.co.jp Ⅵ 新技術の概要(アブストラクト)※検索結果に表示する技術の概要です(全角127文字以内) PSTスノーフェンスは,これまでの鉛直型雪崩防護柵にプレテンション鋼管柱を採用し,高性能で経済 的な防護柵として開発された工法である. 新技術の概要 ①何について何をする技術か? 斜面雪圧や雪崩荷重に対し,荷重に応じてバランスよくプレストレスを鋼管に導入し,効率的な応力バ ランスを実現させる技術である.その結果,従来工法に比べて,大きな荷重にまで適用範囲が広がり, コストダウンが図られ,より経済的な雪崩防護柵として利用可能である. ②従来はどのような技術で対応していたか? 支柱(H鋼)間隔を小さくすることによって,雪圧に対応させ,高コストであった. ③公共工事のどこに適用できるか? 道路改良に伴う切土斜面のせり出し防止や,雪崩などの災害箇所に適用できる. 様式2 概要説明書(その2) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 ※登録№ 18D2019 新技術のアピールポイント(課題解決への有効性) これまでの鉛直型雪崩防護柵にプレテンション鋼管柱を採用し,高性能で経済的な防護柵として開発された工 法である.部材は,プレストレス鋼管柱とワイヤー,ネットで構成され,山側控えアンカーは必要に応じて設置を行 う.プレストレス鋼管柱は地盤に直接設置を行い,コンクリート基礎は不要である.PSTスノーフェンスは,その高 い性能から,せり出し防止柵としてだけではなく,雪崩衝撃力が作用する雪崩防護柵としても使用が可能である. 新規性及び期待される効果 ①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?) 鋼管支柱にプレストレスを導入することによって,支柱の剛性を高めている. ②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?) 支柱の鋼管径を小さくすることや支柱間隔を広げることによるコスト縮減およびプレストレスを両側に導 入することにより山側アンカーの設置を省略することも可能である. 適用条件 ①自然条件 積雪地域 ②現場条件 自然斜面,人口斜面ともに施工可能 ③技術提供可能地域 道路際のせり出しや雪崩の発生する地域 ④関係法令等 除雪・防雪ハンドブック[防雪編],道路防雪便覧等 適用範囲 ①適用可能な範囲 設計積雪深5.0m程度 ②特に効果の高い適用範囲 せり出し対策が必要な場合で,設計積雪深が3m以上 ③適用できない範囲 大口径ボーリングによる削孔が不適な箇所 ④適用にあたり、関係する基準及びその引用元 除雪・防雪ハンドブック[防雪編],道路防雪便覧等 留意事項 ①設計時 ・積雪条件,支持地盤の土質定数およびアンカーを使用する場合の,アンカー定着地盤の強度および 支持地盤の深さ ・雪崩荷重を考慮する場合は,アンカーが破損する恐れがあるため,アンカーとの併用は行わない. ②施工時 ・削孔時の施工機械の運搬,施工ヤード ・アンカー使用の場合,既設構造物のアンカーの有無,打設位置 ③維持管理時 初年度のワイヤーのなじみ ④その他 様式2 概要説明書(その3) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 活用の効果 比較する従来技術 項目 ※登録№ 18D2019 鋼製鉛直柵 活用の効果 経済性 工 程 品 質 安全性 施工性 周辺環境への影響 比較の根拠 向上 ( 46 %) 同程度 低下 ( %) 下記内訳による 短縮 向上 ( 37 %) 同程度 同程度 増加 低下 ( %) 支柱本数が少ないため工期短縮が図れる. 向上 向上 同程度 同程度 低下 低下 既存技術と同様と考えられる. 向上 同程度 低下 支柱本数が少ないため透過性がよく景観を 阻害しないため既存工法より優れる. JIS規格に則るため既存技術と同様と考えられ 支柱本数が少ないため施工性がよい. 活用の効果の根拠 36 単位 m 新技術(A) 従来技術(B) 変化値A/B(%) 基準数量 経済性 工 程 16,856千円 12日 31,135千円 19日 ●新技術の内訳 基準数量: 36m 項 目 仕 様 数量 単位 材料費 組立費 プレテンション鋼管 クレーン架設 1 1 8 式 式 本 大口径ボーリング工 ダウンザホールハンマ 単価 (千円) 297 合計 m当り 金額 (千円) 13,100 1,380 2,376 あたり 摘 要 見積(数量・単価) 自社歩掛 土木工事積算基準 16,856 468 ●従来技術の内訳 基準数量: 36m 項目 仕様 数量 単位 材料費 組立費 H鋼,角型鋼管 クレーン架設 1 1 式 式 26 本 大口径ボーリング工 ダウンザホールハンマ 合計 m当り 54% 63% 単価 (円) 金額 (円) 19,997 2,506 332 8,632 31,135 865 あたり 摘 要 様式2 概要説明書(その4) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 施工単価 歩掛りなし 歩掛りあり( 項 目 仕 様 数量 単位 材料費 組立費 プレテンション鋼管 クレーン架設 1 1 8 式 式 本 大口径ボーリング工 ダウンザホールハンマ 18D2019 ※登録№ 標準 ・ 単価(円) 297,000 合計 1m当り 協会 ・ 自社 ) 金額(円) 摘 要 13,094,520 1,380,871 見積(数量・単価) 2,376,000 土木工事積算基準 研究会歩掛 16,851,391 468,000 施工方法 施工手順 ① 大口径削孔機により,根入れ長を削孔する. ② プレテンション鋼管柱を建て込む. ③ 削孔部にモルタルを充填する. ④ ワイヤーロープ,鋼材部,ネットなど上部一式を取り付けて終了. 残された課題と今後の開発計画 ①課題 PC鋼棒の定着方法の改良 ②計画 定着方法の改良実験 施工実績 新潟県の公共事業 あり 11 5 他の公共機関 民間等 特許・実用新案 特 許 実用新案 他の機関による 評価・証明 なし 0 あり 出願中 出願予定 なし あり 証明機関 制度名 出願中 出願予定 なし 番号 評価等年月日 証明等範囲 番 号 特許出願2006-171998 様式2 概要説明書(その5) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 概要図、写真等 ■ イメージ図 支柱詳細図 ※登録№ 18D2019 様式2 概要説明書(その6) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 施工実績一覧 区分 発注者 県 内 に お け る 施 工 実 績 ※登録№ 18D2019 地域機関名 施工時期 工 事 名 国交省 新潟国道事務所 平成21年 新発田管内構造物維持工事 新潟県 長岡地域振興局 平成21年 栃尾、山古志線緊急地方道(雪寒) 雪崩予防施設設置 工事 新潟県 十日町地域振興局 平成21年 真田高島線緊急地方道(県道改築)雪崩対策工 事 国交省 新潟国道事務所 平成21年 村上防雪工事 国交省 新潟国道事務所 平成21年 阿賀防雪工事 国交省 新潟国道事務所 平成20年 栄山防雪施設工事 国交省 新潟国道事務所 平成20年 村上管内防雪施設工事 国交省 長岡国道事務所 平成19年 三国防雪施設工事 新潟県 長岡地域振興局 平成18年 (主)柏崎高浜堀之内線 緊急地方道(改築) 道路改良工事 他 2件 県 外 に お け る 施 工 実 績 富山県 砺波土木センター 平成21年度 一般国道471号創造交付金(雪寒)利賀雪崩予防 柵工事 長野県 長野建設事務所 平成20年 地方道路交付金(雪寒・防雪)工事(一)杉野沢黒 姫(停)線 富山県 立山土木事務所 平成19年度 主要地方道富山立山公園線 臨時道路交付金(雪寒) 雪崩予防柵設置工事 国交省 福井河川国道事務所 平成19年度 美浜東BP山上地区切土その他工事 富山県 氷見土木事務所 平成19年 平成19年度一般県道氷見志雄線地方特定道路 雪寒雪崩防護柵工工事 様式2 概要説明書(その7) 新技術の名称 プレテンション鋼管式鉛直型雪崩防護柵工法 ※登録№ 18D2019 新技術提供企業 区分 企業名 担当部署 担当者 代 表 (株)プロテックエ ンジニアリング (施工・販売) 技術開発部 山本 満明 ㈱アドヴァンス (施工・販売) 営業企画部 川口 晃 ㈱興和 (施工・販売) 営業部 課長 山崎 邦彦 代 表 以 外 住所 TEL FAX E-mail 新潟県北蒲原郡聖籠町蓮潟5322-26 025-278-1551 025-278-1559 [email protected] 新潟県新潟市中央区川岸町3-17-22 025-233-4131 025-233-4152 [email protected] 新潟市中央区新光町6-1 025-281-8812 025-281-8832 [email protected]
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