製品安全データシート モノドクター水和剤

[モノドクター水和剤]
[丸和バイオケミカル㈱]
[22782-01]
[2010/12/10]
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作成日 2010 年 12 月 10 日
製品安全データシート
1. 【 製品及び会社情報 】
製品名
モノドクター水和剤
会社名
住所
担当部門
電話番号 / FAX
推奨用途及び使用上の制限
整理番号
丸和バイオケミカル株式会社
東京都千代田区神田須田町二丁目 5 番 2 号
開発本部 開発部
Tel: 03-5296-2313
Fax: 03-5296-2321
除草剤、農薬登録以外の使用は不可。
22782-01
2. 【 危険有害性の要約 】
GHS 分類(分類 JIS)
物理化学的危険性
自然発火性固体
健康に対する有害性
急性毒性(経口)
急性毒性(経皮)
急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)
皮膚腐食性/刺激性
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性
皮膚感作性
発がん性
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
環境に対する有害性
水生環境有害性(急性)
水生環境有害性(慢性)
区分外
区分 4
区分外
区分 2
区分外
区分 1
区分外
区分 1A
区分 2(呼吸器系)
区分 3(気道刺激性)
区分 1(甲状腺、下腿筋)
区分 2(呼吸器系、腎臓)
区分 1
区分 1
*記載の無い危険有害性については分類対象外または分類できない。
ラベル要素
絵表示又はシンボル
注意喚起語
危険有害性情報
危険
飲み込むと有害
吸入すると生命に危険
重篤な眼の損傷
発がんのおそれ
呼吸器系の障害のおそれ
呼吸器への刺激のおそれ、または、眠気やめまいのおそれ
長期にわたる、または、反復暴露により臓器(甲状腺、下腿筋)の障害
長期にわたる、または、反復暴露により臓器(呼吸器系)の障害のおそ
れ
水生生物に非常に強い毒性
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性
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[丸和バイオケミカル㈱]
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注意書き
【安全対策】
取扱い後は手をよく洗うこと。
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。
粉じんを吸入しないこと。
屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。
呼吸用保護具を着用すること。
保護眼鏡、保護面を着用すること。
使用前に取扱い説明書を入手すること。
すべての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
指定された個人用保護具を使用すること。
環境への放出を避けること。
【応急措置】
飲み込んだ場合:気分が悪い時は、医師に連絡すること。
口をすすぐこと。
吸入した場合:被災者を空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿
勢で休息させること。直ちに医師に連絡すること。
眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズ
を着用していて、容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続ける
こと。直ちに医師に連絡すること。
暴露または暴露の懸念がある場合:医師の診断・手当てを受けること。
暴露した時、または気分が悪い時は、医師に連絡すること。
気分が悪い時は、医師の診断・手当てを受けること。
漏出物を回収すること。
【保管】
容器を密閉して換気の良いところで保管すること。
施錠して保管すること。
【廃棄】
内容物、容器を関連法規ならびに地方自治体の基準に従って廃棄す
ること。
都道府県知事などの許可を受けた専門の産業廃棄物処理業者に委託
して適切に処理すること。
3. 【 組成、成分情報 】
単一製品・混合物の区別
化学名 (又は一般名)
化学式
混合物
ビス(N,N-ジメチルジチオカルバミン酸)亜鉛(一般名ジラム)
ジラム
C6H12N2S4Zn
化審法 No.
成分及び含有量
<有効成分>
ジラム
75.0%
<その他>
鉱物質微粉、界面活性剤等
(シリカ
(イソプロピルアルコール
(酸化アルミニウム
25.0%
7.75%)
0.05~0.2%)
<6.25%)
4. 【 応急措置 】
吸入した場合
皮膚に付着した場合
(2)-1833
(9)-607
安衛法 No.
CAS No.
2-(5)-71
137-30-4
(1)-548
(2)-207
(1)-23
7631-86-9
67-63-0
1344-28-1
被災者を空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢
で休息させること。直ちに医師に連絡すること。
直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと。
多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚刺激または発疹が生じた場合は、医師の診断・手当て
を受けること。
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眼に入った場合
飲み込んだ場合
5. 【 火災時の措置 】
消火剤
使ってはならない消火剤
火災時の特有の危険有害性
消火方法
消火を行う者の保護
6. 【 漏出時の措置 】
人体に対する注意事項・
保護具及び緊急時措置
環境に対する注意事項
封じ込め及び浄化の方法・機材
二次災害の防止策
7. 【 取扱い及び保管上の注意 】
取扱い
保管
8. 【 暴露防止及び保護措置 】
設備対策
保護具
呼吸器用の保護具
手の保護具
眼の保護具
水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用
していて、容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を
続けること。直ちに医師に連絡すること。
気分が悪い時は、医師に連絡すること。
口をすすぐこと。
被災者に意識のない場合は、口から何も与えてはならな
い。
水、粉末、不活性ガス、泡など
情報なし
火災時には一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物などの
有害なガスを生じるので、消火作業の際には、煙を吸入し
ないように注意する。
消火作業は風上から行う。
火災発生場所の周辺に関係者以外の立ち入りを禁止す
る。
消火のための放水等により、環境に影響を及ぼす物質が
流出しないよう適切な措置を行う。
消火作業では、適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク)を着用
する。
屋内の場合、処理が終わるまで十分に換気を行う。
多量の場合、人を安全に退避させる。
漏出時の処理を行う際には、必ずゴム手袋、保護眼鏡、保護
衣等を着用すること。
流出した製品が河川等に排出され、環境への影響を起こさな
いように注意する。
漏出したものを直ちに掃き取り、空容器に回収する。
特になし
取扱いは、換気のよい場所で行う。
屋外での取扱いは、できるだけ風上から作業する。
保護手袋および保護眼鏡・保護面を着用する。
取扱い後は、手、顔等をよく洗い、うがいをする。
容器を転倒、落下させ、衝撃を加え、又は引きずる等の乱暴
な取扱いをしてはならない。
取扱う場合は、局所排気内、または全体換気の設備のある場
所で取扱う。
過度の湿気を避け、常温にて火気を避け、密封し冷暗所に保
管する。
食品や飲料から離して保管する。
取扱いについてはできるだけ密閉された装置、機器又は局所
排気装置を使用する。
取扱い場所の近くに、眼の洗浄および身体洗浄のための設
備を設置する。
防じんマスク
保護手袋
保護眼鏡、保護面
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皮膚及び身体の保護具
9. 【 物理的及び化学的性質 】
外観
pH
融点/凝固点
比重
水溶解性
n-オクタノール/水分配係数
10. 【 安定性及び反応性 】
安定性
危険有害反応可能性
避けるべき条件
混触危険物質
危険有害分解生成物
11. 【 有害性情報 】
急性毒性(経口)
急性毒性(経皮)
急性毒性(吸入)
皮膚腐食性/刺激性
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性
皮膚感作性
発がん性
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
12. 【 環境影響情報 】
生態毒性
魚類
甲殻類
藻類
長ズボン・長袖の保護服、保護長靴、保護前掛け
類白色水和性粉末
7.6
ジラム:>245℃(融点)
0.25
ジラム:0.4g/L(24.0℃)
ジラム:logPow=1.23
通常の温度及び保管条件では安定。
通常の取扱いにおいては安定。
多湿
情報なし
加熱や燃焼により分解し、一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄
酸化物などの有害なガスを生じる。
ラット LD50:♀300~2000mg/kg
ラット LD50:♂♀>2000mg/kg
粉塵、ミスト:推定値 ATEmix=0.12mg/L(毒性未知成分濃
度 25.0%)のため、区分 2 とした。
ウサギ 刺激性なし
ウサギ 原末では強度の刺激性を示し、投与後 21 日でも
完全に回復しなかったため、区分 1 とした。67 倍希釈液
(最高使用濃度)では刺激性なし。
モルモット(Buehler 法)感作性なし。
本製品は鉱物質微粉として天然の粘土鉱物を含み、その
中に区分 1A の石英(シリカ)を 0.1%以上含むと考えられる
ため、区分 1A とした。
本製品は鉱物質微粉として天然の粘土鉱物を含み、その
中に区分 1(呼吸器系)の石英(シリカ)を 1.0%~10%含む
と考えられるため、区分 2(呼吸器系)とした。区分 3(気道
刺激性)のジラムを 75.0%含むため、区分 3(気道刺激性)
とした。
区分 1(甲状腺、下腿筋)のジラムを 75.0%含むため、区分
1(甲状腺、下腿筋)とした。本製品は鉱物質微粉として天
然の粘土鉱物を含み、その中に区分 1(呼吸器系、腎臓)
の石英(シリカ)を 1.0%~10%含むと考えられるため、区
分 2(呼吸器系、腎臓)とした。
コイ LC50 値(96hr):0.77mg/L
オオミジンコ EC50 値(48hr):0.25mg/L
緑藻 ErC50 値(72hr):0.13mg/L
急性:藻類の ErC50 値より、区分 1 とした。
慢性:急性区分 1 であり、急速分解性および生物蓄積性
が不明であるため、区分 1 とした。
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13. 【 廃棄上の注意 】
内容物、容器を関連法規ならびに地方自治体の基準に従
って廃棄すること。
都道府県知事などの許可を受けた専門の産業廃棄物処
理業者に委託して適切に処理すること。
14. 【 輸送上の注意 】
国内規制
特別の安全対策
船舶安全法:危規則第 3 条 危険物告示別表第 1 毒物
類・毒物
航空法:施行規則第 194 条 危険物告示別表第 1 毒物
類・毒物
該当法令に従い、包装、表示、輸送を行う。
輸送前に容器の破損、腐食、漏れ等がないことを確認す
る。転倒、落下、破損がないように積み込み、荷崩れの防
止を確実に行う。
輸送容器は衝撃を与えないように、ていねいに取扱う。転
倒したり、激突させたりしない。
15. 【 適用法令 】
農薬取締法
労働安全衛生法
化学物質排出把握管理促進法(PRTR 法)
毒物及び劇物取締法
消防法
第 22782 号
第 57 条の 2 通知対象物
シリカ(政令番号 312)
イソプロピルアルコール(政令番号 494)
酸化アルミニウム(政令番号 189)
ジラム(第 1 種・328)
該当なし
該当なし
16. 【 MSDSの作成と改訂に関する情報を含むその他の情報 】
事故に伴い急性中毒の恐れがある場合
(財)日本中毒情報センター 中毒110番
一般市民専用電話
医療機関専用有料電話
(通話料のみ)
(1件につき2000円)
大阪中毒110番
072-727-2499
072-726-9923
(年中無休、24時間対応)
つくば中毒 110 番
029-852-9999
029-851-9999
(年中無休、9~21 時対応)
記載内容は十分な配慮に基づき作成しておりますが、新しい知見により改訂されることがありま
す。本データシートは情報を提供するものであって、品質や安全性等に関していかなる保証もす
るものではありません。危険・有害性等の評価は必ずしも万全ではありませんので、取扱いには
十分注意を払って下さい。また、注意事項は通常の取扱いを対象としております。